朝は寒いです。シュラフを出さないで眠れると思ったのですが、やっぱり寒かったです。５時３０に起床です。外は、まだ誰も起きていないようです。

 　やっぱり爆睡できなかったので頭がぼーっとします。インスタントコーヒーを入れて喝を入れます。真夏じゃないので朝のホットコーヒーが美味いです・・・。買い込んだ菓子パンで軽く朝食を済ませます。

 　家族連れが起き始める前に、洗顔、歯磨きを済ませて、テントの撤収を始めます。大事なのは ナメクジの有無です・・・ 。巻き込んだら大変です。ナメクジはどこかに行ったようです。

　ちょっとサイトから離れたところでエンジン始動。暖機します。にしても・・・、ライト、 暗ぇぇぇぇぇぇ！！！

 　７時前にスタートです。折り返しはどこか気楽です。まずは第一目標は熊野本宮です。交通量の少ないＲ１６８を北上です。紀伊半島縦断国道を北上開始です。基本的に酷道・・・。なので、川をちら見すると、土砂崩れ・・・。いろんなところで崩れてます。これが道路側だったらと思うと怖いです。

 　キャンプ場から熊野本宮大社は近いです。あっと言う間に到着です。

 　鳥居をくぐると・・・、雰囲気もってます。まだ早い時間なので参拝者は少なめです。

 　これが本殿？さっそくお参りです。本宮なので総本山だと思うので、ご利益はありそうです。７時くらいですが、神殿でひと組の家族が祈祷を受けていました。祝詞をただでゲットです。

　熊野本宮といえば、 八咫烏 らしいです。去年読んだ古事記には出てきたような覚えがありますが、どういった謂れが言ったかは忘れました。が、神殿の中の脇には、日本サッカーチームのユニフォームが３着くらい飾られてました。

 　お参りもしたので、熊野本宮をあとにします。ちいさなおみやげ屋さんがあったのですがさすがに開店していませんでした。

　ここに来る途中、実はかなり頭の悪いものが見えました。てっきりその規模から熊野本宮のものかと思っていたのですが、そうではないようです。入り口の看板にその正体が書いてありました。それは、

 　そう、 日本一の大鳥居 です。すぐそばにあるようなので行って見ます。

　さぁ・・・、頭の悪い大きさのものが見えてきました・・・。明らかに周囲の木々なんかと比べるとオーバーサイズ・・・。その威容が分ります。

 （設計図の縮尺１：２を間違えて書いて、２：１で、そのまま作っちゃいました、っていう頭の悪い感じ・・・。図面がそうなんで、愚直に作りました！、みたいな・・・。）

　まぁそんなことはないでしょうが、まるで、

　鳥居には 八咫烏 の紋があります。と、その横に鳥が！

 　御神鳥！？まさか、 八咫烏！？

　 多分、

　さぁ、ホーリーパワーをゲットしたので再スタートです。十津川沿いに、上質とはいえませんがややタイトなクネクネ道を北上します。どこか木曽路にも似ていますが、広大な山裾に負けない広い川原は迫力です。

　早朝なのでＲ１６８は貸切です。だんだんペースをあげていくと、バスが目の前に出てきました。そのバスの後ろには、紀伊半島の画と、星図のような線画が描かれていて、そのコピーが、

　線画のルートをみると・・・、昨日の南下分を思い出してめまいがしてきました。あの距離と酷道をバスで・・・。疲れそう・・・。

　って、考えながら追走していると、いきなり目の前に、

 　滝が現れました！十二滝とか書いてます。なかなか落差のある美しい糸のような滝です。バイクとパチリ。いい画が撮れました。

　さて、また北上を開始です。何回か川を橋で渡って、飽きません。途中でＲ４２５と交差しました。今回はＲ４２５は止めておきました。次の目的地、日本一のつり橋を目指しました。

　その５に続く。