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今日は久しぶりにマギーさんとのレッスンでした。術後でしょうか、体力消耗の免疫力低下のためかマスクを義務付けられているようです。しゃべるのが大変そうです。でも久しぶりに会えてわくわくです。
狙っているわけじゃないですが、生徒母数が少ないクラスなので、マンツーマンが多いです。そうなると、話題が脱線しやすくなります。今日も不謹慎な話題に流れました・・・。純粋な興味なんでしょうけど・・・。話の始まりは日本の治安からでした。
「お久しぶりですね、調子はどうですか?」
「あー、眠いですねー、ちょっと。」
「体調でも悪いんですか?」
「いえ、昨日飲み会で、遅くまで飲んでいたので・・・。」
「二日酔い?頭は痛いですか?」
「それはないです。」
と言う話から、遅い時間の話になりました。たまたま、今日のテーマに、女性の深夜のひとり歩きは危険ですか?みたいなのがあって、彼女が言うには、
「ほんと、これ日本に来て一番驚きでしたねー。遅い時間に若い女性が暗い夜道を結構ひとりで歩いているのをみて、えーって思いました。」
「名古屋は街灯がいっぱいでそうでもないんじゃないですか。」
「確かにそうだけど、まぁ最近は日本の環境に慣れたわ。ほーんと日本は安全ね。」
「でも、凶悪犯罪も増えましたよ、日本にもどんどん外から人が入ってますし、女児連れ去りとか多いですよ。学校から不審者のメールとかよく来ます。」
「学校はそういう人に対して何か行動するんですか?」
「実際には、本当に不審者か分らないから警察に連絡して、情報をメールで流すくらいじゃないですか?あとは集団で登下校するし、シルバーの人たちが通学路に立ってたりしますよ。」
「集団登下校・・・、いいシステムね。それにボランティアが立つのもいいシステムね。」
「あっちじゃよく、スクールバスを使うんじゃないですか。」
「そー、そー、使います。そういう意味では家の門まで親に連れられて乗せられて、帰りもすぐに親に引き連れられて、あっちの子供達は自分で何か決めるってことは逆にないですよ。日本の子供のほうが自立してますよ。」
「へー。でもスクールバス、武装車みたいに頑丈そうですよね。」
「確かにねー。でもそれだけ安全じゃないのよ。たとえばー、日本の女性は「メイス」って持ち歩きます?」


(持ち歩かねーよ、そんなもん!)
「えーと、襲われた時用の、シューっとするやつです。」
「あ、スプレーなんですね、分ります。」
多分催涙スプレーのようなものです。
「あと、スタンガンとかあっちではよく持ってますよ。」
いや、ほんと物騒なんですね。
「そうね・・・、いろいろママから教わったわ。たとえばクルマのキー。」

「乗り降りするときのキーの持ち方は、こうしなさい!とかね。」

・・・。うーん、なんだか・・・。分るんですけど、とっても実践的過ぎて嫌ーっ、な感じです。
「もう・・・、武器ですね、ほとんど・・・。」
「日本は平和。警察官も少ないし。実際、警察官が取り締まったり、罰したりしているところ日本じゃ見たことないわ・・・、あっ!罰則といえば変なこと聞いていいですか?」
「え?えぇ・・・、なんですか?」
「日本に来て友達から聞いたことなんだけど、とっても驚いたことがあって・・・。聞いてもいいのかなー。知っている範囲でいいのよ、いろいろ知りたくて。」
「知ってることなら・・・、どうぞ、なんですか。」
「デスペナルティについて。」
「ハイ?」
「あ、えーっと、こういう字。」
書き書き・・・、
「あ、ハイハイ、死刑ですか?日本はまだありますよ。それが驚くことなんですか?」
「いえいえ、あちらにもあります。そうじゃなくて・・・、日本では突然行われるんですか?」
よく言っている意味が分りませんがー、何回か話していて分りました。あー、そういうことを知りたいのか。
「あ、分りました、そういうことですか。ハイハイ、日本では、刑執行当日の朝、本人に今日、刑が執行される旨が伝えられるんです。」
「オー、マイ!とーっても怖いわね!オー、オー・・・、いきなり今日、とか言われたら・・・。恐ろしいです。」
自分も専門家じゃないので分りませんが、確か日本では刑執行の事前告知はしてないはずです。あっちはどうなんでしょう?
「行われる数は法務大臣?によりますよ。多い年もありますし。向こうはどうなんですか?」
「執行日は裁判時でもう決まってます。」
刑執行といえば、事件、事件といえば・・・、
「Xファイルって知ってます?大好きな海外ドラマだったんですけど。」
「あー、私はよく分りませんけど、旦那が好きですよ。」
(旦那・・・。)
「FBI捜査官の話なのでよく電気椅子とかガス室とか出てきてましたよ。」
「えー・・・、Xファイルっていつのドラマなんですか?電気椅子とかもう全米で廃止されましたよ。」
「1994年とかそのくらいじゃないですか?」
「やっぱり2000年の前には廃止されました。」
「じゃあ、今は極刑はないんですか?」
「電気椅子とか残酷じゃないかって意見があって。向こうでは、刑の執行に犯人の親族なんかも立ち会うんです。」
(遺族側からしたら受け入れられないんだろうな・・・。)
「だから3ショットです。」
「?3ショット?」
「私も確かじゃないけど、注射を3本打ちます。初めの1本で眠って、2本目が心臓、3本目が呼吸を止めるんです。」
「日本は絞首刑ですからね・・・。」
「アメリカで犯人なったら、ミネソタ州に逃げて捕まれば、そこは死罪はないわね。」
そういう問題でしょうかねー。でも、ほんと、マニアックなネタが好きですねー。もっと過激な意見も出ましたが、紹介できず。日本語も一生懸命勉強中だとかですが、今日出てきた言葉が、「はんにん」とか・・・。なんか偏ったもの、見てそうです。
24歳くらいの美人さんと、アホなトーク・・・。萌えます。
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