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今日も艦これ続編を楽しみます。今日は3、4巻を視聴です。
で、4巻についに大和登場です。艦これの中での人気度は史実のそれとは異なると思うんですが、大和は知名度からしたら絶対にチラッとでも1巻から登場するものだと思っていたら3巻終わるまで出ませんでした。

艦これアニメを見ていて思うのが出てくる作戦名は史実におおよそ基づいています。
南方に進出、珊瑚海海戦を経て、一大海軍拠点、トラック島へ移動します。そこで大和さん登場です。扱いは豪華な衣食住を供給するホテル大和のオーナー扱いです。
へー・・・、ここでホテル大和呼ばわりの逸話を挿入です。
その存在を国民にも秘匿された軍機艦、大和型です。なかなかお話に登場しなかったのは、その辺も考慮して、の演出だったようです。来るべき決戦に備えてトラック泊地で訓練を重ねますが、実戦の海は遠く・・・。
要はすでに戦いは航空機の時代に移り、その大艦巨砲は戦略的価値を失いつつありました。そんな無為に過ごす中、その巨艦は当然ですが新鋭艦と言うこともありますが、兵員室は他の艦に比べて広く、しかも当時から空調を備えていました。ということは、熱エネルギー交換が可能なので、冷蔵庫、冷凍庫もあり、大和型ではかき氷も配給されたようです。
また軍楽隊も備え、日夜演奏が繰り返されるうちに、いつしか皮肉をこめて大和ホテル、武蔵旅館と呼ばれる2艦になりました・・・。

その悲哀を4巻では触れていて、大和型の歯がゆい思いを上手く演出していました。
で、やっぱり三式弾を放ち、敵機を一気に4機葬り去ります。昔読んだ戦記にもそんな描写がありますがー、事実なんでしょうか。

大和ミュージアムにあった、搭載弾種。真ん中が三式弾。簡単に言えば散弾です。米軍の信管、金属を探知して爆発させるVT信管が有名すぎますが、日本は時限信管です。
アナログですがー、その信管は測距情報だけでなく、各諸元がそれらを処理、演算する射撃装置に集められ、時限がセットされました。いわゆる今で言うコンピューターです。

大和の高角砲、機銃群と射撃装置の再現セット。
映画なんかでは、各機銃と敵機の一騎打ちが描かれますが、実際に高速で動き回る戦闘機に旋回、仰角が追従できるわけありません。如何に目標敵機に有効弾を集中させるか。
それが射撃装置で2~4個の機銃、高角砲を統括します。その装置で、目標を捕捉、追従し続けると、それに連動して機銃群の旋回、仰角がオートで追従します。リモートです。当時のハイテク、秘密兵器のひとつでした。
実際はシューティングゲームではなく、敵機が上空から侵入、急降下に入って、爆弾投下までの数分間の間に何十発放ち、その中から有効弾を得る、という実践的な考えでした。
結構、昔のテクノロジーもやるものです。
そんな、大和さん登場の、感慨深い4巻でした。いいねぇ・・・。
もっといいのは、高飛車、
正規空母、瑞鶴さんです。史実では囮部隊となって敵機動部隊をひきつけます。
虎の子正規空母瑞鶴を犠牲にまでしたレイテ突入作戦は、水上部隊突入直前のなぞの反転で終わります。太平洋戦争中、最大のミステリーのひとつです。大和、瑞鶴に座乗した各提督は、戦後臨終の病床で再び無言で手を握り合い・・・、なんて逸話があったような無かったような。
そんな大和と瑞鶴さん、萌えます。
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