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2022.12.11
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カテゴリ: クルマ
 これはただ上に持ち上げるだけでした。ゴム穴に金属のボール状突起がはまっているだけの構造でした。
 ダイレクトイグニッションコイルが見えます。3気筒か。まあ1.2リッターだからそうだけど、決して、決して高回転エンジンではないです。
 一番奥、ウィンドシールドの下付近にエアクリーナーボックスがあります。まずはビス2本外します。トルクスネジでした。
 あとはボックス左にある爪を外します。これはトヨタとかと同じです。
 この状態で蓋をあけてみたけど、全然広がらないので、やっぱりサクションホースも抜きます。
 これで蓋が少しフリーに。それでも蓋の上部の隙間はせまく、手前側を持ち上げるのがやっと。奥はヒンジか、勘合があるのかフリーで持ち上がりませんでした。まあ、抜けてしまっても、奥は全く見えないので、なにかしらの勘合形状に合わせるのは至難の業。手前だけ持ち上がる構造が正解とも感じました。
 しかし・・・、結構厚みにあるエレメント。どうやって取り出すのか・・・。
 べろーん、と引っ張り出しました。ギリギリのクリアランス。こういう作業性を前提とした確信犯なのか、もっと他に方法があるのか・・・。真っ黒、ではないけどなにか黒い塊が何点か見えます。
 新旧比較。4万キロ弱使用。全体的に薄汚れています。大きさが違って見えるのは、新品の方は箱に乗せてるからで、当然サイズは同じ。国産でよくみるエレメントより圧倒的蛇腹数!
 念のため、ボックス内にスマホを入れてのぞいてみると、
!!.gif
 あらー、何かのスポンジがボックス底面に落ちてるし、上の方のスポンジもボロボロ。
 とりあえず底面に落ちてるやつは、回収しておきました。
 エアクリーナーボックス内のボロボロのスポンジ、というとGSXのスポンジを思い出します。ブローバイガスのボックス入り口にあるやつ。同じ用途のスポンジなのか・・・。不明です。なんのスポンジなんだろう。
d2017051423.jpg
 とりあえずマリモみたいな塊を除去。
 新しいエレメントを逆の順序で滑り込ませます。これ、絶対やり方違う気がします。
 この厚みのあるエレメントを奥から斜めに差し込んで、真下に押し込むのにひと苦労。真上からはめればイージーですが、なにしろ厚みが。よくネットで見る、K&N製のフィルターに交換、とかなら薄手だと思うので入れやすいとは思います。でも、薄手の湿式だとメンテサイクルは一気に増えると思うから、純正タイプが無難かな、と感じる交換作業性の悪さなのでした。セットは奥が難しいです。奥に手を入れて、奥を上に持ち上げてあげると、比較的真下にストン、と落ちてくれて楽でした。忘備録。
 蓋を締めて、ビス2本、クリップをはめて、サクションホースをつなぎます。んで、インシュレーターも戻して完了です。試行錯誤込みで30分の作業でした。
 汚れたエレメントを太陽に透かしてみます。太陽が透けて見えない。新品だと、日光がキラキラ見えました。その写真、撮ってませんでした。整備記録あるあるです。走行4万弱でそれなりに汚れをキャッチしていたのかな。
 刻印がかっこいい!
 それにしてもこのスポンジ、
 気になるのは買ったリプレイスエレメントに変なスポンジのブロックが付属してきたこと。
 化粧箱の隙埋め用かと思ってたけど、例のボロボロのスポンジの交換用とか?もしそうだったとしても、あの作業スペースでは確実な作業は無理。まあ、普通は乗り潰すまでエレメントなんて交換しないことも多いだろうから、今回はみなかったことにします。
 エレメントひとつとっても国産と海外、違うものです。あまりやりたくない作業性なのでした。

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最終更新日  2022.12.11 12:31:02
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