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工力 @ こんにちは 東野圭吾、好きだったんだけど最近いまい…
noricotri @ Re[1]:帰ってまいりました♪(08/23) アネマジロさん >とりあえず ご無事(…
noricotri @ Re:書き込みありがとうございました(08/23) 工力さん >カナダの人は家にカギを掛け…
アネマジロ @ Re:帰ってまいりました♪(08/23) おかえり~~^^ とりあえず ご無事…
工力 @ 書き込みありがとうございました カナダか~。いいですね。 カナダの人は…
Jul 24, 2004
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カテゴリ: 本・読書
神様のボート ( 著者: 江国香織 | 出版社: 新潮社 )


わたしはかならず本屋に(それも、しばらくぶりに)気合いをこめて向かう。
何も、「100冊」が欲しいというのではなく、
単に自分の時間が少しできる時期が、この「100冊」の時期と重なるだけなのだけれど。

今回買ったのは、江國香織「神様のボート」、湯本香樹実「夏の庭」、恩田陸「Q&A」。
この土日、相方の家に行ったので、とりあえず「神様のボート」だけ持っていった。

かつて年の離れた「先生」と結婚していた主人公葉子。
彼女は、十数年、娘草子と「旅がらす」の生活を送っている。
理由は、葉子が「あの人」と「骨ごと溶けるような恋を」したからである。

「あの人」について、ディテールは(葉子の言葉として)語られても、
一体どんな男なのか、あまりよくわからない。

「あの人」の、必ず戻ってくる、という言葉だけをたよりに、
さまざまな町に住み、そこに慣れるのを恐れるように引っ越しを重ねる葉子。
現実を見ようとしない母に、「自分は現実の中で生きたい」と、
現実を(結果的に)突きつける娘。

江國香織の小説は、ディテールの小説。
話が動かないように見える、その部分の中にこそ、
かえっておもしろみがあったりする。

ただ、今回、読者に読み方を指南するように「これは狂気の物語」といい、
「一番危険な小説」という(あとがきで)作者。



わたしの第一印象では、「これは葉子の妄想だ」。
あとがきで、その印象が強まったのですが。
どうなんでしょう??





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Last updated  Aug 7, 2004 06:51:35 AM
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