のりのり☆子育て日記☆

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(2)菓子撒き


パパ介の視点からです。

(2)菓子撒き

名古屋(の一部地域とその周辺)に今でも伝わる婚礼の 『菓子撒き』 があります。

そもそも、菓子撒きって何かというと、結婚や新築の棟上げの時に、家の屋根からお菓子やら小銭やらを投げて庭に集まったご近所さんに幸せのおすそ分けをするという行事です。初参加の人には、その取り合う姿にビックリすると思います。

結婚式当日、
新婦は、着付けをしながら自宅で待ち、新郎と仲人は新婦宅へ向かえに行きます。そして、ご先祖様に挨拶をしたら、玄関先に集まってくれた皆の間をお披露目の意味を込めて歩きます。そして、 「花嫁タクシー」 (車の屋根が一部分だけパカッと開くやつ)に乗り、そのまま式場へ向かうという段取りです。出発と同時に親戚達が一斉に菓子を上からばら撒き、奪い合いが始まるという順番です。


私達の場合はと言うと、
しきたりに則り、新郎が新婦の家に迎えに行きました。といっても、市役所に婚姻届を出してからの為、新郎の着付けは新婦宅で行い、余った時間は部屋にこもって当日の挨拶の練習をしていました。

いよいよ、新婦の準備が整い、2人でご先祖様に挨拶。(3人娘の長女をもらって行きます。スミマセン)
そして、外を見ると ナント 100人を超える近所の方・友人が集まっているではありませんか!!
うれしいやら、恥ずかしいやら 「どーも、どーも」と思いながら緊張した面持ちで歩いていたら  『ハッ』  と気づいたことが。

新郎は全然見られてない!! (思ってた以上に)

確かに新婦のご近所だし、新婦の晴れの姿だけど、この扱いはあまりにも・・・
ここで全てを悟りました。そうか、今日は オンナの晴れ舞台 なのだ。
気づくの遅すぎ? なんかそう思ったら、少し楽になれました。

うーん。 ウチの母親がしきりに結婚式の花嫁はとにかく綺麗でなくちゃダメ!! (綺麗というのは、ドレス・和装が華やかであるさま)
確かに、当人(新郎新婦)を見に来る人の目当ては、新婦の華やかさだしね。

結婚式当日は、新郎が披露宴までの『しきり』を頭に入れ、新婦はただ『見せる』事に集中してもらえば何よりなのだと今でも思います。まぁ、それまでの細々とした段取りは2人で考えるとして。


話を菓子撒きに戻すと、菓子撒きが始まったら集まった人たちは新郎新婦の事は忘れ、楽しそうに?取り合いをしていました。

(1)集まっていただいた皆様と(2)倉庫から菓子を撒く親戚です。
僕も一度投げてみたいです。
(もう少し良い絵をスキャナで取り込みアップ予定)

(1)菓子撒き1(2)菓子撒き2



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