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コロナ禍によって、やむなくブログ展。工房と教室で行っている草木染めは4タイプに分かれている。1.無地(1色~色分け多色) 2.絞り模様 3.ロウケツ模様 4.草木染めと素描き模様 もともとは手染めと手描きを仕事にして化学染料を使って着物を染めてきたので、草木染めを行うにも手染めと手描きが多くなった。もちろん仕事の経験上で型染も友禅も行ってきたけれど、本能的に手仕事が好きなので描くほうの技法を選んでいる(^^その中で『手絞りの草木染め』最近はウルシを使った染めが多い全体の展示の様子60㎝四方の木綿タペストリー、多色染めの絞り模様使った植物液はアカネ、ウルシ、ゴバイシなど手縫い手絞り、手染め加工絞りの色分けが美しくできると気持ち良い。草木染めの場合は絞りが甘いと、異なる媒染剤が入り込み、絞りのラインが汚く見えてしまう。木綿に良く染まりついて、耐光堅牢度の高い染料を選ぶと良い。下色を均一な状態に染めた色は染め重ねるとさらに深く、むっくりとした重厚な色面となる。ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
May 17, 2021
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明日17日から輪島市の『いろは蔵』で開催予定の『能登草木の染め展』は展示を行いましたが、石川県の緊急事態宣言によって一般公開することができなくなりました。一部、事前に開催のお知らせしていた皆様には、お詫び申し上げます。今回、新たな発表や展示を企画していましたが、新型コロナ感染状況が悪く不要不急の外出や集会、展示会等の開催は自粛となりました。昨日のブログの『ヒョウタン麻のれん』も実物を観てもらうことはできなくなりました。ということで、今回はやむなくブログ展示といたします。手描きのれん 麻きびら 約90㎝×150㎝ 手染め墨ボカシ 竹 手描き草木染め教室生徒作品手絞り模様 木綿のれん尚、感染状況が落ち着いた折には、草木染め関係者などの研修については事前予約でご覧いただけるよう手続きしたいと思っていますが。どの業界も仕事にならない状態で厳しい日々、やむをえないのだろうけど。学んできたことの発表会や研修もできないのは、次に進みにくいことになるのが残念。でも、実験は続けていく。自分自身への課題は終わっていないから。この染めの楽しみを見失うことは無い(^^ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
May 16, 2021
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今日は夏を感じさせる一日。よりによって、そんな日に限って私はガスコンロを抱えた(^^;生成りの麻のれんに柿渋染めのボカシをして、ヒョウタンを墨濃淡で手描き。麻生地の下から加熱して墨描きの模様を強制乾燥させるから、私の周囲だけ真夏!柿渋の薄茶色は、経年変化で少し茶色っぽく落ち着いてくる。ざっくりとした麻の生成りは、筆に含ませる墨の量が微妙・・・カスレすぎても含み過ぎても、思い通りにいかない。描き始めたら言い訳はできない、本番です!左目の具合は今も歪んで見えるけれど、このぐらいの細かさならば、なんとか仕事にできるみたい。毎日が泥いじりばかりだから、手も指も固くなって描き方が?・・・せめて、忘れない程度に少しは仕事しないと(笑)柿渋の経年変化の心配よりも、自分自身の経年変化のほうが問題だった(^^;ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
May 15, 2021
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草木染めで緑色を染めるのには、藍色とカリヤスなどを染め重ねることが多いが、黄色の堅牢度の良いウルシの染めを重ねるのも良い!ツタ模様の手絞り木綿バンダナ、60㎝四方を緑色の地色に染めた。白地に下絵を描き糸入れ→白の部分を絞り→黄色を漆で染める→実を絞る→一部の葉の絞りを解く+藍を染めてブルーと緑色→緑色をラップで伏せて絞る→濃色の藍を染める→絞りを全て解く→洗って乾燥アイロンを掛けて完成、細い茎は抜染ウルシのアルミ媒染+薄いめの藍色で緑色∔絞り藍を染める前に一晩水に浸しておく使った色、②は漆のアルミ媒染+④は薄い藍色で⑤の緑色、③は濃い目の藍を染めて⑥は重なった色木綿の布にも染まる色を選んで重ねると、多色の草木染めができる。木綿にも良く染まる色を探すことで、多色の染めが実現するのです。経験とデータを染め重ねること。多彩な色を染めることができると、草木染めはもっと楽しくなります。諦めないでください((^^)ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
May 12, 2021
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今年のゴールデンウィークは出かけることもなく、不平不満を言うこともなく、真面目に仕事をしておりました。その証拠の画像が・・・これ。多分仕事だと思うけど・・・インドアカネの試験染め・・・多分仕事だと思うけど(笑)・・・(^^; インドアカネの酢酸アルミ媒染を調べるのに、水道水抽出(常温から加熱80℃以上40分)を8回行った。左から順番に2枚が1回の抽出液で染めた絹布(上:浜ちりめん)、下が木綿ハンカチ60番ローン。①アルミ媒染20分+②アカネ染め(常温から加熱80℃以上40分)+③アルミ媒染+④アカネ染め+⑤アルミ媒染の5工程。この工程の染め色は絹布綿布とも耐光堅牢度3級以上の結果が出ている1色を染めるのに約3時間、これを8回行うことで見えて来る色たち1回目の木綿は濃く染まらない。2~4回目の色が比較的濃い色になる。絹は4回目までが濃い赤に染まり、5回目から5回目から急激に薄くなる4回抽出液の合計で染めたアルミ媒染。左:綿布、中:後媒染終り、右:絹布時間が無い時には2回抽出液の合計で染めるという人もいるのだが、それを薦めない理由がここに或る。基本、最低4回抽出したほうが良いのを、分かってもらえると思う(^^色によっては1回目の色を捨てる場合もあるし、何回目から急に色合いが変わる植物もある。調べれば良いのは、分かっていてもなかなかできなかったこともある。私も正直言って、若い頃、これを調べる時間の余裕が無かった。老いて初めて調べることができる(^^ コロナ過の老人には、学ぶ時間が沢山あるんだ!((笑)ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
May 7, 2021
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時々雨が降り、時々くもり空から陽の出る不安定な一日だった。そんな本日の藍染め体験は、3名の方が木綿バンダナに板締め絞りを行った。まだ看板ができていない工房を通り過ぎて、戻って来てもらうという、いつものお詫び。もう、申し訳ないばかりです(^^; そう言い訳をしながら、さっそくバンダナに絞りの開始。割り箸と輪ゴムで絞りを施すそれぞれの好みの模様をつけていくエプロンと手袋は、工房の必須アイテム染めてから、割り箸と輪ゴムを解くときが楽しい絞り模様がしっかりとできて、藍色も美しい3枚のバンダナ♪最近の私は写真係なので、布の折り方が曖昧になってきた。おかしいな、はじめに教えていたのは私だったのだが(笑)それはともかく体験の絞り模様は短時間でできて、楽しく美しい染めになることに心がける。まだまだ模様のパターンは考えられるから、折り方を忘れる以上にもっともっと、新しい模様を作り出すのが私の仕事です!・・・(^^;ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
May 1, 2021
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4月のうちにヨモギを1度染めておきたかった。ヨモギの緑色を染めなくては、春の草木染めが始まらないような気がする(笑)1994年~95年にデータを残しているが、あまり詳しい記述が無いので、あらたな抽出と染めのデータ作成を考えた。ヨモギの生葉はふんだんにあるので800g使用、以下詳細。水道水にPh9炭酸カリウム液 5ℓ ヨモギ生葉800g 80℃以上で20分抽出これを4回、各回の抽出液4ℓ使用→㏗9液にして 媒染は酢酸銅を絹布の重さの15% 木綿布の重さの30% 媒染時間20分は常温 抽出液は㏗7で染色を行った。①先媒染20分→②染め液は㏗7液4ℓ 常温から加熱80℃以上40分以上浸染→③①液を使用媒染20分→④②液を4ℓに調整 常温から加熱80℃以上40分以上浸染→⑤①液使用媒染20分→⑥繊維用中性洗剤で洗い室内乾燥右から1回目抽出液~4回目 絹布 浜ちりめん右から1回目抽出液~4回目 上:絹布 浜ちりめん 下:木綿ローン60番ハンカチ1994~1995年のデータと比べてみた・・・若い頃のデータの採取が甘緩い(笑)今回ヨモギの葉の量が多かったので、しっかりした緑色が染まって5回目も抽出しなかったことを悔やんだ(笑)たぶん、これまで染めたヨモギで最も緑色らしい染め色になったと思う。田舎暮らしの人は里山へ出かけ、ヨモギをふんだんに使って染めを行うと楽しい~♪ 耐光堅牢度は調べてないので、販売していません。自然の植物の、お楽しみの染めにしてください(^^)ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Apr 30, 2021
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最近、食品ラップが薄くなったので、帽子絞りに使うには3重掛けにした方が良いと思っている・・・何のことか、殆どの人には意味不明の日記(^^; 布は曲線でも折れ線模様の色分けでも、縫い締め絞りにすると一直線のラインで縫い目を揃えると良い・・・これも、きっと意味不明。分かってもらえなくても、絞りの仕事の説明に徹するしかない(笑) これはマイナーな仕事の宿命だ(^^;木綿バンダナ 絞りの草木染め 多色重ね花の部分の絞りライン蝶々の触覚のラインは抜染下からウルシ染め、ウルシ+アカネ染め、ウルシ+アカネ+ゴバイシ染め重ねここ数年、食品ラップの厚みが減って、加熱浸染の長い時間のなかで、じわりと滲み込むようになってきた。黄色部分に染み込みがある。いや、食品ラップは絞りに使うべきものではないから、本来の機能に問題なければ良いのだろう(笑)きっと、その昔、食品ラップがあったなら誰かが同じように絞りに使っただろうし、やっぱり、こうしたことに悩んだと思う。そしてトラブルを越える工夫をした筈だ。時代とともに使う材料も技法も変わっていかなければ、次の時代には繋がらない。なんであれ、時代を越えられない物は廃れる。時代を越えて使われるものが、生き残るだけだ。いや・・・この極めてマイナーな絞りが生き残れると言っているわけではない(笑)ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Apr 29, 2021
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木綿の布に草木染めを行うと、染まらない色が多い。染まらない植物の色を、市販の濃染処理剤やタンニン剤、豆汁などで下処理をして染める場合もあるが、私の経験では植物の本来の色と異なる発色も含まれると思っている。なので当工房では木綿に染まりやすく耐光堅牢度の良い色を使って、絞りやロウケツ模様を染め上げている。今回はウルシ液とアカネ液とゴバイシ液を使った染め上げで、木綿バンダナにヤマブキの絞り模様を仕上げた。手縫い手絞りの染め重ね黄色はウルシ、朱はウルシ+アカネ、グレーはゴバイシ、茶黒は3色の染め重ね手縫いの手絞り模様のラインはギザギザで独特の表情があるアカネを染めて絞った状態、食品ラップで防染してあるゴバイシを染めて乾燥させて、小さな絞りを解く段階アルミ、銅、鉄の酢酸系統の媒染剤のみを使用している。こうした手仕事は手間がかかるので、どういった分野でも存続が難しい時代になった。染色で食べさせてもらってきた高齢者である私は、もはや売れても売れなくても手染めを続けていくことが努めだと思っている。この手仕事の先にある、もっと新しい表現を探すのも私の楽しみなのだから(^^ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Apr 28, 2021
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雨が上がって暑いくらいになったので、南向きのニホンアカネの生育地に行ってみた。我が家の小さな庭と違って、ものすごく伸び伸びと育っていて嬉しくなった♪もうすぐにでも増殖に取り掛かれるほどの茎の太さ、長いものは1mほどに伸びていた(^^早速、太そうな茎を切り取って持ち帰った。明日から増殖作業に取り掛かかることになる。またきっと、マニア活動に没頭中!と言われるだろうな(笑)ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Apr 20, 2021
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本日の体験講習は、変則的に《茜染めと藍染め》になった。多少の変更はなんとでもなるのが、小規模講習の自在さね(^^先ずは、絞りのパターンを見てもらって、好みの模様を考えてもらう。見本と同じでも良いし、異なっても良い。そのあたりも自由(^^ それぞれの人が《私的で私流》で良いのだった。藍染め、左はキッチリタイプが美しい、右は抽象的な牡丹模様になった(^^茜染め、左は大小の変化のある幾何模様、右は一列ごとに同じ模様が並ぶ木綿ハンカチを折って畳んで絞って、染めるだけ・・・スローライフの代表的な草木染めは、すごく手間がかかる(^^;それもまた楽しむことができると、良い染めになる♪時間の止まったような能登での草木染め体験。ということで、それぞれの人的に思うままの時間、模様の姿も形も好みのままだった(^^)ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Apr 18, 2021
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雨の午後は、草木の育つとき。工房は無言で絞りの作業がすすむ。私はキーボードを叩くだけ・・・外に出られないからね。家庭菜園も土方作業も出来ないから、今後の方針を書いてみるが、頓挫(笑)ウルシ染めアルミ媒染の木綿バンダナの作業手縫いの絞りが施されている食品ラップで防染図案で予め色彩計画をして、絞りを確認する。1か所でも絞り落ちをすると台無しになるそして次に染める色を炊き出す。作業場にはCDから、あいみょんの歌が繰り返し流れるのみ。会話は殆ど無い。一日中、そんな時間が流れていく。会話の無い私は日ごとに単語が出てこなくなる。呂律が・・・人の名前が覚えられないではなく覚えていた名前が出てこない・・・異常なほどだ(ーー; 黙々と作業する時間は貴重だが・・・修業時代、口を動かさないで手を動かせ!と言われた記憶が懐かしい(笑)ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Apr 17, 2021
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昨日は能登上布会館で大学生4名と麻(苧麻)織物を見学し、上布の糸や織の伝統技術について教えていただいた。能登上布の伝統技法は能登上布振興協議会によって受け継がれており、中能登町の上布会館では作業工程の見学や機織り体験も行うことができる。「上布」は、麻織物の上等な布という意味。古くから麻織物が行われていたが、江戸時代に近江上布(滋賀県)から技術を導入して発展し、昭和初期には織元の数は百四十軒を数え生産量も全国一となったが、今は織元が1軒と能登上布会館が残っている。私も1999年から上布に素描きの仕事をさせてもらっているが、バブル崩壊後は着物離れが進み、夏物の麻の着物も需要が減ってしまった。そのため細かい絣模様の技術継承の難しさや、後継者不足が大きな課題にもなっている。生活様式の変化による着物離れは止めることができない。それは日本国内の他の工芸でも同じで、和風の生活や様式が変わることによって関連していた儀式や様式も変わっていく。場合によっては使うはずの工芸品自体が飾るだけの土産物になったり、本来の役割を終えて文化遺産として博物館入りすることもある。だが、伝統とは、そうした一面も大きい。時代の波にのまれ消えていくものは数知れない。価値観の変わる時代をも、乗り越えてきたものだけが伝統として残ってきた。統べられたからこそ、貴重であり素晴らしいものでもある。目と腕に老いの出てきた今。これを機会に私も能登の染と織を、もう一度学ぶのも良いかもしれないと思った。知らないことも多いし、年齢とともに、できないことが増えるばかり。この先の染色生活の最後に、私にできる仕事を考えていくことにした(^^ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Apr 15, 2021
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1995年、ニホンアカネを初めて染めたデータファイルが残っていた。草木染めを始めたころ、隣集落の南向きの海岸線の土手で、その特徴的な葉と茎を見つけたときは感動だった!その根を掘り持ち帰り畑の隅に植えた。まだ着物の仕事が忙しいころで、一仕事終わると休みを作ってデータを採取した。その頃の残りが細々と繋って、藪の中から伸びてきたので他の草を刈り取った(^^他の草と異なる特徴、ニホンアカネとわかるように育っていた♪この葉茎から増やすことができる1995年のデータ、右上、アルミ、スズ、チタン、下、銅、鉄、クロム1998年1月 自家栽培の根から抽出して木綿にアルミ媒染上の段は無媒染、1と2回抽出液、3と4回抽出液 5と6抽出液 7と8抽出液下はそのアルミ媒染 1997年の乾燥品で染めた記録が残っていたその後、工房でニホンアカネを染めたデータはない。生活に追われ、この2年も3年も栽培して育てる根を染め続けることはできなかった。このところ野良仕事に精出しているのは、このニホンアカネを栽培し増やそうと思ったから畑を広げているのだった(^^効率の良いインドアカネなどで染めることが多いが、工房の絞り模様をニホンアカネで仕上げたいと思う。もちろん、地染めもロウケツ模様も染める。3年後には根も育って染めごろになるはず、70歳を超えたころからの再出発です!(笑)ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Apr 8, 2021
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日曜大工の道具の話とかしている場合か!ということで本業の染色の道具の話(^^) それぞれの仕事に、それぞれの人の拘りがあって、道具を選ぶ理由がある。化学染料を染める刷毛と草木染めで使う刷毛は別物になる。画像は草木染め用の五寸刷毛で鹿毛の根元はステンレス線で締めてある。右は、毛先がふんわりと円弧を描き美しい!段ボールで保護した新品、刷毛の扱いはこうであって欲しい鉄釘や針金が錆びていても化学染料では問題は無いが、草木染めには使わない刷りこみ刷毛や挿し色の刷毛も同じで三味線糸で締めたものを使う全体の水引き等に使う刷毛、汚れたときのために新品を予備に置くこういう美しい道具を作る日本人が好きだ!(^^ こういう道具で仕事をするのが好きだ!日本人の手仕事が大好きだ!手抜きをする日本人は嫌いだ!配慮ない仕事をする日本人は、大嫌いだ!・・・(^^;)ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Apr 5, 2021
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コロナ禍で染色活動も停滞し、展示会や発表会が行われなかった1年間。ようやく少しだけ動き出してきて、漆チップの販売再開。本日、漆チップ14Kgを発送、納品。静かに、少しずつだけどウルシ染めは全国に浸透しているようだ(^^ もっと知ってもらうと、使い勝手のある良い植物染料です!ウルシ乾燥チップ、黄色の芯材だけを選んで約1㎝四方の大きさにチップ500g袋を一旦28個全て混合し、品質を同じ状態にする梱包して発送を完了しました!また、新たにチップを作ります(^^こういう静かな時は、新しいものを生み出す時間だと思って、実験ばかり行っている。ウルシ染めの実験も継続中(^^成功したものもあるし、失敗の連続もあるし(笑) 途中で挫折したものもある(泣)実験とは、そういうもので時間や経費は掛かるけど、実験や試作を行わないところに次の可能性は無い。こんな時代は、実験を行うに限る。実験倒れ限界まで続けてみよう~(^^;)ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Apr 1, 2021
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今年の3月は雪が降っていない。3月早々に冬タイヤを交換して早まったか?と思ったが、何の問題もなかったみたい(^^3月の気温も高いせいか春の動きが早くて、こぼれ種の藍の芽が出て緑葉が出始めた。全体では、まだ緑葉は少ないけど近年では最も早い記録になる。県道沿いに藍の種を蒔いたのは3月10日頃、赤茎(丸葉の赤花)工房の反対側に白花の藍の種を蒔いた。こちらはまだ発芽していない能登の自生植物の染めデータを採取しているが、こうして20年以上も藍を栽培し続けていても、自生とは言わないのだろうな。しかし、日本の植物には有史以前から中国や朝鮮半島から運ばれてきたものが多いと聞いている。今の生態系を壊すような外来種は駆除されて、稀少な外来種は見守られる。確かに北米種や南方の一部の生命力の強い植物の繁殖する勢いは物凄いが。植物を煮出して染めを行っている私には、美しく染まり長持ちする色が染まる植物が、稀少で大切にしたいけど(^^)同じように命ある草花にも、区別と差別もあるのか?・・・あぁ・・・あまり深く考えないほうが良いか(^^;)ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Mar 24, 2021
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エイジングという単語が身近に感じられるようになった。その意味は微妙だが(^^)染めの仕事上では経年変化という意味で、生地の黄変や繊維の物理的劣化、地色や模様の色あせなどに使う言葉でもある。柿渋では酸化と光に当たる時間の経過とともに濃く変色していくこともエイジング。また、藍色のジーンズや帆布など厚手の生地の場合、ウオッシャブルで洗いざらし白くなったり擦り切れた繊維も魅力あるファッションとして見られる。他に良く使われるのは皮革の経年変化をエイジングという・・・光に当てたり使いこむと革の場合も濃い色に変化し光沢が増したり擦れたりして《味が出る》という。ただし、ガサガサの感触より手入れをして美しく変化させていくことが望まれるようだ。画像は柿渋のマスクの無媒染、鉄媒染、チタン媒染マスキングを2重にして光を遮断した右部分と、左が50日間ほど直射日光を当てた部分柿渋を染めて1か月ほど自然光を当てた変化無媒染、鉄媒染、チタン媒染の染め布、左側が室内自然光1か月の変化これを見て、エイジングについて思ったことだったエイジングといえば聞こえは良いが、それは言葉の言い換えで、老化のこと?(笑)加齢、老化、経時、熟成・・・そして、アンチエイジングで若作りしたいことかな?このところ長期間マスクをしているけど、マスクをし続けていると蒸れて頬が垂れてくるような感じ?・・・・エイジングが進んだような気がする(ーー; 人間も時間の経過と共に顔に《味が出る》こともあると実感しているが・・・? 私の顔に刻まれたシワと、シミとタルミもエイジングというか?結局、経年変化も老化もエイジングも、個人的には夫々の好みで都合よく受け止めれば良いのかもしれない・・・(^^;ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Mar 22, 2021
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先日に描いた下絵図案の夏椿、今日は能登上布の帯に素描き。目と指の具合が悪くなって、こういう細かい仕事が難しくなってきた。気持ちは昔のままなのに、筆が思うような場所へ行かないし、勢いのある線を描くのが怖くなってくる。気持ちは以前の描けるときのままで、現実とのギャップが出て来るから厳しい。一息で、思うような濃淡をビシッと決める自信が無い・・・・・夏帯は麻の繊維も細くて、繊細で怖いのだ(ーー;お太鼓の部分は8寸角に描き前は4寸×8寸の範囲で描く花模様を帯締めに区切られないように配置失敗しないための図案だった。能登上布の素描きの仕事は、まだ続きそうだから「誰かに代わってもらえないですか」といったところ「代わりの人を探してきてください」と言われてしまった。若い人で描ける人を探してます・・・といっても、将来のある仕事ではないし、これだけで一年中仕事があるわけでもない。私は老いて衰える一方だし、どうしたら良いのだろう?(ーー;ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Mar 14, 2021
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木綿布を藍染めにして、妻が帽子づくりに取り組んでいる。それってウチの仕事かなぁ?本人が熱心に作っているので文句を言う気は無いが、これが良いのか良くないのか、私には分からない。少なくとも私がかぶる帽子ではない(^^;人型は帽子の為のものではないが、かぶせてみた後ろ向きのほうが可愛いぃこういうのは、写真の撮り方が良く分からない幾つ作るつもりなのか?私は農作業、妻は洋裁?もはや夫婦で本業を行っていない。・・・・そろそろ、染めの仕事に取り組まないと、ピ~ンチ!!!(^^;ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Mar 12, 2021
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能登上布の帯に素描きの仕事が入って、夏椿の作業用図案を描く。以前の図案があったはずなので探したけれど見つけられず、新たに描いたほうが早いと取り掛かった。・・・いやぁ~寸法を忘れそうなほど、ご無沙汰の名古屋帯八寸の仕事(^^;)慣れているときであればブッツケ本番で直接下絵を青花であたって素描きで仕上げるのに、今回は図案が無いと描けないほど久しぶり。夏椿 能登上布(麻)名古屋帯(八寸)の図案余りに久しぶりだったので天(上方向)が、どちらか分からなかった(笑)20年ほど昔の写真を見ながら図案を起こす。もはや殆どシロウトです!ただ、ぼ~っと描いていると、葉や花びらが同じ大きさなったり、単調になったりしてしまうのが常。基本に帰って《葉の方向や形が不自然にならないよう。花に大小と向きを考えて、花びらに変化がつくよう・・・等々》意識を全体に配って図案を完成させていく。一枚の図案にある一つの空間に、同じ大きさや単調な方向の葉を描かない。全て異なるように描く。そんな決まりを持っていた。それが不自然にならないための方法として、一つの鉄則にしていた(^^)こういうの、無理してでも意識して描かないとアカンようになったんや。と、嘆きながら愚痴っぽく語りながら仕事をする年代になったんだ・・・ブツブツ・・・グチグチ・・・愚痴愚痴と言いながら・・・の夜だった(^^;ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Mar 11, 2021
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今朝は日差しが明るいけど風花が舞っていた。そこに飛びっきり明るい子供たちの、賑やかな草木染め体験(^^ 過疎地には子供が居ないから、工房にも賑やかな声が響いて、ひさしぶりに明るい気分になれた。付き添いの大人たちは、たいへ~ん(笑)バンダナとキンチャクに絞りを施して染めと媒染藍染めとアカネ染めのバンダナとキンチャクのWセット、出来上がり!染めの見本もあるし、折り方も難しくないから小学低学年生でも大丈夫。問題は、まだ工房の看板ができていないこと・・・たしか去年の2月にも同じことを書いていたような気がする(笑)最近グーグルのマップで検索すると、工房の近くの廃屋がアップに出て来る・・・さすがに廃屋を目指してきてくださいとは言えない・・・何とかしなくっちゃ(^^;ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Feb 23, 2021
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今日は立春。まだ雪が降っているけど、庭に出てコガネバナの根を洗った。春の準備が始まっている。昨年はササユリの球根増殖を学んで、なんとか4年後くらいには花を咲かせられるという作業を行った。今年は黄色を染めるコガネバナの増殖に取り組むことにした(^^ いつも黄色を染めるウルシは木綿に良く染まる貴重な色だが、なぜか絹を染めた黄色が弱い。一方、このコガネバナは木綿にはあまり染まらないが、絹に耐光堅牢度の良い黄色を染める。ウルシとコガネバナ両方を染めると万全だ!(笑)芽を上に出して根はペットボトルの液体肥料の中黒いナイロン袋に包んで春を待つ左は昨年の自家製の根、最近の商品は右下、細かく粉砕されているので自家製へ移行中これまでは畑で栽培した自家製の根を乾燥させて使っている4月には新芽が突き出て伸びて来る6月~10月まで、紫色の花は切り花にもなるハーブ名はバイカルスカルカップ。漢方ではオウゴウン、漢字で書くと黄金!1万本ほどに増殖させて販売すると、黄金の夢を見られるかな? ・・・名前に惑わされて、もはや目的が変わっているわ(笑)ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Feb 3, 2021
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先日行った柿渋の媒染の匂いが少なくなったので、仕上げの加工を行った。柿渋のマニュアルなどでは、染めたまま経年変化を楽しむと書いてあったりするが、マスクにするのが目的なので鉄媒染の匂いや、染めっぱなしのアクや不純物を洗い流す必要がある。工程は①蒸し→②幅出し→③繊維用洗剤で洗う→④柔軟加工→乾燥させて時々日光などに当てる。無媒染とチタン媒染布を不織布で包む鉄媒染と銅媒染、それぞれを別にする蒸器で熱を30分掛けて発色を促すと銅媒染は茶色に発色する布を折らないようにして繊維用洗剤で洗う乾燥させて試験布を保存し、次回の染めの参考にする最近、マニュアルを解放しているのは何故?と言われたが、元々隠したりしてないけど。もう、ウチの方法で良ければ誰でも使ったらよいと思う様になった(^^; ネットはパクリが日常的なので((笑)仕事上の契約などで画像を見せられないもの以外はアップしている。この先突然、いつ仕事ができなくなるかも知れないし、あと何年できるか分からないから。質問や疑問のある人は住所、氏名、電話番号を書いてメールもらえればお応えします。ただし本名を名乗れない人には返信しませんけどね(笑)ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Jan 29, 2021
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先日の暖かい日に物干し部屋の整理をしたら、ウルシ廃材が乾ききっていたので、急遽薪割りをすることになった。あまり乾燥し過ぎると、カチカチに固くなって手に負えなくなる。この物干し部屋は周囲すべて半透明なので陽が当たり、冬でも温室のようになる。暖房無しで作業できるが、すぐに汗ばむので風邪をひく可能性も高い(^^;)漆廃材の丸太を20~30㎝に切るナタで柵状態に割り2㎝角程度の棒状にするこういう量を2個造り、木材シュレッダーに掛けてチップにする。木工旋盤を使える人は削っても良いし、できるだけチップを細かくする外皮や汚れた部分、シロタは除外する草木染めの場合、ウルシ廃材や梅や桜の木の選定枝など煮出す場合は、こういった作業で細かくする。だいたい男手が必要だが、もちろん女性が行っても構わない(^^)ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Jan 27, 2021
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柿渋を塗ったり染めたりする作業は比較的簡単で、嫌われる臭いも市販の無臭柿渋使うことによって室内でも染めることができる。柿渋を使った一閑張りに関する説明は検索にお任せして(笑)、柿渋の染めについて染め物屋として書いてみる(^^柿渋の原液をそのまま染めると濃くてムラが出る場合もあるので、水で希釈1/2の濃度で染め重ねている。柿渋1回目→乾燥→媒染1回目→乾燥→柿渋2回目→乾燥→媒染2回目・・・好みの濃度まで左上から①柿渋染め②鉄媒染③2回目の柿渋④鉄媒染 右は銅媒染(色変化少ない)左上から①柿渋染め②チタン媒染③2回目の柿渋④チタン媒染 右は柿渋の2回重ね刷毛は三味線糸締めやステンレス針金締めを使用(草木染めと同じで金属反応が出るから)生地を刷毛で染めると均一な状態にできるが、立体を塗る場合は液だまりが出やすい。カゴや箱などに塗る場合は、液だまりの塗りムラを手作りの味として割り切る(^^工房では乾燥後しばらく保管してから縫製、草木染めマスクとしている。光で濃く深い色に反応していくので、経年変化の味を楽しむのも良いと思う。柿渋は染色の仕事では大切な道具の基でもあった(^^ 和紙に柿渋を塗ることで強くあり防水性も出るので、伊勢型紙を使い、渋紙として友禅の筒描きにも使っていた。漆とか柿渋とか、膠(ニカワ)とか、よくぞこういう手ごわい液体を上手に使う方法を見つけて残してくれたものだと思う、先人に感謝!ありがたく利用させてもらいます(^^))ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Jan 23, 2021
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ウルシ液など植物抽出液を染める場合は加熱浸染(カネツシンセン、シンゼン)を行うことが多いが、柿渋は冷染(レイセン、レイゼン)という文字のまま冷たい液に浸して繊維を染めるか、刷毛で布を染める。柿渋液は染めるとは言わずに《塗る》という表現する。和紙や布、竹製品などに刷毛で塗って色付けや補強材として使うことが多い。柿渋で布を染める場合は表面がクシャクシャのイメージもあるが、布をピンと張ってシワの無い染めにすることも、媒染剤によって異なる発色を得られることもできる。日光などで次第に濃く深い色に変化していくことも、他の染色が退色していくのに比べるとメリットといえるかもしれない(^^張木と伸子で生地を張り刷毛で染める室内で染めるので市販品の無臭原液を水で2倍に薄めて染め液にする左から柿渋のみ、柿渋+チタン媒染、柿渋+鉄媒染(薄)、(濃)、稀に茶色を銅媒染で染める植物から作った数々の染料液で染めた布には、抗菌作用があるという研究データがネットでも出ている。商品を販売するときに「抗菌マスク」と記して販売している場合もある。ウルシ染めにも柿渋染めにも、抗菌性の良い効果はあるらしい。でもウチのマスクには印刷していない。なぜ?理由はウチで染めたマスクは抗菌性を調べてないから(^^;何故調べないか?というと、これらの抗菌性は黄色ブドウ球菌や大腸菌に対する抗菌性であって、食中毒対策には良いのかもしれない。しかし今、望まれている抗菌性はコロナに対してであって、その対策に効果があるような紛らわしい表示は書きたくない(^^)では、なぜ染めるのか?それは染色品として良いから。私は染料として良い植物液を使って布を染めるマニアなのです((笑)ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Jan 22, 2021
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しばらく草木染めについて書いてなかったので、このところの工房の報告(^^)この町にもコロナ感染が広まってきたので高齢者としては外出もしないし、新年の宴会も無しの1月、つまんないな~と言いながら急ぎの仕事に追われる日々。それも一段落したので、遅れていたウルシ染めマスク仕事にかかります(^^;今日はマスクの台紙の印刷ができて来たので、チマチマとパッケージのための台紙切り。これは高齢者である私の仕事に相応しい(^^;)台紙にセットして透明袋に入れる上左、ウルシのアルミ媒染、上右はウルシ鉄媒染、下はアカネ+ウルシのアルミ媒染ちょっと切り取りの手間がかかる台紙の形、考えたのは誰だ?(- - ・・・自分で切るしかない(^^;)依頼されたウルシ染めマスクを送らなければならないのに、このところ遅くなっています。数種類の中でバラバラと欠品が出ているので順番に染めていきます。ということで、もうしばらくお待ちください。 今年も変わらず、ちまちまと進めて遅れていますm(__)mウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Jan 21, 2021
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工房の振袖の誂えは色付きの図案を依頼主に見てもらい、OKが出るまで作り直した。好みの地色やデザイン、好きな模様や気に入った花を入れて図案を決定する。そこから、身長体形に応じて寸法を決め作業図案を描き模様に合う白生地を買って、下絵を描き、技法に応じて作業する。具体的には模様の部分に糸目を置いたり、染めない部分をロウで伏せたりして地色を染める。白色で残す場所にロウを置いて、地色をオレンジと茶色にぼかした1年に数枚しか染めなかったので、ミスの無いように気合を入れた作業だった(^^;ロウを落として白い部分に模様を描いて、金彩などの仕上げを行う前撮りの帰りに工房で写真を撮らせてもらったこの年も、いつものようにギリギリなんとか成人式に間に合ったのだった(^^;♪模様を染める方法は色々あるが、京都で勤めた工房は素描きやロウケツ染めが主だったので、着尺や付け下げも訪問着も《おしゃれ着》の仕事が多かった。石川県に戻って問屋さんへ行くと、全館、加賀友禅の留袖ばかりで糸目友禅模様だった。私の学んだ技法とは異なったが、どちらも模様を染めるのは同じだから、どちらの仕事も行った(^^)着物は13m~18mほどの振袖の白生地を染める。どちらであっても均一に地色とボカシを染めるのは難しかった。図案、染め、彩色、仕上げ、それぞれに難しいところはあるけど、全てを自分で行うことで、完成の時の満足感は大きい。模様が多い振袖の場合は、普通の訪問着の3枚分ほどの作業量があり、1枚の作業が終わるとクタクタになってしまった。それなのに終わるとまた図案を描いてまた振袖を染めたくなるという、私には麻薬のような中毒性があった(笑)もう今は振袖を染めることはないが、私は色の中毒に陥ったまま、まだ染め続けている。お金にならなくても、植物染料のマニアとして身体全体が染まり切ってしまったのかもしれない(^^ゞウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Jan 19, 2021
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「変わった振り袖がほしい」「可愛い花とかピンクの色とか、私には似合わないから」という娘さんの振袖を作る機会があった(^^)身長が165cm以上で裄が1尺8寸あった。 個性的な雰囲気のお客さんで、相談の結果、地色をクールにまとめることと私流の更紗の花と蝶はOKをもらい、模様全体を大きな切り取りのデザインにした(^^普通の花模様の友禅や派手な色は要らないと言われた気に入ってもらえたけれど親戚の娘さんも他の誰も、この振袖は着なかったという(^^;たぶん、レンタルの着物では好みの着物は借りられなかっただろう。一般的に着物は157㎝ほどの人を基準の寸法にして身長10㎝の差、体重10kgの差くらいなら親や友人の着物を着ることはできるが、裄だけは仕様がない。既製品では1尺7寸で染めるので、肩幅や裄を変えると仕立てたときに模様が合わなくなる。誂えの仕事は寸法も模様も個人の望まれる内容に応えられる。親や祖父母が買って孫に着せるというパターンが多いのだが、時々個性的な娘さんに出会うと、私も嬉しくなって好みを実現させたくなる(^^他のケースで、娘さんが裾だけに牡丹の花を入れて他には一切模様無しというのを望まれた。図案を描いて娘さんに気に入られるように仕上げ、本人には喜ばれたけれど親戚の人から「子供の言うこと聞いて、そのまま作るのは、どうかしている」と言われたこともある(^^;いや、私としては出来の良い仕事だったと思うけど~(笑)これは仕方がないこと。好みや価値観の違いは、やむを得ない(^^;誂えの着物の良さを、もっと訴えることができれば良かった。今ならばネットでPRすることもできたけど、もう遅い、私の電池切れが近い(^^)着物を染めるだけで着ることは殆ど無かったが、生涯に一度でも、自分で染めた着物を着るのも良いかもしれない・・・自分で自分の着物をあつらえる???うん、自分で染めるその前に、腕の痺れと肩の痛みが寒さで都合の悪い時もある。腕と肩を仕立て直せるか?それが問題だ(^^;ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Jan 18, 2021
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振袖の誂えにも、依頼主の予算によって仕事の内容は変わってくる。予算はいくらでも良いから・・・というお客様は私の顧客には残念ながら、居ない(^^; 誂えの場合も初めから予算をうかがって模様や色を決めていくが、説明用の見本として素描きの模様も展示していた。10年ほど前になるが、娘の成人式に着る振袖を準備する時が来て、そうした1枚を染め直して着せようとしたら、「えーーっ、これ、売れ残りの着物!」と文句が出た(^^; 紺屋の白袴と言うのがあって、染まっているだけマシなのだが(笑)娘が渋々美容院へ着付けに行くと「手描きの着物、良いですね」と言われたようで、その後も友人の結婚式に何度か着てくれた。・・・ヤレヤレだぁ~(^^;地色ボカシに素描きでまとめた中振袖このタイプは地色を変え、花の種類と構図を変えて何枚か作った小売価格を買いやすいように設定したので、祖父母から孫へのプレゼントとして喜んでもらえたようだ。色々な分野の手づくりの仕事が無くなってきた。着物の仕事も減るなかで、問屋仕事の加工代金が、これ以下が無いというほどに抑えられてしまった。鍛えられた手仕事ができない時代になってしまった。誂えの着物は私の直接販売だったから、比較的時間をかけて丁寧な仕事をすることができた。しみじみと、知人と親戚、同級生、京都の工房の先輩のおかげで、染めを続けることができたのは幸いだった(^^ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Jan 17, 2021
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誂えの着物を受注してオリジナルの中振袖を染めてきたけれど、例外として他の人が染めた模様の注文を受けたことがある。「お婆さんの振袖を着たいけど古くなって傷んでいるので、同じ感じでできますか?」という仕事。そういう気持ちに動かされて「はい!」と言ってから、昭和の初期の《糸目友禅の模様》を目の前にして、ちょっと臆した(^^;)鳳凰と牡丹の古典的な図柄、しかも紺色の地色染めは難しい・・・けど、受けたからには、やるしかない!注文でなければ、思いつくことのなかった模様染めのトラブルの出やすい色、描いたことのない図柄正直なところ、失敗するかもしれないという不安な気持ちが生まれた。生まれも育ちも能登の田舎、18歳まではアースカラーしかない中で絵を描いていた。絵はそれでも良かったし、それが悪いとは言わないけれど、染色は色の組み合わせが最重要だった。若い頃、派手な着物の華やかな色彩や光のきらめくような色を使いこなせなかった。図案部でも色の使い方の上手な人や色彩感覚の良い人が羨ましかった。独立しても派手な色の前では、筆が止まることが多かった。何らかの不安があるときは、試験布に幾つかの模様の実物大の練習をして、良い結果が出てから本番に取り掛かった。時間の許す限り悩んで練習したのだが、結局それが締切ギリギリの仕事になった・・・しかし、そんな言い訳は通用するはずもなかった!いつも、あっ!という間に年末が迫っていた(^^;ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Jan 16, 2021
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1月15日、快晴!暖かい日!こんな日が懐かしい。かつては成人の日で私の染めた振袖を着た成人の写真を撮影しに、賑やかな成人式会場へ出かけたものだった。今は昔の物語である(^^;五十肩と指の痺れによって細かい染めができなくなり(最近は、かなり回復したけれど)手描きの着物仕事を行なわなくなって久しい。今年はコロナで成人式も静かになって、今後は振袖を染める予定が入るとは思えない(^^; この先の私には振袖を染め上げるパワーもない気がするから、この辺りで私の振袖仕事をまとめてみる。私が染めて描いたのは素描き系統の花や、ロウケツ模様の振袖。この振袖は20年ほど前の作、着る人本人に好みを聞いて図案を描き、染め上げたこのころまで着物の図案は紙の上、デザインガッシュを使った手描きだった。細かいところはお任せしてもらうことが多かったけれど、イメージが結びつかない場合は、見本の絹布に実際の大きさの模様を染め上げて納得してもらったこともある。それが誂えの着物だと思っていた(^^能登では染めの仕事をしてもらえる人がいなかったので、図案から染め、彩色まで全て自分で行うしかなかった。まれに急ぎで、京都の先輩や専門業者にヘルプをお願いしたこともある。1月15日に着るというので逆算してスケジュールに余裕を持たせた筈だったが、いつも仕立てもらう姉にギリギリで届けて、クタクタに疲れ果てた私はボロクソに叱られて、周囲をハラハラさせてしまった(^^;振袖は袖の片方だけでも訪問着の一枚分ほどの模様があり、図案にも染めにもエネルギーを費やすから、仕上がると私はクタクタになっていた。それでも振袖の仕事を完成させるたびに自分が鍛えられたような実感を得られた。20年ほど前の話、そりゃぁ若かったから、まだ元気だった(^^;ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Jan 15, 2021
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藍染め講習会用の手提げバッグを試作。親子体験用なので、小学校低学年の児童が使えるようA4サイズがゆったり入るような大きさで、肩からも掛けられるような形を探す。バッグの単価は?染めの予算は?というような内容を検討して試し染めを行うのも工房の仕事。私の役割は感想と疑問を呈するという口先だけの仕事だわ(笑)染色用の既製品は、それなりに結構な価格。生地を選べないし、自由に大きさを変えることもできないから、自分たちで好みの状態を探してみる。手提げバッグの藍染め見本割り箸を使った絞り模様藍の抜染模様を手描きで加えるとオリジナルレベルが高くなる(^^ゞ・・・小学校低学年ができる内容か?!と言われた・・・たぶん可能(笑)手仕事を行う人は、そうした工夫と改良を楽しむことができる。私の好むところであり、発見の源に蠢く実験のエネルギーになる(^^ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Jan 11, 2021
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台風のような一日、横殴りの雪のカーテンが波打つように押し寄せてきた。木々の小枝が悲鳴を上げるように曲がり、虎落笛吹いた竹がしなって笹も杉の葉も家の前で塊り、つむじ風が巻き上がった。外の積雪量は多くないけれど、夜中が怖いわ。室内は停電があったが石油ストーブを抱えて描く図案、パソコンが何どき落ちても良いように頻繁に画像ソフトの保存を繰り返す。ニュースは、コロナと寒波の凄まじい数字ばかり流している。今日はフクロウの図案描きもう、日本国中苦労ばかりだから福郎のダジャレでも縁起でもなんでも良いわフクロウとミミズクは同じ仲間で、耳があるのをミミズクという「不苦労」「福籠」「福老」「福郎」などと掛ける縁起物なんか、以前にも同じような文章を書いた気がする(笑)視力は人間の約100倍、聴力は人間の約3倍の正確さで音が出ている位置を確認するという。ネズミなど小型の哺乳類や他の鳥類、昆虫などを鋭い爪で捕獲して食する。首は270度回転し、広い範囲で物を察知することができるらしい。コロナの収束方法も察知して教えて欲しい(^^;寒い!22時、外の積雪は5㎝程。部屋も冷え切ってきて、不気味なほど静かな夜になった・・・この苦しい冬。もはや、不苦労さまのご加護で助けてもらうしかないか(ーー;)ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Jan 7, 2021
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デザイナーのピエールカルダン氏が亡くなったニュースが流れて、あぁ98歳だったんだ、と知った。40数年前、京都の勤めていた染色工房で図案部に配属になり、カルダン氏のデザインを基にした着物の図案を描いた。訪問着でも着尺でも斬新なデザインでも古典的な模様でも、魅力があれば、どんどん追加の来た時代だった。その時に教わった部長の図案の描き方が、その後の基本になった。能登の田舎でもオリジナルの図案を出すことによって、染めの仕事を得ることができたと言える。しかし、当時の指導は厳しかった。具体的に、どこが悪いとか直す方法を言ってくれない。「色にも構図にも緊張感がない!」「描き手の立ち位置が見えない」・・・24歳の初心者には、何のことか意味が分からなかった(^^;)25歳のころと、そのころ描いた図案(カルダンではない)お世話になった先輩(両側のお二人は)もう既に亡くなっている27歳くらいの時の個展図案部に配属して3か月で8kg以上も痩せた(笑) 笑えないほど毎晩眠れなかった。目を閉じると、頭の中を図案が駆け巡った。それを枕もとのスケッチブックに描いた。無駄と思いながら、描き終わると眠ることができた。部長の個展の手伝いで、毎晩11時まで作業してから飲みに行ってサウナまで付き合い、午前様でアパートに帰り8時半に出勤した。37㎝×90㎝ほどの紙の上に、上前の模様をデザインガッシュで描いた小紋を、得意先が色違いで描いてくれと言った。地色に合わせて、すべての色を描きなおした。今ならパソコンでクリックすれば良いけれど、すべて手描きの時代、泣きそうな思いで必死に間に合わせた。毎週月曜日の仕事が終わると18時から、図案会という試験があった。図案部員全員が幹部の前で1週間かけて描いた図案を発表する。「誰が描いたんや?」「こんな図案、過去に似たようなのがあるやろ」「もっと魅力的な、新しい図案を描け」・・・黙って聞くしかなった(^^;厳しくても辛くても、学ぶことが楽しい時間だった。今でいうなら完全ブラックの日々だったが、カルダン氏の訃報を知って、そんな時代を思い出した(^^)ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Dec 30, 2020
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今日も能登上布の暖簾に墨絵で蔦模様を描いている。蔦は日本の古典模様の唐草などに縁起物として、とても多く用いられている。良く伸びている姿は生命力を表現し、一家の繁栄や長寿を意味する吉祥文様(縁起の良い模様)として描かれてきた。西洋でも蔦は一年中緑色の種類もあり、アイビー(木蔦)などはエヴァーグリーンの象徴として健康や長寿、繁栄の意味を持たされている。という理由かどうかは分からないけど、多くの人に好まれるようで着物の模様にも、この麻布のノレンにも多く描いてきた。(^^追加なので毎回同じ感じ(部分)でも、工夫をしたい葉ばかりなのでツルを描いたり実を付けたりするが、ここでは横向きと斜め向きの葉を描いて変化を付けている・・・これらの横向き、斜め向きを平らに伸ばすと実物とは随分違う形の葉になりそう(笑)実際の形は平板なのだけど、絵にすると面白くないので常に変化させている。墨一色でまとめるのは、何度描いても思うようにならない。それでも思う様になるまで、何度でも描く・・・私はエヴァーグリーンとは縁がないけど、これからもずっと、あきらめの悪い男なのだった(^^ゞウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Dec 22, 2020
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まだ懲りずに失敗の履歴をひけらかす(笑) このところ失敗が増えてきているのを自分でも分かるくらいなので痛いな~と。下絵を描いて「何か変?」と思いながらの昨夜、疲れたので「明日考えよぅ~」と眠りに就いた。今朝あらためて眺めるけど「なんか変?」としか思わなかった。描こうとして、どうも「なんか変」のまま描いてはイケナイ気がして、下絵の青花を見詰めていた。(青花とは下絵描き用の液で水で消せる※検索「青花」)最近ぼ~っとしているので、なかなか分からなかった(--;下絵の花びらが5枚であることに、ようやく気づいた!(^^;で、慌てて下絵を水で消したこの下絵は図案が無かったので急遽コピー紙に描いて、切った花を当ててみた(笑)ササユリの暖簾ようやく完成・・・危ないわ~まだ気づくだけ良いのかもしれない。描く前に見直すとか、人前で話す前に考え直すとか、文章を発表する前に読み返すとか。頑固な爺さんたちは、もう一度自分の姿を見直したほうが良いと思うわ・・・いや~~、私個人の話ですよ((^^;)ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Dec 16, 2020
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昨夜は雷鳴響いて、雪起こしの風が音を立てて窓を揺らした。今朝からミゾレと細かな雪が降っている。初雪かぁ・・・。冬が来たので、夏物の麻暖簾を描く・・・冬が来たので描くのではなく、年内納めなので切羽埋詰まって描いている(^^;) 74㎝×100㎝ 墨濃淡、野ぶどう素描き 能登上布拡大アップ!青花で下絵を描いて墨で描いて、(^^あらためて水で生地全体を濡らして、墨流れのないことを確認した次第(^^;野ぶどうや冬苺など、蔦や葛、苺の葉は3裂や5裂に分かれているものもあれば、殆ど分かれていない丸い葉もある。種類が違う場合もあるのだろうか?と思うが、1本の草の中に5裂と3裂が混在している場合もある。ただ、描く場合、一本の草の中に3裂5裂の混合していると、別の草花に見えてしまいやすい。この画面上では、全体ほぼ同じように3裂で描いている。多くは若葉のころには裂が激しく大きな葉になるにつれて、真ん丸くなる様でもある。・・・人間は大きくなって真ん丸になるのが、良いのか悪いのかは?私には、いまだに分からないけど・・・関係ないけど~(^^ゞ)ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Dec 14, 2020
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久しぶりに本業の話題(笑) 実に久しぶりに仕事の話題を書くけど、新しい作品のための染色作業は継続中(^^今日は仕事の、しかも失敗の話。それは一昨年のこと、上布の暖簾を納品した折に、ずっと以前(10年ほど前)に描いた布が「汚れたので洗ったら色が流れてしまった」という苦情を戴いた・・・おかしいな?墨で描いた絵は水では流れないのだが・・・(長く仕事をしているが聞いたことが無かった)が、実際に流れていたので「なんとかします」と持ち帰った。時は流れて、昨年は網膜剥離と五十肩で仕事ができなくて『修正など出来ない状態だった』。今年は失念と言うことにしていたが(- -; ・・・今は肩も治ってきて歳の暮れが迫り、せざるを得ない状況になってきた(^^;強く洗ったか?墨汁の濃い色が流れたか?不明左は汚れ→右は加筆修正した状態墨汁って流れるのか?と思ったが、いずれにせよ私が描いた仕事、1点ずつ別の壁掛けだったが、記憶は曖昧→右は加筆修正した状態墨は色抜きできないので加筆してご理解してもらうことになった・・・無料だった(笑)今は濃い墨汁の原液も膠着剤やバインダーを加えて描くけど、かつては墨汁は色流れしないと思っていた・・・それはともかく墨汁の原液の濃い色は、水で流れることがあるという現実。裏打ち注意です!時間と湿度や保存状態によっては絶対大丈夫と言うことなどない。何であれ自分の仕事の修正は自分で行うこと。で、ときどき他の人の友禅や絵等の修正を打診されるけど、基本的に他の人の仕事の補修はできません。どんな生地で、どんな下地入れで、どんな染料や顔料を使っているのか分からないので、直したように見えても経年変化で違いが酷くなる場合がある。ということで『直しは専門業店に依頼』するのが確実です。((^^;)ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Dec 8, 2020
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知人からウルシ材があるという連絡を受けて、今日は早速に輪島へ。2~3mの大物のウルシ材が数本、車の助手席にデン!と収まりました(笑) あぁ、軽トラが欲しいなぁ~と、こういう時は本気で思います。しかし、こういうことは年に数回も無いので買えません!(^^;家に帰って新たに切ってみると、見事な黄色。すべて良い染料になるウルシの木でした!。これでウルシマスクを、もっと染められます(^^工房のウルシ染料は、こうした芯材の黄色部分だけを選んでチップにします。外皮やシロタの部分を入れると黄色の彩度が落ちます。年輪の詰まった木のほうが良い染料を採取できますが、本来の漆樹液の量とは関係が無いようです。ウルシの染めは国内で使われている天然染料の中で、トップクラスの品質で染められます。ウルシを廃材にすることなく、ぜひ染料として使ってほしいものです(^^ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Nov 28, 2020
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金沢から能登の僻地まで、藍染め体験に来てくれた3人の若い女性たち。藍染めのハンカチを見て中から1枚の見本を選び、難しそうと言いながら熱心に取り組んでくれました。見本と少し違うのにしたいという気持ちで、木綿ハンカチを折りたたんで割り箸を挟んで輪ゴムで絞めて、藍を染める。約2時間弱の体験講習。下が見本のハンカチ、上が本日の出来上がり!見本より楽しく上手に染まった!(^^ハンカチを折って絞るのは、初めてなので少し苦戦染めて水洗いの繰り返し、酸化で青く発色する絞りを解いて、染め上がり、良かった~(^^大成功!みなさんお疲れさまでした。ということで見本を余り上手に染めておいてはイケナイ、ということが分かった私(笑)こういうことも体験で私のほうが覚えるのです(^^;そして一番気を付けることは、若い女性の洋服や履物を汚さないことかな。エプロンと手袋とでガード、うっかりすると靴に藍色が飛ぶことがある。今日は3人とも白いスニーカーだったので、靴の上にアイラップを履いてもらった・・・アイラップの使い方として、どうだろう?・・・とてもとても重宝しています!藍染めにはアイラップ!!!ピッタリです!(^^ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Nov 27, 2020
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先月にウルシ染め体験を行った輪島・門前の3名の方が工房へ来て、第2回目の講習、ストールの重ね染めを行った。草木染めは染め重ねることによって濃く深い色になる。そして、絞り模様などを施すと、ますます楽しい方向へ進むことができる。3枚のストールはアルミ媒染の黄色の上に漆を染めて鉄媒染の地色にする。1枚のストールはアルミ媒染の黄色の上にアカネを染め重ねてオレンジ色系統のストールにする。4枚とも異なった表情のストールが完成先ずウルシ液で染めた黄色の生地に、どんな絞りを行うのかを考えて黄色の上にタコ糸やビニール紐で絞りを重ねる食品用ラップで防染の絞りを行う媒染と染め、もう一度媒染を行い染めを行って、完成3名の方皆さん初めてのウルシ染め。絞りも殆ど初めての経験。それでも、何とかなるもの。草木染めは工夫した人の努力が形になる(^^ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Nov 25, 2020
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このところ連日、テスト、実験、試験のための日々。今日はウルシチップを炊き出して抽出した染料を絹に引き染め(刷毛染め)。絹布や木綿布などを染める場合、染料に浸して染める場合と、布をピーンと張って刷毛で染料を染める場合がある。絞り模様などは浸し染めで加熱して染めるが、友禅やロウケツのボカシなどの場合は刷毛染めで行うことが多い。引き染めのテストは以前にも行っているが、今回は試験提出用乾燥後にアルミ媒染、チタン媒染、銅媒染、鉄媒染を行う仕事場は藍染め絞りなど同時進行煮出した染料を2倍に濃縮(加熱して1/2に煮詰めた液)4倍の液を刷毛で染める下から見た状態で手前は抽出そのままの液、中は2倍濃縮、奥のほうが4倍濃縮液工業試験場で耐光堅牢度の試験を受けるための絹布。この年齢になって『試験』を受けるための準備をしている・・・まるで受験生。ドキドキ!(笑) といっても浸し染めで(加熱浸染で)3級以上出した色だけ引き染めの試験を受けることにしている。以前にも書いたことがあるけど、石川県の工業試験場では『耐光3級』だけを20試料まで2000円ほどで調べてもらえる。つまり1色を100円程で調べられる(^^) 他の多くの試験場では耐摩擦や耐洗濯、耐汗などとセットで調べる方式が多いので、1色を調べるのに1万円以上必要な場合が多い(経験済み)(^^;石川県の試験金額を他の県の人から羨ましがられることもある。他の県や公的な試験場も、この方式を採用すれば良いのにと思うが他の自治体には口出しはできないので、繊維関係の方はエリアの試験場に要望を出してみるのも良いかも?私見だけど、石川県の繊維産業が盛んなのは、この試験方式があることも大きなメリットの一つではないか、と思っている(^^ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Nov 22, 2020
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輪島の朝市《小浦さん》で販売してもらっている工房オリジナル染めマスクは…ウルシ染めを広めようという狙いでしたが、カブレる?とか色が~とか?(^^;そうも言われましたが、意外にも鉄媒染の緑グレーが売れています。表生地は麻(リネン)内側は木綿(ダブルガーゼ)上が鉄媒染、下が銅媒染、アルミ媒染の黄色が余り売れないのは客層かな?ウルシ染めマスクと藍染めマスク。サイズはMとL、絞り模様ありと無地の2タイプそれでも、やっぱり藍染めが人気があって絞りのマスクがコンスタントに出ています。もっと色々なお店に置いて戴きたいのですが、工房ストックの枚数がまとまりません。何しろ絞り染めも仕立ても作業スタッフは妻一人なので、もう少し待ってもらっています。漆廃材を仕入れて漆チップを加工して漆染めを行って漆マスクを縫製する。この一連のウルシ尽くしの日々((笑)・・・ひとつの植物が気に入ったら、葉も花びらも分解してスケッチして絵を描いて染め物にしてきたように、とことんハマりこんでみる(^^;おかしいな?最初は漆の木の循環で、エコロジーで、SDGsのつもりだったのですが、もはやマニア活動のようで、ストーカーのようで、手間ばかりかかる、ちょっと楽しい儲からない活動です。それでもやっぱり、せっかくなのでウルシ染めを広げようと続けます(^^ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Nov 13, 2020
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少しの晴れ間を見たのでヤシャブシの実を採取。工房の裏の丘に植えたヤシャブシの木が5本、7年ほど経って今年は手の届かない所に大きな実がなっていた。京都で染色の仕事を10年経験して能登に戻ってきた30歳の時、なんとか着物の仕事を続けたいと実家の2階の床を張って染めを行った。ちょうど宅配便の広がりのおかげで京都と着物の仕事をやり取りできて、その休憩に草木染めについて調べ始めた。近隣の山を切り開いた道路には、ヤシャブシの実が沢山実っていた。はじめはデータを採って調べる程度だった。それから30数年の時間が経った。毎年いろいろな草花を染めてデータを増やしたが、ヤシャブシの実は毎年採取して染め続けている。バケツに3杯、高い枝にはもう届かないそのころから草木染めは自然志向の流れに乗って、どこでも染められるようになった。ウチの草木染めはヤシャブシの実を染めて、絞りとロウケツと素描き技法を使うことによって、はじめてオリジナルになったといって良い。2013年ヤシャブシの実で染めたグレーと黒の絹ストールが、全国販売の通販カタログに掲載された。グレーは耐光堅牢度3級~4級以上~、黒は5級の試験結果が出たこうした試験結果がないと大手の通販やデパートは扱ってもらえなかった5年間ほどで数種類の模様のストールを500枚ほど染めたが、1枚の模様に300枚の追加仕事が来て、同じように染めても同じような色に染まらない難しさと苦しみも味わった。自然と付き合うとは、こういうことか?と悩んだけれど、ヤシャブシとゴバイシの混合比率を変えて水を変えて、なんとか同じような色と模様を染めることができるようになった。4年前から輪島の漆廃材のチップを使ってウルシ染めを行うことになった。栽培してきた藍やコガネバナもヤシャブシも地域で続けてきた草木染め教室も、土地に根付いた仕事になったような気がした。いつの間にか18歳で京都の工房の染め仕事に就いてから、50年の歳月が流れてきた。24歳のころ1度は諦めて他の仕事をしたけれど、染めの仕事に戻って良かったんだと思う。だが、66歳で突然に網膜剥離と右肩の痛みに襲われた。右手が震えて細かい作業ができなくて、ミリ単位の模様が描けない。手描きの仕事は終わったんだと思った。染めの仕事ができなくなって、これで終わったんだと思った。けれど、できることは他になく、気が付くと春先から新芽の出たヤシャブシの実をカメラで追いかけていた。色と形を追いかけてラフな植物スケッチを続けていた。2年が過ぎて、少しずつ、次第に指が動くようになってきて、きっと、まだ懲りずに実を追いかけていくんだろう、と自分で笑った(^^;数年前に植えて伸びた枝先に目一杯に右手を伸ばし、高枝ばさみに力を込めてヤシャブシの実を採った。もう少しだけ、できるだけ。これからは仕事というよりも、もっと染め自体を楽しんでいきたいと思うことにした(^^ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Nov 11, 2020
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11月7日(土)、丹波漆を染める第3回めの講習会へ行ってきました。京都府北部の福知山市夜久野町は、古くから丹波漆と呼ばれる漆がとれる地域で、近畿地方に1か所だけ漆の産地として継続して活動している所で、現在も後継者を育成し植栽を行っています。これまでの2回は8月に行われていましたが、今年は新型コロナの影響で11月に少人数の開催になりました。今回の内容は午前と午後の2回、綿麻のストールとマスクのウルシ染めです。3色の中から1色を1人ずつステンレスボウルで染め午前の部の皆さんのストールの様子午後の部の皆さんのストールの様子使ったウルシ抽出液は80ℓ、ちょっと作業量が多かったのですが、スタッフの皆さんが染料の作成から資料の作成、水洗い、ステンレスボールの交換などの作業を進めてもらえてので、2回の講座はトラブルもなく、順調に進めることができました。参加者はウルシ染めは初めての人ばかりでしたが、皆さんストールの染めに取り組んで貰えました。染色の経験がある方数人からは「こんなに木綿に綺麗に染まる草木染めって珍しいですね」と喜んでもらえたのが嬉しかったです(^^漆の産地の皆さんが、漆の木の廃材を有効に使って染めを行うことによって、単なるエコロジーではなく、漆の木の循環のお手伝いになることにも意味があると思います。そして、何よりウルシの木が実質的に良い染めのできる染料として利用できることが重要です。各地のウルシ材を使って魅力的なウルシ染めが、もっと広まれば良いと思っています。(^^ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Nov 8, 2020
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草木染めの中では、やはり藍染めの人気が根強く、マスクでもハンカチでも、希望が多い。今日は大阪から以前にリモート講習したSさんが、プリントのお礼と実技をしたいということで藍染めの講習に来てくれました。お一人で木綿ハンカチ6枚の折り方、絞り方、染め方を体験。輪ゴム絞りだけでも変化を出す説明を受けて6枚の木綿ハンカチを染めた割り箸だけでも多彩な表現ができる三角形、四角形、五角形、六角形、八角形の模様がある!こうしたパターンを覚えると、折り方変えて割り箸の締める位置や角度を変えるだけで、もっといろいろな模様になる。今年の夏に生葉染めを始めたばかりのSさんだけど、来年は藍の栽培も可能だというから都市部でも職場や地域で仲間を増やすと藍染めサークルができる。絞りだけでも色々楽しめるから、皆さんで能登へ来てもらっても良いし、私が出かけても良いです!この先、楽しみだな~(^^ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Nov 3, 2020
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工房では染色用のマスクの作成がピークを迎えている。表はリネン、内側がダブルガーゼでL、Ⅿ、Sの3タイプ。納品が迫っている(^^; まだSが出来ていない!型紙でマスクの下絵を起こすLを20枚、Ⅿを20枚、Sを・・・まだだと言っても、私は染色済みマスクのパッケージをデザインして、プリントするしかできないのだが・・・。まさか、マスクを作るのが仕事になるとは思わなかった。一日も早く、マスクが売れなくなる日の来るのを願うばかりだ・・・ん?ん?ん?(^^;ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Nov 2, 2020
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このところ工房への藍染め体験者が増えてきた。ありがたいこと、これもGoToキャンペーンのおかげかな(^^今日の群馬からのお客様は私が留守をして写真を撮れなかったのだけど、昨日は私の担当で、とてもまじめに取り組んでくれた男子中学生5人組だった。一番真剣に取り組んだのは、白いスニーカーが藍色に染まらないための方法だった。一人は私の長靴、一人はアイラップを履く。一人は片足だけ藍ラップ、一人は腰を引いて挑戦、一人は裸足になった(笑)見事に5人そろって頑張りました!藍染め体験の準備完了バンダナを絞って水に入れる染め終わって洗ってアイロンがけ私の説明をよく聞いて、自分で沢山模様を入れて、実によく頑張った!初めてで上出来です!楽しんでもらえて、とても好評だった(^^ でも、評判が悪いのが、工房の場所が分かりにくいこと。来訪者の半数以上が道に迷う・・・途中の山道で迷う人も多い。ナビも自動車道で違う位置を教えるらしい(--;しかし、最大の原因は工房の看板がないことだ!(^^;もともと、注文制作の染め物屋だったので、ほとんど来訪者が居なかった。そして、私が染めの途中ではお客様に丁寧な対応ができないので、あえて看板を作らなかったのが、もう着物は染めて居ないのだから、言い訳にならない・・・看板、作ります・・・もうしばらくお待ちを・・・(^^;ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●CG ●食べもの ▼能登の手の作品集 (写真・CG) ▼リンク ●ようこそNotoNote オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour ひろろdecさん ●紅の水絵日記 M-Crimsonさん ●MoMo太郎日記 MoMo太郎009さん ●Kleine Erfrischung kamoppieさん ●考え事ほか vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 hanami73さん ●今日の空 つるまる5さん ●Que sera sera 五右衛門0563さん ●染工房えむ koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 幸達さん ●てんてん日記 もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール
Oct 29, 2020
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