小さな幸せ集め時々猫

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2025年10月03日

プラタナス並木のベンチで亡きさんちゃんを思う

(4)

カテゴリ：猫のいる暮らし

去年の11月に新宿御苑で撮った写真です

さんちゃんが「糖尿病の末期です」と診断されて入院したのが
2024年11月11日でした。
数値が 少し回復してきたのにまた悪くなり、先生から
「初めから仕切り直しです」と言われガッカリして、さんちゃんの面会を終え動物クリニックを後にしました。

胸に鉛を抱えて重苦しくて、足は新宿御苑に迎いました。
何を見ても悲しくて…
動物クリニックのゲージの中で精気がなくて、悲し気な
さんちゃんの姿を思い浮かべて泣きました。
人の少ない秋の午前中でした。
そんな中、咲いてる花もあって安らぎを貰いました

日本で一番古いと言われるプラタナス並木も葉を落とし
始めていました。

ベンチフェチで、ここのベンチは風情が
あって好きなんです。
新宿御苑の一番奥で、いつも人はまばら…
たまに本を読んでいる人がいるくらいです

何時間もベンチに座って考えました
そしてさんちゃんの治療を中止して、余命を家でのんびりと
過ごさせる事を決心したのです。

・治療を中止したら直ぐに亡くなるのか　
・治療を強制的に中止したらクリニック
　には行けないのか　
・苦しんだらどうしよう

私の決意で余命を縮める事になるのか、いろいろ考えました。
プラタナス並木のベンチに座って決心しました
退院させて私の側で暮らさせよう～
過去の経験から我慢の半年より、自由な３ヶ月を選んだのです

プラタナスの和名が「スズカケノキ」
山伏が山道を歩く時、篠竹の露を避けるため、衣の上に
つける鈴玉のような飾りがついていて、その飾りが
スズカケノキの果実に似ているので付けられました。

プラタナスとポプラは似てますが、葉の大きさが違ってる
ので違います。

去年のあの日

苦しくて、苦しくて。
プラタナス並木の下で涙をこぼした去年のあの日は
「さんちゃんは生きていました」

やっと秋が来ましたね

１週間の入院で足腰が弱ってしまい、室外機にも
飛び乗れなくなっていたのが…
だいぶ元気になって外を楽しそうに見ていました。
悲しくも・楽しかった４ヶ月でした。

ペットロスではありませんが…
やっぱりペットを飼う決断が出来ません。
息子は薦めてくれるんだけど～～～ネ

※さんちゃんは脱走する気配さえ見せませんが、
念のために囲ってあります
（私が作業したので、ばばっちいですが）

よっちゃんが愛媛に行って、はじめて息子家に
洗濯機を回しにいったのが4時30分。

午前中は輝くような日差しがあったのですが、だんだん
曇り空になりましたが、洗濯物はすでに乾いていました。
ベランダいっぱいに、広げた洗濯物が秋風にたなびいている
光景は圧巻です。

いつも自分の分だけだったら室内干しでも良いのですが、
息子家族の山ほどの洗濯物は、外干しでスッキリ乾かしたいので
今後２週間は雨はお断りします～