銀線名人の言いたい放題

そうです、よくご存知で、短時間に積もります。湿気が多いのです。ソンナに大したことは有りません、これくらいの雪は。日常です。こちらに初めて引っ越してくる方に半分脅かしで言うのですが、私の小さい頃昭和38年の一月にはなんと一晩で二階から出入りと言うぐらいに積もりました。道から穴を掘って玄関が有るのです。想像がつきますか？そういうのを経験してますから何とも有りません。もう少し詳しくブログに書くことにします。ちょうどそのときは町の真ん中に住んでいたものですから、雪の持って行き場が有りません。町内で大型ダンプを雇って雪捨てをしたように覚えています。家の母親が雪かきをしている様子も新聞にでましたし、丁度その頃祖父の葬式が有り雪が多いのでそりで遺体を運んだのを見ました。雪がほとんどない所と雪かきが全くされてない所では2m以上も落差があるのですからそりでないと運べません。そりでもたいへんです。両手を伸ばしてそりを差し上げたり下げたりしなくては行けないのですから。これらは昔の話（30～40年前）ですが、ほんの20年前でも雪で車が埋まって助けに行ったことが何度も有りました。周りに人家が少ない道路では吹きっさらしに成るので雪で山が出来るのです。それに捕まると、車は簡単に動けなくなります。丁度車の鎌倉状態です。それこそにっちもさっちもいきません。また同じく人家のない所を歩いていると、キタキツネではないのですが足跡が全くなくなってどこが道で田んぼかが分からなくなります。ずぼっとはまることもよく有りました。丁度細い獣道のようなものを想像して下さい。踏み固めて進まないと簡単にハマります。まさに八甲田山死の彷徨があちこちでありました。まあさすがに支社はでませんがあの状態を思い起こしてもらえれば正解です。それが山ではなく平地であるのですから。これも温暖化だと思いますが、冬には何度か必ず凍ったものですがこの頃はあんまりありません。つららも長いものがどこでも視られたのですがこの頃は有っても短いかわいらしいものしか有りません。洗濯物も昔は外に干したのですがバリバリに凍ったものです。まあまた話がいつの間にか子供の時代に戻ってますが、火鉢の時代です。まめタン、練炭の時代です。学校では石炭やコークスを燃やしていました。今の人は石炭やコークスは分からないでしょう。まるで蒸気機関車です。また話が戻りますが二階から出入りをしな蹴ればならない暗い一晩で積もりました。これだけではないのです次に屋根に積もったものが落ちてきます。雪国とはそういうものです。雪をかいてもある意味無駄です。積み上げるだけですから。無くさないとどんどん溜まります。そして奇麗な雪化粧が真っ黒で汚いものに成ります。未だに無くすと言うことを行政も町内も考えていません。頭悪いんでないかいとおもいます。山と積んであります。私はどうするかと言うと少しでも太陽がでると道に出すのです。消さないとどうしようも有りません。ですから家の前だけが雪が少ないのです。ほかは山のように積んであります。そこへ除雪車が来てゆきの壁を作ってくれます。ほかの雪を私の家の前に持ってくるのです。これでは除雪車ではありません。除雪車がこなかったらすぐに車が道にでれるのですが、その壁を壊してその他から持ってきた雪をどかさなくては成りません、殆どがそういうことに何億、何十億とお金が使われてます。なんとばかなことでしょう。融雪装置も有るには有るのですが井戸を掘って水を垂れ流しにして偉い無駄で尚かつ歩きにくいしべしゃべしゃに濡れます。勿論歩道はようをなしませんので車道を歩くことに成ります。まあもっと前向きに頭を使って消雪をやって欲しいです。