毘毘～

　毘毘でございます。

　ワタクシこと毘毘、実はひっそりと禁煙を成功させていたのです。　パチパチ。　以前はタバコをやめる気など毛頭なく、1箱1,000円になっても吸い続けるつもりでしたが、通いつけの内科で偶然あるポスターを目にしたことで、一気に禁煙へと傾くことになりました。

　そのポスターとは、禁煙のための薬、チャンピックスのものだったのです。　「おくすりで禁煙した男」のコピーの脇には、晴れ晴れとした表情の舘ひろしがたたずんでいます。　「ふ～ん。　この人タバコやめたんだ…」　さらになんと、ポスターによれば保険がきくそうではあ～りませんか。　そいつぁ、ありがてえ！　この手の薬は値が張るのが相場だから、保険がきくのは大きいぞ。　どれ、早速試してみるか。　

　禁煙のための薬、チャンピックスですが、最初の7日間は喫煙を続けた状態で服用します。　8日目になったら禁煙開始です。　当然タバコを吸いたい気持ち、要はニコチン禁断症状が襲ってきます。　ただチャンピックスの作用で、禁断症状はかなり緩和されます。　なんでも、たばこを吸った時に脳内に生じる満足感と同等の効果が、チャンピックスによってもたらされるのだそうです。　　毘毘の感想としては、吸いたい気持ちは残るものの、ほかのことに思考を切り替えれば忘れられるレベルであり、間違ってもイライラするようなことはない、です。　服用期間である12週間を過ぎれば、晴れて禁煙成功です。

　処方してくれた内科の実績によれば、この薬による禁煙成功率は90％前後だそうです。　ちなみに製造元のファイザーのデータでは４０％台だったと思います。

　なにはともあれ禁煙できてよかったです。　食事はもちろんのこと、ウイスキーも今まで以上に美味しく感じられるようになりました。　今でもフト吸いたくなることはありますが、そんな時に毘毘は、モンダミンでうがいをして気持ちを鎮めます。　さあ、あなたも楽に禁煙してみませんか？