踊るにゃんこの平凡な日々

2002年の記録

2002年の記録


花アイコン  3月31日(日) 北條明杯 後楽園ホール

初めて競技会に参加したのが北條明杯でした。これがM先生に勧められた「選手登録していなくても参加できる遊びの競技会」です。
ラテンは【北條明杯】、スタンダードは【檜山浩治杯】。どちらもその当時の全日本チャンピオンの単独ジャッジでした。そして北條明先生は、私が通う教室の先生なのです(習ってないけど)。

1次予選から失敗しました。チャチャチャで、振り向くと明先生がニコニコしながらこちらを見て会釈。それを見て私もお辞儀をしちゃった…。そこからはあがっちゃって、ルーティンは間違えるわ、悲惨なものでした。最近は明先生が教室にいても普通に話せるようになりましたが、前はドキドキするぐらい大スターでしたから…。

あんなにヘタクソだったにも関わらず、チャチャチャで3位(トロフィーをもらった)、ルンバで4位になりました。でも実力じゃないんです。明先生がおまけで賞をくれたってことぐらいわかってるんです。
このおまけの賞のおかげで、やる気が出たのです。
『実力で勝ってやる!』と。


花アイコン  5月19日(日) 第22回品川区ダンススポーツ大会

北條明杯で競技会の面白さを知り、アマチュアの試合に出るためにJDSFに選手登録することにしました。登録するには、JDSFに加盟しているサークルに入らなくてはなりません。本部に電話して教えてもらい、今のサークルに入会しました。

品川大会には仮登録の状態で出場しました。1番下の6級からの挑戦でした(参加者も少なく30組ぐらいだったかな)。初戦にして、ラテンでは準優勝、5級に昇級しました。モダンは準決勝までで昇級ならず。
仮登録での参加だったので、会員証も無く、会員番号もわからず、係の人には「会員番号がわからないと昇級が取り消される場合もありますからね」と叱られてしまいました。

1発で昇級できるとも思っていなかったのですが、この後、ラテンとスタンダードの差が大きく開くことになるのです。


花アイコン  8月4日(日) 第20回新宿区アマチュアダンススポーツ大会

スタンダード、ラテン共に5級戦に挑戦しました(昇級したら翌年はその級より下の試合には出られません。上に出る分には構わないのです)。
スタンダードは5位入賞で4級に昇級することができました。

ラテンは優勝。1次予選、2次予選、準決勝と踊り、最後の決勝の時にはフラフラで足がもつれました。表彰式が終わると、係の人から「どこの教室?」「北條です」と答えると「やっぱりね、私の好きな踊り方だったもの」とか、「最初から見てたよ」と声をかけられました。その時は「私達って注目されるほど、上手い?」と喜んでいましたが、今、思うと恥ずかしい踊りをしていました。でも5級の参加者の中では一番上手かったと思うようにしています。

後に主人に「今までもらった表彰状の中でどれが一番嬉しかった?」と聞かれ、「5級モダン」と答えたことがあります。そのぐらいこの先、スタンダードに苦労することになるのです。


花アイコン  11月24日(日) 第20回渋谷区ダンススポーツ大会

渋谷大会と言うのは、1年の終わりの方の大会なのでレベルが高いそうです。有終の美を飾ろうと来年度の昇級が決まっている人が出たり、最後のチャンスにかけるカップルが出場するので、参加人数が多くなります。
3級ラテンは100組以上の参加があり、とてもビビリました。「とても勝ち残れない」と意気消沈していたのですが、1次予選を通過すると「次も勝つ!」と思うようになったのです。「次も」「次も」と思っているうちに準決勝まで来ました。踊り終わると「今、踊った皆さんは2級に昇級が決まりました」とアナウンス。飛び跳ねて喜びました。昇級できただけでも嬉しいのに決勝まで残れました。結果、ラテンは準優勝することができました。

が、スタンダードは、1次予選敗退…。かなり凹みました。


この2日後、産婦人科の診察を受けに行ったのでした。3人目を妊娠。競技会に出始めたばかりだと言うのに…、これからなのに…。かなり悩みました。ダンスを続けたいがために中絶することはできません。もし中絶したならば、「自分の趣味のために子供を殺した」と負い目に感じダンスを続けられなくなっていたことと思います。

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