MILANO‘S REVIEW

MILANO‘S REVIEW

『パール』シリーズ

『パール』シリーズ

原作:南原 兼  イラスト:明神 翼  出版社:プランタン出版(ラピス文庫)
制作:インターコミュニケーションズ


はい!南原さんのお話です。

最初に書店でタイトルを、見た時には

『パールなお話なんて…ロマンチックv』 (お馬鹿)

と思ったワタクシですが、そのパールの使い道(保存場所)を知って

『ひょえ~~!!!…υ 』

と、 喜び 驚き、体が4回転半くらい、ネジレました。(でもすぐ戻ったので、ウエストはくびれませんでした)

南原さん作品をご存知の方はお分かりだと思いますが、このCDも
軽く・楽しく・進度が遅~~く (イチャイチャしてばかりいるから)

なっています。その上、 受けはショタ で(でも緑川さん好きv)

攻めはオヤジっぽいエロエロセリフ 満載です。(笑)

格調を求めてはいけません。
でも、愉しいですよ。


■いじわるなパール

キャスト
緑川  光(西条 郁実)
鈴置 洋孝(北条 雅弥)
遊佐 浩ニ(多岐川十夜)
一条 和也(三神 怜司)
辻谷 耕史(松宮 友明)
小野 健一(河邑 秀一)


16才になった西条郁実クンは、パパリンから
「我が家のしきたりだ。16才になったのだから自活しなさい。」
と、言われて、

『マジですか?』の世界。

「あーでも、高校があるから、ひとまずガテンバイトでもして、家に毎月15万円ずつ入れなさい。」
などと言うパパリンから逃げ出して、町をさまよっているところを、ホストの雅弥に拾われます。

最初は自分もホストとして働かせてもらうつもりだったのだけど
「すぐイク奴は、使えない」(ナンチュー露骨な)
と、掃除や下働きで雇ってもらうことになりました。

家出してるので、雅弥のマンションにも同居させてもらい、
『KISS一回100万円』の雅弥から、毎日愛の…じゃなくてアフターの為のレッスンをして頂く至れりつくせりな毎日。

この、北条雅弥という人、なぜか家宝のピンクパールを、自分のカラダで保管しているそうです。(銀行に預けろよ!!!)
指輪(しかも妖しく小指)やピアスはまぁいいとして、
何で男性のシンボルにまでリングつき真珠をピアッシングしてるんですか???(ヤのつく自由業な方々みたく『埋め込む』のではないらしいです)
痛そうですよね~。いや、本人は勿論、相手も…υ

読んでも聴いてもよく飲み込めないんで、笑って流すことにしましょう。

そんなこんなで、ホストクラブ『エーゲ海の真珠』で下働きア~ンド影でこっそり愛のレッスンを始めた郁実クン。

ある日、人手不足でホールに出たら、橘という、直江(ミラ)とは反対にヤな感ジなお客に指名されて、襲われそうになっちゃった。

そうなって初めて、『雅弥以外に触られるのはイヤなんだ』と気付いた郁実クン。
雅弥も自分が郁実を好きになっていたことに気付くのでした。

最初は鈴置さんの活舌が気になりましたが、今ではそれほどでもなく、つらつらと楽しんだ一枚ではあります。

郁実クン(緑川さん)と雅弥(鈴置さん)の2人は大丈夫なものの、後のホストのメンバーが沢山出て来ているのが、まだ見分けつかない状態ではありますけどね。

それにしても…そんな場所のパールなんてエグすぎる…(しつこい)



■よくばりなパール


相変わらず夏休み、
そして相変わらず郁実が働いているホストクラブ、『エーゲ海の真珠』が3日間お休みになり、
雅弥が郁実を横浜デートにさそう(デートだけでCD一枚終わってる…υ)おはなしです。

自宅でエッチして~ラーメン食べて横浜行って~観覧車乗ってちょいエッチーして~ホテルに泊まって~エッチして~クルーザーに乗ってセーリングして~加山雄三ごっこして~シャワーでエッチして~ご飯食べてエッチして~

ストーリーなんて全然ないですよ~。その分、色んなエッチがエグイです~~。
さすがホスト…っつか、南原さん、沢山小説書いてるはずなのに、エッチのセリフとパターンのバリエが多いのが凄いですね。(変なところで尊敬~~~)

ママレードプレイとか、よく思いつくよナァ~~。(つか、思いついても書かないよ~普通////。)
声優さん達も、それしかないんで、プロのエッチシーンを聞かせて下さってマス。
緑川さん…そのへんのAVの女優さんより凄いって言われてるのがよーく分かります。(こんなところでも尊敬~)

途中で、怜二×十夜 と 秀一×友明 という二つのカップルがちょっとだけ出て来て、今後の展開に繋がりそうでした。

それにしても、『エーゲ海の真珠』って、実は

…ホモばかりのホストクラブ…

なんですね。
もし実在したら、貴方や私でいつも満員なんでしょうね~~vv(でも、腐女子な客は観察ばかりして、金払いが悪そうだから、すぐつぶれるかな)


■わがままなパール

今回は、前の横浜デート最後のエッチから始まって、後はずっとお店です。
ひとりでしちゃおうとしてたところを見つかって、配膳室でやったり
お道具を使われたりと、相変わらず仲良しの郁実(緑川さん)と雅弥(鈴置さん)。

…もう、勝手にやってくれ…

という感じですか。(投げやり)

そんな中、二人の働くホストクラブに、郁実のパパリンとママリンがやってきました。
実は、郁実の実家、西条家と、雅弥の北条家は親戚だったのです。
おまけに小さい頃、郁実は、雅弥に遊んでもらったことがあったらしい。
観覧車でチューされて『お嫁さんになる。』とか言ってたらしいです。

(それにしても、何故か男しか生まれず、先祖代々男色家しかも攻めな北条家…いかに長男が犠牲になって子を成しても…良く続いているものだ…関係ないけど関心しちゃいますって)

パパリンの言う事をきいて、夏休みが終わったらうちに戻り、バイトも10時までにすることになりました。

落胆して泣いてしまう郁実に、雅弥は『エンゲージリングの代わりだ』と、
パールとプラチナのリングを…あそこに…υプレゼントしてくれるのでした。

あそこにパールのエンゲージリングだと…

ふざけるのもいいかげんにしろっ!!! (ばたばた)←怒って暴れている音

いやいや、これ以上マジに反応すると、『結婚式までは純潔を守れ』と説教してるオジサンみたいになるので止めますけど(笑)
このあまりにもベタな路線を選択し、突き進む南原さんは凄いと思いました。

相変わらず、緑川さん、イイ声で、
今回は、秀一×友明、怜二×十夜も、5割増しくらいにラブラブです。
でもこのサブカップル達、ストーリーと関係あるのかしらね。
ストーリー自体、無いも同然なので、気にならないのですかね。

■きまぐれなパール

まだ続いてるよ~。このシリーズ。皆もよく買うよな~。(お前もナ)

さて、実家に帰って高校通って、雅弥のホストクラブでのバイトは10時までな郁実クン。
当然会う時間が減って、エッチする時間に困ってます。(最重要事項)

しかーし!雅弥が夜這いに来たり、郁実クンが朝ガケしたりでそっちは大丈夫そう。
今回のウリは『早朝メイドさん、裸エプロン主張サービス』ですか。

…なんちゅーか、南原先生…BL路線なのか…オヤジ路線なのかわかりませんが
独自の道を 転がり落ちて ひた進んでいらっしゃるようです。
お会いしたことはありませんが、ホントにも~、エンターティナーとして商業作家としてのご自分を悟りきってらして…きっと後光がさしているに違いありません。

話は郁美君の学校にウェイトが移っていて、学園祭で郁実のクラスが『着ぐるみ喫茶』をするという、これまた腐女子の壷に忠実な展開。うまいよな~。

おまけに、ホストクラブ『エーゲ海の真珠』で働いているホスト2人…十夜と怜二が、学校の先輩にして生徒会の副会長と会長だったことも判明。

郁実が怜二に迫られているところを十夜に見つかって、実は黒い人っぽい十夜のし返し(絶対相手の恋人を誘惑する)に脅えて雅弥を遠ざけたり、学園祭の準備で忙しかったりして、雅弥はしばらく置いてきぼりなのに浮気もしない偉い人なのでした。

そんなこんなで、学園祭当日、なぜか送られて着た豹の着ぐるみで人気大爆発の郁実クンを、何故かやってきた悪役エロお客の橘がまた襲います。
この時の追い払い方が可笑しかったです。

でもって、リメイクしたエンゲージリングをまた渡してもらって…って
どこにはまってるか考えるとナマすぎる展開だ~っ!!!

おまけのトラックも超エッチな展開(+秀一×友明)ですけど、それよりもおののいたのが『超巨大砲』とか『豆鉄砲』などというベタベタな語彙の数々でした。
声優さんたちも、良く笑わずにしゃべってるよなー。

トークでは、『着ぐるみ』で盛り上がって
緑川さんが結構着ぐるみバイトをやったとか、鈴置さんは痩せてる時にモモレンジャーに入ったとか…皆さんけっこう盛り上がってました。


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