2010.02.09
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この5年間でいっぱい失敗してきましたが、

操体のことに限らず、独立開業に関する失敗談も書いていきます。


新小岩の安いアパートの一室に密かに開業していた時代のことです。

2004年5月ぐらいでしょうか。



松下電器を辞める前に会社でご縁のあった人全員にメールやハガキを送りまくりました。

200枚以上のハガキを送ったでしょうか・・・

「こんなことをはじめたので是非来てくださいね!」

という感じで送ったと思います。


その中から何人が操体の施術を受けに来てくれたと思いますか???




















(雑誌Hanakoに載ってから、もう1人来てくれました)



「実は前から腰が悪いから、一回受けに行くよ!」

というように辞める前には多くの人が言ってくれましたが、

まったく来てくれないのです。



でも、冷静になってみればそれもそのはず。

いきなり営業をやってた奴が聞いたこともない治療法で開業しても

ちょっと怖いし、なかなか行こうとは思いませんよね?



でも、当時は社交辞令だったことが分からなかったのです。

「なんでみんな来るって言ったのに、来てくれないんだ!?」

とかなりショックを受けました。



その頃は、お客さんが誰も来ないので毎日が失業者状態でした。



北斗の拳の分厚い漫画本をまとめ読みをしたりしていました。

(北斗の拳のテーマって「愛」だったんだ!と大人になって読み返して思ったものです)


「まあ、なんとかなるやろ」という楽観的な自分と

「本当にやっていけるんかな?」という悲観的な自分が共存していました。


時間だけはあったのでホームページとブログとメルマガとmixiを




少しずつお客さんが来てくれるようになってから思ったことは

興味がない人に無理に来てもらおうなんてしなくても、

本当に必要とする人はどこに住んでいようが

向こうの方から探してでも来てくれるんだなということです。


メルマガの読者さんで、

海外在住で日本に帰国したついでに来てくれる人が結構いたのです。




【教訓】

開業当初は友人・知人に期待しない方がよい。

必要としている人にこそ来ていただくこと。



(第二話へつづく)





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Last updated  2010.02.10 00:31:18
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