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ユーミンの2023年アリーナツアーのBlu-rayが発売された!(特典でついてた大型ジャケ写)2023年度のソロアーティスト動員ナンバー1を獲得した松任谷由実さんのライブBlu-ray。5月13日ぴあアリーナから12月28日名古屋ガイシホールまで54本、57万人以上を動員したコンサートツアーでした!69歳だったユーミンが作ったこの記録を超える事が出来るのは、60代以上の女性シンガーではユーミンの記録更新しかないと思う。このツアーはユーミンはまだまだ動員に余力がありそうだった。どうしても行きたかった4回あった日本武道館公演は立ち見すら取れなかった。地元の神戸ワールド記念ホールも4回のうち3回観る事ができたけど、あと1回はどうあがいても取れなかった。8公演観る事ができたけど、東京と横浜はまったく取れずに行けなかった。追加公演で武道館をあと4回やっても即売り切れただろうな・・・。大阪城ホールは6回ありましたが、半分の3回は取れた。10回は観たいと思ってた最高のショーだったけど8回行く事が出来たので良しとする。8回観て飽きるどころか、まだまだ回数増やしたいと最後まで思える内容だった。自分が観た8回のどこの会場もすごい熱量で会場の10000人全員がユーミン愛を物凄いパワーでステージに注いでるのが感じられた。69歳でもあれだけ楽しませてくれて、感動させてくれて汗だくでステージを走ってるユーミンを観ると本物のプロってこんな人なんだと泣きそうになりながらステージを観てた。セットリストも考え抜かれてて曲順の流れが回数観るたびに、その意味や深さを感じられて感動も増していった。(「TYPHOON」のムービングライトの演出も進化していった)最初に見た5月28日大阪城ホールからどんどん進化して行くステージ。10月9日に観た広島辺りからより洗練されていった印象。演出もライティングも曲アレンジも素晴らしくなっていく。レーザーも演出と数を変えるだけで劇的に違っていった。ライティングの美しさも異常なほどに洗練されていった。毎回、こんなに凄くて9900円???って観終わった後に友人とよく話してた。あまりにもセンスが良く何もかも規模が凄すぎて会場に入った瞬間から圧倒されてた。武部聡志さんを筆頭としたバンドも本当に最高だし、パフォーマーの若者達も素晴らしかった!ユーミンの舞台に関わってる人全てが物凄いプロフェッショナルな事に毎回感動した。(「青いエアメール」の時の新緑の季節から桜の季節への四季の移り変わりの映像も毎回鳥肌でした)(ドラゴンに乗って歌うのはユーミンが最初でした。 1981年「水の中のASIAへ」のツアーで、まだ発売される前の「REINCARNATION」を ドラゴンに乗って歌った。)(1981年「水の中のASIAへ」ツアーからちょうど10年後。 宝塚歌劇月組公演ショー「ブレイク・ザ・ボーダー!」の中でトップスター涼風真世さんが ドラゴンに乗って歌った。涼風真世さんはユーミンが楽曲提供した「PUCK」でも主演していて ユーミンとも関わりが強いイメージが当時あった。 涼風真世さんが好きだったので「ブレイク・ザ・ボーダー!」も3回劇場で観てるし、 「PUCK」も劇場で観た作品)(「ブレイク・ザ・ボーダー!」を劇場で観た時は「水の中のASIAへ」ツアーのオマージュのように 感じた。このショーと芝居は「銀の狼」でその作品も凄く好きな作品)自分が観たどこの会場でもWアンコールの時に観客からの物凄いパワーでユーミンは毎回、感情が溢れ出て素晴らしいMCを聞かせてくれた。このBlu-rayが収録された横浜アリーナのWコールのMCも感動的です。1989年4月1日に開業した横浜アリーナのこけら落とし公演はユーミンでした。「Delight Slight Light KISS」のツアーの一環でツアーの最後の4公演が横浜アリーナ公演。4月1日、2日、4日、5日の4日間。日本武道館公演を8公演した後が横浜アリーナでした。翌年の「LOVE WARS ツアー」でも横浜アリーナで4公演開催された。次はホールツアーなのだろうか。ホールツアーだともっと小さな街でも開催してくれるのがうれしい。2022年〜23年の深海の街ツアーは28カ所、63公演もしてくれた。神戸国際会館2daysが最終地点だったのもうれしかった。その前のホールツアーは2016年〜17年「宇宙図書館ツアー」で42カ所81公演!60代のシンガーで1ツアー81公演は驚異的です。それも全てソールドアウトだったのが凄い。最近はホールツアーとアリーナツアーを交互にやってるので、次はホールのつもりでいるんだけど、また大規模なアリーナツアーになるかも知れないし…。実際に会場であの空気感を体感した57万人には、このBlu-rayは炎の熱の伝わりやフリフラの光の波や、幻想的なレーザーや、客席の集中力と熱を思い出しながら感動できる。毎回、ドラゴンが登場した時の凄いどよめきも懐かしい・・・。【プロデュサーの松任谷正隆さん「DIRECTOR’S NOTE」ブックレット】このブックレットもすごく興味深く読みました。松任谷正隆さんはアレンジャーとしてもプロデューサーとしても本物の天才だと思ってるので、そに人が語る言葉は重さと有難さを感じる。ブックレットに掲載されてる写真もめちゃくちゃイイ!【特典ディスク】このBlu-rayは本編と特典ディスクの2枚組です。この特典ディスクが本当に良く出来てて2回通して観ました。リハーサルから千秋楽の名古屋までを収録してあって、時系列にロードムービー的なドキュメントではなく作り込まれた内容でした。ユーミンの丸くなった人柄の良さも凄く伝わってくる作品。丸くなったと書いたのは、1982年PEARL PIERCEツアー辺りから1ツアー何度か観るようになって(それまでは神戸か大阪で一度観るのみでした)、尖ってるユーミンを何度も観てたし、そのカッコ良さにもハマってた。マンモウチェックとかふつうにMCで話してたし、もっと際どい事もいろいろ話してた^^;70分も収録されてるこの特典ディスクだけでも5000円の価値は余裕である。Blu-rayの映像も音質も本当に最高です!廃盤になってる1982年「昨晩お会いしましょう」ツアーのVHSと1981年「水の中のASIAへ」ツアーのVHSを現代のリマスター技術で音も映像もリマスターして、ノーカットでBlu-ray化して発売してくれたら最高なんだけど。特に「昨晩お会いしましょう」ツアーは本当に好きだったので、1曲目の「カンナ8号線」もあのダミーのユーミンを使った演出のオープニング映像で収録してほしい。「夕闇をひとり」と「手のひらの東京タワー」「 A HAPPY NEW YEAR」の3曲の追加収録だけでもいいから。2023年12月28日名古屋での千秋楽から約40日後には、ユーミンはもうまったく違うライブを開催していました。全8公演
2024年05月31日
松任谷由実さんの2024年5月29日発売のシングル。この曲は能登半島地震災害義援金のためのチャリティシングル。1曲目「acacia[アカシア]」作詞・作曲 松任谷由実さん 編曲 松任谷正隆さんこれまでユーミンはチャリティという事には腑に落ちないものを感じて参加することがなかったそうです。なぜ、今回チャリティをする事になった想いが歌詞カードに掲載されています。この曲はデビュー間もない頃に能登の海岸で見た群生してるアカシアの花に感動して作った曲。2001年発売の31枚目のアルバム『acacia (アケイシャ)』のタイトルナンバー。アルバム「acacia (アケイシャ)」はカッコいい曲が詰まっています。特に好きな曲は2曲目「哀しみを下さい」、3曲目「110°F」、4曲目「リアリティ」、5曲目「MIDNIGHT RUN」、6曲目「acacia [アカシア]」7曲目「Summer Junction」、10曲目「Lundi」、12曲目「幸せになるために」、14曲目「PARTNERSHIP [after]」・・・ほとんどの曲が特に好きな曲で、他の曲はかなり好きな曲^^;3年ほど前からこのアルバムを急に良く聴くようになったのは、自分がこのアルバムのカッコ良さを理解する事にやっと追いついたって感じがした。発売当時から好きではあったけど今ほど、このアルバムを特別視してなかった。ユーミンの曲って発売当時に何度も聴いてたはずなのに10年後、20年後に本当に心底感動する事が多い。その曲を作ってた時のユーミンに追いつけたような感覚を何度もしてる。「Autumn Park」って曲なんて発売した1986年には「良い曲だなぁ〜」って程度だったのがそれから20年以上経ってからイントロ聴くだけで泣けるようになる。今、例えとして頭にパッと浮かんだ「Autumn Park」の事を書いたけど、そんな曲が山ほどある。何度も書いてるけどユーミンは2009年「そしてもう一度夢見るだろう」以降の5枚アルバムが全て天才すぎて多分、これから先、自分が死ぬまで飽きる事は絶対にないと言い切れる。1980年代すぐにユーミンのコンサートに行くようになったけど、あの頃から25年近く経って2024年、今のユーミンが一番良い!と思えるなんて想像できるわけがない。昨年の「THE JOURNEY TOUR」なんて毎回、感動と楽しさと有難さを感じてユーミンの人柄にもどんどん惚れていくツアーだった。今日Blu-ray「THE JOURNEY TOUR」も届いて観てたけど、あんなに何度も観たライブなのに新鮮に感じるしラスト曲を観終わったら、またすぐに1曲目から観たくなる麻薬のようなライブ。Blu-rayで観ても「ただわけもなく」「Now Is On」「さまよいの果て波は寄せる」の3曲は特に泣ける。2曲目「春よ,来い(Nina Kraviz Remix)」作詞・作曲 松任谷由実さん少し前にパルコの55周年のイベントで「YUMI MATSUTOYA x NINA KRAVIZ」が配信されたのを観て、今をときめく世界的テクノDJのNINA KRAVIZと意気投合してその場で次のコラボの話をしてしまうとか、ユーミンの感性は国も年代も時代も全て突き抜けてるんだと思って生配信を観てた。「ユーミン乾杯!! ~松任谷由実50周年記念コラボベストアルバム~」にすでに収録されてた曲だけど、こうやってアルバムの流れじゃなく「acacia」の次に「春よ,来い(Nina Kraviz Remix)」が流れ出すとまた全然違った感覚で聴けた。次、本当に「不思議な体験」をNina KravizがMIXしたら、どんな事になるのか楽しみでしかない。年々、日に日に・・・ユーミン熱がやばくなってきてるのを感じる。今のユーミン最高です!(2001年「acacia ツアー」パンフより)
2024年05月29日
1985年8月発売のBruce Springsteenのシングル。3200万枚以上を売り上げたモンスターアルバム「Born in the U.S.A.」に収録されてる曲。アルバムのB面3曲目に収録されています。A面「I'm Goin' Down」作詞・作曲 Bruce Springsteen派手でキャッチーな曲が多く収録されてる「Born in the U.S.A.」の中では一見、地味な存在に思えてしまう曲です。アルバムから6枚目のシングルカットです。この曲は「Born in the U.S.A.」の一つ前のアルバム「Nebraska」のレコーディング時に作られ結局、「Nebraska」には収録されずに「Born in the U.S.A.」に収録された。その「Born in the U.S.A.」にも結局、収録されない事になってたのですが、「Pink Cadillac」をシングル「Dancing In The Dark」のB面にしてアルバムには「I'm Goin' Down」を収録。「Pink Cadillac」がもし「Born in the U.S.A.」に収録されていたなら、どの位置に入ってたのだろう…。「Pink Cadillac」も当時は凄くよく聴いた曲。「Born in the U.S.A.」からのシングルはほとんどMVが制作されましたが、「I'm Goin' Down」のMVは制作されなかった。シングル盤のジャケットも他のジャケットはラフな服装でROCKな雰囲気の写真なのですが、この曲のジャケットは大人っぽいややフォーマルな感じにも見える落ち着いた印象のもの。ジャケットの写真を見ていると歌詞の中の「彼女と着飾って出かけたけど、早くに帰ってきて口喧嘩してしまい、俺を怒らせる彼女に 疲れてイヤになってきた。俺は落ち込んでいく」って感じの部分を想像するような写真。初めてこの曲を聴いた20代前半の時は惹かれなかった曲だけど、年齢を増すごとにこの曲が好きになってきた。B面「Janey Don't You Lose Heart」作詞・作曲 Bruce Springsteenこの曲はアルバム未発表曲でこのシングルのみに収録。後に「18 Tracks」でCD化されて誰もがいつでも聴けるようになった。アルバム「18 Tracks」何かと重宝する^^;アナログ盤でしか聴けない曲の数々を簡単にCDで聴けるのはうれしい。「Janey Don't You Lose Heart」はノリとか曲の雰囲気はちょっと「Dancing in the Dark」を彷彿させる。Bruce Springsteenのライブ、自分が死ぬまでにもう一度体感したい。2000年代以降の楽曲を生で聴けないままって寂しすぎる。
2024年05月28日
アメリカのブラスロック「Chicago」の1975年4月発売のシングル。この曲はアルバム「Chicago VIII」からの第二弾シングル。シングルカット第一弾はアルバムB面1曲目「Harry Truman」です。「Harry Truman」はアメリカ合衆国の第33代大統領の事で、彼を絶賛した内容の曲でした…… バンド構成Peter Cetera – Bass, VocalsTerry Kath – Guitars, lead and backing vocalsRobert Lamm – keyboards, Backing vocalsLee Loughnane – TrumpetJames Pankow – TromboneWalter Parazaider – Sax,Flute, ClarinetDanny Seraphine – DrumsLaudir de Oliveira – PercussionA面「Old Days」(追憶の日々)1975年に書かれたこの曲は昔を「良かったなぁ〜」と想いを馳せる曲。1950年代〜60年代前半の頃の事を言っているような歌詞の内容です。ブラスアレンジが凄く良くてストリングスの印象的なフレーズも頭に残る曲。「Chicago VIII」はシカゴのアルバムの中ではあまり聴かないアルバムですが、この曲は単体で好きでした。「Chicago VI」「Chicago II」「Chicago V」の順でよく聴くアルバム。B面「Hideaway」(邦題「逃亡者」)Heavyなミディアムテンポのロックナンバーです。重いギターのリフが中心になっててBlack Sabbathを意識して作ったように思える曲。かなり似てるリフがサバスにあったので真似たのかも知れないけど。1973年11月発売のアルバム「Sabbath Bloody Sabbath」のタイトル曲の「Sabbath Bloody Sabbath」です。「Hideaway」を初めて聴いた時にすぐに「Sabbath Bloody Sabbath」が頭の中に流れ出したのを覚えています。ソロのあたりもかなり似てる。「Sabbath Bloody Sabbath」は超有名な曲なので自分と同じように思った人も多いと思う。ブラックサバス5枚目のアルバム「Sabbath Bloody Sabbath」は名曲だらけの超名盤!!このタイトル曲はもちろん、超名曲「Spiral Architect」「A National Acrobat」「Sabbra Cadabra」「Killing Yourself to Live」「Looking for Today」ととんでもなくライブ映えする楽曲のオンパレードです!自分は「Vol,4」「Sabbath Bloody Sabbath」「Sabotage」の3枚がサバスの中でベスト3なので子供の頃から聴きまくっててちょっと似たフレーズが他のバンドであるとすぐにわかってしまう。「Vol. 4」に収録されてた「Cornucopia」は「Sabbath Bloody Sabbath」に収録されてた方が埋もれる事なく人気曲になったのじゃないかと今更ながら考えたりする。「Vol. 4」も本当に名盤で収録曲のバランスの良さと捨て曲なんて存在しない名曲揃い。あまり知られてないけど「Vol. 4」収録の「Supernaut」はあのフランク・ザッパがフェイバリットソングだと公言してるし、Zepのジョン・ボーナムのお気に入りの曲として有名。「Supernaut」は「Live at Last」(Past Lives)のライブバージョンも特におすすめ!スタジオよりもテンポが早めで少しビル・ワードが走ってるのも興奮度を感じられて凄くイイ!「Wicked World〜Supernaut」のメドレーの中で演奏されています。フルではないのが残念。「Wicked World」のライブバージョンも本当に最高です!!シカゴの話からサバスの話になってしまってた。サバスを初めて聴いてから50年以上経っても、やはり最高のロックバンドだと思える。死ぬ間際まで聴いていそうな気がする・・・。このシングルのジャケット裏はこのプレゼントの応募広告。レコードの袋がライナーノーツと歌詞に なっていました。1975年4月でCBSソニーというと天地真理さんが4月1日に「愛のアルバム」を発売しました。1975年3月後半に天地真理さんは京都、和歌山、神戸、大阪と関西でコンサートツアーがありました。その時にシングル発売に先駆けて「愛のアルバム」を初披露しました。自分も行ってたのですが、初めて新曲として聴いて一発で好きになった曲。少し前に「初めての涙」の事を書いた時に「愛のアルバム」がちょっと不憫だった事を書きました。日本劇場で1ヶ月間のミュージカル主演が決まった関係でスケジュールがいつもの流れではなくなった。レコード袋の裏表にライナーノーツと歌詞が掲載
2024年05月27日
イギリスのニューウェーブ系バンド「JoBoxers」のヒット曲。メンバー構成Dig Wayne – VocalsChris Bostock – Bass, VocalsRob Marche – Guitar, VocalsDave Collard – Keyboards, VocalsSean McLusky – Drums, VocalsA面「Just Got Lucky」作詞 Dig Wayne 作曲 Chris Bostockこの曲との出会いはFMを流しっぱなしにしてていろんな曲を聴いてたら、この曲が流れ出してすぐにメモしたのを覚えてる。1983年ならほぼMETAL漬けの日々だったように思うけど、8割HeavyMetalで2割いろんなジャンルを聴いてたような気がする。イントロのベースの音がピアノ音なのに惹かれてキャッチーすぎるメロディーと歌詞とリズム。まず、どんな人たちが演奏してるだろうと思った。リードボーカルは黒人のDig Wayneであと4人が白人のイギリスのバンド。翌日、帰り道でレコード屋に寄って買ってきた。早速、針を落としてオーディオのボリューム上げて聴いたらFMで流れてた時の何倍もカッコ良く思えて何どもリピートして聴いた。この曲、アメリカやイギリスの今の若者バンドがカバーして演奏をしているのをいくつも観た。時代越えて残ってるんだと、うれしくなった。ホントにいい曲だから一度聞くと耳に残って聴きたくなるんだと思う。このレコード引っ張り出して来て久々に聴いてたらアルバムも聴きたくなって来た。どこに置いてるか探さないと。CD化もされてるようなので買っとこうと思ってる。B面「Forget Me Love」作詞 Dig Wayne 作曲 Vic GodardB面のこの曲は日本のみで通常はアルバム2曲目の「Crosstown Walkup」です。「Forget Me Love」は12インチのB面のみに収録されてた曲です。アルバムにも未収録です。短い曲ながらジャジーでめちゃくちゃ渋い曲です。「JoBoxers」の事、完全に頭の中の記憶から消えてた人も思い出して聴いてみると懐かしさと今でも新しく思えるような感覚を楽しめるように思う。
2024年05月26日
1980年6月発売のELO & Olivia Newton-John のシングル。(ジャケットは特殊ジャケットでお金かかっています) (目の部分が長方形に切り抜かれています。閉じると上のジャケットになります。 海外盤はこの写真のピクチャーディスクでレコードそのものが見開きの中にありました。 レコードの真ん中の穴がちょうど眉間の所に来てて何かちょっとよくないな…と)レコーディングメンバーOlivia Newton-John – VocalsJeff Lynne – Guitars, Keyboards, Backing vocalsBev Bevan – Drums, PercussionRichard Tandy – KeyboardsKelly Groucutt – BassJames Newton Howard – SynthesizersLouis Clark – StringsElectric Light Orchestra (ELO)はイギリスのロックバンドです。リーダーのジェフ・リンはロックバンドの全ての楽器を演奏できるマルチプレイヤー。ギター、ベース、ピアノ、キーボード、チェロ、ドラム、パーカッション…そしてリードボーカル。ELOの音楽も10代後半〜20代の頃はよく聴いてた。好きな曲が多いバンドです。ドラムのBev BevanはELO脱退後、1983年にBLACK SABBATHの「Born Again ワールドツアー」に参加サバスはボーカルにイアン・ギランを迎え、オリジナルサバスの音楽に戻ってきてた時。Ian Gillan - Vocals Tony Iommi - Guitars Geezer Butler - Bass Bev Bevan - Drums Geoff Nicholls - Keyboardsオジーオズボーン以外が歌ってるブラックサバスは基本的にまったく聴かないのですが、イアン・ギランのサバスは納得させられる文句のつけようがない好きなサバスでした。1983年ツアーのブートは8公演分持ってますが、ツアーが進むにつれバンドの音も凄く良くなっていきます。ブートを買うなら後半10月以降の北米ツアーの物がおすすめです!ツアーの最初の方はリズム隊の噛み合っていない感じとギランも歌い込めていない感じです。それでも十分にカッコいいライブなのですが。A面「Xanadu」(邦題「ザナドゥ」)作詞・作曲 Jeff Lynneこの曲はミュージカル映画「ザナドゥ」のためにジェフ・リンが書き下ろした曲。ELOのレコードは当時、必ずってほどじゃないけど買ってました。この前のシングル「I'm Alive」が凄く好きでよく聴いてました。映画「ザナドゥ」はコケてヒットしませんでしたが、映画の中の曲からは多くヒット曲が出ました。この「I'm Alive」もよく流れてた。ELOは映画に提供した曲で「All Over the World」もヒットしました。これもいい曲。ジェフ・リンのボーカルが好きだった。この「Xanadu」はボーカルがOlivia Newton-Johnが担当しています。Olivia Newton-Johnイヤなわけじゃないけど、ほとんどこのシングルを聴いてなかったと思う。レコード盤みたらまるで新品のままのようでした。いい音で聴けた。後に「Xanadu」をJeff Lynneが歌い直したヴァージョンがあるのですが、それはよく聴いた。Olivia Newton-Johnは特に好きも嫌いもなかったので興味を唆られなかった。曲もほとんど知らないし、周りはみんなよく聴いてたけど自分はまったく通らなかった。でも、何十年かぶりに聴いてみたら人気が凄かったのがわかる。声質も凄く良いし歌い回しも心地良い。ベスト盤でも1枚買ってみようかと思う。B面「気の合うふたり」作詞・作曲 John Farrar40〜50年代のビッグバンドジャズでジーン・ケリーとデュエットです!めちゃくちゃカッコいい曲です!ジーン・ケリーはこの「ザナドゥ」が最後の映画出演でした。最後にオリビア・ニュートン=ジョンとの共演。
2024年05月25日
1976年10月25日発売の「古時計」の2ndシングル。「古時計」は1976年4月発売のデビューシングル「ロードショー」を大ヒットさせたフォークデュオ。メンバーは大場弘一さんと西田昌弘さんの二人です。A面「季節はずれの走馬燈」作詞 中村俊男さん 作曲 おおがひろかずさん 編曲 吉川忠英さん 弦編曲 瀬尾一三さんデビュー曲「ロードショー」は50万枚を超える大ヒットでした。そのヒットもあり、シングル第二弾はいきなりテレビドラマの主題歌になった。「ひまわりの道」というドラマで、池内淳子さん、三浦友和さん、夏目雅子さん、岡田奈々さんらが出演してた月曜21時のドラマでした。「ひまわり」シリーズとも言えるドラマで1作目が「ひまわりの詩」でこの作品も池内淳子さん、三浦友和さんが主演のドラマ。2作目が「ひまわりの道」です。「ひまわりの詩」の主題歌はグレープの「無縁坂」でした。「無縁坂」は母親をテーマにしている事で有名なヒット曲ですが、この「季節はずれの走馬燈」も母親をテーマにしている楽曲です。ドラマの内容が息子と母親をテーマにしているシリーズで主題歌も同じテーマで作られています。デビュー曲よりもこっちの曲の方が好きでした。小学生ながらこの曲を聴いて母親がいなくなったら…と想像するのが怖かったのを思い出す。今は母親を亡くして、こうやって久しぶりに聴くと、あたりまえのように毎日過ごしてた家族とのやさしい時間を思い出す。小学生の頃から動物や魚や鳥や昆虫が大好きだった自分はこの曲の歌詞のある部分に注目してた。「♪夜店ですくった赤い魚 いつの間にか子供が生まれ小さな世界で幸せそうです」と、あります。「夜店ですくった赤い魚」は金魚の事で間違いないとは思うのですが、金魚すくいの金魚の多くは小赤と呼ばれる熱帯魚の餌用にもなっている金魚です。たまに出目金や子供の丹頂や琉金が少し混じってるイメージです。「赤い魚」ならきっと和金の小赤を何匹かすくったのだと思う。この小赤はきっちり買うと20cm以上に育ったりしますが、繁殖はなかなか難しくて水温、水質、水草、エアレーションの管理は絶対でオスとメスをきっちり見分ける事も大事。意外と奇跡的の産卵して卵を他の魚に食べられる事なく水草に隠れながら稚魚が育つ事も稀にあります。 メダカなら簡単なんだけど小赤や丹頂や琉金は難しいイメージしかない。子供の時に金魚の繁殖は無理に等しいと痛いほど感じてたので、この曲の歌詞を見てすごい事だと歌詞の内容よりそっちの方で興味を持ったのもはっきり覚えてる。「赤い金魚」と歌詞にしなかったのは実は「赤いグッピー」だったとしたら、イヤでもどんどん増えるんだけど。思い出したんだけど、金魚すくいならぬグッピーすくいって一度見た事があった。温泉が湧き出てて水温が年中15度以下にならない場所に誰かが飼い切れなくなったグッピーを流して異常繁殖してしまったグッピーを金魚すくいのようにしてた町があった。15年ほど前に夜店が並ぶ中で見た。 その時だけのお祭りか何かだったと思う。グッピーは外来魚なので自然の川や池に逃がす事は禁止されていますが、いろんな所でグッピーが自然界に紛れ込んでるのを見る事がある。飼い切れなくなったら冬になれば凍え死ぬかも知れない川や池に放すより、アロワナや大型シクリッドの餌として成仏させてあげた方がいいと思う。在来種と外来種の問題は難しくて、自分は答えは出せないけど海外に比べると日本は外来種を自然に放す事への意識はかなり低いように思う。海外はもっと厳しい。靴底についている土さえ禁止される場所も多々ある。靴は履き替えさせられる。その土の中に他の国の卵や細菌や植物の種子がいるかも知れない。・・・・まったく曲とは関係ない話でした。「季節はずれの走馬燈」…久々に聴いて感動。吉川忠英さんの編曲とギターが美しくてイイ!B面「悲願橋」作詞 西田昌弘さん 作曲 みなみらんぼうさん 編曲 吉川忠英さん 弦編曲 瀬尾一三さんこの曲もドラマ「ひまわりの道」で挿入歌として使われた曲。A面と同様、物悲しく叙情的で美しい編曲とメロディーが心に残る。70年代半ばのフォークソング!って感じの楽曲です。みなみらんぼうさんが作曲してた事を忘れてた。1976年ならみなみらんぼうさんが名曲を出し続けてた頃。そしてあの!「山口さんちのツトム君」を作詞作曲した年も1976年です。
2024年05月23日
1975年5月21日に発売の天地真理さんの14枚目のシングル。この発売日の事をなぜか凄く覚えています。2024年5月21日・・・今から49年前。(ミュージカル「君よ知るや南の国」のパンフレットに載っていた広告。曲とのイメージが違いすぎて このパンフレットのみの広告で良かった^^;)近くにあったトミヤレコード店のおばちゃんが「天地真理ちゃんの新曲来週出るよ」と発売日の1週間前に声をかけてくれた。天地真理さんのシングルは4月1日に「愛のアルバム」が発売されたばかりだったので、新曲はもっと先だと思ってた。ここのレコード屋には小学2年の頃から週に3回以上通ってた。学校帰りに寄ってから家に帰ってた事が多かった。毎回買うわけでもなく、おばちゃんと話しに行ってるような感じでした。でも、小学生にしたらかなりレコード買う方だったと思う。なので天地真理さんやアリスのポスターは全て置いててくれてもらってた。1975年5月ならアリスのコンサートには、もう7回以上行っててアリスにハマってしばらく経ってた。もちろんその時は小学生の同級生でアリスを知ってる人なんて誰一人いなかった。天地真理さんとアリスだけじゃなく、他にも気に入った曲ならレコードを買いに行ってた。特に天地真理さんとアリスの音楽が好きだった。谷村新司さんのラジオを眠いのを我慢して小学3年の頃にはもう聴き始めてた。早くからコンサートとか行ける環境で生きることができて本当に感謝してる。コンサートやフォークやロックが悪い物だとまったく思ってなかった両親だっだから早くからいろんな音楽を生で聴いたりレコードで聴いたりで、まわりの同級生とは少し違う世界で生きてた感じでした。話しても理解してくれないのでアリスやクイーンなどの話はいっさい口に出してなかった。天地真理さんの話なら共通な話題だったけどコンサートのセットリストの話などは誰も興味を持ってくれなかった。ましてや小学生で神戸から大阪厚生年金会館や大阪フェスティバルホール、梅田コマ劇場まで一人でも行けてしまう事なんかも同級生には話した事がなかった。大阪の地下鉄の乗り換えも把握してた。なるべく昼のコンサートに行くようにしてましたが、平日の公演は6時半開演が多かったので神戸に帰ってくるのが10時前とかになってました。両親はコンサートに行ってる事はわかってたので、それぐらいに時間になる事ももちろん知ってた。家に着くとその時間でも晩御飯を作ってくれてた事を思い出すと胸が熱くなる。コンサートに一人でとか姉と二人でとかで行って遅くなってもトラブルなど一度もなかった。今は小学生が一人で夜9時過ぎに出歩くのはダメだけど、あの頃は自由だった。神戸文化ホールと神戸国際会館でコンサートを観るのが一番多かったけど。中学生になると少し離れた場所にも遠征しはじめてた。アリスも関西以外で観るとまったくファンのノリも違って感じられてそれはそれで楽しめた。趣味が多すぎてあの頃、どうやって時間を振り分けてたのだろうって不思議に思う。ライブの内容やチケットをどうやって買ったかとかはリアルに思い出せるのに、その他の記憶がすっぽり抜けてる。放課後どう過ごしてたとか、どんな遊びしてたとか記憶にまったく残っていない…。この「初めての涙」という曲は臨発的な扱いだったのか、せっかくの名曲「愛のアルバム」を発売して2ヶ月も経たないうちに発売された。A面「初めての涙」作詞 安井かずみさん 作曲 宮川泰さん 編曲 森岡賢一郎さんこの曲は天地真理さんの初主演ミュージカル「君よ知るや南の国」のために書き下ろされた曲。1975年5月31日〜6月25日まで日本劇場で上演されました。4000人収容の日本劇場は東京では一番大きい劇場でした。帝国劇場の2倍以上の収容人数です。天地真理さんは11枚目のシングル「想い出のセレナーデ」からしっとりとした大人の曲を歌うようになってきます(それまででもアルバムでは大人な曲は山ほどありましたが…)その流れで歌い上げる系のしっとり路線の「初めての涙」は買って来て初めてレコードに針を落としてからずっとめちゃくちゃ好きな曲のままです。天地真理さんの全シングルの中でベスト5に確実入る好きな曲。アイドル歌手と言われてた歌手が歌うには難しすぎる歌だと思う。天地真理さんは完璧すぎる歌唱で歌を組み立てています。この曲で天地真理さんの歌唱の本当の凄さがわかるのはライブです。大勢の観客の前での熱唱はレコードの何十倍も素晴らしい歌唱でした。レコードでもじゅうぶんすぎる歌唱なのですが。アルバム「君よ知るや南の国」ではミュージカルでのアレンジそのままで実況録音的にレコーディングされています。シングル盤とのアレンジがまた違います。ミュージカルヴァージョンの編曲は宮川泰さんです。ミュージカル全編のノーカットの映像がないのが残念すぎる。記録用などで渡辺プロダクションが撮影してなかったのだろうか。関西で初めてこの曲をコンサートで歌ったのは1975年8月の梅田コマ劇場公演。ミュージカルで1ヶ月歌い続けた後なので天地真理さん自身もこの曲の解釈がレコーディング時とは変わったのか、Aメロ部分などあまり寂しそうに重く歌わなくなりました。そしてサビの熱唱は歌ってる表情が頭に浮かび上がってくるほどインパクトがある歌唱でした。1975年秋のツアー〜1976年冬のツアーでもフルコーラス歌っています。バンドアレンジも変わったせいか梅田コマとはまた違った歌唱でした。「♪でもちがう」の部分などはよりセリフのように語るように歌っていました。コンサートの最後の曲から3曲目に「初めての涙」を歌って、次の曲は「夕陽のスケッチ」でした。もちろん2曲ともフルコーラス!そしてラスト曲は「さよならこんにちわ」です。この神曲の3連続で終わるコンサートは最高でした。(「君よ知るや南の国」のパンフレット表紙)加茂さくらさんも出演していました。B面「君よ知るや南の国」ゲーテ原作/トーマ作曲 訳詞 安井かずみさん 編曲 宮川泰さんこの曲も天地真理さんの歌の凄さを感じられる名曲です。この曲を初めて生で聴いた時は小学生ながら涙が出たのを覚えてる。1975年8月梅田コマ劇場でもフルコーラス歌われました。1ハーフだったけど凄かった。このシングルヴァージョンの歌唱も最高なのですが、アルバム「君よ知るや南の国」での歌唱を聴いてほしい。オープニングとフィナーレで2回歌っています。その2回とももちろんアレンジは違うし天地真理の歌の表現もまったく違います。フィナーレではウィルヘルム役の峰岸徹さんとデュエットで歌っています。49年前の今日、初めてこの2曲を聴いたのかと思うと感慨深く、あの頃の事をいろいろ考えてしまう。峰岸徹さんは『ゴジラvsビオランテ』に出演してアメリカでも評価を受けたのは、この時から14年先の事。1962年映画デビューなのでこの時はもうベテランの域に入って来ていた頃。友竹正則さんは「くいしん坊万歳!」でも有名ですが、多岐にわたっていろんな分野で活躍していました。 ミュージカル「君よ知るや南の国」より左が「恋のすれちがい」 右が「大人への憧れ」左が「初めての涙」、右が「天使の約束」フィナーレで「君よ知るや南の国」を峰岸徹さんとデュエットしてる場面
2024年05月22日
1971年10月に発売されたライブ盤「Chicago at Carnegie Hall 」からのシングルカット。1972年6月に2度目の来日公演のための来日記念盤でした。A面「Make Me Smile」Live ヴァージョン(邦題「ぼくらに微笑みを」)この曲はスタジオ盤でもライブ盤でも組曲の1部として収録されている曲。A面はカーネギーホールで収録されたライブ盤の組曲の中から抜き出してシングルカット。ライブならではの粗さはあるのですが、粗さもライブではプラスに作用することが多い。「Chicago at Carnegie Hall 」は初期のライブの集大成的なものでもあって名演奏の連続です。印象的なトランペットとトロンボーンのフレーズが頭に残るイントロは最初、スタジオ盤を聴いてるのかと聴き違えてしまいそうになるクオリティ。すぐにライブ盤の良さがじわじわと感じられてきます。B面「Make Me Smile」スタジオヴァージョン(邦題「ぼくらに微笑みを」)A面とB面でライブヴァージョンとスタジオヴァージョンを入れるなんて事はかなり珍しかったのではないかと思う。その後はそんな組み合わせで両面に収録されるのもそこまで珍し事ではなくなったように思う。この曲は7曲で構成されてる組曲の始まりの曲。久々にシカゴの1stやライブ盤でこの曲を聴いてると、自分がやってたバンドってシカゴにかなり影響されてるような気がしてきた。曲は自分が作ってたのですが、この組曲らしき雰囲気の曲があった^^;今、気づいた。シカゴは10代の頃に聴いてて20代後半からほとんど聴かなくなって、そんな時に無意識に似たような構成で作ってしまってたようです。そこまで似てるわけじゃないけど自分だけには分かるってレベルですが…。シカゴは頭の奥底にしっかり刷り込まれてたんだと思った。
2024年05月21日
林翔太さん主演のブロードウェイミュージカル「チャーリーはどこだ!」を観劇してきました。1930〜60年代のミュージカルは本当におもしろい。子供の頃からMGMの大作ミュージカルから小作品までいろいろよく観た。ストーリーはナンセンスなものも多いんだけど、それがまたイイ!今日、観劇した作品も古き良きミュージカルで楽曲はいいし、セリフのやりとりもおもしろいし、大満足の2時間半でした。主演の林翔太さんは芝居も歌も安定していて、その上に人柄が舞台から感じられかなり好印象でした。カーテンコールでも林さんが、このまんまのメンバーで再演と言ってましたが、見てるだけでほっこりできる良い状態なのがわかるカンパニー。キャスト同士の繋がりもキャストとスタッフとの繋がりもベストな状態で上演されてたのがわかる。2番手役の室龍太さんも嫌味がなく素直な歌声で好感持てた。林さんと兄弟のような仲の良さが感じられて作品をより豊かにしていた。この作品は林さんと室龍太さんの二人で成り立ってて良いキャスティングだと素直に思えた。蘭乃はなさんは、今回も振り幅最大にはっちゃけてて凄く良かった。小雨の降る中、髪を乱しながら六本木から恵比寿まで走っているあの主演映画のキャラと今回のエイミーとは真反対の方向に振り切ってて、その両方ともが蘭乃さんらしい!と思わせてしまうのが本当におもしろい。宝塚娘役でもここまでキャピついた役は珍しいと思いながら観てたw凄い振り切り方でした。さすがです。映画「TOKYO RED 鉛丹」でのあの主人公は凄い方向に振り切ってて、観終わった後、こっちに戻ってこれるのかと心配してしまうほど完全燃焼でやり切ってるのがカッコ良かった!今日は今日で、カーテンコールで黒サングラスをかけてタモリさんの真似してたりしてこのわけのわからなさが魅力だと妙に感心したw宝塚娘役トップでは花總まりさん以来にハマった娘役トップだったので、今でも出来る限り出演している舞台は観に行くようにしています。花總まりさんより前は若葉ひろみさん、紫ともさんの2人かな。麻乃佳世さんもハマった方だった。次は蘭乃さんのもう一つの爆発力を見せてくれるダンスショーです!蘭乃さんの芝居が好きなのですが、それ以上にダンスがやはり凄いと思う。10人以上の男性キャストばかりの中、女性は蘭乃さんひとり。「BOLERO-最終章-」は今から楽しみです。(左の2枚は「ベルサイユのばら」マリーアントワネット役)鈴木壮麻さんも凄く好きなミュージカル俳優さん。東宝エリザベートの初演のフランツ。2000年の初演と2001年はびっくりするほどの回数を観た。一路真輝さんのシシィを1回でも多く観たいと、それだけでかなり通った。2004年も2005年も2006年も一路さんがエリザベート役をしなくなるまではどの年も劇場に通った。東宝エリザベートも2000年2001年の初演メンバーが最高すぎて、初演を超える事は完全に不可能だと決定しているようなもの。鈴木さんのフランツ、凄く良かった。一路さん、山口さん、鈴木さん、高嶋さん、寺泉さん、初風諄さん全員が完璧に役にハマってた。マックスは村井国夫さんのバージョンも好きだった(2004年以降)一路真輝さんはシングルキャストで660回エリザベート皇后を演じた。毎日2回公演のようなスケジュールでほとんどのキャストがシングル。最初の頃の東宝ミュージカルのエリザベートは好きだった。この前も花總さんシシィだったけどファンクラブにも入ってるけど一度も観に行かなかった。 鈴木さんで好きだった役はフランツ(エリザベート)、ヴァン・ヘルシング(ドラキュラ)、フレッド(キス・ミー・ケイト)、捨吉(風をむすんで)、オルレアン公(M.A)彩乃かなみさんはチャーリーの叔母さんの役。物語の角になっている人物。かなり久しぶりに生の舞台で観た。宝塚時代は、特に宙組時代はよく観てた。水夏希さん主演のバウホール公演「フィガロ!」を観た時の印象が大きい。「鳳凰伝」でのタマル役もハマってた。月組娘役トップ時代の作品は全作品観ている。「暁のローマ」の役と「パリの空よりも高く」の役が印象に残ってる。(蘭乃はなさんの舞台写真は写ってるものはほとんど買ってた。 右は現花組トップの柚香光さんとのダンス場面。真ん中はエリザベート。)(右2枚は「オーシャンズ11」)
2024年05月20日
アメリカのブラスロックバンド「Chicago 」の1972年7月に発売されたシングル盤。代表曲が各時代にあったりして多いので「シカゴと言えば?」と聞かれると音楽をよく聞いてた年代や場所でもかなり違ってくると思う。この「Saturday In The Park」も「シカゴと言えば?」の質問で必ず出てくるだろう曲。1972年7月10日にリリースされた4枚目のスタジオアルバム「Chicago V」に収録されてた曲。この曲がリードトラックとしての第一弾シングルカット曲。(4枚目なのに何で「Chicago V」? 前のアルバム4枚目がライブ盤だからです。 ALICEのようにスタジオアルバムだけで数字をついてたらわかりやすいけど、ベスト盤まで数字がついてるのでたまにわからなくなる)A面「Saturday In The Park」作詞・作曲 Robert Lamm Peter Ceteraこの曲のイントロがたまらなく好きです。日本のアーティストもこのイントロをリスペクトして似たようなテイストの楽曲が山ほどある。この曲は全米ビルボードでシングルチャート3位まで上がった大ヒット曲です。ブラスアレンジも最高にカッコ良くて聞き入ってしまう。展開でのリズムチェンジや元のリズムに戻る所とか何百回と聞いてるのに鳥肌立ってしまう。そう!あとこの曲のベースのフレーズが気持ちよくて大好きです。B面「Alma Mater」(邦題「僕達の見た未来」)作詞・作曲 Terry Kathアルバムの一番最後に収録されてる感動的なバラードです。初期のバラードも名曲が多く、自分が好きな「Where Do We Go From Here (約束の地へ)」と並ぶほどに「Alma Mater」も大好きな曲です。こっち方がよりゴスペルっぽさを感じ、特異に思えるコード進行も感動させる要素のひとつ。「Chicago V」を1曲目から聴いて、この曲で締めくくられる構成が本当に凄くイイ!このバラードの前の曲「Goodbye」がもろにジャズテイストな曲で、この曲への楽曲の流れが最高です。アルバムB面の始まり方も素晴らしすぎる!「While The City Sleeps」最高です!自分がシカゴを一番よく聴いてたのは22歳〜30歳の頃だったと思う。まったく聴かなくなった時期はなかったと思う。同じジャンルのブラスロックバンドの「BS&T」も同じように20代の頃によく聴いてたバンド。(BS&Tは、Blood, Sweat & Tearsの略)何年か前にBS&Tを再びよく聴くようになってた時はシカゴはあまり聴いてなかった。「Lucretia Mac Evil」〜「Lucretia's Reprise」なんていつ聴いてもカッコいい!(BS&Tの曲)
2024年05月18日
今日は「ベルサイユのばら」50周年記念公演に行ってきました。45周年の時も同じような催し物がありましたが、あれから5年も経った事に一番驚く。ついこの前のようにしか思えない。(豪華仕様のパンフレット。これで2000円は激安)何だかんだで大劇場公演の「ベルサイユのばら」は、ほとんど生で観てる。1989年星組と2001年星組だけ生で観ていなくて、他は多分すべて観たと思う。全国ツアーや外箱の公演もかなり観たように思う。中でも特に自分が感動したのは(自分が観た日の配役)1975年花組公演 オスカル安奈淳さん アンドレ榛名由梨さん アントワネット上原まりさん1989年雪組公演 オスカル一路真輝さん アンドレ杜けあきさん アントワネット仁科有理さん1991年月組公演 オスカル涼風真世さん アンドレ天海祐希さん アラン 久世星佳さん2001年宙組公演 フェルゼン和央ようかさん アントワネット花總まりさん オスカル水夏希さん大劇場公演ではこの4作が特別でした。(1975年花組公演 四つ切り)今回の構成は45周年の時と同じく当時の思い出話するコーナーと各自1曲のソロ歌、1幕はトークと歌。そして名場面の再現。プロローグからバスティーユまで。2幕はアントワネットの牢獄シーンまで。チケットをどの日に取ろうかと考えたらやはり一路真輝さんと水夏希さんが出演してる回になる。特に今日はオスカルが水夏希さん、アンドレが彩輝直さんで2001年宙組公演の再現が観られた。水夏希さんは現役時代と何ら変わることのないクオリティ。オペラグラスでかなりアップで観たけど2006年全国ツアーでのオスカルそのまま。水さんがオスカルで壮一帆さんがアンドレ、アランが緒月遠麻さん、ジェローデルが沙央くらまさん。劇画のイメージそのままのルックス。あの時より水夏希さんのオスカルはレベルアップしてる事にも驚く。芝居も歌唱も2006年の時以上のクオリティ。そのまま次の雪組公演でオスカル演じても違和感なさそうに思えた。衛兵隊の場面、今宵一夜の場面、バスティーユの場面、天国の場面とどの場面も水夏希さんは現役クオリティーで観せてくれた。彩輝直さんのアンドレも2001年で観た時よりも数段良くなってた。一路真輝さんは前半の「トーク&ソング」のコーナーで「愛の巡礼」を歌ってから日向薫さん、安寿ミラさんと共に3人でのトーク。そして3人で「愛あればこそ」を歌った。2幕の最後にもオマージュの歌手として登場。他界したベルばらに関わった人たちへの鎮魂の曲を歌った。フィナーレでは水夏希さんと彩輝直さんのデュエットダンスもあった。衛兵隊の場面ではアランを彩凪翔さんが演じ、水夏希さん演じるオスカルによって閉ざされてた心が開いていく感動的な場面の再現は凄く良かった。他のキャストでは緒月遠麻さん、蓮城まことさん、愛月ひかるさんの3人を現役時代ずっと注目してたので再び演じているのを観る事ができて感動だった。メルシー伯爵は最初の発表だと汝鳥伶さんが演じ、全体の司会も担当するはずが、身体に不調が出て急遽、未沙のえるさんにバトンタッチ。もう次は60周年の時までないんじゃないかなと思う。水夏希さんもパンフレットで「ベルばらを演じるのは人生で最後だと思う」と書いてる。この日の公演のチケットを取って良かった。和央ようかさんのフェルゼンと星奈優里さんのマリーアントワネット。牢獄の場面を感動的に演じた。花總まりさんのマリーアントワネットもいつか観たい。確実にあの時のまま再現するだろうと思う。一路さんの歌声が聴けた事と水夏希さんのオスカルを観られた事で大満足でした。(上 1975年花組公演 下 1989年雪組公演の舞台写真)
2024年05月17日
BLACK SABBATHの1975年発売のシングル。1975年7月発売の6枚目のアルバム「Sabotage」からのシングルカット。(後で発売された7インチシングルのBOXから)A面「Am I Going Insane (Radio)」(邦題「発狂」)この曲が入っているアルバムは発売よりも数年後に買って聴いた。10代だった自分は当初この曲だけ飛ばして聴いてたように思う。今では大好きな曲なのですが、自分がイメージしてたサバスとは違うって感じだったのだと思う。アルバム「Sabotage」は今でも凄く聴くアルバムで、中でも「Thrill of It All」「Megalomania」の2曲は中学生の頃に初めて聴いた時からずーっと好きで今でもまったく飽きずに聴ける。「Symptom Of The Universe」「The Writ」「Hole In The Sky」の3曲も今でもよく聴く。そうなるとやはり「Am I Going Insane (Radio)」はアルバムの中では他に比べると聴く回数が少ないと思う。「Supertzar」はもっと聴かないかも知れない。ブートレックでライブを聴くとオープニングで毎回流れてるから自然と聴いてるんだけど。このレコードにはシングルバージョンで収録されています。オリジナルは4分16秒でこのシングルは3分27秒。2コーラス目あとのGソロが半分以上カットになってるのとアウトロのSE部分が早くフェードアウト。この2箇所の編集が短縮したほとんどの部分。この曲をライブでやった事はなかったし、セットリストに別に入れて欲しいとも思わないけど、オジーがソロになってからだと、ソロのライブで一度は聴いてみたかったと思う。BLACK SABBATHの曲だけで構成されてるライブ盤「Speak of the Devil (悪魔の囁き)」で演奏してくれてたら良かったのに。ライブでも歌いやすそうなKeyなのでレコーディングの通りに歌えると思う。「Sabotage」ツアーのOZZYB面「Hole In The Sky」この曲はアルバム1曲目に収録されてる曲。このアルバムのツアーでも1曲目に演奏された。ライブバージョンのインパクトは強烈です。OZZYもいきなり1曲目から声を振り絞るように絶叫しています。このツアーのブートでいろんなバージョンを聴いてるけど、OZZYの歌唱はどれも全て熱くて最高です!こんなしんどそうな歌、ソロでは歌いたいとは思わなかったんだろうなあ。ライブの1曲目が「Over The Mountain」も同じぐらいしんどそうなキーですが・・・。「Bark At The Moon」のツアーでは3曲目に歌われる事が何度かありました。いきなり1曲目よりは喉も慣れた頃に歌うので良かった事が多い。「1984年7月6日 Bark At The Tokyo 中野サンプラザ」のブートなどでは、これまで聴いたブートのライブバージョンの中ではベストだと思う。あの時の中野サンプラザでのライブは神がかってる。初期のOZZYのブートの中では自分の中で確実にベスト3に入る。キーボードなしで4人での演奏は壮絶でめちゃくちゃカッコいい!あのライブが美しい音のサウンドボードで残っているのは奇跡!ジェイクのギターもキーボードの分まで担おうと気迫が凄いギターです!キーボードの入っていない「Mr. Crowley」も「Revelation(Mother Earth)」も最高すぎる!「Flying High Again」もキーボードがないと、よりHeavyになってこのライブは数えられないほど何度も聴いてる。「Steal Away(The Night)」も「Bark At The Moon」もキーボードがない方が鳥肌立つほどカッコいい!!昔からメタルにはキーボードが目立っていない曲の方がどちらかといえば好きです。(ホワイトスネイクはメタルと思ってないので、ジョン・ロードがいる時がベスト)他のジャンルだとキーボードは特に聴き込むパートですが。
2024年05月16日
石原まさしさんの2枚目のアルバム。先月4月19日に発売になりました。「ラジオ歌謡」が何なのかを知らない人も多くなっていると思う。戦後日本の人々の荒んだ心を癒すために制作されたNHKラジオ番組。戦時中の思想の統制から自分を解放させるためにも役立ったと言われています。自分はあまり詳しくはないのですが、このアルバムの中に知ってた曲も数曲あるし、聴いてみて、この曲知ってたって曲もありました。石原まさしさんはまだ19歳です。4年前の2020年3月に「田原 城山 草枕」でデビュー。最近の若い歌手の中ではジャンル関係なしに本当に歌が上手いと思えるシンガーです。戦前の藤山一郎さん、東海林太郎さん、岡晴夫さん、伊藤久男さんらのクルーナー唱法と呼ばれる歌い方を19歳にして取得してるように思えるほどの安定感と青春歌謡やムード歌謡なども器用に完璧に歌いこなす歌唱力を持っています。ラジオ歌謡ってワードに飛びつく若い人はほとんどいないとは思うけど、硬くなった心をほぐしてくれるような楽曲の数々は聞いてみると何か感じる事があるかも知れない。1曲目「隣組」2曲目「風はそよ風」3曲目「朝はどこから」4曲目「三日月娘」5曲目「山小舎の灯」6曲目「緑の牧場」7曲目「さくら貝の歌」8曲目「リラの花咲く頃」9曲目「あざみの歌」10曲目「水車小屋の花」11曲目「山のけむり」12曲目「チャペルの鐘」13曲目「雪の降る街を」14曲目「みどりの雨」15曲目「夏の思い出」16曲目「手に手をとって」もうちょっとオケがんばれ!って思う曲もあるけど、石原まさしさんの歌唱レベルに合ってる、なかなか良いオケの楽曲もあります。全曲ビッグバンドと生ストリングスでレコーディング出来ればもっと良くなると思う。「三日月娘」「リラの花咲く頃」「あざみの歌」「チャペルの鐘」などのオケが良い。「雪の降る街を」と「夏の思い出」はラジオ歌謡だとは思ってなかった。小学生の時に音楽の教科書に載ってたので唱歌かと思ってた。1曲目の「隣組」は知っている人が多いと思う。楽曲自体を知ってる人もいるし、ドリフターズがカバーしたバージョンで知ってる人もいると思う。「♪ド・ド・ドリフの大爆笑〜」が歌詞を変えた「隣組」です。3曲目「朝はどこから」も小学生の頃に歌ってた印象がある。完全に忘れてた曲ですが。4曲目「三日月娘」は変拍子から始まるドラマティックな曲でメロディーも編曲も魅力的。この曲は元から大好きな曲です。5曲目「山小舎の灯」がこのアルバム全曲の中で一番好きかも知れない。「三日月娘」「みどりの雨」「夏の思い出」と並ぶ一番を選べない好きな4曲。「緑の牧場」「風はそよ風」の2曲は軽快で子供の頃の街の風景が浮かんできそうな曲。「さくら貝の歌」「水車小屋の花」の2曲は心に迫るものがある名曲。12曲目「チャペルの鐘」は初めて聴いた曲でした。美しいメロディの曲です。13曲目「雪の降る街を」もじっくり聴く事なんてなかったのでフルコーラス聞いて感動でした。15曲目「夏の思い出」は小学生の時に音楽の授業で初めて歌った時から大好きな曲です。16曲目「手に手をとって」はこのカバーアルバムの中、唯一のオリジナル曲の新曲。デビューからずっと昭和歌謡路線を貫いてましたが、ある意味この曲も昭和歌謡ぽいですが、これまでとは違うジャンルと言える曲。今回はクラウドファンディングでアルバム制作をすると知って、少ないけど協力する形でこのアルバムを買いました。もっと凄い金額が集まるとオケももっと豪華に出来たんじゃないかと思う。何かひとつきっかけがあると、きっと凄い売れると思う。歌唱力の凄さと本人のキャラクターも真面目でおもしろく憎めないキャラです。youtubeなどを見てると天然な所も多くバラエティー番組にも相性が良いキャラだと思う。(宣伝用リーフレット)クラウドファンディングで付いてたタオルハンカチ
2024年05月15日
The Rolling Stonesの1986年2月発売のシングル盤。(日本は3月発売)バンド構成Mick Jagger – Vocal, HarmonicaKeith Richards –Guitars, PianoRonnie Wood – Guitar, Tenor saxBill Wyman – Bass , SynthesizerCharlie Watts – DrumsA面「Harlem Shuffle」この曲はボブ&アールが1963年にヒットさせたR&BナンバーをThe Rolling Stonesがカバーしたもの。派手にトランペットから始まるBob & Earlのオリジナルバージョンがめちゃくちゃ好きです。ブラスセクションのアレンジとゴージャスさをより引き出すティンパニーの響き。ミディアムのウォーキングテンポの心地良いR&B。二人のボーカルの掛け合い部分もユニゾン部分も最高です!ストーンズのバージョンはオリジナルの雰囲気を壊す事なくブラス以外は忠実にカバーしてる印象です。アニメを効果的に使ったMVもカッコ良かった。6分35秒のロングバージョンのNYミックスもシングルバージョンよりもより心地よく楽しめます。この曲がCBSソニー移籍第一弾のシングルになった。CBSソニーに移籍後一枚目のアルバムは「Dirty Work」です。「Dirty Work」からのリードトラックでシングルカット第一弾が「Harlem Shuffle」です。B面「Had It With You」シンプルなロックンロールナンバー。アルバムは「Dirty Work」のB面4曲目に収録されています。
2024年05月13日
イギリスのロックバンド「Simply Red」が1986年にリリースしたシングル。1985年11月にリリースした1stアルバム「Picture Book」から3枚目のシングルカット。バンド構成Mick Hucknall – Vocals, PianoFritz McIntyre – Keyboards, Backing vocalsTim Kellett – Keyboards,TrumpetSylvan Richardson – GuitarsTony Bowers – BassChris Joyce – Drums, PercussionA面「Holding Back The Years」500万枚以上売り上げて大ヒットしたデビューアルバム「Picture Book」からのシングルカット第三弾。「Money's Too Tight」も「Open Up The Red Box」もめちゃくちゃカッコ良くて好きですが、この気怠くてダウナーな感じが凄く好きでこの曲を何度も聴いてた頃があった。最近、まったく「Simply Red」の曲を聴く事がなくなったけど、1stから「A New Flame」まで久しぶりに聴いてみたら、またハマりそうになってる。90年代後半からもうCDも買ってなかったけど、どんな音になって来てたのか興味が湧いて来た。解散してるものとばかり思ってたら今でも存続してる事にも驚いた。B面「I Won't Feel Bad」この曲はアルバム未収録のシングルのみで聴けた曲。12インチシングルのロングバージョンをカセットに入れてよく聴いてた。「Simply Red」は日本では海外ほど盛り上がってるように感じなかった。周りがメタルファンが特に多かったせいもあって、そう感じてたのかもわからないけど、自分の周りでは「Simply Red」が好きな人はいなかったような気がする。
2024年05月12日
オランダのロックバンド「ディーゼル」の1979年11月発売のシングル盤。バンド構成Rob Vunderink – Guitars,VocalsMark Boon – Guitars,VocalsFrank Papendrecht – Bass Pim Koopman – Drums, KeyboardsA面「Goin' Back to China」日本ではこの曲はちょっと有名です。鹿取洋子さんが翌年の1980年3月にこの曲をカバーしてデビューシングルとして発売されました。大ヒットしたわけではないけど、個性的な楽曲だったために幅広く認識されたように思う。ロック寄りのディスコサウンドで日本でもFMを中心によく流されてた印象が強い。自分もレコード買ったほどなので気に入ってたんだと思う。この曲のレコードを買った経緯なのはまったく覚えてないし、家でレコードを聴いてた記憶もあまりない。レコード盤を見るとよく聴いてたもの、あまり聴いてなかったもの、の差が盤質でよくわかる。これはあまり聴いてなかったもの^^;新品みたいな盤の美しさでいい音で聴けた^^;B面「Remember The Romans」タイトルだけ見るとバラードなのかと思いそうですが、意外とハードなロック。ハードと言ってもキャッチーで聴きやすい明るさのあるロックです。この曲は聴いてた印象がある。A面よりもこっちの方が好きです。QUEENのアップテンポのポップナンバーを彷彿させるキャッチーさです。ディーゼルと言えば!断然「Sausolito Summernight」です。この曲は世界的にヒットしました。インパクトありすぎるギターリフは最高です。忘れられそうに思うロックアーティストを最近、よく書いてると思う。
2024年05月11日
「ウォーカー ブラザーズ」のメンバー「John Walker」のソロシングル。1967年5月にバンド解散を発表。1967年4月のイギリスツアー終了を最後に解散・・・ですが、1968年に日本でのツアーのために一時期再結成。ライブアルバム用に録音されて日本のみの2枚組ライブ盤として発売されました。日本のためだけに再結成したのを見てもわかるように、日本での「ウォーカー ブラザーズ」の人気は凄かった。スコット・ウォーカー、ジョン・ウォーカー、ゲイリー・ウォーカーのウォーカー3兄弟……の設定ですが、まったく血縁関係はなく芸名です。1967年4月のイギリスツアー終了後すぐにレコーディングされたのか、その年にこのレコードは発売されています。A面「ANNABELLA」(邦題「アナベラ」)「ウォーカー ブラザーズ」の事は何度か書いたと思う。ソロ曲の事は初めて書きます。この曲は本国イギリスでは大ヒット。アメリカでもヒットしたようです。最初に発売された物はモノラル盤でしたが、少し遅れて日本ではステレオ盤で発売。生々しいヴァイオリンの音とアコギの音が独特で聞き入ってしまう。メロディーは美しくヒットしたのがわかるキャッチーなアレンジと構成。B面「You Don't Understand Me」(邦題「分かってくれない貴女」)フォークロックなアコギのストロークが心地良い曲。B面のこの曲をA面にしてたら「アナベラ」以上にヒットしたと思う。この曲は本当に良い曲です。アレンジもメロディーも歌唱も素晴らしい。「Walker Brothers」はCD化されてる物も多いので数枚CDでも持っていますが、ソロはCD化されていないものが多いように思う。ソロのCDは1枚も持ってないのでアナログ盤で聴く手段しかない。このレコード、ほとんど針を落としていなかったのか、まっさらのような音で聴けました。
2024年05月10日
宝塚歌劇団雪組トップスター「彩風咲奈さん」のリサイタルに行ってきました。NHKホールで宝塚歌劇を観るのは初めてで新鮮に感じた。花總まりさんのコンサートはNHKホールで観た事があったけど,ここで現役の宝塚を観るのは不思議な感じ。彩風咲奈さんは雪組の配属された時から観ています。(初舞台の「さくら/シークレット・ハンター」ももちろん観劇してます)確実に認識したのは「カラマーゾフの兄弟」で使用人、僧侶、ジプシー、流刑者など何役も演じてるのを観てからです。「カラマーゾフの兄弟」自体、すごく好きな作品で回数も観たのもあって、その時から注意して観るようになった。全国ツアーの「ヴェネチアの紋章」と「20世紀号に乗って」以外の彩風咲奈さんが出演した舞台は全て観劇しています。新人公演も彩風さん主演の作品は全て劇場で観てるし、バウ、ドラマシティも彩風さんが出てたら必ず観に行くようにしてた。(「ソルフェリーノの夜明け」新人公演 初新人公演主演)新人公演時代から好きになってずっと応援してるジェンヌは彩風さんが最後です。何となく彩風咲奈さんが退団したら一区切りできそうな感じがします。歌劇団自体への不信感や疑いの目で観てしまうようになってるけど、彩風咲奈さんの舞台は絶対に見逃したくないという気持ちが強いので「ベルサイユのばら」の退団公演もしっかりと観劇するつもりです。もう同じ作品を2度、3度と観るような事はなくなっていくと思うし、スカイステージの契約やめたし、歌劇とグラフも止めようと思ってる。今回の彩風さんのリサイタルはBlu-rayで買うつもり。まわりの宝塚好きだった友人もどんどん宝塚から離れていってる。そして一緒に観劇する相手がどんどん減って行く^^;ある程度、健全な宝塚歌劇だと思えるようになるまでは時間がかかりそうです。今日はそんな事も完全に忘れさせてくれる時間だった。彩風咲奈さんの存在が唯一の光のように思えた2時間でした。初舞台からの時代を追って構成されてるのでずっと観てきた者にとっては全てが思い出せる。「ソルフェリーノの夜明け」の新人公演を観劇した時の感想を自分はどう書いてたのか・・・と一度書いたブログを読み返すことなんてまったくないんだけど、読んでみると、彩風咲奈さんの事をべた褒めしまくりでした^^;本人はまったく思うように出来なかったとか後に語ってたけど、本当に良かったと思えたから、そう書いたんだと思う。あの時のアンリーデュナンを演じた彩風咲奈さんの頑張りを観たから、今までずっと応援できたと思う。「ソルフェリーノの夜明け」の新人公演の舞台写真も彩風さんが写ってるものは全て買ってた。個人的には「ロジェ」の新人公演の彩風さんがもっと好きでした。スーツ姿でのダンスは新人公演だとは思えないカッコ良さでした。水夏希さんのカッコ良さを確実に継承してるように思えて感動しまくりだった。(「ソルフェリーノの夜明け」新人公演 初新人公演主演)ニヒルでキザな昭和な男役トップスターの臭さも嫌味を感じずに出せるのが彩風咲奈さんの強みの一つだとも思ってる。今日の舞台でのキザっぷりも最高でした。 もう生では観る事はないだろうと思ってた場面の再現もあったりして大満足でした。他のキャストもかなり若手を中心に選ばれてて、舞台上の人数も少なめで一人一人がやり甲斐のある事をさせてもらってて凄く良い経験になってると思いながら観てた。芸達者な人、ダンスが凄いと思えた人、歌声が個性的で魅力があると思えた人、心の底から笑えてる笑顔の娘役さん、いろいろとこれから光っていくだろうと思える人もいっぱい認識した。彩風咲奈さんがいなくなった雪組が想像できないのは、一路真輝さんが退団した後と水夏希さんが退団した後の感覚に凄く似てるように思う。歴代雪組トップスターで一路真輝さん、水夏希さんに続いて3人目の凄く好きなトップスターが彩風咲奈さんです。汀夏子さん時代、麻実れいさん時代の雪組も好きだったけど、一路さんがトップになってから回数を凄く観るようになった。一路さんが二番手時代も回数多く観た作品も多少はあったけど、一路さんがトップになった時から雪組が輝いて観えるようになった。終演後はまだ4時だったので居酒屋も開いてないし(谷四で行きたい居酒屋あったけど)、梅田に出てお初天神の夕霧そばの店で飲んでた。もう一人、友人と合流して3人で2軒目の焼き鳥屋へ。今日は、彩風さんのリサイタルが最高だったのでいつも以上に飲みすぎた。(「カラマーゾフの兄弟」舞台写真。この中に彩風咲奈さんがいます)
2024年05月09日
カナダのロックバンド「Mashmakhan」の1970年発売のシングル。バンド構成Rayburn Blake – GuitarsPierre Senecal – Organ, Piano, Flute, SaxophoneBrian Edwards – Bass, Lead vocalsJerry Mercer – DrumsA面「Gladwin」(邦題「水色の世界」)作詞・作曲 Pierre Senecal、Rayburn Blake1stアルバム「Mashmakhan」からの第二弾シングル。第一弾シングル「As the years go by(霧の中の二人)」は日本でも大ヒット!キャッチーな「As the years go by(霧の中の二人)」とは違って、フルートの印象でプログレ、サイケのイメージも強い。特にフルートとベースがユニゾンで演奏をするパートはジャズっぽくもあり個性的で「霧の中の二人」よりも個人的には好きな曲。このシングルバージョンはアルバムよりも2分も短いので構成もまったく違っています。テンポアップされてからのフルートのフレーズから始まります。アルバムバージョンは重苦しい雰囲気のイントロから始まってプログレな展開していくのですが、完全にラジオで流れるのを意識した編集になってる。フルートとベースのカッコ良い間奏部分はそのまま残しているのでOKサイケなパートで構成されてるので1970年当時なら短縮バージョンも意味があって良いと思う。でも、4分26秒のオリジナルを聴く方がそりゃ絶対にイイ!B面「Nature's Love Song」作詞・作曲 Pierre Senecalサイケでプログレなナンバーです。いろんなジャンルの音楽を詰め込んでるようにも思える。このバンド自体が特に決まってるジャンルがないように思う。アルバムのラストには「ザンビアからの手紙」なんていう民族音楽要素を多く取り入れたインストナンバーが入ってたりする。アフリカンビートとロックギターソロの組み合わせも自分はすごく好きで20代の頃はよく聴いてた。1stアルバムはおすすめ!1曲目の「Days When We Are Free」から70年の音の世界に引き込まれていきます。
2024年05月07日
アメリカのブラスロック「シカゴ」の1973年6月発売のシングル。この曲が収録されてるアルバム「Chicago VI」は20代の頃によく聴いてたアルバムです。「Chicago VI」のB面ラストに収録されてる曲。メンバー構成Peter Cetera – Lead vocals, BassRobert Lamm – Keyboards, Backing vocalsTerry Kath – Guitar, Backing vocalsDanny Seraphine – DrumsJames Pankow – TromboneLee Loughnane – TrumpetWalter Parazaider – Tenor saxophoneA面「Feelin' Stronger Every Day」(邦題「愛のきずな」)この曲が収録されてるアルバム「Chicago VI」の一つ前の「Chicago V」からキャッチーにポップになった印象が強く、ファンキーなノリの曲も増えて来たように感じてた。初期の曲の中でもベスト5に入ってもおかしくない人気曲だと思う。シカゴの事はあまり書いてなかったけど、好きな曲はいろいろあるので書いていこうと思う。この曲自体を聴くのはかなり久しぶりだった。アルバムで聴いてたので「Just You 'N' Me」のほのぼのした優しい感じや、美しいピアノの音に惹きつけられるバラードナンバーの「Something in This City Changes People」も懐かしく聴いた。ファンキーなノリが最高にカッコ良い「What's This World Comin' To」など好きな曲がこんなにあった事を思い出した。B面「Jenny」心地良く軽いR&Bなノリの曲ですが、ドラムがこんなに主張してた曲だったんだ…と懐かしく思い出した。忘れかけてた曲だったのでドラムのオカズだらけでちょっとニヤけてしまった。この曲はGソロ部分の気持ちいい演奏が凄く好きです。シカゴの初期のアルバムは結構持ってるんだけど1990年前後から知らないアルバムの方が多くなった。
2024年05月06日
アメリカのファンク/ソウルバンド「WAR」の1982年のシングル。アルバム「Outlaw」からのシングルカット(この時期のメンバー構成)Lonnie Jordan – Organ, Piano, Synthesizer, VocalsLuther Rabb – Bass, Background vocalsHoward Scott – Guitar, Background vocalsPapa Dee Allen – Percussion, Background vocalsHarold Brown – Drums, Percussion, Background vocalsRon Hammon – Drums, Percussion, Background vocalsLonnie Jordan – Organ, Piano, Synthesizer, Background vocalsLee Oskar – HarmonicasPat Rizzo – Saxophones, FlutesA面「You Got the Power」アルバムバージョンより2分近く短く編集されたシングルバージョンですが、MTVやFMでよく流れてたのはシングルバージョンなので耳馴染みがあるのはこっちのバージョンの人が多いと思う。カッコ良いグルーヴ感とファンキーな演奏とキャッチーなメロディーで頭に残ってしまう。イントロから当時の音作りを感じさせる。同時期に発売されたQUEENのアルバムもファンクを強く前に出した曲なんかは、同じようなアプローチを感じる。この曲が入ってるアルバムよりQUEENの「ホットスペース」の方が若干早いリリース。演出もシンプルですが、この曲のMVはカッコよくて必見。B面「Cinco De Mayo」この曲はアルバムよりも早く1981年に発表されていた曲。ラテンディスコの心地よさで聴いてるだけで体が勝手に動いてしまいそうになる曲です。前にかなり初期の「WAR」の事を書いたけど、この中期以降にも画期的なアルバムを出してたりしてカッコ良い音楽を作り続けています。(このアルバムとシングルからRCAに移籍しました)
2024年05月05日
夏木マリさんの1979年3月21日発売の15枚目のシングル。A面、B面ともに中島みゆきさんのカバー。A面「さよならの鐘」作詞・作曲 中島みゆきさん 編曲 船山基紀さんこの曲は1978年にグラシェラ・スサーナのために中島みゆきさんが書き下ろした曲。翌年の1985年4月にも中島みゆきさん本人がアルバム「御色なおし」の中でセルフカバーしています。グラシェラ・スサーナのバージョンはシンプルで静かなアレンジです。サビの息継ぎが苦しそうだと言う点と間奏がちょっと適当な印象しかあまり残っていないけど、夏木マリさんのバージョンはオケもアレンジも凝っていてドラマチックです。あの息継ぎが大変そうなサビもすんなり歌い上げています。オリジナルとメロディを少し変えてる点が多少、気になるけどシャンソンのように作り込まれてるのでメロディーを変えたのも効果的なのかも知れない。本家、中島みゆきさんのセルフカバーバージョンはかなり派手にロック色も強めでインパクト大。アレンジは 山下三智夫さん&クリスタルキングが担当しています。中島みゆきさんが「さよならの鐘」を初めてライブで歌ったのは1979年の秋の全国ツアー。コンサートもラスト間近かにみゆきさんの弾き語りで歌われた。イントロは鐘の音を表現しているように、5弦、6弦のみ白玉で4小節弾いてからアルペジオで歌が入るアレンジ。この時から「♪ 私のすべて〜あなたがすべて〜」まで最後まで一息で歌っていました。2番終わりの間奏はAメロをギターで演奏。次に歌われたのは1985年「のうさんきゅう」ツアー。この時はセルフカバー曲のメドレーの中で歌われた。「最愛」を1コーラス歌った後に派手にブラスセクションの演奏が入って2番から歌った。「♪思い出すたびに泣いて暮らすは」から。歌の中でトランペットがかなり目立って入ってくるアレンジでした。それからは1991年「夜会VOL.3 KAN(邯鄲)TAN」までセットリストに入ってなかった。B面「朝焼け」作詞・作曲 中島みゆきさん 編曲 船山基紀さん1977年6月発売3rdアルバム「あ・り・が・と・う」のB面1曲目収録のカバー。この夏木マリさんのバージョンのアレンジは秀逸です。コンガの音が心地良く、ひょっとして斎藤ノブさんだったりして。ラテン歌謡なカッコイイアレンジで大好きなバージョンです。オリジナルの「朝焼け」は当然、最高です!もの凄い回数聴いてると思う。ブルースハープが楽曲の印象を更に良いものにしています。それとストリングスのアレンジが美しくて凄く好き。「朝焼け」は1978年春のツアーでの演奏がインパクトが強かった。ギターをポロンと鳴らすといきなりブルージーなスキャットを歌い出すイントロは最高でした。ギター1本で歌う「朝焼け」が凄く好きだった。あのギター1本で歌う「朝焼け」はもう二度と聴けそうにないなぁ。次は1984年「明日を撃て!」ツアーの中で歌われました。この時はコミカルなMCで始まる構成でした。ウクレレのストロークから始まる編曲。落ち着いた大人のラテンの演奏でこのアレンジも好きだった。曲中もかなりウクレレの音を前に出しています。「夜会VOL.6 シャングリラ」の中でも歌われた。
2024年05月04日
昨夜、ハリウッド版ゴジラの最新作「ゴジラxコング」を観に行った。日本のゴジラの最新版「ゴジラ-0.1」は恐怖そのもので可愛らしさを感じさせないのですが、「ゴジラxコング」のゴジラは表情豊かで可愛く感じられる。戦い終えて、「はぁ〜疲れた〜」って感じで、寝床にしてるローマのコロッセオに戻ってきて猫のようにクルッと丸まって眠りにつく。人間の存在なんて蟻のようにしか感じていない。そんな可愛いゴジラを観てて、ケシャのこの曲を思い出してた。『Godzilla』 - 2017年3rdアルバム「Rainbow」13曲目に収録作詞・作曲 Kesha Sebert、 P. Sebert、 Claire Wilkinson、 Nathan ChapmanKeshaは2009年に大ヒット曲「TiK ToK」でデビュー。そして1stアルバム「Animal」を発売すると150万枚を全米で売り上げた。1stアルバムから「TiK ToK」以外にも「Blah Blah Blah」「Take It Off」「Your Love Is My Drug」など、シングルカットするとどれも大ヒット。バカ売れしたアルバム「Animal」よりも3rd「Rainbow」の方が聴く回数は多かったと思う。2ndはほとんど聴いてなくて「Die Young」ぐらいしか記憶に残っていない。3rd「Rainbow」はいきなりフォーキーな「Bastards」から始まって、ドラマチックに展開するアルバムなので一番好きなアルバムです。ジャンルの幅も特に広く感じる。次の「Let 'Em Talk」は突然のオールドスクールなパンクナンバー!そして3曲目はこのアルバムで一番好きな曲「Woman」!めちゃくちゃ音がカッコ良くて何回もリピートして聴いてた。そう言えば「Kesha」は一度もブログに書いてなかったと思う。美しいスタンダードバラードな「Praying」は感動的です!「Learn To Let Go」は90年代を彷彿させる魂の叫びのようなロックナンバー。アコギの音が気持ちよすぎる「Finding You」もこのアルバムで大好きな曲。タイトルナンバー「Rainbow」はケイト・ブッシュとシンディ・ローパーを感じるような美しいナンバーです。コミカルなカントリーソング風「Hunt You Down」もアルバムのスパイスになってる。めちゃくちゃカッコいい曲10曲目「Boogie Feet 」も最高です!そして13曲目に「ゴジラ」は収録されています。アコギが中心になってる3拍子のかわいい曲です。「♪ゴジラをモールに連れて行くとどうなるの? 子供たちを怖がらせて、まくらを全部引き裂いて あちこち壁を壊しちゃう エメラルド色の瞳をキラキラ輝かせ フードコードで食べながら 私のフレンチフライを横取りするわ ゴジラをモールへ連れて行くとこうなっちゃうの」 ・・・・・・ 「♪他の人たちみんなは駆けずり回って悲鳴を上げている でも私はあなたといるとホントに幸せ あなたの良さが他の人には見えないようね そこがユニークなところ あなたって人は」 「ゴジラと出会って恋に落ちたらどうなるの?」こんな歌詞のかわいい曲です。コングが必死に説明しようとしてても、まったく聞く耳持たないゴジラは大暴れ。頭が上がらないモスラに説得されるとあっさりコングと共闘。頑固者だけど可愛げのあるゴジラでアメリカのゴジラのキャラも大好きです。そしてローマのコロッセオに丸まって寝に戻ってくる姿が可愛すぎる。そんなゴジラを観てたらこの曲が頭をぐるぐる。そうそう!この曲、何ヶ月か前にユーミンがラジオで流しました。ユーミンが東宝スタジオにラジオの収録で行った時だったと思う。ユーミンはモスラがお気に入りなようです。ゴジラ映画は映画館で子供の頃に観に行ってたそうです。ラジオで流れた時に何の曲だろうって思った人も多いかも。たしかアーティストもタイトルも言わなかったように思う。
2024年05月02日
「ゴジラxコング」を観てきました。やっぱりゴジラを観るには109シネマズ大阪エキスポシティのIMAX!やはり凄い迫力だった!怪獣映画や壮大なSF映画などはやはり超大型スクリーンで観ないと映画の感動も半減する。ここで映画観るときは、昼でも夜でも太陽の塔を必ず撮ってる。「アラビアのロレンス」「未知との遭遇」「2001年宇宙の旅」「ドクトル・ジバゴ」「タワーリング・インフェルノ」「ベン・ハー」などの70mm映画も子供の頃から神戸の70mm対応の大きい映画館で観てきてるので2番館などで小さいスクリーンで観た時は感動が半減してた。「未来惑星ザルドス」も聚楽館のバカでかいスクリーンで観たのを思い出した。現在の神戸には大スクリーンで観るべき映画を観るには、まともな映画館がひとつもなくて、西宮北口まで行ってやっとIMAX上映の映画館があります。あれだけ映画の街だった神戸が関西の中では一番しょぼい街になった。昔、2本立て、3本立てで見てた元映よりも小さいスクリーンの映画館しかない。キネマクラブ、スカイシネマなど、あの頃、子供ながらにしょぼいと思ってた映画館の方が今ある神戸の一番大きいスクリーンの映画館よりもずっと迫力があったしスクリーンも大きかった。自分が子供の頃の神戸といえば映画館だらけで、それも大阪の映画館よりも大きい映画館がいくつもありました。神戸新聞会館大劇場は2階席まで合わせると1000人近い動員が出来て、さらに70mmフィルムを最大限に活かせる超大型スクリーン!新開地聚楽館も2階席まで合わせると1000人近く動員できる超大型スクリーンの70mm対応映画館。阪急会館、阪急シネマ、朝日会館も満足できる大きいスクリーンの映画館でした。どれも600〜800人客席の大劇場でした。神戸東宝は700人動員できる映画館でスクリーンもシネコンの一番大きいスクリーン同等の大きさで怪獣映画を大スクリーンで子供の頃からずっと観てきてた。今ある神戸の映画館の小さい小さいスクリーンでは怪獣映画を観たいとは思わない。ゴジラシリーズ、ガメラシリーズ、ガッパ、ギララ、大魔神シリーズも全てかなり大きなスクリーンで鑑賞した。子供の頃からスクリーンの大きさにはかなり拘ってた。ヨーロッパや日本のインディーズ物やマニアックな映画ならこじんまりとした空間でじっくり観たいと思うけど・・・。神戸に新聞会館大劇場クラスの映画館が1館だけでも復活してくれたら・・・。「ゴジラxコング 新たなる帝国」ここまで振り切ったら気持ちいい!1967年「怪獣島の決戦 ゴジラの息子」以降の昭和ゴジラを彷彿させる怪獣エンターテインメントで東宝チャンピオンまつりで熱狂してた人にはたまらない怪獣同士の格闘。1964年もモスラが力を合わせてキングギドラと戦おうと説得してもザ・ピーナッツ「ゴジラとラドンは、俺たちの知ったことか、勝手にしやがれと言っています」ゴジラ「人間はいつも我々をいじめているではないか」ザ・ピーナッツ「ラドンも そうだそうだ! と言っています」の怪獣会話があったり1965年「怪獣大戦争」ではイヤミの「シェー!」をやってたし1966年「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」では加山雄三さんのモノマネをするゴジラの場面があったけど、1967年以降が本格的に子供も楽しめるように作られ始めた。その後はゴジラとアンギラスが海を泳ぎながら会話する場面もあったり、いろいろと怪獣同士の微笑ましい場面で耐性がついてる人には「ゴジラxコング 新たなる帝国」は何てことないのですが、シリアス路線のゴジラしか知らない人は驚いただろうな。今回の「ゴジラxコング 新たなる帝国」は人間は完全に脇役でセリフ数もかなり少ない。いっその事、次は人間はほとんんど出てこなくて、怪獣同士のみの会話を字幕で解説してもいいかも。ローマのコロッセオで丸まって寝てるゴジラが可愛くてイイ!戻るときも壁を破壊しないようにコロッセオの中で再び眠る。それから新怪獣のシーモも可愛く良いキャラだった。モスラは荘厳で日本のモスラとはまったく違ってて昆虫の種類も違うように思える。蛾のはずなのに、アリか蜂のようなくびれが2作前の時は気になったけど慣れてしまった。音楽はバラバラな時代のヒット曲が随所で流れた。KISSの「I Was Made For Lovin' You」がコングの腕を強化する時に流れたのが印象的だった。伊福部昭さんが作った曲を1曲でいいからフルサイズで爆音で流して欲しかった。そう言えば「ゴジラ−1.0」のBlu-rayのBOXが届いてた。もう1回、映画館で観てから本編を家でみようかと思ってる。特典映像と「−カラー」は明日、観ようかと。同時に日本のゴジラとアメリカのゴジラが上映される時が来るなんて、子供の頃に自分は信じられないだろうな。1975年で休止状態に入ったゴジラシリーズ。ゴジラ復活委員会に入会して、ゴジラ映画の復活を願ってた。過去作をオールナイトで上映したりすると朝まで数本のゴジラ映画を楽しんでたのが懐かしい。
2024年05月01日
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