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この1か月ほど、目の回るほどの忙しさで、気がつけばまた、開店休業でした。第2次歩き旅も終了していて、アップすべきなのですが・・・とりあえず、昨日と今日とに分けて飲んだルジェのサヴィニー07のコメントを。開けたてから香りは全開にいいです。紫系の花の香り。インクの香り。味わいは相当にシルキーなタンニン。かつ、中身が詰まっている。若くてあまり良くないヴィンテージのブル赤は、無理な抽出による苦味を感じたり、アルコールが立ったり、あるいは単に薄かったり、青臭さがあったりしますが、このワインにはそういったマイナスの要素がまったくありません。値段は高いですが、よそのサヴィニー1級ではまったく勝負にならない、素晴らしいワインです。というより、私ごときではこのワインを飲んでサヴィニーとは全く思わないでしょう。ニュイのイメージもあります。むしろ、ルジェ的なのでしょうか?(それほど飲んでないのでわかりませんが・・。)ルジェのサヴィニーはたしか04以来2度目と思いますが、変だった01エシェゾーと違って、熟成した後の姿を見てみたいものです。
2011年04月24日
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夜も遅いので更新は明日にしようと思っていたのですが、同じワインブロガーのshuzさんとHABANDさんが奇しくもピュリニーをアップされていたので、私も更新しておきます。レ・ザンセニエールはビアンヴニュ・バタールの真隣のヴィラージュ格の畑で、特にコシュ・デュリが持っているので有名です。このラモネの08はキタザワで初期会員価格5Kを切る!という安値だったので、飛びつき買いしました。香りは白い花の香り、ラモネのような清涼な香りが中心ですが、味わいはさすがにまだまだ酸が強いです。とはいえ、後口は黄金糖そのもので、かなりコッテリとした感じ。ややフィネスに欠けるか?という印象。でも、直接的な旨さがあり、あっという間に飲み干してしまいました。ちなみに、ラモネらしいミネラルはたっぷりあります。が、ロドルフ・ドゥムジョの08ムルソーのようなネガティヴな苦味は全く感じません。08はリュショットも購入したのですが、こちらはしばらく放置プレー。5年はガマンしたいと思います。
2011年03月04日
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前回のちょっといい白は、体調不良のためにロドルフ・ドゥムジョ ムルソー08に変更しました。こいつは閉じ閉じで金属の香り、味しかしませんでした。08赤は早飲みできますが、白は???なのでしょうか?で、1日休肝日を作り、さらに粗食をして体調を整えました。明日が休日なので、今日は良いワイン、デュガ・ピィを飲みました。噂にたがわず、黒いです。色と液体濃度はジュブレィシャンベルタージュかジュブレイシャンベロティか?と言った感じですが、味わいは柔らかでとがったところがあまりありません。で、正直言ってJカシューのエシェゾーと勝負できるくらいの酒質です (多分適当)。しかも、奥のほうに何か隠れていそうなミステリアスな印象はまさにニコ=ロビン(すみません、さっきまで息子の『ワンピース』37,38巻読んでました)。というわけで、デュガピィはあと5年後と10年後と18年後に再び飲みたいと感じるワインでした。
2011年03月01日
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最近飲んだワイン標題のシャンドン・ド・ブリアイユのイル・デ・ヴェルジュレス01はイチゴのケーキ、クランベリーのシロップ漬けやドライイチジクなど、赤系の熟成した良い香り。このアペラシオン、この作り手、このヴィンテージとしてベストのタイミングです。もちろん、私の好みとしてですが・・。で、次はエメレンス キュベ・トラディション。最近飲んだ3千円以下の良質なシャンパーニュよりはかなり酒質が落ちる。と思って検索を掛けたら、とあるワイン界では名の通った医者のブログにヒットした。そこでは激賞されている。ボトル差なのか?1年経って変化したのか?私の印象としては果実の厚みはほぼなく、スッキリしているのみのシャンパーニュで、シャンパーニュ以外の2千円強のスパークリングの幾つかと品質的に変わらないものであった。最後にショーブネ・ショパンのブルゴーニュ ピノノワール08。ショーブネ・ショパンで今まであまり良いと思ったことがなかったのだが、これはいけた。果実味が豊富で酸とのバランスがいい。08はここまでのところ、赤がとても好ましい。早くに飲んでおいしいと言う点では06と共通だが、タイプ的には違う気がする。まだ、それほど08をたくさん飲んでいないので、きちんと掴めているわけではないのだが・・。というわけですが、今日はやや良い白を飲みたいと思います。
2011年02月27日
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で、リサイタル終了後、いつもの豊中クッチーナ笠井まで戻ってディナーです。この日のためにセツコムートンを用意しました。亡くなったうちの母の名前も節子です。さらに、1991年は妻と出会った年で、ムートンのエチケットの中で珍しい静物画だということから、これはお気に入りでした。そして、ようやくヴィンテージから20年経ち、91という弱い年ということもあってこれにしました。料理の方はこんな感じです。写真のアンティパストの前に、妻が無理を言って作ってもらった即席ピクルス、バーニャカウダ、アンティパストの後にタラ白子と春野菜のパスタがありましたが、写真撮り忘れです。ムートンは醤油系の香りが主体で、味わいはやや弱く、色も薄いです。91メドック特有のゆで小豆の香りがほんの少しあり、この辺りはヴィンテージの限界でしょうか。とはいえ、非常に滑らかなタンニンはやはり質の高いもので、最後の方にフィナンシェなどの甘い香りも出てきて十分に満足いたしました。これはワイン会などに持っていくものではなく、ゆっくりと時間をかけて料理とともに楽しむべきものです。実は8大シャトーで最後の未体験シャトーがムートンでした。家に眠るもう1本、99ムートンはあと15年くらいしてからでしょうか?
2011年02月21日
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昨日、妻と2人で西宮北口の兵庫県立芸術文化センター大ホールまで、ラン・ランのピアノリサイタルを見に行ってきました。いきさつをお話しすると、1.妻が「のだめカンタービレ」にはまった。2.娘の幼稚園でのママ友に、同じくのだめ好きがあと2人いて、3人で仲良くなった。3.妻はピアノを弾かないが、私は昔足掛け17年間ピアノを習っていた。妻の影響で「のだめ」を見るようになった。という流れで、ラン・ランのリサイタルが決定した時にママ友の1人が1時間電話をし続けて3家庭分のチケットを取ったというわけです。写真はその席から開場後すぐに撮ったものです。Q16、17番でど真ん中でした演目はバッハのパルティータ第1番 変ロ長調、シューベルトのピアノソナタ第21番 変ロ長調、そして、ショパンの12エチュード op25でした。私自身少しピアノを弾いていたとはいえ、鑑賞することにおいては全くのド素人です。なので、的確な批評は出来ません。あくまで、素人の感想としてお許しください。まず、バッハについては、ちょっと考えられないくらいにデフォルメされたものでした。普通よりも倍くらいゆったりしたリズムでかなりルバートさせた第1曲。あるいは恐ろしく早い第2曲・・。このコンサート前にブーニンのCDで予習していたのですが、ブーニンが優等生的なバッハなら、ラン・ランは型破りすぎて地球3周くらいぶち破ったバッハでしょうか?でも、これが彼の表現するバッハなのでしょう。なぜかこのパルティータ1曲目は今日になっても頭に残っています・・。さて、シューベルトはそれよりはラン・ランに合うのか、違和感なく聞きました。とはいえ、このシューベルトまでの前半で不覚にも途中落ちちゃったんですけどねさて、後半に入り、ショパンも相変わらずのラン・ラン節なのですが、これはすばらしかったです。真骨頂という感じで、特に12番ハ短調「大洋」では終わりの方に左手の旋律がうねりのような、男声合唱のような音に聞こえてきて、鳥肌立ちました。職場の先輩が言っていた「何を弾いてもラン・ラン」というのは確かにそうなのですが、では作曲家の意向を無視しているのかと言うと、そんなことはないでしょう。好き嫌いはあるかもしれませんが、素晴らしいピアニストであることは素人にもよくわかる演奏でした。この後のディナーに関してはまた後程・・。
2011年02月20日
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3連休中日です。本日はちょこっとだけ仕事してました。昨日、3連休の初日は、昼の3時頃から、夫婦でワイン三昧にしました。ラングロワ・シャトー ブリュットNV。最近はヴァルディヴィエソのエクストラ・ブリュットに押され気味でしたが、やはり酒質はこちらが上だと思います。ただし、CPでは同点でしょう。コイツを飲みながら、カナッペを作りました。クリームチーズ&柚子ジャム、クリームチーズ&イクラ&スモークサーモン、アンチョビ&ベビーリーフなどなど。ほどなく泡もなくなり、次はレ・ガリーク、SBです。その前日にシャトー・ド・ラ・ヴェルのBB09が途方もないブショネだったのですが、これはスクリューキャップなので安心です。もう、2千円以下のワインは全てスクリューキャップでいいんじゃないでしょうか?さて、SBを飲みながら大豆とソーセージのトマト煮込みを作ってたのですが、つい火をつけているのを忘れて焦がしてしまいましたすぐに別の鍋に焦げていないところのみ移して事なきを得ましたが、やはり料理は片手間でなく真剣に作らねばなりません。なお、このあと、クレルジュのCM レ・シャルム04を開けましたが、CMのレ・シャルムとしてはまあ及第点といったところ。でも5千円以下と言うことを考えればCPは高いです。この日はここまで。以外に最近飲んで印象に残ったのはギガルのコート・デュ・ローヌ ルージュ06ですね。初めて飲んだヴィンテージはたぶん92。ベリー系のチャーミングなワインでした。現在はよりしっかりしていて、シラーが全面に出ている感じです。昔を思い出させるワインでした。
2011年02月12日
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25kmを5日間。大人の足では1時間4kmはかなりゆったりとしたペースで、それを6時間ちょいは余裕を持った計画だと高をくくっていた。ところが、実際に歩いてみると、1日の疲労は翌日に蓄積し、関節はどんどん痛んでいく。もう少しきちんと準備しなければこの先は危ういと痛感させられた旅であった。 子供の方はどうだったかというと、こちらの持って行き方で大きく変わる。とても難しいことで全く持って無理だ、ということを前面に出せば、きっと到達できなかっただろう。大変なことをしているという深刻感を出さずに楽しませてやると、なんでもなかったかのように余裕で歩ききってしまった。きっと、大人が知っているよりももっと、子供のポテンシャルはあるのだろう。要はそれを引き出してやれるかどうか。今回は偶然そのポテンシャルの高さに気づかされた。こちらも決めてかからなかったことが良かった点だろうか。 水口を出発して、結構足取りも軽い。今日は国道ばかりでなく土山宿の街道を歩く。この方が気分的に随分楽だ。土山宿を抜けると昼食予定の道の駅。これ以降は山越えとなるので、休憩するコンビニ等もない。道の駅にあった地図などでルートを確かめる。旅に出る前から調べてもイマイチルートが定かにならなかった鈴鹿峠越え。地図で見る限り上下線が完全に別ルートに分かれている。その上り車線(あくまで京都を上に考える)側から山道に入るようだが、その山道の確実な地図がない。東海道を歩いた先人達のHPなどから類推するしかないが、歩き進めていった後に間違っていたら、引き返す余裕がない。 いよいよ鈴鹿トンネルが近づいたころ、目の前の民家に1台の車が停車した。思わず歩みを止めて様子を見る。どうやらその家の住人らしい。こんなチャンスは2度とない。その運転席の若者に声をかけた。 「すいません、私たちは兵庫県の自宅から歩き旅をしているのですが、鈴鹿峠を越えて関に向かう山道に入るには国道の右手から入るのですか?それとも左側から入るのですか?」 「ちょっと私もわからないので、中にいる父に聞いてきます。」年のころは20代前半だろうか?その朴訥そうな若者は、親切にも中にいる家人に聞きにいってくれた。程なくその父親が現れた。この家は奥さんの実家でここに住んでいるわけではないのだが、常夜灯の跡地には昔行ったことがある、すぐそこだ、ということで案内してくれた。年の瀬の忙しい中、わざわざ時間を割いての案内は申し訳なかったが、親切に甘えることにした。結局4、500mは歩いたろうか?東海道の共通案内板を発見し、道がわかった。結論から言うと右から入るのが確実だが、左からでも入れたかもしれない。確認はしていないが、左側から入るルートとおぼしき道が途中合流していた。 江戸時代、東海道の難所として名高い鈴鹿峠。いよいよ気持ちも引き締まる。常夜灯が入り口でそこのトイレで用を足す。さあ山道と思った途端、冒頭の写真の石標。その後、山道を下る下る・・。そうか、江戸から越えるには急坂を登ることになるが、京都からだと下るだけか。そういえば、山道に入る前国道沿いを歩いていた時は随分上り坂を登ってきた・・。ということで、今旅最大の難所(と思っていた)鈴鹿峠は何の苦労もなくスイスイ通り抜けた。 ところが、ここからが進まない。旧街道を通っていても午前中のように気が紛れることもなく、地図を見ては宿までまだまだ距離があることにため息をつく。最後の国道に出てあと2km。何気なく差し出された息子の手を握り締めて歩き続ける。「今はこの手を絶対に離してはならない!」なぜかそんな気がした。最近になって息子から聞いたのだが、向こうももう手を離したら歩けないと思っていたそうだ。宿泊予定の国民宿舎関ロッジの看板が出て国道に別れを告げる。残りは600mくらいのはず。が、これもなかなか建物さえ見えてこず、ほうほうの体でなんとか進む。と、その時、木々の切れ間から突然目の前にロッジが現れた。「やったぁ!」と息子とハイタッチ。デジカメの動画で到着の瞬間を収めたが、出発時とは違ってやらせを考える余裕はまったくなかった。 以上が5日間の歩き旅の記録です。翌日関駅までの約2kmでさえ、2人とも歩く気になりませんでした。12月30日、年の瀬もいよいよ押し迫ったその時に、のんびりと電車に乗りながら苦しかった旅を振り返りました。でも、これで終わりではなくまだまだこれからも歩く予定です。小学校の間に、できるかどうかわかりませんが北海道まで行けたらなあと思っています。そのために、それほど読者が多くないこのブログですが、なんとか口コミでも広がればと言う切実なお願いです。1日に歩ける距離は今後も長くて28kmがせいぜい。東海道を進んでいる間はそれ程宿に困りませんが、東北に差し掛かれば適当な距離ごとに宿が見つからない可能性は大です。どなたか知り合いの方で一晩宿を貸していただける方はないでしょうか?来年の春か、遅くとも2012年の夏には現実問題になってきます。もし、このブログを読んで助けてやろうという方がおられましたら、ぜひメールください。
2011年01月30日
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正月以降もワインは飲んでいますが、これはいいというものはあまり出会えません。デイリーでも千円~2千円の価格帯を飲むことが多いのですが、どれも値段相応でしかなく、価格・クラスを超えた!と言えるものはそうそう見かけないものです。1本、高いワインで価格相応なものも飲みました。クロード・デュガのジュヴレィ・シャンベルタン 2004です。これは税込み6千円台だったので、いまやルーミエ、ルソー、ミュニエよりもヴィラージュにおいては安くなった感があります。04のヴィラージュということで、やや熟成感も出始めており飲み応えがあります。シャンボールとはまた違う花の香り、黒系の果実の香りが最初のアロマで、味わいは濃すぎずモチロン薄くはなく、中身の充実した良品です。ほんのわずか青臭さ、茎っぽさがあるのですが、マイナスとまでは感じません。それより、随分エレガントなデュガだと感心させられました。これはヴィンテージのマイナス面がうまく作用したかと思われます。 さて、歩き旅です。 草津を出発して1号線を進む。歩道も広く、朝のうちは交通量もそれ程多くなくて快適だ。栗東ICを徒歩で越えるのがなかなかむつかしい。人より車の方が偉いのか!?車こそちょっと回り道をしても疲れないし時間も変わらない。人が回り道をするのは疲れるし時間もロスする。なんとかならないものか。 などと考えながら栗東ICを越えると、1号線は工場地帯となる。空気は悪いし単調な一本道だし・・。ここらが精神的には一番キツかった。ひたすら真っ直ぐな直線道路を進み湖南市に入る。中心部は街で商業施設もあり、息子お気に入りの平和堂もあった。もちろんワンピーベリーマッチへと向かったが、これ以降仮面ライダーのガンバライドはあるものの、ワンピースには出会えずじまいだった。平和堂隣接のココスにて昼食。 三雲駅を過ぎた辺りから1号線に別れを告げ、水口宿へ向かう。が1号線を越える歩道橋の階段が登れない。1段1段足を引きずりながら、手すりにつかまってよじ登る。下りはそれ以上に困難だ。なんとか歩道橋を越え平坦な道になると、何とか歩けた。だが、こんな膝の痛みを抱えて、翌日最終の鈴鹿峠越え27km強を歩けるのか?不安が付きまとう。県道に入ってすぐの「東海道横田渡し」跡公園で休憩しながら息子と話した。 「足はどうや?」「結構痛い・・。」「お父さんもかなり膝がヤバイ。2人のどちらかが明日の朝の時点で今くらいの足の状態やったら、明日は諦めよう。電車とかバスで関まで行こう。でも、今朝と同じくらいにまで回復してたらがんばって歩こうな。」 なんとかして歩ききりたい気持ちは出発前より募っていた。でも、山越えの途中で動けなくなったら取り返しが付かない。リタイヤもありと話すと気が軽くなった。この後は「ショッカー戦闘員がライダーと戦った後、お疲れ様ー!とか言って帰って言ったらオモロイな。そのままの格好で近くの駅まで歩いてポストペイカードで電車乗るねん。」「んああほな。どうやってカード作るねん!その前に銀行口座作れるんか!?銀行にショッカー戦闘員が来て普通に『あのう、新しく口座作りたいんですけど』とかゆうん?」などとバカな冗談ばかり話しながら、なんとか痛みをごまかして歩き続けた。幸いこの日は24kmくらいだったので、なんとか宿にたどり着いたが、着いて1時間くらいすると土砂降りに雷まで鳴り続けた。これが歩いている最中だったら・・、と思うとぞっとしたが、同時に「ついてる。明日もきっと歩ける!」という気がした。
2011年01月29日
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朝食はホテルの最上階のブッフェで、家族揃って取った。4歳娘の「あっ、雪!」と言う声に窓の外を見ると、鴨川に飛来する白鷺の大群であった。これほど多くの群れは初めて見る。実際、やや遠く離れた川面すれすれに飛ぶ白鷺の群れは、雪が舞うように見える。子供の感受性に心洗われる思いであった。 娘と妻に別れを告げて、3日目の旅に出発する。五条通を東に進み清水五条に出る。ここからは歩道のない1号線沿いを歩くことが出来ないので、大谷霊廟を抜けて清水寺に入る。昔何度も来たことがあるのだが、このようなルートから清水に入れるとは知らなかった。朝早いので茶屋も閉まっており、当然人影もまばらである。人のいない清水は初めてだが、人ごみに隠されていた荘厳な本質が表に顕れていた。それは、昔比叡山延暦寺の根本中堂を初めて訪れた時に感じた、神々しさであった。 その後、清水から山科を抜けて名神の京都東ICを越え、滋賀県に入る。いよいよ東海道である。大津までの1号線は人影もなく寂しいが、歩道も整備され歩きにくくはない。大津に到着し、左手の市街のほうを眺めるともう、琵琶湖が見えていた。大人だけなら瀬田の唐橋を超えるところだろうが、子供の体力を考え1号線を進む。それでも琵琶湖を越える時はちょっと感動した。息子は琵琶湖越え手前にあった石山の平和堂に、ワンピーベリーマッチがあって大満足のようだったが・・。 草津南からようやく旧東海道に入る。ここからは観光用に整備された案内板なども多数あり、建物も趣がある。年末なので草津本陣跡は休館していたのは残念だった。やはり、最後は2人とも足に来ていたが、何とかこの日も歩ききった。
2011年01月18日
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2日目は宿泊したかめや旅館前で写真を撮ってもらった後、朝8時出発。JR高槻駅前は、20年前にここからバスに乗って通勤していた場所であり、その5年前の学生時代には、西武高槻の駐車場でバイトをしていたという縁の深い土地である。懐かしさと、変化の激しさに対する驚きとで、疲れを忘れる。西国街道をひたすら進み、高槻の市街地から離れる。最初の休憩地は上牧のMド。コーナンの中にあるので9時過ぎには開いていないかと思ったが、運良く開店していた。息子はMドに寄った時はポテトを食べる決まりになっている。ここで、少し長めに休憩を取り、その後R171を歩く。昨日同様、国道を歩くのは殺風景で精神的に疲れる。息子もやや不調を訴える。しかし、京都府の看板を超えると、少しヤル気がアップした。次の休憩場所である大山崎まではすぐである。 後から聞くと、この日の午前中は彼にとってかなり辛かったそうだ。靴が普通のスニーカーということで、足裏・かかとが痛み出し、泣き言も言っていた。ただ、この旅を通じて、1度も「もうやめたい」「もう歩けない」とは言わなかった。小学3年生の意地か強さか・・。 案外、神足あたりのR171は歩道も広く歩きやすい。ただ、国道沿いにはほとんど民家がなく、寂しい感じがした。 長岡京市から三菱通りに入り、いよいよ京都市である。久我橋を渡って桂川を越える。この辺りからは2人ともかなり元気を回復する。が、京都南ICあたりで本日2回目のMドに寄るかどうかでもめる。息子は泣きながらふてくされている。いくら、歩き旅のためとはいえ、何でもかんでもは認められない。とはいえ、晩御飯をしっかり食べることを条件に、結局2回目のMド、ポテトで休憩することにした。私もMシェイクでリフレッシュした。 次の目標は大本山NINTENDOである!息子にとっては聖地と言っても過言ではない。 任天堂本社に祈願するの図。正真正銘のアホである。非常に微笑ましい。一気に元気になるが、身体は正反対に限界近い。「京都は何条と言う数字で通りの名前が付いてるから五条まではもうすぐや」と励ましながら、十条、九条と越えて行く。京都駅を越えてあと少し。今日は妻と娘が1泊だけ合流する。これが支えとなりなんとか五条にたどり着く。「あっ、のんちゃん(妹)!」息子の方が先に発見した。4歳の娘が大喜びで駆けてくる。泣くと思っていたが、涙は出なかった。ようやく24km強を歩き抜いた。
2011年01月10日
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人生そのものが旅であるのに、なぜ人は旅に出るのか?日々旅を栖とした芭蕉も、仮の宿りである雛の家がなければ、旅に出ることは出来なかったろう。安住の地である日常と流浪の非日常。人は一ところにとどまることの出来ない生き物なのかもしれない。 12月の雲は冷たい。それは梅雨空の暗い雲とも台風の胸騒ぎを覚える雲とも、趣を異にする。そんな冷たい雪空のクリスマス。我々は旅に出た。 「いってーきまーす」・・・。うーん、やっぱり家から去って行く絵の方がいいか。TAKE2「いってーきまーす」どれどれ・・、まあ、こんなもんか。 完全やらせビデオを収めて、歩き始める。小雪が舞う凛とした寒さが身を引き締める。高揚感。いよいよ長い旅の始まりだ。川西~池田と見慣れた景色の中、順調に歩を進める。が、一度休憩した後、息子がグダグダ言い始める。「次の休憩まだぁ?」明らかに歩みも遅い。何とかなだめながら進んでいくが、こちらも段々イライラが募ってくる。そんな中、ようやくたどり着いた2回目の休憩場所。地べたにへたり込みながらカロリーメイトで栄養補給する彼を見て、思った。「この旅は小3の息子にとっては大冒険。いかに乗せてやるかが大事だ。」そう考えた時、イライラも消えた。 池田から箕面を通ってR171に出る。予定より30分ほど遅れているが、それに応じて昼食の予定も変更。萱野のラーメン屋に入る。中の中である。でも、なんとか腹ごなしと足休めをして、再び歩き始めた。 箕面から茨木に入り、程なく西国街道へと歩を進める。ようやく歩き旅らしい景色になってきた。西国街道の案内板前で写真を撮ったりしながら、いよいよ高槻に入った。最後の休憩場所に向かうため、再びR171へ。マクドで休憩する予定だったが、その手前にジョーシンを発見する息子。「マクドよりジョーシンがええわ!」今まで10歩歩いては膝に手を当てて、休み休みしながら歩いていたのに、完全復活して走り出した この旅では気合アップアイテムとして、ワンピーベリーマッチを発見した時は必ずやっていいことになっている。ちなみに、マクドに立ち寄った時にはポテトを食べていいことにもなっているが・・。で、幸運なことにここのジョーシンにはワンピー~があり、完全にやる気を回復させていた。 とはいえ、ここでの全力疾走は足にこたえ、この後は結構辛そうだった。午後4時過ぎにようやく芥川宿跡に到着。ここから宿までは数百m、初日約25kmの行程を歩ききった。
2011年01月04日
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アケオメーッ!!半年振りにブログ再開します。復活の最大の理由は、息子との歩き旅です。年末に、5日間歩き続けました。CMのエボルタ乾電池に負けてられん、と対抗意識を燃やして、兵庫県の自宅から関宿手前まで行ってきました。この日記をアップするのが目的なのですが、手始めに大晦日からここまでのワイン録など・・。大晦日の画像です。これはラ・ミア・クッチーナ笠井のおせち料理。妻と2人で大晦日に7割方食べてしまいます。飲んだのは次の2本。ピエール・ペテルスはメニル・シュール・オジェで注目の作り手ですが、ここのブラン・ド・ブランはコクもあり、しかもクドくならずになかなか素晴らしいです。上級ものも飲んだことありますが、サロンの97とはそれほど遜色ないです。(この少しの差がなかなか埋まらないのですが・・。)ユドロ・バイエ、08CM レ・シャルム。若いシャルムは非常に甘みがあり、香りも華やかで素晴らしい。もう5年ほど寝かせて、なお花の香りが残れば、素晴らしいシャンボール1級になるでしょう。翌元日はビールを3本くらいに押さえ、2日は昼から宴会です。次のようなカナッペや、大豆とソーセージのトマト煮込みなど作りながら飲みました。大豆もソーセージも臭みのある食材なので、トマト煮込みとはいえガラムマサラとブラックペッパーを効かせスパイシーに仕上げます。普通チリパウダーを入れると思いますが、私の好みはガラムマサラですね。昼からは妻と義母と三人で、ジョリー・シャンパーニュ、笠井でもらった04のシチリアの赤、Dバローのサンヴェラン アンクレシェ08と飲み進めます。5時ごろには義妹一家がやってきて、ゴッセ ミレジム1999にて乾杯。最近各ショップによく見かけますが、私の飲んだこの1本はややヒネ始め。早く飲んだほうがよさそうです。あと、Bプリュールのヴォルネィ・ピテュール1999、獺祭、エビスビールなど、たらふく飲んで撃沈 今年もこんな感じに飲み続ける予定です。歩き旅日記は今後ボチボチアップ予定です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2011年01月03日
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本日、みちのく岩手の竹澤酒店からデイリーが到着しました。購入リストは以下の通り。1 バルディビエソ エクストラ・ブリュット ¥1,2002 シャンドン・オーストラリア ブリュット ¥1,5803 ラングロワ・シャトー クレマン・ド・ロワール ブリュット ¥1,6004 ティエリー・モルテ マルサネ・ブラン 08 ¥2,1805 ゴベルスブルグ グリューナ・フェルトリナー 09 ¥1,4006 ジャイエ・ジル ブルゴーニュ・パス・トゥ・グラン 05 ¥1,8407 マクマニス・ファミリー・ヴィンヤード メルロー 08 ¥1,2208 シャトー・グレイサック 02 ¥1,5809 シモン・ビーズ サヴィニー・レ・ボーヌ レ・ブルジョ 07 ¥3,480PCの調子が悪いのでこのままアップしておきます。
2010年08月22日
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少し前ですが、コシュ・デュリの07ムルソーを16,850円にてオークション落札しました。絶対的な価格としては高いのですが、コシュ・デュリはこれ以上下がらないだろうと思い、RWG徳丸氏がけちょんけちょんにけなしている07を、狙い目だろうと思って入札しました。結果、見事落札。07は確かにそれ程長く置くヴィンテージではないと思うので、あと2,3年で飲んでみようと思います。さて、本日はあっさりと和食メニューを注文し、ワインよりはと、ビール&日本酒にしました。日本酒は獺祭。近所の酒屋(楽天ではLEXTで出店しています)に買いに走りました。この時期なので、氷水でかなり冷やしましたが、本当はあまり冷やしすぎずに飲むべき酒です。しっかりとした飲み口ながら、まろやかな喉越し。なかなかの銘酒です。あまりの暑さに冷房の効いた部屋から出ることが出来ず、かえって夏太りしていく今日この頃。明日からはボチボチ飲み控えたいと思います。
2010年08月19日
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本日はボロネーゼスパでした。で、日常飲みの赤はこれしかなかったので、再びルー・デュモン!本日は04シャンボール・ミュジニーです。これが、当たり!!大当たりとまでは言いませんが、普通のドメーヌのCMと遜色ありません。温度高めで飲み始めましたが、だれることもなく、シャンボールらしいエレガントさを保っておりました。これが3Kちょいなら儲けモンでした。も一つ、掘り出し物がレシュノーの08アリゴテ。これも、今まで飲んだアリゴテの中ではかなり上位に入ります。最近飲んだものとしてはミクルスキよりも良かったです。アリゴテらしいグレープフルーツ主体ながら、液体に粘性があり、飲み応えがあります。夏休みも終わりですね。ついでにこの残暑も早く終わって欲しいものです。ネグルシイ・・。
2010年08月16日
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お盆です。私も休みで飲んでます。で、前回以降飲んだワインとしては、ヴェリタスで6本4980円で購入した泡とか、誰ぞのトゥーレーヌ・ソービニヨンとか、飲んでました。ヴェリタスの1本当たり800円の泡はシャバシャバなものと、まあまあなものがありますね。トゥーレーヌはいつ誰を飲んでもそれなりのよさはあります。で、それ以外にも例の09サンヴェラン、シャトーフュイッセとか、Pジャヴィリエ、08サヴィニー・レ・ボーヌ、グラン・リアールとか飲んでます。サンヴェランはかなり濃厚です。トロピカルなフルーツ主体ですが、フルーツ以外の要素もあり、あまり方向性は好みではありませんが、良い年らしい充実感はあります。ジャヴィリエは白を飲みましょう!08だからか、グランリアールらしい果実味は皆無で、閉じ気味です。香りも樽由来のカラメルを感じるのみ。おいしくありません。で、本日飲んだのがルー・デュモンのマジ・シャン01です。手品師ではありません。今まで飲んだグランクリュの中で、最も失望した1本に認定されました。香りはヴィラージュ級、酒質はACブル級というと、言いすぎでしょうか?でも、正直な感想です。まあ、とにかくルー・デュモンはもういいです。これならグロフィエのACブルとか、Jジルのオーコートのんどいた方が精神衛生上いいですね。
2010年08月15日
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タイトル通りワインは登場しません。悪しからず。8月2日(月)から5日(木)まで、3泊4日で家族旅行に出かけてきました義母も連れて5名で、1,2泊目は奥香落オートキャンプ上に宿泊、ワイン4本とビール12缶程2日で飲みました。2日目は近くの(車で30分弱)赤目四十八滝にも遊びに出かけました。赤目~は空気もひんやりとして安全に川遊びが出来るので、おすすめスポットです。3日目は鳥羽へと足を運び、鳥羽水族館へ行きました。この水族館、テーマごとに分かれたそれぞれの部屋を何度でも繰り返し見られるので、海遊館などよりゆったり見れます。娘はアシカショー&ラッコがお気に入りだったようです。息子はカブトガニやアンモナイトの化石が気に入ったようでした。その晩は相差の料理旅館に泊まりました。アワビ、殻付き生うに、イセエビと揃った活け作りがおいしかったです。舟盛りにはその他にアジ、カンパチ、イカ、ヒラメなどが乗っていました。そうして、4日目。最終日は伊勢内宮近くのおかげ横丁へ行きました。ここは町全体がハリボテのテーマパークみたいなものですが、なかなかおもしろかったです。
2010年08月07日
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各ショップにて、07、08両方揃ってる代表格の作り手です。私としては急激に人気が下がり、手に入りやすくなったので嬉しくもあります。で、08のVVではないヴィラージュを試してみましたが、やや早すぎました。もう少し、たぶん来年くらいまで飲まない方が幸せです。現在はバランス感覚に優れて気品はあるものの、果実味が少なく、あまり美味しいとはいえません。シャンボールの美点は持っているので、熟成によって甘みを増すでしょう。明日から3泊4日、家族旅行に出かけます。帰ってきたらボチボチ更新する予定・・。
2010年08月01日
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世紀のヴィンテージと前評判の高い09が出てき始めたようです。私が見つけたのはみちのく岩手の竹澤酒店の、シャート・ド・フュイッセ サン・ヴェランです。早速2本購入したので、こちらは試飲しだい報告します。さて、この店の商品を見ていると、同一銘柄複数年揃っているものが幾つか見受けられます。これを比比較試飲してヴィンテージの特徴や熟成の進み具合を見るのはおもしろい試みだと思います。でも、デュガピィのシャルム・シャンベルタンが3万円を切っているのに動きがなかったり、やはり世間は不景気なんだなあと改めて思います。もちろん、我が家は不景気ですが・・。グレートヴィンテージとして05は白ならぼちぼち飲めるものが多くなっているのではないでしょうか。アップしていませんが、先日シャブリジェンヌのグルヌイユ05(某2度と購入しないショップのオークションにて3,680円税抜きで購入したもの)を飲みましたが、すでに熟成感もありました。赤もBBクラスなら飲めそうに思います。一方、02の白はピュリニーやシャサーニュ、ムルソーの1級あたりまで現在めちゃくちゃ美味しいです。マイナーアペラシオンのヴィラージュクラスはやや落ち気味でしょうか。02赤はあまり多く経験していないのでわかりませんが、ここら辺のヴィンテージでも現在なら、探せばひっかかるので、一度試して見たいと思います。いろいろ話が飛びますが、上記竹澤酒店のデュガGC04なんて、もしお金に余裕があれば、必ず購入なんですが・・
2010年08月01日
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随分、更新が滞っていました。すみません。(誰に謝ってるのかわかりませんが・・)本日は夫婦のバースデイパーティー(食べて飲むだけですが)をしました。うちは誕生日が3日違いなので、昔からその間を取ってお祝いをしていました。で、今日から夏休み第一弾ということで、昼から例の近所のビストロに料理を頼んで家飲みです。3歳児がいると、外に出るのがためらわれるので、これは重宝です。酔っ払ってもどこでも寝れますしねワインも好きなタイミングで飲みたいもの何でも飲めるのでいいです。で、今日はシャンパーニュは用意していましたが、次の1本は赤にしようか白にしようか迷いました。でも、豚バラの赤ワイン煮込みやら鹿と栗のパイ包みやらあったので、赤にしました。泡はラミアブル02 スペシャルクラブです。これは素晴らしいシャンパーニュです。ヒネはなく、程よい熟成感があり、しかもエレガント。酒質も充実していて、5,000円程度とは思えない品質です。赤はデュジャクのジュヴレイ・シャンベルタン・オー・コンボット00にしました。開けたては濃いカラメルの香りが顕著で、色も濃く、このヴィンテージのデュジャクの特徴か、ジュヴレイだからか、赤系ではなく黒系果実です。そして、00にしては少し熟成が早く感じます。とはいえ、今飲み頃で美味しかったんですけどね。ただ、鹿にも豚バラにもあまり合いませんでした。料理との相性だけ考えるならシラーか熟成したボルドーにすればよかったかなと思いました。さて、もう一つのイベントが10日ほど前にありました。3人だけのワイン会を開いたのですが、ジャック・セロスのイニシアル、イヴ・ボワイエ・マルトノのPMル・カイユレ02、カレラのジャンセン06という会でした。こちらは素晴らしいワインをじっくりと堪能しました。ワイン会は3人と4人とどちらがベストなのでしょうか?10人で1杯だけ飲んだジャンセンと今回のジャンセンは、最初の印象こそ花束の華やかな香りと、線が細くさえ思える酸とミネラルが豊富な味わいでしたが、2杯め以降、ぐっと強さを増して果実が出てきました。で、2杯目からの印象としてはエシェゾー的な赤系果実の充実したワインでした。やはり、ワインは1本をじっくりと変化を楽しみながら味わいたいものです。そういう風に考えると、3人、4人どちらがいいんでしょうね。
2010年07月30日
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3連休も夏休み前ではあまりうれしくありません動けばお金がいるし、ボーナスは下がり続け、年収も下がり続け、かといって保険は今更もう変更したって、損するだけだし・・。旅行が控えているので、近所の公園に行ったり、家でうだうだしています。で、ワインもビールも飲むのですが、最近飲んでいるビールがエビスビール 超長期熟成です。これは、ボーナス入ったし、少し贅沢しようということでケースで買いました美味しいですが、夏場の夕方に渇きを癒すためなら、もう少し切れのいいものが欲しいですね。食事とともにじっくり飲むなら、飲み応えのあるビールです。ワインはアップしていないものではルイ・ピカメロ ヴァン・ムスー ブラン・ド・ブラン ブリュット 。シャルドネではありません。味わいは苦味が強く、ドライです。よく冷やして飲みましょう。ミクルスキ ブルゴーニュ・アリゴテ 08。このアリゴテは評判どおりです。液体の厚みがあり、なおかつ変に味付けが濃くないナチュラルさがあります。集中もまずまず。これで1.8K以下は安いんじゃないでしょうか?ブルゴーニュ・ルージュ・ラ・シャペルノートルダム [2008] デュブルイユ・フォンテーヌ 。これも、BRでシャペル・ノートルダムを名乗れる良畑で、まずまずでした。安い。味わいはBRらしい薄さ。でも旨みがあります。プラムや肉系の味わいが感じられ、ややポマール的なニュアンス。ブルゴーニュ・オー・コート・ド・ボーヌ・VV [2007] ニコラ・ポテル 。ここまでの3品はTODAの激安コーナーですが、一時に比べて動きが悪いですね!こんなにまだ残っているとは思いませんでした。上記3品はいずれも価格対品質においてお買い得です。ぜひ試してみてください。ちなみに、ニコラポテルはやや単純なジュブレィタイプと言っておきましょう。美味しいんだけども複雑さや高貴さはありません。すでに、熟成感が出始めています。以上、近況ワインレポートでした。
2010年07月19日
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やっと、寝不足から解放されます。W杯決勝は、予想に反してスペインの勝利となりました。ただ、試合内容は予想したとおりでした。スペインがボールをキープしながらも、決定力に欠ける。オランダは激しいディフェンスからミドル&ロングパスで、好機をうかがう。今回、スペインを筆頭にパスサッカーが人々を魅了したかに思えますが、実際は1対1、1対2でも局面を打開していくドリブルでのキープ力と突破力が、最終的に好機を作り出していたと思います。この点でスペインの各選手は、センターバックのピケやプジョルにいたるまで、各人のキープ力に秀でていました。SBのセルヒオ・ラモスにいたっては、タイプは違うものの、全盛時のロベルトカルロスにも匹敵する、超攻撃型のSBといえるでしょう。まあ、ラフプレーが目立ったとか、決定機をお互いに外しまくったとか、色々批判的な眼はあると思いますが、世界最高峰をかけた一生に一度の戦いですから、やはり選手たちの精神状態も特別だったのでしょう!私なりにMVPを選ぶとしたら、やはり勝者から選んでヴィジャですかね。ベスト8まではほとんど彼の得点のみで勝ちあがってますから。あるいは常に攻撃の基点となっていたシャビもありですね。イニエスタやプジョルも十分に資格ありです。そして、キーパーのカシージャス。と見てみるとやはり、総合的に優れた選手がもっとも多かったのがスペインなんでしょうね。まあ、私のブログも明日からはまじめにワインブログに戻る予定です。とはいえ、明日は飲みに行く予定が入っているので、ワインネタはありませんが・・。
2010年07月12日
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昨日は幼稚園の子供祭り。高校の文化祭の幼稚園版で、売り子はお母さんと先生方です。子供も楽しそうなのですが、むしろお母さん方の楽しそうなこと!学校生活を思い出していたのでしょうか?では、晩御飯は私が担当しましょう、ということで、簡単にトマトのパスタを作りました。ワインは最初、シャンソンのヴィレ・クレッセ06を開けました。これが、トロピカル満開のワインで、マンゴー、ライチ、パイナップルという、南のシャルドネ特有の風味。味わいも集中が足りず、あまり好みではありません。で、飲み干したあとに満足感が低く、ついつい2本目に突入!2本目がポッジョ・レ・ヴォルピ フラスカーティ・スペリオーレ・セッコ 2008。これが、いいーっ!凝縮感、香味の美しさはとても1,000円のワインとは思えません。3千円でも納得の味わい。でも、さすがに2杯ほど飲んで、潰れてしまい、片づけが中途半端に終わってしまいました。奥さん、ごめんなさい。ところで、関西地方で昨晩(今朝早朝)W杯の3位決定戦をどこか中継していたのでしょうか?昨日の新聞、いくら探しても見つけられなかったのですが・・。毎回、3位決定戦は負けたら・・、というプレッシャーがないので、非常に攻撃的なおもしろい試合になり、見ていてたのしのですが・・。今回も2回逆転の3-2という最高のゲームだったようですね。みたかった!明日の決勝は流れからするとスペイン、本来の実力からしてもスペインと思いますが、なにしろ今回のオランダはツキがある。準々決勝ブラジル戦の1点目、まさかのDF、GK交錯で同点。準決勝1点目ファンブロンクホルストのシュートは、あの距離あの角度から試合で決めたことあるんでしょうか?もちろん、あと5M近いとか、もう少し内からとかならあるかもしれませんが、約40Mで、あの角度からあのコースに決めるのは何100本シュートを打って、1本決まるかどうかでしょう!そして、ウルグアイ戦2点目もコースが変わってのゴールイン。では、運だけで決勝も勝てるかというとやや厳しい!スペインも決定力不足に悩まされているし、ビリャはそろそろ止まりそう。ということで、今回は先取点を偶々あげた方が2-0か3-1で勝つと予想します。では、先に点を取るのはどちらか?あえて、世評に逆らって、オランダとしてみます。スペインは最もボールを保持し続けて美しいサッカーをした偉大な敗者として、語り継がれるのではないでしょうか!?
2010年07月11日
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昨日、ブログを更新して「公開する」ボタンを押したところ、エラーが起こって全て消えてしまいました。実はその前にも日記を書いている途中に、検索をかけてしまい、日記が消えていたので、ほとんど意欲が消えうせています。とはいえ、昨日、神戸までランチに出かけているので、そのネタを短縮版にて再び書こうと思います行ったのは神戸の人気店、ルセットです。ランチはアミューズ、オードブル、魚、肉、デザート、プティフール、コーヒーというもので、4,700円のプリフィクスコースです。オードブルはシェフのお任せで5種の魚介アンティパスト風です。稚鮎のエスカベッシュがサイコーに美味しかったのと、毛がにのタルタルも良かったです。魚はまながつおのポワレ、肉はホロホロ鳥のファルシ リードヴォー詰めをチョイス。デザートも選べますが、ブランマンジェのマンゴーシャーベット添えにしました。ここはグラスワインも充実していて、まずは泡。アラン・ベルナールという聞いたことのないRMのブラン・ド・ブランを頂きました。これが、最初よく冷えた状態では香り味わいとも爽やか柑橘系なのですが、粘って温度を上げると豊かな果実が現れます。泡はひたすら細やかで、泡の持続もかなり長いです。お次はヴァンサン・ピナールのサンセール フローレス 07です。これも、SB特有の青臭さがなく、苦味も嫌味がありません。集中感はありませんが、旨みのあるタイプです。赤は「ピノ、ないんですね・・シクシク」と小芝居を打つと、「抜きます」という男前な返事。さすが、マダムです。で、ルジューヌのブルゴーニュピノノワール08を抜いていただいたのですが、これがいい!08BRは07より遥かにいいです。値段も安いので買うしかありません。どちらかといえば、シャルロパン風の甘酸系の今全開なタイプでした。ほんとはサッカーもスペイン勝利を予想していたのですが、時既に遅しデスネ。決勝はまた、じっくり予想します。
2010年07月08日
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ここ数日、ワインブログではなくサッカーブログになっていました深く反省いたします。とはいえ、ワインは相変わらず飲み続けております。ただ最近、家飲みお気楽ワインは、あまり深く考えずにグビグビ飲んでいるので、香りがどうたらメモも印象も残っていません。「おっ、まあまあいけるやん」とか、「うーん、果実弱いなあ」とか、「酸っぱあー」とかいった印象のみですが、飲んだという記録だけ残しておきます。コステルス・デル・セグレ クリスティアリ・ブランコ。ミュラー・トゥルガウ60%、ピノ・ブラン40%で造られるワインです。これはケッコウいけました。カン・デス・マス SL カ・ネストラック・ブラン。上と同じカタルーニャの白です。夏場、スペインの白をジャブジャブ飲んで、余ったらテキトーに栓して冷蔵庫へ放り込んで、1週間くらいはどうってことなく楽しめます。チャレッロ83%、マカベオ12%、シャルドネ5%。チャレッロはカヴァに使われるブドウ品種とか。それから、シャンソン ペルナン・ヴェルジュレス レ・カラドゥー 07。これは06が非常に良かったのですが、香りは06と遜色ないものの、味わいは集中を欠きます。その最大の理由は、酸が引き締まってないことです。07は酸が高い印象だったのですが、このワインはそうではありませんでした。ただ、ミレラル感は豊富で、コルシャル系のシャルドネと言えます。あと、リシャール・シュールラン カルト・ノワールも飲みました。リシャールシュールランは果実の厚いタイプではないですが、非常にバランスがいいですね。小振りながら、キュッと引き締まった酸が好印象です。また、泡の細やかさ、持続力もグート!というわけで、白&泡の日々が続いております。ガンガンにエアコンで冷やした部屋で、いい赤ワインが飲みたい・・、と思う今日この頃です。
2010年07月05日
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とうとうベスト4が出揃いました。ということは、もうすぐW杯も終わりですね。で、またまた、決勝の予想に入る前に、ウルグアイ対ガーナ戦のことを書かねばなりません。スアレス(前回、フォルランと間違えていました)のここまでの活躍は、本当に見事なものでした。しかし、あのガーナ戦のハンド。神の手ネタはいい加減にやめて欲しいです。神の手どころかサッカーの根源に関わる反則です。100%入っているゴールを、フィールドプレーヤーが手を使ってとめるならば、もはや、サッカーではありません。認定トライならぬ認定ゴールこそ採用して欲しいものです。なにが許しがたいかというと、これを見た青少年への影響が必ずあるということなのです。負けたら終わりというトーナメントを戦う青少年は世界中にいます。その、切羽詰った状態で、ハンドで止めれば、まだ無得点の可能性が僅か以上に残るのなら、そして、W杯でも許されたのなら、どうして止めないでしょうか?今後、世界のあちこちで、サッカーの本質 紳士のスポーツであるということ からかけ離れた選択がなされるでしょう!このような点から見るならば、スアレスはクラブチームの公式戦を含めて1年間全ての試合に出場停止が望ましいと思います。冷静さを欠いて相手を踏んずけたり、競り合いの中でわざとひじウチをかます暴力行為よりも数段悪質な反則です。ウルグアイはベスト4に進む資格はありません。で、オランダにはウルグアイをコテンパンに叩いてもらいたい!そして、大方の予想は決勝に残るもう1チームはドイツと考えるでしょうが、私はスペインだと思います。おそらく、スペインはポゼッションでドイツを上回るでしょう。そして、2試合続けて4点取った攻撃力こそが落とし穴です。BEST16、8と大量得点で来て、そのままBEST4、ファイナルと攻め続けられるチームはめったとありません。次はややリズムが悪くなって、そこに焦りが生じるのではないでしょうか?で、2-1もしくは1-1のPKでスペインがファイナルに進むという予想でどうでしょうか?
2010年07月04日
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休日の今日、4時過ぎから飲み始め、子供寝かしつけ後、酔いが回って9時過ぎに少しベッドで横になろうと思ったら、1時やん!!ドイツ対アルゼンチン見損なっちまったぜ!!で、しょうがないからネット見てみると、4-0かよっ!!?ありえないスコアです。見ていないので何とも言えませんが、アルゼンチンの敗因はやっぱりマラドーナですかね!?本物の指揮官の下でW杯ベスト8戦った時に、アルゼンチンが4点取られて負けるなんて、ありえません。もったいなさすぎでした・・。しょうがないので、この後スペイン戦見ますか?でも、ベスト16の顔ぶれから言われていた南米強し、ヨーロッパ苦戦という図式はもろくも破れて、ヨーロッパ選手権みたいになりそうですね。
2010年07月03日
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いやあ、この試合内容は予想外でしたが、結果の予想は当たりましたねベスト8でブラジルが消えるのは寂しい気もしますが、まあ、同点にされた辺りからのブラジルの攻撃には、輝きがありませんでした。では、オランダがブラジルを圧倒したのかというと、モチロンそうではなく、ただ、オランダに少し運があっただけでした。それよりも、こんなに荒れた試合になるとは予想していなかったので、やはり、サッカーは戦争だとつくづく再認識させられました。両チームの選手がゲーム中、やたらと審判に食って掛かってましたが、勘違いしてはいけません。足を蹴り、引っ掛け、手で押し、押さえつけ、引っ張りと、あらゆる汚いプレーをしていたのは、審判ではなく両チームの選手たちなのですから。でも、次の試合、ガーナ対ウルグアイはウルグアイという気もしてきました。なぜなら、ウルグアイのスアレスが非常に乗っていて(彼は今大会のベストFWだと思います)、このガーナ戦次第では得点王の可能性もあると思われるからです。まあ、いずれにせよここからが本番です。正直ここまでは予選でこれから本戦という気もします。本日はもう寝ますが、アフリカ勢で唯一勝ち残っているガーナよ!是非とも四強に残って、旋風を巻き起こして欲しいと思います。
2010年07月02日
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いやあ、残念ながら、日本はPK戦でパラグアイに負けてしまいました。俄かサッカーファンの方々は、駒野を責めたり、今日の戦い方を批判したりするかもしれませんが、私にとっては90分0-0の時点で感動でした。ましてや、120分相手の攻撃をしのぎきった時には、本当に良くやったという思いにあふれていました。やっとこさW杯に出はしたものの、世界は遠いと感じた90年代、00年代。それに比べると何と堂々と世界と戦ったことか!正直、今回の代表にはタレントが不足していたと思いますが、その分謙虚さ、一生懸命さ、そして、戦う強い意志を持った選手が多かったように思います。本当は小野伸二やら中村俊介やら、遊び心もあるプレーのできる選手が好きなのですが、今日ピッチには不要でした。日本代表、おめでとう!よくやった。P.S.昨晩ケチってドメーヌ・デュ・シャトーの06ブル赤を飲んだのがいけなかったんですね。ダメダメなワインでした。グランクリュで前祝いしときゃあよかった
2010年06月29日
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W杯はどんどん進んでいきますね。それにしても、イングランド戦のミスジャッジ!世界最高峰の試合であれはやりすぎでしょう!2人の審判がどちらもあのゴールを見逃す確率は0.001%くらいでしょうか?ある意味奇跡です。とはいえ、結果としてはここまで順当過ぎるくらいに順当にベスト16は進んでますね。昨日の予想、オランダ・ブラジルとアルゼンチン・ドイツが自信ないのですが、まあ、最初の予想通りとしておきます。さて、本日は子供のおもちゃの紹介です。LaQというおもちゃなのですが、よく本屋などに見本があって、子供たちがハマっています。これを、先日購入したのですが、思いの外子供2人とも、ハマりまくっていて、仕事から帰っても以前ほどまとわりついてきません。いい感じですこのおもちゃ、パチッとはめる瞬間が、プチプチを潰すのにも似ています。その上、立体的に造型を楽しめるので、確かにハマるのもよくわかります。3歳児には少し早いのですが、それなりに楽しんでますし、8歳児には超オススメです。若干お高いんですけどね。ワインは何本か飲んでますが、一番印象に残っているのはかわばた酒店で購入したジョゼ・ミシェル、カルトブランシュですね。なんと、久々にブショネこいてました。コルクも膨らみませんでした。最初にへんてこな香り、まあ、最後の方はややマシになりましたが、スタンダードものでブショネに合うと、このクラスは合成コルクや人工の樹脂製の栓でもいいんでないか?って思ってしまいます。
2010年06月28日
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いやあ、やりました!日本。本当にヨーロッパの強豪国相手に、W杯のしかもベスト16を賭けた一戦で、あんな試合が出来るとは夢にも思いませんでした。でも、本日の天声人語の 「ルステンブルクの自信」とでも呼ぼうか。はダメダメですね。ルステンブルクの衝撃、もしくはルステンブルクの進化あたりでどうでしょうか?私が初めてW杯を見たのが、78年アルゼンチン大会です。とはいえ、この大会で記憶に残っているのは、マリオ・ケンペスの決勝でのゴールシーンとグラウンド全体に散っている紙吹雪くらいです。82年スペイン大会ではイタリア対ブラジル戦が最も印象に残っていますが、中でもロッシの2点目か3点目か、コーナーキックから、予想したわけではないでしょうに、とっさに開いたところに見方のシュートが飛んできて、それを流し込んだのが印象的でした。これこそゴールゲッターの嗅覚だと。もう一つ、どことの試合かは忘れましたが、ジーコの得点で、たぶんエデルのフリーキック。30~40Mを直接狙ったのがバーを叩いたのですが、そのこぼれ玉に殺到してきた攻撃、守備の選手の中で一番早くボールに到達したのがジーコでした。これも、華麗なテクニックとは異なる、本能的なゴール感覚にうならされたものです。その頃には日本代表がW杯で戦う可能性すら考えられませんでしたが・・、同郷でしかも、指導者つながりのある本田選手の活躍には本当に胸を躍らされます。で、私なりに、ベスト4進出国を予想してみます。まずはガーナ。韓国にもアジア代表として、がんばってもらいたく応援しているのですが、開催地域からダークホースが1チーム勝ちあがり、というのはジンクスもあります。次は大胆にもオランダ。このチーム、強いです。しかも、ポルトガルの戦い方がかなり、参考になったと思われます。また、今大会のブラジルは段々と尻すぼみな感じがあります。攻撃がもの足りません。その次はドイツとアルゼンチンですが、ここは南米勢が1チームは残るでしょう。ということでアルゼンチン。最後はポルトガル。ただし、北朝鮮戦のようにロナウドがアシストに徹すればですが・・。自分が点を取りたいと、強引にシュートに行って、見方のいい動きを無駄にすれば、流れが悪くなります。現在スペインは歯車がかみ合っていないのでポルトガルはチャンスです。で、その仲から決勝に進むのはオランダ、アルゼンチンではないでしょうか?そうなれば、本当にメッシとロナウドの大会だったと後世に語り継がれるでしょう!でも、日本、ガンバレ!
2010年06月26日
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これだけ湿度が高くて不快だと、どうしてもさっぱりしたものが欲しくなります。この料理がさっぱりしているのかどうかは賛否あるでしょうが、結構イケたので、紹介しておきます。ごく普通の魚介のカクテルサラダ仕立てなんですが、最後にヨーグルトなどにかけるフルーツソースをかけたところがオリジナルです。作り方は以下の通り。1、甘エビ(尻尾は外す)、ホタテ貝柱、オニオンスライスを市販のイタリアンドレッシング に漬け込む。2、1とは別のオニオンスライスを皿のしたに敷き、その上にベビーリーフを乗せ、その上に 1の魚介を乗せる。ブラックオリーブも載せる。3、ペッパーをたっぷりミルする。4、ブルーベリーソースをかけて出来上がり。簡単でシャンパーニュにも良く合います。それぞれの好みでアレンジを加えて、お試しください。で、ジャン・ヴェッセルはすごくいいです。エキストラブリュットといいながら、かなり甘いですが・・、果実が分厚いと信じておきましょう(笑)前回更新以降飲んだものは、ビンディというオーストラリアのピノ。オリジナルヴィンヤード1999。これはやや高いです。ブルゴーニュでいうならば、優良生産者(スター生産者でない)のマイナーアペラシオンのヴィラージュ並のワインでしょうか?99にしては熟成が進んでいて、獣臭があります。余韻は中程度。それから、アルザス・ブラン・キュベ・ギョタク08。リースリングは最初に感じますが、それ以外のピノグリとかが混ざっていることはわかります。で、やや甘いが、中心が緩い。もう少し集中感が欲しいなあと思います。それから、ヴァンサン・ジャニアールのシャンボール・ミュジニー 2007。最初の香りはいいのですが、2時間くらいで味わいは落ちていきます。果実は弱い。半分飲み残しましたが、本日どう変わるかですね。
2010年06月20日
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本日はRWGの発売日でした。特に心待ちにしていたわけではありませんが、やはりワイン好きにとっては一つの情報源なので、買ってみました。で、タイトルに至るのですが、そう感じたのは07ブル白に対するあまりに執拗な攻撃です。客観的事実として07ブル白が総体的に良くない、ということを専門家のワインジャーナリストが雑誌で述べるまでは何の問題もないと思います。しかし、この雑誌の中で生産者ごとに毎回07を攻撃する姿は、一種異様です。精神的に追い詰められているの?なんて、あらぬ心配をしてしまいます。以下は雑誌に載せられた07白に対するコメントです。P05307年の白は酸とミネラルはあるものの肝心の肉がない。よって突出した酸と薄い果実味のへなちょこワインが実に多かったが、08年は肉付きもあり、酸とミネラルのバランスもバッチリだ。一部で07年の白が良いという声を聞くが、これは酸とミネラルがあるから単純に良いと思い込んでいるとしか思えない。実際に白ワインの優良生産者は皆が07年のワインの出来を「良くなかった」と正直に認めている。収穫時期と気候条件だけで勝手に07年の白が良いと言ってしまった海外メディアの情報を信じてはいけない。P08307年の白を試飲していて最も辛かったのは正直に言うとここギィ・アミヨだ。(中略)07年の白がいいってどこの誰が言ってんだ?P089やはりどの生産者も07年のイマイチさを正直に話す。そんなことは当たり前なんだけど、世評はどこの誰が言い出したのか07年の白は良いという。実にバカげた話だ。P091そこで改めて05,06年の偉大さを痛感し、07年の酸が突出した希薄な液体を再認識した。P094ちなみにミクルスキ本人も07年の脆弱さを正直に認めている。話は少し変わり07年の白を優秀と唱える人がいるが、それはワインに肉がない分、酸とミネラルが目立つため、白ワインに対する「酸とミネラルが命教」のような考えが先立つからだと推測する。もちろん酸とミネラルは大重要だが、肉や中身があってこそのものだ。天候や収穫日情報だけで07年の白を良しとする海外評価紙に騙されてはいけない。まだあるので、探してみてください。私はワープロ打つの、飽きました。これを見ると、WA誌で07を高評価していることを根拠に、徳丸氏に対して「07白を評価しないオマエはワインがわかっていない」とでも批判されたのですかね?いずれにせよ、ワイン愛好家の間で、これほどメジャーになった雑誌上で、ここまで書く必要はないんじゃないでしょうか。ちなみに、私自身07白はそれ程飲んでいませんが、ニエロンのシャサーニュ・モンラッシェ レ・ヴェルジェ07は06ニエロンに負けない果実味たっぷりのワインでした。
2010年06月16日
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前回更新以降に飲んだワインです。1 コノスル スパークリング ブリュット2 マコンヴェルゼ 08 ルフレーヴ3 オークセイ・デュレス 98 マノワール・ド・ラ・ブレッサンディエール 4 サヴィニー・レ・ボーヌ 02 ロジェール・ソーヴェストルなどなど。1はいいんですが、好みとしてはバルディビエソ エキストラブリュットの果実の厚みをとりますね。2は・・?です。値段相応なのですが、ルフレーヴを期待すると、少ししょげます。力強すぎる感じ。3は結構個性的で、それ程単調ではありません。しかも、抜栓3時間を過ぎてからカラメルの甘みが香りに現れてくるので、閉じた印象があればデキャンタージュがオススメ。4がこの中では一番グートです。これが、無名(失礼!)生産者のサヴィニー ヴィラージュか!?複雑さもあり、また、余韻もそこそこです。1流生産者のコート・ド・ニュイのヴィラージュと勝負できます。以上が今週のワインでした!
2010年06月13日
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昨日、娘の通う幼稚園の休日プログラムで、大阪府野外活動センターに行ってきました。ここは、非常に規模の大きいキャンプ場で、しかも自然を出来る限り生かしたつくりになっています。最初は親子クッキング。他の家族と協力してのカレー作りです。2年前に同じプログラムに出かけた時には「男の野外料理は豪快に行きましょう!」と勘違いもはなはだしい、アウトドア未経験風のお父さんが、何でもかんでも放り込んで、薪もガンガンに燃やすので、ゲンナリなカレーになりましたが、今回はまっとうなお父さんばかりで、ストレスなく美味しいカレーができました食事の後はポイントハイクです。道ではない崖を登らせたり、川の中を渡らせたりしながら、クイズに答えてゴールを目指します。豊かな自然の中で、子供たちも生き生きと遊んでいます。こんな素晴らしい施設なのですが、例の知性も教養も感じられない橋下大阪府知事の独断で、今年度末の廃止が決まっているようです。ここは、非常に規模が大きく、民営化などほとんど不可能ですし、廃止した後、積極的な開発などしない限り、引き取り手があるとは思えません。となれば、結局のところ、せっかく施設があるのにそこに立ち入ることも出来ず、荒れ果てて朽ちていくだけになるのではないでしょうか?これ以上豊かな能勢の自然を破壊することも望みませんし、開発はして欲しくないのですが、次の世代のためにお金を返すことだけでなく、心を育てるための施設を維持してもらいたいものです。金儲けが文化に勝る今の大阪府の行く末に、魅力ある町が生まれるとは到底思えません。橋下知事もコンクリートに囲まれた便利な豊中に住んでいないで、緑豊かな能勢に引っ越せばいかがでしょうか?
2010年06月13日
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普通は働いていると休日が待ち遠しいのですが、現在の私は休日もやや憂鬱です。なにしろ、休みの日には3歳娘の相手をせねばならないので・・いやまあ、遅くの子なのでかわいいんですけどね。なにしろ、わがままでパワフルで、思い通りにならない時は怒って暴力的になるか、火が付いたように泣くかのどちらかですから・・。小3息子の相手をして、ベイブレード(こま)やらカードゲームやら、チェスに将棋やらサッカーやらするのは、全く苦にならないのですが・・。そんな娘ですが、数日前に幼稚園にて初ナンパされたそうです年長の男の子から、「くま組に遊びに来えへん?」と誘われたそうです。しかし、誘った男の子の方がビックリですが・・。で、子育てから精神的に逃避するために、またまたワインを飲んでいます。前回更新以来のんだのは、フィッシュ・フック SB09、ラルボック ブリュット、ギィアミヨBGO08、そして本日、バルディビエソ エクストラブリュットです。フィッシュ・フックはSBらしいSB。値段はこのリンクのショップよりちょい高い、1,180円にて購入。ラルボック1919は印象薄いです。に比べると、バルディビエソのEXBは1.5Kを切る泡としては、これに勝るものがなかなかありません。ギィ・アミヨのBGO、08はいいですね。納品書にブルゴーニュ・シャルドネとあったので、BGOとわかりませんでした。半分以上飲んでから、何の気なしにラベルを見ると、BGOの表記。酸もキレイですし、果実の厚みもあります。ここ最近、ワインを購入する時には、やはり赤を混ぜてしまうのですが、全く減りません。いつも飲んでから泡と白ばかりにすればよかったと後悔しながら、後の祭りです(トホホ)
2010年06月06日
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今日は息子の小学校の運動会でした。例年は9月~10月に開催されていますが、今年は工事の関係とかで、この時期になったようです。が、今日の天候は、風薫る五月の典型の、さわやかで涼しい絶好の運動会日和でした。来年以降も、是非この時期に、運動会をしてもらいたいものです。息子はリレー、棒引き、綱引き、表現、玉いれに出場し、リレーではたまたまチームが強かったので、先頭で気持ちよさそうに走っていました。その他の種目も、彼なりに一生懸命で、競技の合間に見る彼の姿も、日常の小学校生活を楽しんでいる様子が十分にうかがえました。ところが、3歳の娘は、昨晩2時過ぎに、急に吐き戻して、今朝は38度台の熱、息子のために運動会を見にきた義母が娘を見てくれたので、妻も何とか運動会に参加できましたが、その後今日の夕方には39度9分まで熱が上がってしまいました。息子の時には、熱&吐き戻しで救急車を呼んだこともありましたが、さすがに、子供の状態を見て、病院に連れて行っても仕方ないと判断し、寝かせています。一番のとばっちりは妻で、元々お母さんっ子な上に、病気をすると全てお母さんでないと納得しません。で、食事中も呼ばれて15分付き合い、やっと戻ってきて食べ始めるとまた、呼ばれて15分。なかなか、子育ても試練です。明日は、息子と私とでお出かけになりそうです。娘が何らかの感染症である可能性が高いので、緊急避難的な意味もあります。なにはともあれ、早く良くなって欲しいと願うばかりです。
2010年05月29日
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今日は17回目の結婚記念日でした。毎年、子供を預けて(子供が出来る前はもっと気軽に)レストランで食事をしていましたが、なにしろ手のかかる3歳児がいるので、預けても気持ちが落ち着きません。ということで、今年は初めて家で食事を楽しむことにしました。とはいえ、せっかくのアニバーサリーなので、近所(徒歩5分)のビストロ・グールマンという田舎町のビストロにオードブルを頼みました。ついでに子供用にオムライス&グラタンも作ってもらい、パンは妻が家で焼きました。で、飲んだワインが次の3本。1本目はバシュレ・ラモネ バタール・モンラッシェ 1998。6年前母が亡くなる3日前に買ってもらったワインです。2本目(といっても1本目とほとんど同時に抜いて並行して飲みましたが)は、ポンソのモレ・サン・ドニ キュベ・ザルーエット 1993です。パーカーが99点をつけたクロ・ド・ラ・ロシュの若木から作られたワインです。この2本を並行して飲んで感じたのは、赤と白とを飲み比べても、グランクリュと1erクリュの間には差があるということです。ポンソはラ・ロマネさんが前に述べていた通り、やや落ち気味です。飲み始めはとがったところのない球体のバランスながら、やや小振りかなあという印象。それが、3時間後には完全に落ちてしまいました。一方、バタールは見事な熟成。酸、ミネラルも豊富で、バターやクリームのニュアンスもくどくならずに良いバランスです。複雑さ、余韻の長さも申し分なく、これで今一歩の洗練があれば、超一流ドメーヌと肩を並べるでしょう。2本を開けた後、更に調子こいて開けたのがD.バローの06アン・ビュラン。これは強さはバタールに拮抗するが、やはりそれは若さのみの力強さで、格の違いは歴然としています。とはいえ、06らしく蜜が顕著で、また、酸とミネラルも豊富。あと、3年で変わってくるのではないでしょうか。家でテイクアウトのビストロ料理をつつきながら、いいワインを楽しむ。子供たちにもストレスがなく、やみつきになりそうです。
2010年05月23日
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今週はラモン・ロケッタ レゼルバ 2004/2005 ジャン・ルイ・シャヴィブルゴーニュ・ルージュ2007 シャルル・プジョワーズ ブラン・ド・ブラン・1erなどを飲みました。ラモン・ロケッタは濃いが単純なワインです。ただ、嫌味がなくテンプラニーリョらしい鉄分を感じて、この価格帯としては十分でしょう。ジャン・ルイ・シャヴィは07というヴィンテージとこのワインの美点が重なって、かなりイケてます。イチゴ水のように純度の高いフランボワーズ。シャサーニュルージュっぽいのですが、果実味は弱く、チャーミングなワインです。香りは好ましい。シャルル・プジョワースはデゴルジュマンが09年7月ということで、熟成感が出てきています。リンクのショップが購入先ですが、おそらく在庫も同じデゴルジュマンでしょう。もしそうならば、できるだけ早く飲むべきだと思います。途中、ややヒネそうなニュアンスを感じました。さて、あまり何かを批判する内容のブログは書きたくないと思っているのですが、やはり書かざるを得ません。今まで散々購入してきたショップ(今回のリンク先ではありません)とのやりとりに、かなり不快感を感じました。対応が非常にマニュアル的で、いくら常連であっても、初めての客と同じ扱いしか出来ないようです。それ程無理な要求はしていませんし、恐らく他のネットショップでなら受け入れられるであろう程度の要求です。やはり、実店舗に足を運んで、顔をつき合わせて関係を作っていかない限り、本当の意味で店との信頼関係は生まれないのでしょう。私自身は大阪の衣料品店の息子として生まれ育ち、小学生頃から店頭で客に商品の販売をしていました。その子供相手に値切ってくる客も当然いて、自分にはそんな権限がないので、親に交渉に行ったものです。そんな時にほとんどは端数の十円単位で値引くか、あるいはもう一品買わせて、タオルでもおまけにつけるかしていました。これが、大阪の商文化だと固く信じています。ちなみに、具体的には、オークション落札の金額を二重に振り込んでしまって、更に別の商品を落札したものの3K強余ってしまったため、通常商品でほぼ同額だが少しオーバーするものを余った金額で売ってくれといって断られた件と、金曜に振り込んで日曜に配送してもらおうとしたものの、金曜の午後4時を回ってからの振込みになってしまったため、店側では入金確認が出来ず、それでも振り込んだのは事実で月曜に確認すれば済むので、そのまま配送して欲しいとメールしたところ断られたという件でした。これが続いて起こったので、たぶんもうこの店は利用しません。なんだか、かなり空しいです。
2010年05月22日
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昨日は飲み会でした。2件掛け持ちで、食べきれない料理をタッパーに詰めて持って帰りました。これをあてに、休みの日の今日は、JCマスのオックシャルドネとカレラのピノです。飲みきってません。明日に回します。さて、JCマスは同じ価格帯ではブルゴーニュに勝ち目はなかろうというお気に入りの、トワベー・エ・オウモンではなく、更に廉価版のシャルドネです。が、一時期よく飲んだチリシャルなどと比べると、非常に洗練されていて素直に美味しいです。さて、一方カレラは?というと、ジャンセン(最近ワイン会で飲んだ)などとは打って変わって違って、まさにイメージどおりのカリシャルです。樽が強くて、果実味も強い。酸は低めです。飲み応えはあるが、単調で飲み飽きるといったタイプ。ここら辺の価格帯は許せるものは多いですが、目を見張るものはなかなか出会いませんね。
2010年05月15日
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最近、家で飲んだワインで印象に残っているものを幾つか挙げたいと思います。まず、娘の入園式に飲んだのはR シュヴィヨンのNSG VV 2006です。シュヴィヨンに持っているイメージとしては、結構時間がかかるというイメージなのですが、06なので飲めるだろうと思い、選びました。で、やはり、他の06よりは熟成させた方が確実に美味しいと思いますが、可憐な花の香りもあり、しっかりした骨格もありで、今飲んでも十分に楽しめました。次に、グロフィエの07パスグラを安かったので3本買いました。で、これはもう、今飲んで何の不足もありません。へたなBRをしのぎます。あと、最近良く出回っているユドロノエラのバックヴィンテージものから、00CM。これが、妙に熟成が進んでいます。流通経路か保管状態に問題があったのかもしれません。花の香りもあるのですが、それよりは獣っぽさが勝ります。2本購入して2本とも同じような状態でした。00のジャイエジル、エシェゾーをこないだワイン会に持って行きましたが、この熟成状態とは雲泥の差でした。(ジャイエジルのエシェゾーは飛び切り旨いです!追加購入したいのですが、経済が・・苦。)もちろん、これ以外にも相変わらず月に12~15本くらい飲んでますが、あまり良く覚えていません(汗)。ワインを飲んだ日にはできるだけインプレッションを記したいと思います。
2010年05月12日
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2ヶ月ぶりのブログということで、張り切りすぎて、さきほど保存をかけていないのに、検索をかけてしまいました。いつも、2つページを開いて、検索用とブログ書き込みを分けているのですが、40分くらいかけてかなり大作を書いている途中に、やってしまいました。かなりへこんだので、簡潔に行きます。まず、4月から転勤しました。これが、ブログを更新できなかった最も大きな理由です。多少のストレスはありますが、今は新しい職場に対する期待感の方が大きいです次に、娘(3歳)が幼稚園に入園しました。が、相変わらずのむちゃくチャ振りを発揮しておりますいつの日かレディーになるのでしょうか?さて、昨日はその娘と小3になった息子を親類に預けて、久しぶりに妻と出かけました。まずは梅田でショッピング。そのごランチはル・コントワール・ド・ブノワ。本日のKONAさんブログによると、今の旬はこちらですか?まあ、ブノワもオープン当初はデュカスプロデュースの店として話題になったのですが、正直、メニューはヒンソーでした。プリフィクスのコースのメインが、スズキ、サワラ、鶏、ハチノス、牛フィレから選ぶのですが、ハチノスという気分でもなく、鶏を選びました。いっつも、家でも鶏なんですけど・・で、ワインもグラスワインのメニューは貧弱です。ブル赤はジャドの07CNVしかなく、値段も1200円?くらいしていたので、ムーラン・ド・ガサックのVdPエローのシラーにしました。鶏にシラー?訳がわかりません。が、デザートのタルトは絶品でした!その後、わが町川西が誇るちびホールにて大フィルのコンサートを聴きました。曲は田園&運命という、べたな選曲ですが、クラッシックに暗いわが夫婦にはもってこいです。が、これが老人会の集まりか、はたまた浪曲でも聞きにきているのか?という客層に嫌な予感。そして、田園の途中から「ブゥー、ググググー」といういびきが真後ろから・・。 「二度とクラッシックを聞きにこないでください」シールを額に貼ってやりました。更に、ピアニッシモのところで、通路を挟んだ斜め後ろのバアサン2人組が話をしだします思わずメンチ切っときましたが、その後そのバアサンは、パンフレットを音を立ててピラピラめくりだし、挙句の果てにそのパンフレットを床に落としてしまいましたまあ、ここまでくると、コント見てるみたいですね。でも、耳オンチの我々には、大フィルの演奏は十分に感動できるものでした。また、聞きに行きたいです。
2010年05月10日
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最終日、ディズニーシーも雨!さすがにややげんなりしてきましたが、とりあえずマーメードラグーンに向かいます。ここは屋根つきで、しかも小さな女の子には最適です。が、小2の男の子には物足りないので、一つだけアトラクションに乗った後は、別行動をとることにしました。で、ここを出たあとはギョウザドッグに30分並び、その後海底2万里に1時間並び、さらに最近ワンピースにはまっている息子はガレオン船がいたく気に入って、そこで結構遊んでました。アトラクションはそこまでで、あとはお土産を見て、水上ショーを見て帰宅です。ここで、一つ関西地方から飛行機でパックツアー(航空券&ホテル)利用の方にインフォメーション。最終日にランドもしくはシーからリムジンバスで羽田へ向かう予定だったのですが、このパターンはよっぽど早くチェックアウトしないと、リゾートラインの駅ロッカーもランドやシーのロッカーも一杯になってしまいます。で、その後はリゾートラインの駅の一時預かりに預かってもらうしかないのですが、これが荷物1個につき700円!とられます。しかも20~30分待ちでした。もしこの状況を知っていたなら、荷物を運ぶ手間が省けるので、ホテルに荷物を預かってもらって、リゾートラインでホテルまで帰ってきて、そこから羽田へ向かうという手もあったかなと思います。まあ、細かいところはやや不満もありましたが、おおむね満足のいくTDR旅行でした
2010年03月21日
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3月5,6,7日の3日間、TDRに行ってきました!長男(小2)が2歳~4歳まで、3年間この時期に行って以来です。今回は最近ディズニー好き(特にプリンセス好き)の娘(3歳)のための旅行ですが、モチロン息子も大喜びです。初日、息子が小学校から帰ってくるのに合わせてタクシーを呼び、伊丹空港に向けて出発です。2泊だと駐車料金よりやや高いのですが、高速代やらガソリン代やら考えると、そうたいした差にはなりません。で、空港に着くとすぐにグラシアスへ向かいました。伊丹空港のワインショップです。スクリューキャップの白と狙いを定めて探したのですが、結構千円前後のものはコルク(おそらく合成)が多いですね。で、見つけたのがこれ。といっても、グーグルでなかなか検索しても出てきませんね。トルブレックのウッドカッターズ、ソービニオンブランなんですが・・。セミヨンかシラーズかホワイトかレッドしかでてきません。摩訶不思議・・。とにかく伊丹から無事に飛行機は出発し、羽田に到着したのでありました。羽田到着が6時前なので、少しリムジンバス出発までの時間に余裕を持たせて空港でなんか食べるつもりでしたが、どこに何があるのかわかりません。で、うろうろしたあげく結局到着ロビーから出たところに戻って空弁を買いました。私は崎陽軒のシュウマイ弁当を買ったのですが、シュウマイはおいしかったものの、それ以外はダメダメでしたまあ、関東で食に満足することは少ないんですけどね。宿泊は東京ベイ東急。過去3回はヒルトン、オークラ、ヒルトンとオフィシャルホテルばかりでしたが、今回もオフィシャルホテルながら東急は初めてです。ランク的にはオークラが一番なのでしょうが、朝食に関しては東急がダントツにいいです。1泊目は6:30から空いている和洋折衷のブッフェでしたが、7:00以降だといろんなレストランが選べます。2泊目に和食の寿司割烹レストランの朝ブッフェを選びましたが、ブッフェでない温泉旅館並みの朝ごはんでした。次回もし泊まったら中華のブッフェにも行きたいです。2日目、まずは8時の開門からディズニーランドへ。しかし、あいにくの雨!まずはエントランスすぐの土産物屋でかさを2本購入。これは大人用です。息子は折り畳み傘&雨合羽、娘は雨合羽オンリーです。でも、雨だったので比較的空いていたんでしょうね。朝からミクロキッズ、グランドレールウェイサーキット、ピノキオ、ティーカップと乗って、さすがにあたたかい店の中でご飯を食べようと思ったら、皆考えることは同じようで、PSのないレストランなのに約1時間待ちでした。でも、そこでゆっくりご飯を食べていると、いきなり冒頭の写真のショーが始まって、私たちの席が特等席でした。写真は自分たちの席からガラス越しに撮ったものです。そのあと、ミニーの家に行ったりウエスタン鉄道に乗ったり、ダンボに乗ったりパレード見たりしてましたが、そのパレードの頃が一番激しく降っていて、キャラクターも合羽を着ています。けっこうお間抜けな感じですね。その後、旅行についていたスイーツを食べたり、ホットドッグをかじったりしながら、プーさんのFPの時間待ちをしていました。5時台にプーさんに乗って、出てきたらそろそろ暗くなっています。そして、昼間クソ並んでいたイッツ・ア・スモールワールドもがらがらです。で、スモールワールドに乗って(子供にはすこぶる好評でした)、またまた私以外はダンボに乗って、あとはエレクトリカルパレードを見るのみです。夜のキャッスルカルーセル。こういう写真を撮りたくてわざわざ機動力のない1眼レフを持っていったのですが、雨の中さらに使用機会は減りました。過去3回は早寝の息子に合わせて5時退園、6時夕食、7時半入浴、8時半就寝というスケジュールで1度もEP見たことありませんでした。その頃の息子と現在の娘は同じ年齢なのですが、世間の常で下の子は上に合わせられます。娘も全然ヘッチャラそうですし。私にとって今回の1番の楽しみでした。で、映像はないのですが、15分ぐらいは感動しました!それ以降は肩車がしんどくなってきて・・
2010年03月20日
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3月はじめてのブログ更新です。病気していたわけでも忙しかったわけでもないのですが、これからまた、ボチボチやっていこうと思います。さて、この間に飲んだワインは、特に特筆するほどのことはないのですが、ベルナール・ペルトワはメニル・シュル・オジェのブラン・ド・ブランですが、果実に厚みがあり、しかも、重過ぎない良質のシャンパーニュです。一方、ドラピエのカルトブランシュは泡が非常に弱く、デゴルジュマンから月日がたっているか、保管状態が悪かったのかもしれません。ブシャールのムルソー・レ・クルー07はマロンのような熟成したシャルドネの風味で、04の方が良かったですね。これも瓶差があるかもしれません。Pガローデのモンテリー06は花の香りが強く好みのタイプですが、ややアルコールがアタックに強く現れ、エグミがあります。もしかしたら微熱品かもしれません。最後に、リカワーで散々安値で落としたCセネ ブリュットですが、これが今回初めていい厚みと香りの芳醇さを感じました。このシャンパーニュ特有のアタックでの酵母臭は好きになれませんが、そのあとの味わいは2,500~2,600円くらいで落とせたら、まずまずお買い得です。次回の更新ではTDRレポートを行います
2010年03月14日
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先週飲んだのは標題の1本とクリスティアン・セネ ブリュットです。Cセネは中庸なのか凡庸なのか判断に苦しみますが、感動することはないシャンパーニュです。一方モンジャール・ミュニュレはグランクリュのエシェゾーからヴィラージュそして今回の下位クラスまで非常にいいです。オークションで1,780円という落札でしたが、3K前後の価格でもおかしくないCPです。実は金曜から土曜にかけての宴会がかなり身体に負担をかけていて、本日やっと少しマシになりました。次の週末から久しぶりにTDRへ出かけるので、今週はできるだけ大人しくする予定です。
2010年02月28日
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下書きの途中でほったらかしていました続きです。7.ペトリュス61。ネゴシアンボトルということで、コルクが短いです。そのわりにかなり若い。ということで、ややフェイク疑惑がありましたが、結論としては本物じゃあないでしょうか。最初、香りはデミグラスソースのような焼いた肉の旨みを感じました。果実はメルロそのものの香りです。液体濃度はやや薄く感じましたが、これが時間経過とともにどんどん変わってきました。ぐっと集中が増してきて、ワインに力が漲ってきます。ミルクキャラメルの香りも出てきて、なにより余韻が非常に長い!もしこれがフェイクならこの余韻の長さは何?という感じ。ここらで恐らく本物だろうと結論付けました。8.オー・プーレ50。サンテミリオンですが、初めて聞く名前です。こちらは森林の香りかなり湿った下草が強い。味わいは驚くほど果実味が残っています。が、こちらは時間の経過とともに徐々に落ちて行き、最後の方は酸化のニュアンスが現れていました。9.CH.デギーユ00。粉っぽいタンニン、甘みは控えめ。適度な濃さと凝縮度。まだまだ若いです。10.02コルトン・ブレッサンドはフローラルな香り主体です。スミレやバラが強い。その奥の方というか後から追っかけてくるブケに、ルナルドほどではないが獣(全く臭みはありません)も感じ、コルトンらしいです。11.最初、紅茶。セメダイン。その後バター餡、カスタードパイ。基本デザートワインは大好きで、最後にデザートワインがないのは寂しくなってきます。ここでこれがいただけたのは大きな喜びでした。以上、ワイン会リポートでした。最後にこちらの映像をどうぞ!
2010年02月25日
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日曜のワイン会のアップが遅れました。何人かこの会の模様をブログにしておられるのですが、私なりにワインのコメントを中心に行きたいと思います。ラインアップは次の通り1.ベルシュ・キュベ・デュ・セントネール 20022.ダンブロワーズ ブラン・ド・ブラン 19863.Dダギュノー プイィ・フュメ パラドクス 20034.ドーヴィサ シャブリ レ・クロ 20035.マルク・コラン ピュリニー・モンラッシェ クロ・ド・ラ・ガレンヌ 19976.コント・ラフォン ムルソー・シャルム 20037.CH.ペトリュス 1961(ネゴシアンボトル)8.CH.オー・プーレ 19509.CH.デギーユ 200010.Jプリウール コルトン・ブレッサンド 200211.CH.カイユー 196111人で11本ですが、1名は体調不良のため1滴も飲めずです1.リンゴ、カリンの香り。ややヒネあり。液体にトロみあり。2.飴、蜂蜜の香り。熟成したシャルドネらしさを感じる。3.初め非常に柔らかく、ティエリーピュズラのよう。柔らかいが芯に強さを感じる。スウィ ーティーやペアの香り。時間が経つとミネラル感が強まり、集中が増してくる。4.最初閉じていてミネラルの香りしかしない。金属的。5年ほど前02のレ・クロを飲んだ ことがあるが、やはり閉じ閉じだったことを思い出す。しかし02よりは酸は弱い。後にカ スタードが出てきた。5.揚げおかき、カリンの香り。液体に濁りがあり、逝っている印象。しかし、味わいはエグ ミも劣化のニュアンスもなく、熟成したシャルドネを好む人には好印象を与えるかも。余韻 は短い。6.持参したワイン。大好評でしたが当たり前ですね。ラフォンの3本柱(3羽ガラス?)の 中では入手しやすいワイン。が、やはり素晴らしい。ふくよかだが全く重くならず、香りも 甘さ一辺倒ではなく様々なハーブや若い畳の香りもある。まずはここまで。写真は料理の写真からどうぞ。
2010年02月24日
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いやあ、やってしまいました。久々のチョンボです。リカワーオークションの振込みを水曜にしたのですが、この時職場近くのATMでしかも自分の取引銀行とは違うものを利用しました。それで振込みをした時に出たメッセージで残高不足のため振り込めなかったと勘違いして、また別のキャッシュカードを使って二重に振り込んでしまいました。もちろん、店側からメールが来て、二重に振り込んだことが発覚したのですが、振り込み手数料を取られての返金ももったいない気がして、次回落札時に相殺してもらうことにしました。これが大チョンボです。次回落札時に相殺するということで凄く欲しいわけでもないアイテムを次々に入札しながら、ふと「数百円手数料無駄にしても返金してもらえばよかった」と後悔しだしました。が、後の祭りで既に1本落札。あと十数件入札済みです。なんだか無駄な金を使ってしまった気が強くしてきました無駄といえば、休日の今日夕方に徒歩2分のところにある温泉施設に出かけました。それで入浴前に体重計に乗ったところ73.7kgです。これはいかんとサウナに2度入り、37.1kgまで落としました。これに気をよくして夕飯は食べ飲み三昧。元の木阿弥です。本当に最近のわが人生は無駄のオンパレードです。
2010年02月20日
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