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2006.03.15
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カテゴリ: アメリカ映画

チャーリー少年は、失業中の父と母と寝たきりの祖父母4人の7人家族。貧しくても幸せに暮らしていました。ある日、家の近くにある謎に包まれたウィリー・ウォンカのチョコレート工場から、「“ゴールデンチケット”を引き当てた5人の子供とその保護者を工場に招待する」というニュースが流れます。両親は少年の誕生日になけなしのお金で一枚のチョコレートをプレゼント。果たして当たりチケットは出るのか?そして工場の中で行われていることとは―?




  大人気のこの作品、やっと観ることができました。
ティム・バートンの描き出す色鮮やかな映像美は期待以上で、最後まで楽しむことができました。
子ども向けにしては長いのかもしれない、ほぼ2時間。

選ばれた5人の子どもがひとりまたひとりと、不愉快な順に消されていくなんて、結構なブラックユーモア。
主人公が絵に描いたように貧乏で純真な少年というのも、寓話チックです。
素直で誠実な子が幸せになれる―そういう普遍的なテーマがしっかりと根付いています。

チャーリーとチョコレート工場チャーリーとチョコレート工場
「ウンパ・ルンパ」


中盤すこし、子どもたちが減っていくのが繰り返されるあたり、しつこく感じてしまいましたが、ディープ・ロイ演じるウンパ・ルンパの各種ミュージカルでその都度楽しませてくれて良いです。気分が変わる。
同じ顔をした小人が何十人も集まって奇妙な踊りと歌を披露する。とても勢いのあるシーンです。


少年の家族もいい味出してます。
4人の祖父母から父母にいたるまで、期待を裏切らない会話と優しさとほのぼの感でいっぱいです。
気に入ったのは彼らの家。
大きく傾いて建ってるボロ屋は、ドアも家具もやっぱり傾いていて、室内のシーンさえ摩訶不思議に歪んで見える!
平行とは無縁のハウスなのです。


チャーリーとチョコレート工場


工場主であるウィリー・ウォンカを演じたジョニー・デップ。
ちょっとくすんだ肌色とその質感、なんだかお人形のようでした。
歯科医の父親からチョコレートを始めお菓子を禁じられて育ったウォンカは、隠れて食べたチョコの禁断の味に魅せられて、ついには家出した過去が。。
以来‘両親’‘家族’というものに嫌悪感とトラウマを抱えているのです。
ウォンカ工場長のトラウマは癒されるのか..そこにも注目ですね。
もちろんチャーリー少年が鍵になるのは必然です。


‘71年にはじめて映画化された「夢のチョコレート工場」も気になります。観てみようかな。


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原作  ロアルド・ダール 『チョコレート工場の秘密』
監督  ティム・バートン
脚本  ジョン・オーガスト
音楽  ダニー・エルフマン







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Last updated  2007.08.29 23:19:16
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