行きかふ人も又

行きかふ人も又

PR

Free Space

ゆるい分室はじめました
dekunotato.exblog.jp

Archives

2024.11
2024.10
2024.09
2024.08
2024.07
2024.06
2024.05
2024.04
2024.03
2024.02

Calendar

Comments

森須もりん@ Re:【夜行列車(POCIAG)】 1959年 ポーランド映画(03/10) 小学生のときに、テレビでみました。 あれ…
ETCマンツーマン英会話@ 希望を生むもの はじめまして。先日初めて『アラバマ物語…

Favorite Blog

Kabu + Plus エースNo1さん
ある日どこかで リラ11さん
ベティ333のブログ ベティ333さん
でくの坊 雨にも … なんぜんたろうさん
My 映画 on TV 日記 タケ88フミさん
2011.02.19
XML

ヤン・シュヴァンクマイエル の短編集。
DVD収録作品は 「フード」、「石のゲーム」、「ワイズマンとのピクニック」、「肉片の恋」、「フローラ」、「アナザー・カインド・オブ・ラブ」、「スターリン主義の死」 、そしてヤンの製作風景を映したドキュメント 「ブラハからのものがたり」
のちの長編と比べてみると、原点がみつかって楽しめそう。

AnotherKindofLove.jpgimge01715a9zikbzj.jpg
「アナザー・カインド・オブ・ラブ」                   「フード」

簡単な内容の中身は、こんな感じ。つねに内臓の感覚を大事にしてきたヤン氏らしい 「フード」
「石のゲーム」
男のピクニックを乗っとった、洋服や道具たちの暴動をユーモラスに描く 「ワイズマンとのピクニック」
料理される前の、わずかな時間を戯れる二枚の肉のダンス、 「肉片の恋」
食物で作った人体が不気味な、アルチンボルド風 「フローラ」
粘土の男女が奇妙な形で愛しあい、理解し合う様を描く 「アナザー・カインド・オブ・ラブ」
チェコの歴史を、ユーモラスに痛切に生々しく表現した力作 「スターリン主義の死」

0.jpg056e527b.jpg
「肉片の恋」                           「アナザー・カインド・オブ・ラブ」


グロテスクでも、触感的でも、生命と繋がった芸術表現はこのましく、わたしはこの映像表現が好きだと、あらためて思った。

ヤン氏の新作はまだかしらん。『ルナシー』以降、情報がきこえてこないけど、待っているファンはきっと多いはず。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011.02.19 17:56:41 コメント(2) | コメントを書く
[チェコ(スロバキア)映画] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: