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2年ぶりに、毎年夏に札幌で開催される パシフィック・ミュージック・フェス
ティバル
へ足を運びました。
ファビオ・ルイジ氏が指揮する ~ルイジ・コンダクツ・ブラームス~ の回。
曲目は、 モーツァルト 「クラリネット協奏曲 イ長調 K.622」
ワーグナー 楽劇『トリスタンとイゾルデ』から「前奏曲」と「愛の死」
ブラームス 「交響曲 第2番 ニ長調 作品73」
さっそく生ビールをいただきながら、至福の時。
敷物を敷いて、芝生に足をのばして、のびのびとクラシックを楽しめる午後。
ワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』を聴けたのはうれしかった。
旋律がドラマチック。
休憩後のブラームスで眠気を誘われながら、日曜日の昼下りから夕刻までを
芸術の森で過ごしました。
3時開演まで、かなり時間があったので、とても久しぶりに野外美術館も訪れました。
「人物1000」 ホルスト・アンテス 「四つの風」 砂澤ビッキ
緑豊かな丘陵のなかには、74点の彫刻が並んでいます。
7.5ヘクタールの敷地は広々していて、ちょっとした山歩き気分。
デートにもってこいの場所だと、勝手に確信しています。
彫刻に隠れて抱擁―――なんてステキ。
こんなおバカなポーズも、ふたりならきっと楽しい。
砂澤ビッキ作『四つの風』は、素朴な四本の木が、風雪に晒されることで
自然のノミによってさらに変化していく様を愛でるよう作られたのだそうです。
はじめはすっくと立っていた赤エゾ松も、すでに二本が倒壊。けれどそのままに、
朽ちるにまかせている姿が、なんだかいい。
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