もっちゃん

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広島風お好み焼きの作り方　（完成！）

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2002年03月24日

今日の朝刊に、教職員異動の別刷りが入っていた。

３年から４年はクラス替えもなく持ち上がりなので安心しきっていたのだが、明日の終了式が娘達にとって、先生とのお別れの日になってしまった。
次はどんな先生になるのだろう？

続いて新聞を見ていたら、私が中３のときの担任だった先生の顔写真がでていた。新任の校長先生として。

私達はこの先生のことを「もっちゃん」と呼んでいた。
体育が専門だったし、エラぶったところがなかった。
髪が薄くて天然パーマで、QPさんとも呼ばれていた。

ある日、クラスの男の子が何か悪さをした。

しかし、もっちゃんは、その生徒を殴り、
「わしゃー、担任を放棄する！」と言い放ったのだ。

それから何日もクラス内で話し合いをやった。
「悪いことした生徒はあやまるべきだ。」
「でも殴るのは良くない。」
「担任放棄なんて先生の義務を果たしてない。」

いろんな意見がでたけれど、何日たっても答えはまとまらず、堂々巡りだった。
クラスにはPTA会長の娘もいたから、大問題になった。
親の会合もあったように記憶している。

もっちゃんにはもっちゃんの意図があったのかもしれなかった。
でも生徒にはそれを理解できなかった。

とてもいい先生だとは思えなかったけど、今でも年賀状のやり取りは続けている。

そんなもっちゃんが校長先生になるなんて。
赴任するのあまりいいイメージのない学校。
がんばれ、もっちゃん。

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