舞い降りてきた白い天使の涙

舞い降りてきた白い天使の涙

77777HIT直前記念小説~魔剣編~


そこにはどこから見ても魔物という感じのヤツと男が立っていた。
「ガッシュ、遅かったな・・・待ちくたびれたぞ。」
「遅かったって・・・おまえ達が時間を指定してこなかったからだろ!!だいたい倉庫だけでいくらあると思ってるんだ!!」
「なに!?ゼラン、おまえ時間を書かなかったのか?」
「あぁ、ムーすっかりわすれてたぜ。」
「ふざけやがって!!SET、ザケル!!」
「いきなり攻撃か・・・まぁいい、こいつを戦わせよう」
俺達の前に現れたのはまた魔物だった。
しかし、その魔物はなにか様子が変だった。
「清麿君、あっちにも仲間がいるみたいだけど・・・なにか様子が変よ」
恵さんのいうように確かに様子が変だった。まるで操られているように。
「うぅっぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」
「ぐるぅぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「なんだあのおぞましい叫びは?」
「くっ、恵さん、フォルゴレ、サンビームさんなにかやばい・・・」
突如相手が攻撃をはなってきた。
「ブキル!!」
「くっザケル!!」
ザケルがまったく通用せずに相手の攻撃が飛んできた。
「くくく、ゼラン見てみろ。やつらまったく太刀打ちできてないぜ。この魔剣の威力は本物だ。」
「・・・魔剣だと・・・」
「冥土の土産におしえてやろう。この魔剣の「魔物の魂を吸収し操る事が出きる力」と「魔物により強力な力をあたえる力」を使いそいつはもはや戦いの道具でしかない。自分では叫び声をあげるしかないんだよ。」
「くっ・・・ふざけやがって・・・」
そのとき操られている魔物がなにかを喋った。
「こ・・・コ・・・ロ・・・シ・・・テ・・・ク・・・レ・・・」
「!?」
「清麿!!わたしは前に同じ事をいってる魔物を見たのだ・・・」
「あの魔物もおまえの仕業だったのか・・・」
「清麿君、あの魔物は私達が何とかするわ・・・だから・・・あのふざけてる魔物を絶対に倒して!!」
「・・・すまない・・・みんな・・・行くぞガッシュ!!」
「そう簡単にここまでこれないよ。このモチノキ町にも魔物の残留思怨があったからね。」
そう行った瞬間魔剣が光り、かつて戦ったレイコム、スギナ、ゴフレがあらわれた。
「あ・・・あのものたちは・・・」
「俺達が・・・かつて戦った・・・」
「そんな・・・魔物がこんなに・・・」
「・・・この魔物は私が何とかする。恵とフォルゴレはあの3体の魔物を頼む。」
「あ・・・あぁ・・・任せろ行くぞキャンチョメ!!」
「・・・いくわよ・・・ティオ!!」
「ガッシュ俺達はあのふざけた魔物だ!!」
「うぬ!!」
「どうしても俺と戦いたいのなら戦ってやろう。やるぞゼラン。」
そういうと魔剣がひかりだした。
「この魔剣の「魔物により強力な力をあたえる力」は自分にも有効なんだよ!!」
その瞬間相手はデモルトクラスの大きさになった。

魔剣編中編終わり

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