1
いやぁ~最後は泣いた泣いた(TT)お風呂の読書タイムをメインに読んでたので、二週間以上かけて読んでました。なのでローレライと過ごした時間が長く、読み終わってしまった今、とても寂しい。ドラマのワンクールを見た気分です。最初は、ローレライの乗員他、深い関わりのある主要メンバーが任務に就くまでの各シーンが書かれていて、ちょっと読みにくい部分もありましたが、メンバーが揃ってからがもう、最高!いろんな過去を背負った個性的な隊員達がひとつになっていくのは決して簡単ではなかったけど、それまでの色んな過程が本当に読み応えがありました。最後なんて、もう、、(TT)小説を読みながら泣いたり笑ったり、考えさせられる場面も沢山ありました。ローレライに乗艦して、ナーバルを捕獲し、ローレライの正体が分かった時は大興奮でした。何それ?まるでガンダムじゃん!!こんな話になろうとは!水に浸して感知するあたりは『マイノリティ・リポート』か?征人とパウラの存在はこの辛い戦争を舞台にした小説を読むにあたってはかなり救われる存在でした。パウラの登場で冷酷なイメージオンリーのフリッツが少しづつ変わってきました。そして『白い家』の話。友達のルツカの話は辛くてこのシーンを読み終えるまでは眠れない、、って感じで朝の四時まで読んでしまいました。ひどい話だった。私は人間が改造される話が最も嫌い(仮面ライダーシリーズは除く)。『猿の惑星』の脳を手術されてしまった人間とか、映画『スケバン刑事』で出てきた脳を改造されたお兄さん(←こんなん覚えてる辺りよっぽどの不快感を覚えることなんだとわかる)。そして読んでて楽しいのは戦闘シーン。≪海龍≫を敵船≪トリガー≫にぶつける方法なんて、そんな原始的なのあり?と思いながらワクワクして読んでました。絹見艦長は傍目にはクールで腕の立つ戦艦乗り。でもその実は常に迷い、悩みながら生きている人間らしい人。そこがまたベリー日本人って感じでいい!そして、艦を乗っ取られ、取り戻すまでの顛末。清永が・・高須が・・田口と朝倉の過去の出来事も、読むに耐えない話だったけど、実際、こんな事も有り得るだろうな。極限の飢餓状態になったら、私も自信ない。ただ、我を失う前に死んでしまいたいって思うのみです。昔、『食人族』っていう映画あったなぁなんて、思い出しました。この後は最後の戦闘。ローレライが沈んでしまいました。もう泣いた泣いた。この時点でもう読む気はなくなり、征人とパウラのその後は何とか惰性で読みきりました。いやぁ・・面白かったなぁ・・・。映画見ようと思ってるけど、先に小説読むと、大概期待ハズレに終わっちゃうことが多いので、期待せずに見ることにします。でも、征人・・・・妻夫木聡パウラ・・・香椎由宇絹見艦長・・役所広司高須成美・・石黒賢木崎専任将校・・柳葉敏朗はあってると思う。朝倉はミッチーにやって欲しかったなぁ。若いけど、朝倉は年齢不詳の妖艶さがあるとのことだし。堤真一好きだけど、色白で唇が赤いイメージは無いもん。でも、演技派の彼のこと、上手く演じてるのかも。清永が佐藤隆太はちょっと、、。私の清永イメージは太目のガタイで、荒削りな感じなんだけど・・。田口掌砲長役のピエール瀧がイマイチどんな人なのか知らないのでよくわからないけど、大事な役だからはまり役であって欲しい。気になるのはフリッツの名前がない。もしかして映画では出てこないのかなぁ?どんな美形が演じるんだろうって思ってたのに。『亡国のイージス』に続き、『終戦のローレライ』を読みましたが、私はローレライの方が読みやすかったな。ドラマチックだったし。こんなに深い感動を与えるなんて、小説家って偉大だわ。戦争は、本当に起こって欲しくない。広島や長崎の原爆は、日本が中々降伏しなかったとはいえ、充分に劣勢だった日本に対してそこまでやる必要あったのかなぁ?って今でも思う。戦争は起こって欲しくないけど、軍事力を持たないイコール狙われないって意味ではないのに、日本の軍事力ってどうなんだろう?っていう気持ちもある。どうするのが一番いいのかなぁ・・・・。
2005年12月19日
閲覧総数 2576
2
紙粘土でメロンニャン作ってみたー 娘は大喜びで 今度はジバニャン作って!! と言われたけど、結構、面倒だったから、それは指人形買うわって思ってしまった(--;)
2014年09月10日
閲覧総数 177