福内鬼外(月日が往く)

福内鬼外(月日が往く)

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着

http://buycialisky.com/@ Re:コメント読めんと(07/07) which works best viagra cialis or levit…
http://cialisvu.com/@ Re:コメント読めんと(07/07) alternare cialis e viagracialis clonete…

バックナンバー

2024年12月
2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2003年04月01日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
「あたしの仕業じゃない。あれは秘密の友人がやったのよ」
殺人事件で起訴されたエリザベスは言った。彼女を看ることになった精神科医のコンラッドは、想像上の学校で知り合ったという【秘密の友人】のことを徐々に聞き出していく。
しかし、そんな最中、コンラッドの家族に不吉な影が忍び寄る・・・

読むのにかなり時間がかかりました。
ですが、つまらない、退屈、だというわけではありません。
ただ、↑に書いた【秘密の友人】についての話(正体だとか)があまりパッとしないのです。
どこかで聞いたような、いかにもありがちな設定で。

正直言って、こちらはメインではないですね。
これよりもコンラッド一家が巻き込まれた事件のほうが、ずっと読ませる。

なので後半は一気にページが進みます。
追い詰められたコンラッドの緊迫感。なんともいえない凄みがある。
そこまでやるか(やられるか)という連続。まさに怒涛の展開。
あまり細かいことを気にせずに勢いのっかってしまったほうがいいでしょう。
場面転換がわずらわしく感じることもありますが、その時間経過のズレとおぞましい犯人の存在が怖さを引き立てます。

読み進めていくうちに、このまま行って大丈夫か?というように、登場人物たちの未来(後遺症)が気になりますが、最後の1行で救われた気持ちになります。

作者はペンネームを幾つか使っていて、違う名義での作品もだいぶあるようです。
(マーガレット・トレイシー、キース・ピータースンなど。知らないっす(笑)
このアンドリュー・クラヴァンは本名とのことで、作者の自信が伺えます。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2003年04月03日 00時41分49秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: