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就職試験が上手くいかない、さとし(22)。

どこからともなく、アロハを着たじいさんが現れた。
手をつかまれ、意識は遠くなり・・・。
やがて、気が付いたとき、さとしがいた場所は【天国】だった。


この本も題名から入りました。以前、楽天で他の方がとりあげていてチェックしていた本。
簡単にいうと【天国の本屋】での話です。そのまんま(笑)

【天国】の概念が少し変わっていて面白い。
もしかしたらモチーフがあるのかもしれませんが私にはわからず。

途中で死んでしまった人が天寿を全うする場所、それが【天国】。
(100歳以上まで生きる人についても説明がなされています。
?なところもありますが、それほど気になるほどでもないです)

本屋【ヘブンズ・ブックサービス】で店員として働くことになった、さとし。
店長、アヅマとナカタ、そして、ユイ。
初めに感じた戸惑いは、いつしか消え、充実感を覚えるようになる。
そして、店長代理のさとしにはもうひとつの大事な仕事があった。

それは、【朗読】。

10年以上、ろくに本を読んだ事がないのに。
だが、以外にもさとしの朗読は好評で、子供だけでなく、様々な人からリクエストされる。
『ろけっとこざる』『エルマーとりゅう』からドストエフスキー、中原中也、チャンドラーまで。


なんの目的もなく生きていた。
しかし、ここで自分のあるべき姿を見つけたような気がする。

が、やがてやってくる帰る時。
何故、ここにやってきたのが「さとし」だったのか?
そして、ユイのことが気にかかる。


素直に読みたい(読める)本です。

なんかいいやね。
ラブストーリーですけど、それ以外の部分もよいです。
ラブストーリーの部分もよいです(笑)構成もgood!
ちょっとこのボキャブラリーは問題か(笑)
殺人事件ばかり読んでいると気がめいることもあるので、こんな温かい話も必要です。
小さい頃、眠る前に母親に朗読してもらった、という記憶はありません(事実、ないでしょう)が、それを実行なさっているお母さんは本当に素敵だと思います。(別にうちの母を非難しているのではないです。)お受験の為に、塾に行かせて詰め込むよりも、何十倍も子供の為になるのでは。
超早期教育で、天才小学生!とか言われている子供はどう育っているのでしょうか?
おっと話が脱線しました。戻します。

この話には、続きがあるようで。
このまま終わるのもキレイでいいのに、と思うのですが、
読んでみないとなんともいえないですけどね。
ちなみにこの本も、続編も文庫ではないです。ちょっと中途半端な大きさ。
ノベルスより少し大きいです。
朗読された本で気になったのは『ナルニア国ものがたり』。なかなか壮大そう。





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最終更新日  2003年07月15日 06時23分06秒
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