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カテゴリ: カテゴリ未分類
毎日が同じだから、という理由でベロニカは死ぬことにした。

人生でしたいことはほとんどやり遂げた。
自分の存在には意味がない、という結論に達した。

大量の睡眠薬を飲んだ。
効き目が出てくる前に見た雑誌には、
「スロベニアはどこにあるのか?」という書きだしの記事が載っていた。
人生最後の行動として、自分の国のことを説明する手紙を書くことにした。

 なんだかよくわからない出だしである。(インパクトはあるが)


しかし、結果として自殺未遂の病人となった。
次に目を覚ましたとき、精神病院の一室にいた。

医者は、その後遺症として心臓が回復不能なほど傷付いていることを告げた。
五日以内、長くても一週間でベロニカの心臓は止まる、と。
二度目の死がもうすぐやってくる。

 ちょっと内容書きすぎの感もしますが、ここから始まる話なのでご勘弁を。

ヴィレットでのベロニカの生活。患者達との出会い。医者(博士)とのやりとり。
ベロニカが見つけたもの。ベロニカが与えた影響。
彼女は何処に辿り着くのだろうか?

 最後の最後、想像はつく結末ではありますが・・・

 訳者の江口研一さんも触れていますが、私は“精神世界の本”というよりも、
 “よくできた小説”という印象をうけました。
 【患者】を【狂人】と括っているのが気になる。
 現場ではまだこのような認識なのだろうか?





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最終更新日  2003年10月09日 03時38分10秒
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