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3月11日の震災以来
何となくこのブログを更新できずにいた。
私の住む九州では
取り立てて何か
震災の影響を受けて日常生活が大きく変化した、ということもなく
スーパーのペットボトル飲料水のコーナーから
水のボトルが消えてしまったことや
日常診療中に
今回震災により大きな被害をうけた地域にあった工場で生産されていた
医療器具や薬の品薄状態を実感するのみで、
気にしなければ、気にせずに生活していくことができる環境であることは
否めない。
私のまわりの同業者の中でも
今回の大震災や
その後に起きた原発被災による二次災害に対する考え方には温度差を感じる。
たった今、私が外来をしているクリニックでは、
震災以来
診察室にある6つの蛍光灯のうち
端の2本は外されている。
受付のカウンターには
手作りの義援金募金箱が設置され
これは
このクリニックの院長が以前部長を務めていた
日赤病院の母体である日本赤十字社を通じて
被災地復旧のために役立てられることになる予定だ。
実際、こうやって離れたところで診療をしていても
患者さんからの
連日、メディアから流れる情報を耳にする、目にする度に動悸がする・・・
といった訴えが多いのは事実だ。
個々人によってその表現型は異なるものの
同じ日本で起きている大惨事に
心を痛めていることはみな同じなのだ。
津波で全てを失ってしまった方々の心情を思うと
胸が痛む。
そして
医師である私は
目に見えない放射性物質を被爆するという危険にさらされながら
しかし、避難することもできず
そのような環境下で職務を全うせざるを得ない
ドクター達のことを考えると・・・
そのストレスは想像を遙かに超えるものだと思う。
自分のこと、家族のことをおいても
医師としての社会貢献を優先させなければならない。
そのような職に私自身も身を投じているのだという使命感を
あらためて実感している。
一国民の前に
一医師である自分に何ができるのか、それを模索する毎日である。
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