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鑑賞日:2011年10月1日(土)17:30開演入場料:7,000円 3階(4列)【主催】(社)名古屋二期会 (財)愛知県文化振興事業団 愛知芸術文化センター名古屋二期会2011年度オペラ定期公演愛知県文化振興事業団第291回公演オッフェンバック作曲喜歌劇「天国と地獄」(日本語公演、全四幕)会場:愛知県芸術劇場大ホール 指 揮:曽我大介演 出:たかべしげこ管弦楽:名古屋二期会オペラ管弦楽団合 唱:名古屋二期会合唱団バレエ:三代真史ジャズ舞踊団バンダ:愛知県立旭野高等学校音楽部 出 演 ユーリディス(オルフェウスの妻):水谷 映美オルフェウス(音楽院長):鈴木 俊也ジュピター(神々の王):奥村 晃平プルート(アリステウスに化けている):西本 佑世間(一般世間):矢内 淑子ジュノン(ジュピターの妻):今橋 満里子キューピット(恋の神):北野 実果ダイアナ(狩猟の女神):大久保 幽香ヴィーナス(愛と美の神):安藤 岐恵モルフェウス(眠りの神):伊藤 沙織里マルス(軍神):堀内 紀長マーキュリー(神々の使い):森口 紀代美ハンス・スティックス(元アルカディアの王子):灰塚 弘バッカス(酒の神):水谷 和樹ポリスマン:鬼頭 愛、野網 ともみ、湯本 美穂、福井 友加里、杉浦 愛、原 綾美感 想 名古屋にも二期会があり、オペラ公演があるとのことで秋晴れの中、栄の愛知県芸術劇場へ出かけた。 愛知芸術劇場は地下鉄栄駅の側、バスターミナルのオアシス21に隣接して建てられており、交通の便が良い。施設内には2,500席大ホール、1,800席コンサートホール、330席小ホールがあり、同じ建屋に愛知県美術館もある大規模なもの。 オペラが行われる大ホールは、馬蹄型では無いものの、3~5階席が舞台を囲むように配置され、今回の3階席からも舞台が近く感じられる。座席もゆったりして観やすい劇場だ。 ベルが鳴り場内暗くなり、チューニングの後、スポットライトで指揮者登場。 序曲は、管が若干危うかったが、木管、弦は安定しており全体的にまとまって期待が持てる演奏。 幕が開くと、中央が階段で左右が建物の壁と入り口になっている。その入口上部には上手に「アリステウス・はちみつ製造所」、下手は「オルフェウス・音楽学校」の看板が掛けられている。中央には花壇が置かれ、後の空の背景の前には板に書かれた羊が左右から動き、さながら屋内テーマパークの様。 庶民が登場するが、男声6人が「国会議員」のタスキをかけて、投票の依頼をする。そこへ世間が登場し「一向にビジョンを示せない」となじられる。 ユーリディス、オルフェウス、アリステウス(プルート)が登場。それなりに歌えているが、プルート役西本佑は声が軽すぎ、若いためか台詞、演技も今一で地獄の大王にはとても見えない。 2幕はほぼ同じ配置だが、階段は白色になり、左右の壁が太陽など描かれ天国を表す。 ここで女神達が順番に登場するが、バラツキ大。ダイアナ役の大久保幽香は、良く響くソプラノの声で抜きん出ていた。全体が歌う場面でも聞こえて来る。モルフェウス役の伊藤沙織里も良かった。その他は、管弦楽に消されてほとんど聞こえて来ない人もあり。 ジュピター役の奥村晃平は流石に重みのある声で演技含め、神々の王の貫禄が出ていた。 神々が地獄への旅へ出発する場面では、回り舞台で実物大の蒸気機関車が登場し、バンダも乗って汽笛が鳴り面白い。バンダは高校生の吹奏楽の様だが、なかなか上手い。 3幕は、丸い塔の部屋とその間に階段がつながって立体迷路のよう。回り舞台で、場面転換がスムーズ。ジュピターの蝿の変身は、着ぐるみで羽が動き、目の部分が赤く点滅し良く出来ている。 4幕フィナーレのカンカンはジャンプやバク転もあり踊りが素晴らしい。盛り上がって幕。 拍手と伴に天国と地獄が演奏され、指揮者が客席に向かって拍手を誘い、フィナーレ部分のアンコール。その後のカーテンコールでも間奏曲が演奏されサービス満点。 全体的には演出が良く楽しめた。管弦楽は名古屋二期会オペラ管弦楽団となっており、名古屋近郊のプロや音大出身のアマチュアが集まっているようだが、最後までバランス良く、後半テンポが上がって来て良かった。指揮者の曽我大介の功績が大きかったのでしょう。 2007年東京二期会公演の感想でも書いたが、今回も歌詞が良く聞き取れない。何を唄っているか全く判らない人もあり。ぜひ次回は字幕も入れて欲しい。 歌手の方は、主役含めバラツキが大きいのには驚き。主役級はもう少しそろえて欲しかった。 残念ながら客席は半分程度。今回チケットは劇場プレイガイドでB席を購入したが、ぴあではS、A席のみの扱い。一番安いC席はどこで買えるのか?売り切れのためかと思うも4、5階も空席が半分以上あった。 無料のプログラムの名誉会長の挨拶にも「財政的支援も容易でなく、多くの方々のご支援やご助力を切望」と書かれており、施設は良くても名古屋でオペラ公演を行うのはなかなか大変な様で。End
2011.10.01
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鑑賞日:2013年11月1日(金)18:30開演入場料:¥8,400 2階1列主催:FM AICHI/サンデーフォークプロモーション山下達郎PERFORMANCE 2013会場:名古屋国際会議場センチュリーホール 演奏ボーカル、ギター:山下達郎ギター :佐橋佳幸ベース :伊藤広規キーボード:難波弘之、柴田俊文サックス :宮里陽太ドラム :小笠原拓海コーラス :国分友里恵、佐々木久美、三谷泰弘感想 ファミマの先行抽選で当たり、先週中野サンプラザに続けて名古屋でも山下達郎を聞きにセンチュリーホールへ。 金曜日仕事を終えホール到着は開演20分遅れ。どうせ3時間半の長丁場のコンサートだし、座席は3階席のため、予想通り2曲目当たりで問題なく座席に着けた。 今回3階席だったのでステージを上から見ることが出来て、先週の中野サンプラザでは見えなかったゴジラ人形など新たな発見有り。 周りは一見さんが多く、いつもの曲で余分に持ってきたクラッカーを回して、皆で指鉄砲を・・・。 前回同様の素晴らしいパフォーマンス。達朗の歌声は5日間コンサートが開いた影響?で最初低音が不安定だったが、後半に行くに従ってどんどん調子が出てきて、アンコールは絶好調に。 名古屋のお客さんは拍手、ノリも良く、中野サンプラザより盛り上がっていた様に思えたのだが、アンコール登場の際に最前列のお客と達郎で「先から時計ばかり見ている」とやりとりがあり、そのお客は気分を害し結局その場で帰ってしまった。 一見ミュージシャンの横暴の様に思えるのだが、達朗の長年のファンならこれまでのコンサートMC等で大体予想が。多くは客席1、2列目中央は主催者招待席になっており、業界やスポンサーのお偉いさんが座ることが多い。これまで達朗のコンサートを聞いたことがない人が多く、つまらなそうに腕を組んで座って、3時間超えた所で長いなと時間ばかり気にしていたのだろうと容易に想像がつく。 若手ミュージシャンなら今後のこともあり目をつぶるのだろうけど、思わず文句を言ってしまうのは達朗ならでは。主催者さん、来年は招待者を考えてね。 お陰でアンコールは1曲追加で、ホールを出たのは夜10時を過ぎていた。 65歳までは続けるとのことで、来年も期待して待っていましょう。End
2013.11.01
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鑑賞日:2024年12月8日(日)14:00開演入場料:3,000円(C席:2階1列)【主催】(財)藤沢市みらい創造財団第25回藤沢市民オペラ歌劇『魔笛』モーツァルト作曲全2幕(ドイツ語上演・日本語字幕付)会場:藤沢市民会館 大ホールスタッフ指 揮 :園田隆一郎演 出 :伊香修吾美 術 :伊藤雅子照 明 :齋藤茂男衣 裳 :増田恵美音 響 :寺部和貴舞台監督:伊藤 潤副指揮 :柴田慎平・松川智哉コレペティトゥア:藤原藍子・星和代演出助手:手塚優子管弦楽 :藤沢市民交響楽団〈コンサートマスター:平澤 仁〉合 唱 :藤沢市合唱連盟合唱指揮:浅野深雪、児童合唱指導:藤原規生出演ザラストロ :デニス・ビシュニャタミーノ :渡辺 康弁者・第一の僧侶・第二の武士:湯浅貴斗第二の僧侶・第一の武士:加護翔大夜の女王 :梅津 碧パミーナ :盛田麻央第一の侍女 :山田知加第二の侍女 :林 眞暎第三の侍女 :山川真奈パパゲーナ :内山歌寿美パパゲーノ :大西宇宙モノスタトス:伊藤達人第一の童子 :本間柚李 ※第二の童子 :金子和花奈※第三の童子 :中澤晴子 ※ ※藤沢市合唱連盟に所属している児童合唱団の子どもたち感想 藤沢市民オペラ「魔笛」が上演されるとのことで、ようやく気温が下がってきた冬晴れの下、1年振りに藤沢の市民会館へ向かった。ホール入り口には「完売御礼」の表示有り。 今年は本格オペラ公演になっており、4日に渡り行われ、本日は2日目の公演。オケ、合唱は藤沢市民主体だが、歌手はオーディションで各配役2名ずつが選ばれている。 時間となり客席暗転。指揮者登場まで少し間があり、5分押しで序曲が始まる。すぐに幕が上がり、舞台奥が階段状になっており、その最上部中央に大木の切り株がある。そこに3人の子供たちが飛んだり跳ねたりし走り回る。しばらくすると壁が降りて来て大きな部屋の一室に変わり、下手側の窓の前に大きなベッドが置かれている。上手側の扉から子供たちが入って来て、ベッドへ。そこで大きな本を読み始める。序曲に続いて1幕が始まり、窓を開けてタミーノが登場し、さらに開いた窓から大蛇の頭部が出て来る。今度は正面の扉から3人の侍女が登場し大蛇を退治。そして上手の扉を開けてパパゲーノが登場。 童子の場面では、舞台上部から童子の衣装が降りてきて、ベッドに寝ていた子供たちが着替え歌い始める。 ザラストロの神殿の場面では部屋の壁が上に上がり、階段状の上の切り株は大木に変わっている中で、民衆たちの合唱が始まる。 場面転換が瞬時に変わって、音楽が途切れない演出。また最初から子供たちの読んでいる本の中のお話の設定と解る仕掛けになっており楽しめる。衣装も百年前位の欧米の設定で全て準備されており、市民オペラと言えどもお金が掛かっている。 歌手はオーディションで選ばれたこともあり、皆さん役にあった歌声。 その中でも、パミーナ役の盛田麻央、パパゲーノ役の大西宇宙が良かった。 夜の女王の梅津碧も2幕アリアの超高音コロラトゥーラはバッチリ、1幕アリアは短く、カットされてた? セリフは、全てドイツ語で上演(追加役の3人の奴隷だけがなぜか日本語セリフ)。今回、18歳以下で保護者同伴なら無料の招待があったこともあり、客席には小中高生も多く日本語での公演の方が良かったのでは。 字幕の訳は、かなり男尊女卑、人種差別の前時代的表現で、そのままでは喋りずらい言葉が多いのも確か。また藤沢市民オペラでは「魔笛」を過去に上演しており違いを出したかったとは思うが。 オケはコンマスが東フィル元コンマスの平澤仁でもあり弦楽器は良かったが、管楽器は一部不安定。特にホルンは外れること多く気になった。 合唱は湘南市民コールのメンバーが多く問題なし。 一番気になったのは客席の携帯電話の着信音で、セリフ場面で3回以上聞こえて来て、演出かと思ってしまったのは残念。 指揮者の園田隆一郎の藤沢市民オペラ芸術監督任期が2030年度まで継続が決まり、来年以降も楽しみに。End
2024.12.08
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