しぐれ茶屋おりくの部屋

しぐれ茶屋おりくの部屋

活き活きとした両親の写真♪



和歌や俳句などを古式の当て字で薄めの墨で書かれたお習字は、どれも見事でした。一方、私達俳句会の作品も、上等の色紙や短冊に書き、渋い掛け物に入れて発表すると句の精度までアップするような気がしました。隣やその他の部屋の絵、ちぎり絵、俳画、小物などの展示場も素敵でした。

生家を本年5月からリフォームするので、急ピッチで整理していますが、亡父が残したアルバムも生半可な量ではありません。俳句の旅行、親戚や家族との近場の旅写真、母と二人っきりの旅、京都の私学で教鞭をとっていた頃の写真など。

そのいずれの写真も亡父はにこやかに笑っています。ベレー帽がトレードマークながらシャツやズボンなどの着こなしもなかなか見事です。この度、姉の初ひな祭りのお雛様を送ってあげるついでに、姉の生い立ちのスナップも三冊のアルバムにまとめて送ってあげると家内が頑張っています。

父は人生を愉しむだけ楽しみ、後始末はすべておりく夫婦に来ていますが、故人と会話しながら整理するのも死後の親孝行です。それにしても、アルバムにはいろいろ工夫が施されていて、親父の”マメさ”に脱帽するばかりです。


最終更新日 2006年02月04日 19時03分21秒

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