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中国勤務時代から飼い始めた我が家のクサガメ(♀)が今日、次男の部屋で人知れず短い9年の生涯を閉じた。死因は餓死。2週間ほど前に新しいエサに変えた時から亀は食べるのを拒否していたようで、偶然にも同時に産卵を開始した。大きな卵を都合8個も産んだが、新しい命は育まれてはいなかった。1週間前に与えた水草は喜んで食べていたが、それ以来エサは与えられていなかった。普通以上に栄養を摂らねばならなかった母胎にとって、この栄養遮断は致命的だった。今日の午後水槽の中で暴れていた物音ををかみさんが聞いていたが、恐らくそれが最後の悲鳴だったのだろう。「食べ物をください!」って。夜には水槽の隅で固まっていた。取り返しの付かない過ちを犯してしまった。我が家にとって大事な子どもでもあったのに、何としたことか!世話をしていたのが誰であろうと、今さら責任を問うのはやめて、家族全員でカメの冥福を祈り、せめてもの償いに代えようと思う。明日カメの葬儀、3日間喪に服すことにしよう。南無阿弥陀仏・・・手渡しでエサを食べる在りし日のカメ(涙)
Jul 5, 2005
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我が家のもう一匹のペットであるクサガメが卵を産んだ。もちろん独身の箱入り娘なので、交尾をするはずもなく、養鶏場のめんどりのように無精卵を次々と産んでゆくのみだ。最初の1コはカメが自分で食べてしまったが、つぎの卵からは写真のように水槽から取り出して保管している。今日3個目の卵を産んだ。我が家のカメは中国北京に駐在しているときに飼い始めたもので、紆余曲折を経て現在に至っているが、年の頃は8-9歳。人間で言えばもう大人なのかな?これまでウミガメの産卵でピンポン玉のような卵を産むことしか知らなかった自分にとっては、細長い卵は意外だったし、また大きい。参考までに1円玉の直径は20mmだから長さはものすごいと思う。来年は花婿募集で可愛い小ガメを育ててみようかな?などと考えている。
Jun 20, 2005
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