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2014年05月16日
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カテゴリ: これまでの公演
14.5.25 客入前

たくさんのご来場、誠にありがとうございました!満席!やっぱり嬉しいです!
単純に、芥川龍之介の人気はすごいんだなぁと思っていましたが、後で聞くと、 龍之介は両国高校の卒業 なんですね。江戸川の方々が身近に感じる作家の一人なのだそうです。養子となった芥川家が両国だったのは分かってはいたのですが、墨田・江戸川辺りに青春時代があったのですね。いやぁ、気付かずに失礼いたしました!お客様からもっとお話が聞けたかも・・・。
 少しばかり作品解説をしたのですが、「 羅生門(羅城門)は平安の京都に実在した 」というのを改めて強調するのを忘れてしまいましたッ。それを感じて読むと、またお話の現実感が深まりますね。どうぞ、改めて読んでみてください。
 ご来場の皆様、スタッフの方々(元スタッフで今回初めてお客様でご覧になったYさまも)、重ねてありがとうございました!
2014.5.26 追記 B.K.




2014年5月25日( )  14:00~
江戸川区立中央図書館 4F 視聴覚ホール

 同図書館企画・語り舞台「本を聴く」シリーズ(入場無料)

芥川龍之介 作
 『蜘蛛の糸』 初演
 『羅生門』 初演


当初、演目は『鼻』を予定しておりましたが、『蜘蛛の糸』に変更になりました。




この二編はとっても湿度が高いですねw。
『羅生門』 は帝国大学英文科在学中の作品で、23歳の頃の発表、
『蜘蛛の糸』 は26歳ごろ、児童向文芸誌『赤い鳥』での発表です。
芥川氏の初期~中期の作品です。

作品解説や 芥川龍之介 の人となりはWikiPedia等にお任せするとしてw、私の感想です。
改めてこの二編を読んでみて、おどろおどろしい中に、以外にユーモラスな部分があるんだなぁと感じました。氏の写真のイメージなんでしょうが(笑顔の写真が非常に少ないらしい)、とても神経質そうw。作品もそんなイメージで先入観を持ってしまいますが、でも氏が実は「非常に子煩悩だった」というのも、なんとなく感じられます。

また、後進へのアドバイスに「数学と体操をちゃんとやっとかないと良い文芸家にはなれないゾ」と言っているあたり(自分が苦手で苦労したのだろうという推察もありますが)、作品全体のバランス・流れ方などを見ると、さすが、やはり見事ですし、やっぱりクレバーな人だったんだろうなぁと感じます。
35歳で服毒自殺という残念な最期ですが、死後90年近い今も読み継がれる作品なんだなぁと思いました(私の子供心にも『蜘蛛の糸』はゾッとしました)。

これを機会に、他の作品や筆者が生きた時代、または人となり等、いろんな方向にみなさまの興味が広がるよう、只今稽古に励んでおります!どうぞお楽しみに!(2014.5月 記)






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最終更新日  2014年05月27日 11時28分44秒
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