くまさん555さん
>ぱぐらさんは、本読むの早いな~!!!><

この本は特別早かったです。まる一日半くらいかな?
だけど、実はブログに書いてるのは読んだ順じゃないんですよ。
読んだ後、すぐ感想が書けるものや、しばらく置かないと書けないものや、いろいろなんです。 (2007.03.27 19:49:40)

読書の部屋からこんにちは!

読書の部屋からこんにちは!

2007.03.27
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カテゴリ: 小説
黒部渓谷に水力発電所を作るために、始められたトンネル工事。
しかし、そのトンネルは温泉脈につきあたり、坑内の温度はなんと165℃にもなる。
それが、タイトルの高熱隧道です。

そんな温度の中でも、坑夫たちは黙々とダイナマイトをしかけ、スコップで土砂を運びます。
暑さを避けるための工夫はいろいろとされるけれど、ダイナマイトはその温度のために自然発火し、坑夫たちは体を害して亡くなっていきます。
自然の猛威はトンネルの中だけではありません。
現場にたどりつくまでの道程は危険で、転落事故も起こり、
泡雪崩と呼ばれる驚異的な雪崩によって、宿舎がまるごと吹っ飛ばされるという事故もありました。
犠牲者はなんと、300人以上。

が、そこには開通の喜びも達成感もありませんでした。
命の脅かされる極限状態の中で、次々に亡くなっていく仲間。泣き叫ぶ遺族。
避けることのできない自然の猛威。
そして、一番おそろしいのは、極限状態におかれた人間どおしの軋轢。憎しみ。
そんな中から、逃げるように下山していく技師の引きつったような微笑が、とても印象的で怖かった。

緊迫の状況が立て続けに起こり、ほんとうに息をするのも忘れて一気に読みました。
とても、寝そべってなど読める本ではありません。
気がついたら夕暮れで、灯りをつけるのも忘れて、正座して読んでいました。      





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Last updated  2007.03.27 11:04:33
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好きな作家です  
読子  さん
吉村昭いいですね。青函トンネルも書いて欲しかったなー。 (2007.03.27 15:47:47)

Re:「高熱隧道」 吉村昭(03/27)  
くまさん555  さん
ぱぐらさんは、本読むの早いな~!!!>< (2007.03.27 16:24:08)

Re:好きな作家です(03/27)  
ぱぐら2  さん
読子さん
>吉村昭いいですね。青函トンネルも書いて欲しかったなー。

この本は30年ぶりの2度目でした。
だけど、前に読んだときの感動なんてきれいに忘れていて、初めて同然でしたよ。
人間、こんなに忘れるものかとがっかりしました。
吉村昭さんって、男っぽいという言葉がぴたっとくる作家ですね。 (2007.03.27 19:47:59)

Re[1]:「高熱隧道」 吉村昭(03/27)  
ぱぐら2  さん

Re:「高熱隧道」 吉村昭(03/27)  
charlenepurple  さん
良いでしょう。前に書きましたよね。
学校を卒業して入ったのがゼネコン。
トンネル工事の切羽(一番前の掘削箇所の事)にも行ったので、この本が実感できます。
「破獄」も凄いです。読みましたか?お勧めです。
この主人公をTVで緒形拳が演じました。
鬼気でした。 (2007.03.27 23:48:10)

Re[1]:「高熱隧道」 吉村昭(03/27)  
ぱぐら2  さん
charlenepurpleさん
>良いでしょう。前に書きましたよね。

そうなんです。30年ぶりに再読してみようと思ったのは、charlenpurpleさんのおかげです。
異常な環境におかれた人間の心理が、怖かったです。

>「破獄」も凄いです。読みましたか?お勧めです。

いいえ、読んでいません。ぜひ読んでみますね。メモメモ・・・・ (2007.03.28 08:33:35)

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