読書の部屋からこんにちは!

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2008.06.17
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カテゴリ: 映画と原作
先日 松本清張の「砂の器」
やっとDVD借りてきて、見ましたよ。
ほんとうに、素晴らしい映画でした。
思い切り泣いてしまいました。

原作の方は、ベテラン刑事がわずかな手がかりから少しずつ犯人像に迫っていくところが、いちばんの魅力でしたが、映画の方はちょっと違います。
映画の捜査ぶりは、原作の地道な捜査の雰囲気を損なうことなくうまく省略されていて、意外に早く犯人にたどりつきます。が、映画の見所は、犯人を確定できた後でした。
原作にはない親子の逃避行が、映画では丁寧に描かれています。
考えてみれば、なんというひどい時代だったんでしょうね。

警官にまで、病気であることを理由に村に入ることを拒否される。それが当たり前に行われていたとは。

そして、最後に父親が息子の写真を見るシーンは、本当に悲しかった。
社会的に成功した息子、その写真を見て知らない人だと言い張る父親、やっと息子を探し当てた親切な元警官。
それぞれに押さえた演技が光り、見ごたえがありました。
砂浜を歩く親子のシルエットが、とても印象的でした。







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Last updated  2008.06.17 18:34:04 コメント(12) | コメントを書く


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