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例えば、日本においては、「働く」(はたらく)とは、「傍」(はた)を「楽」(らく)にすることの意味であると語り継がれてきた。
これから資本主義はどこへ向かうのか?――その答えとして、著者は「日本型経営」への回帰を訴える。
弁証論的アプローチで展開される論理は、いささか冗長である。また、巻末 2 ページに及ぶ著者経歴と主著の紹介には辟易とさせられる。
しかし、サラリーマンの直感として感じる、今のビジネスの矛盾と解決策については同感できる部分が多い。
振り返ってみれば、グローバリゼーションとか株主重視の経営と騒がれるようになったのはバブル以降の話である。こうした経営方針が強化されればされるほど、会社の成長が鈍化しているのは事実である。
バブル崩壊から 20 年――そろそろ経営方針の見直しにかかるべきではないだろうか。
経営者にぜひ読んでいただきたい内容である。
■メーカーサイト⇒ 田坂広志=著/東洋経済新報社/2009年08月発行 目に見えない資本主義
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