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2003.08.24
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【こころに残るCDW-17Jan2003の言葉】

47.記憶力増強の特効薬はない

《解説》
昨日、日記の話題にした本の最終章に書いてあった言葉である。

この言葉には、(期待していただけに)がっかりしたが、今まで自
分がやってきたことが正しかった事は、(科学的にも?)証明され
た。そもそも、「記憶している」ということは、「脳に記憶してい
ることを取り出すことができる」ということである。

また、新たに分かったことは、「記憶の方法」というものが、年齢

するということである。ということは、学生の頃とは、記憶の仕方
を変えた方が効率的な記憶ができるということである。(このこと
を知ることができたことも大きな収穫の一つであった)

まず、脳に記憶するために、必要な事について振り返る前に、記憶
にとって重要な役割を果たす「夢」について確認すると、以下のよ
うなことが分かった。
 ・夢は「昼間あった事を思い起こす事」
 ・夢は「脳の情報を整え、記憶を強化するために必要な過程」
このほかに、覚えたその日に6時間以上眠ることが欠かせない、と
いう研究結果も発表されている。学生時代ならいざ知らず、一夜漬
けは効果的なやり方ではない、ということである。また、寝不足の


本題に入ることにする。記憶の定着という観点でみると、「繰り返
して学習すると忘れにくくなる」ということである。さらに、繰り
返すたびに記憶に必要な時間が短くなる、という実験結果も学会な
どで報告されている。復習と言うのも記憶の定着という意味では重
要である。


憶する」ということである。この意欲というのが、記憶の定着とい
う意味で非常に重要な働きをするそうである。具体例を上げると、
あまり乗り気ではない状態で勉強しても、ほとんど頭に入らないの
に、興味のあることや好きな科目の勉強では、短い時間で新しいこ
とをどんどん記憶できる、ということである。

最後にもう一つ、記憶と言うのは、脳の神経細胞の数ではなく、神
経細胞同士のネットワークで決まってくる。このネットワークは、
記憶する努力に費やす時間(勉強量)に対して、幾何級数的なカー
ブを描いて上昇する、のだそうである。

この点でいえば、最初のうちは(勉強に)時間をかける割には、な
かなか成果が上がらないと思う期間が続くのだが、そこであきらめ
ずに続けることがその後の飛躍的な効果につながるのである。やは
り、継続は力なりである。





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Last updated  2016.10.24 23:06:45
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