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2003.08.29
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【こころに残るCDW-17Jan2003の言葉】

52.子供を叩いてはならない

《解説》
この言葉は、次女が生まれたときに、保健婦さんに言われた言葉であ
る。親(特に赤ん坊と一緒にいる機会が多い母親)は、特に子供を叩
いてはいけないと教えられた。

それまでは、言うことを聞かない、あるいは間違ったことをした場合
に、子供をぶって(体罰を以って)「それは悪いことである」という
ことを理解させようとしていた。


だ。(今では、DV:ドメスティック・バイオレンスがニュースに
なっているが、この話を聞いたのは、もう15年以上も前の話であ
る)

といっても、体罰をもって教えて良いときもある。それは、命の危険
を伴うような場合である。こういった場合には、唯一、子供を叩いた
りして危険を知らせても良いと保健婦さんはおっしゃった。

(ここまでは、15年前の話)


(ここからは、現在の話)

その時は、我々も子育ての初心者であったために、保健婦さんに言わ
れたことをそのまま吸収しただけであったが、この間読んだ「脳にお

供をたたくこと」の効果が、非常によく理解できた。(自分の中で、
どうしてそれが許されるのかが理解できたということだ)

人間の脳と言うのは、特に幼いころの脳は、本能に近い記憶方法に基
づいて記憶されている。本能に近いということは、特に、自分の命が
危険にさらされた状況を克明に記憶しようとしている。これは、自分

なげるのである。

小さい子供のうちは、「自分の命を永く保つための知恵をつけている
時期」であるので、そこに、「体をたたく」といった精神的にも強い
衝撃を与えることによって、より克明に「自分の命を危険にした状
況」を記憶することができるのである。

15年前の保健婦さんの言葉と最近読んだ本の言葉、これが何の脈絡
もなくつながったのだ。その瞬間は、何か脳の中で、神経細胞がつな
がったようなそんなとてもいい気持ちがした。

このことで、妻から教えてもらった言葉「知識に無駄はない」という
ことも併せて実証できた気がして、ダブルで非常に気持ちのいい状態
に浸ることができた。人生においては、その疑問が何時解けるのかわ
からない、というような問題をたくさん持っておくことによって、
人生をとても気持ちいい状態にできるような気がする。





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Last updated  2016.10.25 12:10:10
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