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春から夏にかけては猫の換毛期なので、たくさん毛が抜け落ちます。猫に舐められるとわかるのですが、猫の舌はとってもザラザラしています。これは、糸状乳頭と呼ばれる無数の突起があるためですが、毛づくろいのときに抜け毛がこの突起に付いて体内に入りやすいのです。ですから、お腹に毛玉がたまりやすくなります。便といっしょに排出されてしまえば、健康に悪影響はないのでしょうが、毛玉が胃の中で徐々に大きくなると、異物と判断された毛玉を猫は吐いてしまうのです。
毛づくろいして毛玉が胃で大きくなってしまうと、胃から出せなくなる危険をはらんでいます。そのため、危険な異物を口から吐こうとします。当然、口から入ったものは胃から、小腸へと流れていくのが自然ですので、逆流させることは体に大きな負担となります。
また、嘔吐を繰り返すうちに、消化器官を傷つけるなどの恐れもあります。
毛玉は胃酸を多く含み、逆流することで、食堂を刺激しますので、猫の体にもよくありません。
毛玉対策として、食物繊維などが配合された毛玉ケアのフードを食べさせることで、なるべく抜け毛を便といっしょに排出させ、健康維持につとめる方法もありますが、一番重要なのは、抜け毛そのものをできるだけ体内に入れないことです。
そのためにも、日頃からこまめなブラッシングがかかせません。
飼い主さんがこまめにブラッシングをしてあげることで、毛づくろいし過ぎるのを防げます。
短毛の猫:3日に1回
長毛の猫:1日に1回
ブラシに抜け毛が付かなくなるまで行えば、猫は抜け毛を飲み込みにくくなり、健康維持につながりますということ・・・
なのですが~
これがなかなかそうもいかなくて・・・
わが家の猫の場合、まったく嫌いというわけでもないのですが、あまりブラッシングが好きではないようで。
抜け毛が付かなくなるまでって、いったい、いつまで(笑)
とても、そんな何度も何度も、耐えられそうにありません。
一番いい方法は、ベランダで日向ぼっこさせながらブラッシングする方法。猫にはかなり気持ちいいようです。また、周囲の様子に気がいくので、比較的長くブラッシングができます。おまけに、お天道様パワーで、ゴロ~んとして、お腹まで出してくれることも(笑)
コームの粗目の方で数回とかすだけでかなりの抜け毛。
体を少し水で湿らせてからやると静電気も起きにくくいいようです。
あまり暑くなり過ぎない朝にやってあげます。
それでも、そのうちもうやめて!と噛み付こうとするので、そしたら終了。無理にやるとブラッシングが嫌いになってしまいそうなので。
だから、3日に1回ではなく、なるべく毎日やってあげるようにしてあげます。
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