特許の思想体系

特許の思想体系

2005.04.07
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こんちくは。

「知財活動 どのレベルですか?」 の「特許の重要性がわからない。経営層が理解していない(レベル1 その8)」についてで、 前回 の続きです。

啓発活動の参考にしてください。



(あなた)「製品のライフサイクルって知っているかい?」


(私)「知っていますよ。

製品のライフサイクルが短い製品は、実用新案権で保護して、比較的ライフサイクルの長い製品は特許権で保護します」


(あなた)「教科書的だね。浅いよね。

戦略を考えるには、ライフサイクル曲線を理解している必要があるよ。」





(あなた)「ライフサイクル曲線はS字曲線になる。

製品の販売当初は、ほぼ横ばいに近い売れ行きで、
成長期になると、火がついた状態で、右肩あがりの急カーブ、
そして、終末(成熟期)は、だらだらとあがるか、へたをすると下がるカーブ。

販売当初は、なにかの拍子で売れ始める。

そして、成長期というのが、最も利益があがるときではあるのだけれども、ライバルが現れて、価格が下がるという現象がおこるんだよ。

そして、最後は規模の勝負で数社が生き残る淘汰の時代ということ。」


(ト書き)私 φ(..)メモメモ


(あなた)「これと特許のライフサイクルとを併せるんだよ。」


(私)「なるほど。成長期のときに使えそうですね。ライバルの出現を抑えて、自分の投資回収ができるまで、価格低下を引き伸ばすことができる。ということですね。」


(あなた)「ほかにも、市場拡大期には、自分だけでは十分に拡がらないときは、ライセンス供与して他にも売ってもらう。という使い方もある。



特に、ライバル製品があるときは、自分の陣営を拡大するという意味で有効だ。

さらに、他が売ってくれればくれるほど、うちも儲かる。

いままでの単なる競争では、そうはいかないからな。

価格競争に入ったら消耗戦の装いだからね。

そして、成熟期でも十分生き残れるようにするか、退散して、次のものを開発するかという選択肢を選べる状況にできる」





(あなた)「これが難しい。なにかの拍子なんだけれども、開発秘話みたいなストーリーがあると、そのきっかけになるらしい」


(私)「う~ん。特許取得にもストーリーがありますよ。」


(あなた)「どんな?」


(私)「発明が生まれるまで、特許出願するまで、早期審査、拒絶理由通知への対応、特許庁審査官との面接、エトセトラ。つくれそうですね。

そして、なんといっても、
特許取得によって、オリジナリティの確認、それも特許庁という公の機関によるものです。」


(あなた)「特許うんぬんより中身(技術)だろ、という話しを聞いたことがあるけど、 次回へ 」



キーワード 知財活動、特許、ライフサイクル、啓発

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最終更新日  2005.04.07 09:33:30
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