特許の思想体系

特許の思想体系

2005.04.08
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こんちくは。

「知財活動 どのレベルですか?」 の「特許の重要性がわからない。経営層が理解していない(レベル1 その9)」についてで、 前回 の続きです。

啓発活動の参考にしてください。



(あなた)「結局、特許には、技術移転の際に、名目・化粧箱としての役割しかない、というのを聞いたこともあるけど、そうかな?」


(私)「そうですね」


(あなた)「あっけなく認める。いやに、トーンダウンしていないか?」


(私)「友好的に特許契約が成功しているという場合、その要因は、技術の価値8割で、特許の価値2割でしょうね。

技術の価値と特許の価値とは一体不可分で、にわかに分けるということはできないと考えますが、あえて分ければ、ということです」





(私)「二者間の関係が、非常に友好的で、ランセンシーがその技術を高く評価している場合などには、特許はそのような役割を担います。

ライセンシー側の経営者に技術の価値を説得するのに、特許権という法的なものは根拠になりますから。

担当者同士の間では、一緒にやりましょう、という話しになっても、会社の中では、上司、経営者層、関連部門を説得する必要があります。

その説得する際に、特許権があるからあの会社としか取引できない、という理由付けは強力ですから。そのうえ、価格の根拠にもなりやすいです」


(あなた)「うん、うん、とすれば、とにかく出願さえしていればいいということになりそうだね」


(私)「まずは、特許権になっている必要がありますよ。

特許出願ということだけでは、特許権は発生していませんからね。

将来的に特許になると説明しても、そんな未確定のものにお金は払わないでしょ」


(あなた)「なるほどね。特許出願だけではなく、特許取得まで必要か。

でも、技術が本質、特許は必要だけれども、さしみのツマ程度か」


(私)「特許がそのような役割になっているとき、関係者はうれしいですね。特に知財関係者は」


次回へ 」



キーワード 知財活動、特許、ライセンス、啓発

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最終更新日  2005.04.08 12:00:07
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