幸せ探し

幸せ探し

2020年01月28日
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カテゴリ: 私のすきなこと



岩藤はどんな顔をしているのだろうと気になる人もいると思うので、写真を探してみた。
下のポスターで、鶴ヶ丘八幡宮に参詣にいって草履打ちをするシーン。塵除けの帽子をかぶっている。
右が岩藤左が尾上
奥庭の段(おくにわのだん)
お初は奥御殿の庭に潜んで、岩藤の居所を探している。
そこへ忍び装束の男がやってきて、いわくありげな箱を地面に埋めている。男が呼子を吹くと、岩藤が登場する。
「仰せに従い、花若君調伏の道具は地面に埋めました。」と男。
「よくやった、近うよれ」と近づいた男を刺し殺し「口封じじゃ」部屋に帰ろうとする岩藤を呼び止めるお初。
咎める岩藤に、尾上が死んだことを伝えた。白々しく悔やみを言う岩藤に、「主の形見をお渡しする。」と遺恨の草履を差し出す。「これは・・・」と驚く岩藤に「主人の無念思い知れ!」と突きかかるお初。
大立ち回りの末、お初が岩藤を仕留めるのだった。
騒ぎを聞きつけ、警護の安田庄司(やすだのしょうじ)という侍が現われたので、お初は身に着けていた、尾上の書付と密書を手渡す。
中身を読んだ庄司が「これはお手柄、悪だくみは未然に防がれた。主人の仇を討ったそなたの忠節の功により、そなたを中老に取り立て、以後二代目尾上を名乗るがよい。」と言い渡す。
(おしまい)
暁烏六花曙(あけがらすゆきのあけぼの)
これも実際にあった心中事件をもとに脚色された話
山名屋の段
春日時次郎(かずがときじろう)と山名屋の遊女浦里(うらざと)は子供までなした深い仲。子供はみどりという禿として浦里に仕えている。(みどりは親とは知らない)
時次郎は主人の家のの家宝の掛け軸を紛失した責任を取って勘当されて、行方を追っている。
山名屋の主人は浦里と時次郎が合うことを禁じている(事情はあとからわかる)
浦里は会えないことを気に病んで元気委がないが、髪結いのおたつが髪を結いに来て、短気を起こしてはいいけないと、諭す。帰りがけに山名屋の近くに来て様子をうかがっていた時次郎を見つけて、そっと家の中に入れてやるおたつだった。
掛け軸が見つからねば責任を取って自分は自害するという時次郎、死ぬなら親子で心中しようという浦里。
話しているうちに、遣りてのおかやが、浦里を呼びに来る。部屋のこたつに時次郎を隠して、みどりとともに出かけていく浦里だった。
山名屋の主人の部屋の前の雪の庭に座らされた、浦里とみどりだった。
実は紛失した掛け軸を持っているのは主人の勘兵衛で、時次郎そのことを知っているのかどうか、浦里に問いただそうとしている。浦里は知らないというが、信用できずおかやに折檻させる。それでもらちがあかないので、みどりを焼けた鉄の火箸で打擲する。
そこへ手代の彦六が現われ、かねてより好意を持っていた浦里を助けてやろうと、折檻役を買って出る。
勘兵衛は彦六に折檻を任せて奥へ入る。彦六はおかやを叩きのめし、浦里とみどりの縄をといてやる。「こうなったら、二人を連れて逃げてどこかで所帯を持つのも良い。そのためには路銀がいる、いままでのへそくりがあるからもってこよう。浦里待って居れよ。」と自分の部屋にもどっていく。
時次郎は心配でそっと様子をみにきていたが、おかやが気絶しているだけで誰もおらず、これ幸いと女二人を連れ、肝心の掛け軸が飾ってあるのをみつけてそれを取り返して、逃げ出していくのだった。
(おしまい)






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最終更新日  2020年01月28日 09時00分07秒 コメント(26) | コメントを書く


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