パヤ日記

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2007.01.06
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カテゴリ: 漫画
やっと読み終わった。
すごく評判が良い漫画なので、いつか見たい見たいと思いながら、33巻と長いというのと、最初の10巻ぐらいがあまりにも普通なので、なかなか先に進まなかったのが原因で読でいなかった。でも、北海道編のクライマックスのくしあたりから面白くなって、そっからは一気に読めた。

これぞ少年漫画の王道。直球ど真ん中。
元気で素直な少年が、悩んだり挫折しながらも多くの仲間を信じることによって乗り越え、最大の悪をやっつけにいく。
構成が見事で、白面のものを倒すって言う大きなストーリーの中に、それぞれの仲間が活躍する章をはめていく。長い話なんだけど、あまりダレず、クライマックスに向けて盛り上がっていく。

特に後半の、記憶がなくなるってところからは、そうとう熱い。
よくクライマックス直前にこんな怖い展開いれたなと感心する。
絶望的な孤独から、ヒロインの全身やけどへ続く、衝撃的な展開。
また、時々入る過去の話 槍やとらの過去のエピソードでだんだん全貌が分かっていくところは、伏線がきちんと回収されて、さすが名作といわれることはある。



・真由子のエピソード全部 泥なんてなんだい
・目を集める妖怪
・ヒョウの最後

あたりかな。


戦いとしては、今の知略戦みたいなややこしいのではなく、
守りたい気持ちで勝つみたいなもの。
どんな絶体絶命でも気持ちが強いものが勝つ。
最後に、胸にでかい穴があいても、毒の中に入っても理屈無しで助かっているのはなんで?と思ったけど、難しいこと抜きで、スカッとする。こーいうのもいいね。


くしで髪をとかせば直るとか、すげー強引なんだけど、少年漫画だからいいかと思わせる。
納得いかないのは、流がうらぎるとこ、なぜあのタイミングで。うしおととらを仲たがいさせるためとはいえ、あれはひっかかる。
あと、とらは人を喰らってたのに、すごい良い奴みたいに終わらせるのもなあ。そこは後悔と懺悔をしなきゃしまりが悪い。




真由子、麻子が人のために犠牲になろうとするのは、すごい感動した。
友達とか好きな人のために命をかけるのはある意味当然なんだけど、真由子は、全く知らない人のためにっていうのが泣かせる( ´Д⊂ヽ

だけど、男(うしお)が、けっこう簡単に命をかけるのは良くないんじゃないか。
人を守るためには、きれいでなくても自分も相手も助かるようにあがかなければ。

なんてこと考えてしまう。

小難しいこと考えずにスカッとするほうがいいんだろうね。


最近終わった次の作品のからくりサーカスはさらに長い43巻か。
面白そうだけど、見るの疲れそうだな。





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Last updated  2007.01.08 12:08:36
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