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「統一原理に見る予言」は、原理講論の「前編」が終わり「後編」に入る。後編は原理の聖書的解釈と、それを踏まえながら、より本質的な予言が多く提示されている。
今回は、原理の諸論から第4章までを扱う。
後編のまずは『 諸論 』だが、いきなり「蕩減(復帰、あるいは、条件)」、「信仰基台」、「実体基台」などといった原理用語が飛び出してくる。
「蕩減復帰」 というのはどういう意味なのであろうか。 どのようなものであっても、その本来の位置と状態を失ったとき、それらを本来の位置と状態にまで復帰しようとすれば、必ずそこに、その必要を埋めるに足る何らかの条件を立てなければならない。このような条件を立てることを「蕩減」というのである 。…… 堕落人間がこのような条件を立てて、創造本然の位置と状態へと再び戻っていくことを「蕩減復帰」といい、蕩減復帰のために立てる条件のことを「蕩減条件」というのである。 そして、このように蕩減条件を立て、創造本然の人間に復帰していく 摂理のことを「蕩減復帰摂理」 というのである。
……
アダムが創造目的を完成するためには、二つの条件を立てなければならなかった。その第一条件は「信仰基台」を造成することであったが 、ここにおいては、もちろんアダムが「信仰基台」を造成する人物にならなければならなかったのである。その「信仰基台」を造成するための条件として、彼は善悪の果を食べてはならないと言われた神のみ言を守るべきであり、さらに、この信仰条件を立てて、その 責任分担を完遂するところの成長期間を経なければならなかった。 そうして、この成長期間は数によって決定づけられていくものであるがゆえに、結局この期間は、数を完成する期間であるということもできるのである。
一方、アダムが創造目的を完成するために立てなければならなかった第二の条件は、彼が「実体基台」を造成することであった。 アダムが神のみ言を信じ、それに従順に従って、その成長期間を完全に全うすることにより「信仰基台」を立てることができたならば、彼はその基台の上で神と一体となり、「実体基台」を造成することによって、創造本性を完成した、み言の「完成実体」となり得たはずであった(ヨハネ一・14)。アダムがこのような「完成実体」となったとき、初めて彼は、神の第一祝福であった個性完成者となることができたはずである。
【シリーズ】驚くほどの、古今東西の予言書などと大それた見出しを掲げてきたが、蕩減復帰原理を知ってみれば、大なり小なりの違いはあっても、これまでの予言の行き着くところは、世界の終わりではなく、 神様が願われた本然の理想世界 であるということが理解できる。
まずは、後編の 第1章「復帰基台摂理時代」 は、アダム家庭からアブラハム家庭までを、 第2章は「モーセとイエスを中心とする復帰摂理」 について、アダム家庭で失われた「信仰基台」、「実体基台」を取り戻して「メシアのための基台」を造成してきたことについて、聖書を原理的観点から解説している。さらには、 第3章「摂理歴史の各時代とその年数の形成」 では、その歴史性をについて詳しく解説している。
歴史学者トインビーが『歴史は繰り返す』と語ったが、何故なのかについては言及していない。ところが、それについては「 第一節 摂理的同時性の時代 」で説明している。
また、第3章の2節以降は以下の表でまとめられていて、原理は、同時性の2000年周期から 現代がイエスの再臨期に当たることを予言 している。
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