奇 　知 　外 　記

入力：2013.06.02 10:54 |修正：2013.06.02 11:18

[週間朝鮮] '宗教の火薬庫 "エルサレムが"イベント "をする理由は...

去る5月18日エルサレムソンジョンサンにある"黄金ドームの寺院"。

エルサレムのどこからでも目に見える点滅の黄金ドーム寺院は、エルサレムがなぜ宗教の火薬庫であることを示す代表的な空間である。イスラエルの三番目の王ソロモンが金で飾った宮殿や神殿を建て、ここには現在のイスラムのモスクが入っている。黄金ドーム寺院やアルアクサモスクです。二つの寺院は一つの広々とエリアに入っている。ユダヤ人の神殿は西暦70年にローマのティトゥス将軍によって完全に破壊され、以来、ユダヤ人がキリスト教徒によってエルサレムから追い出された後、廃墟に残った。691年アブドゥルマリクカリフはこちらにモスクを建てた。この寺院の黄金ドームは、イラクのサダム·フセイン大統領が650万ドルをかけて純金をメッキされたものとする。イスラムの創始者であるムハンマドが昇天したところとして知られて黄金ドーム寺院はメッカ、メディナとイスラムの三大聖地である。ユダヤ人たちにもここは神聖な土地である。

大祭司だけがアクセスできていた至聖所（イスラエルの民と神との契約版の十戒を刻んだ石版を祭ったところ）と一緒に自分たちの祖先であるアブラハムが息子イサクを神に供物として捧げようとした神聖な空間である。この寺院は、現在のヨルダン政府とパレスチナのイスラム財団であるとクープが管理している。歴史的な出来事で示すように、今も紛争が広がっているところである。2000年にイスラエルの野党指導者であったシャロン（後に首相となる）が兵士たちを率いてこの寺院を訪問した当時のアラブ人との衝突で、その場で13人が死亡したことが発端となり、パレスチナの2次インティファーダ（民衆蜂起）が起きた。イスラム側は、イスラエル政府がここを奪って再び神殿を作成しようとしている疑問を捨てていない。イスラム側の疑問にイスラエル政府が、実際ここを占領した場合、イスラム世界との全面戦争が起こることがある言葉が社交辞令ではないことを感じることができた。

この宗教の火薬庫で5月18日の朝、風変わりな宗教行事が開かれた。この日の午前8時半エルサレム旧市街（Old City）の城の8つのステートメントのいずれかであるヤッファ門の前。アジア人、白人、黒人が入り混じった一群の人々が行進のために隊列を備えていた。150人ほどが集まったデモ行進隊列の前に聞いたプラカードには、英語で"エルサレム宣言（Jerusalem Declaration）" "中東平和会議（Middle East Peace Initiative）"などの文句が刻まれていた。

観光客と門の周辺に陣取った地元の商人たちが好奇心に満ちた視線を与える中、これらのスローガンを叫び始めた。"ピース、シャローム、サラームアライクム！" "平和、平和、平和を"という言葉を英語とヘブライ語、アラビア語で組み合わせて歌の歌詞のようなスローガンを叫び始めた。これらはユダヤ人の安息日を迎え、やや緩い旧市街の端のコーナーをスローガンを叫び、50分間2km近く行進した。地元の人や観光客がこれらの行列を不思議そうに見つめていた写真を撮る観光客もいた。この行列を見ていた一部のユダヤ人は、 "安息日には、写真を撮ったり、うるさくしてはならない"と不満そうな表情を作ることもした。これらの行列は、イエスが十字架につけられ、ゴルゴタの丘の上にこの墓教会前の広場で、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教3大宗教の代表'が前から宗教間の平和と調和を願う祈祷会を持ったりした。

この日行われた異色の宗教行事は統一教創始者であると文鮮明総裁が作成された国際NGOであるUPF（Universal Peace Federation）が主催したイベント。現在の国連経済理事会の特別諮問機関として登録されているUPFは、宗教間の和合という大義名分を掲げて先鋭な宗教対立の現場であるエルサレムで2003年から中東平和会議（MEPI·Middle East Peace Initiative）という名前のイベントを行い、てきた。このイベントを開始してから10周年を迎える今年は、韓国と米国、ヨーロッパなどから来たUPF平和大使と宗教関係者約150人がエルサレムから2泊3日間のイベントを行った。

UPFの関係者が5月18日エルサレム旧市街の平和行進をしている。/週間朝鮮

<続　く＞

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