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2020.07.22
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第5部 真の父母宣布と清平摂理

3. 清平摂理と霊人祝福





清平聖地の選定と開発


お父様は全国の山河をすべて回りました。1960年代に皆さんを全国各地に配置し、全国の名山をすべて踏査してみました。統一教会の錨をどこに下ろすのか、この基盤をどこに築くのか、ということを念頭に置いて踏査したのです。良い場所には必ず湖がなければなりません。東海岸はソウルから遠すぎます。西海岸は都市が集中しているし、干満の差が非常に大きく、海水が引くと干潟になり、泥水なので良くありません。ソウルから30分以上かかる場所を探したところ、雪岳面松山里を選ぶことになったのです。その地域は本当に素晴らしいのです。私が清平地域で最も良い場所を取ったのです。 (37-84, 1970.12.22)

清平の地は世界の祖国の地、すべての人類の心情的故郷の地にならなければなりません。天地が仰ぎ見ることのできる勝利的創造理想を完成し、天地が連結して神様の心情を解怨成就することのできる地になるだけではなく、世界の故郷の地となり得る聖なる地となることを祈ってきたのですが、これが本格的に出発できる時になりました。それゆえ、この周辺の800万坪の土地を買ったのです。山とこの周りの土地は、私たちの未来の故郷のための土地です。すべての信仰する人たちの故郷となり得る基地となっています。今、世界185ヵ国に私たちの基地がありますが、父母様の願いは、ここをその185ヵ国のすべての歴史的伝統を展示することのできる歴史的な基地になるようにすることです。それだけでなく、この基地で各国の文化を背景とする伝統を新しくすることができ、天との関係をいかに結ぶかということを教える修練所、教育の場をつくるのです。そのようにするために準備した土地として祈祷したことが、そのまま歴史的な事実につながることになりました。このような世界の版図を統一教会がもっているということは驚くべき勝利の結果であると思っています。 (282-46, 1997.3.10)

世界の人々のためになる所がなければなりません。そのような場所が清平です。この清平の地に国際修練場をつくろうと思います。今後そこで何をするのでしょうか。私たちの宣教部がある各国のブロック、すなわち日本ならば日本ブロック、アメリカならばアメリカ・ブロックをつくるのです。膨大な地域を買って、アメリカ・ブロックならばアメリカ人に任せるのです。アメリカ人が来て修練を受けられるように、アメリカ人の趣向に合った村をつくるのです。各国の文化を総合し得る環境都市、総合村落をつくるのです。そして、その中央に私たちの修練所をつくるのです。そうして、外国で苦労した人々は必ずこの本部に来て修練を受けるようにし、本部に来て修練を受けて帰ることを光栄に思えるようにしようというのです。そのようにするためには、景色が良くなければなりません。また、外国人たちが韓国に来て巡回する時に、印象に残る所にしなければなりません。 (45-185, 1971.6.27)

清平に修練所をつくる時、2ヵ月程度かかるところを8日で完成しました。7月1日から地ならしをして、2日から建築を始めました。ですから、一週間で建て終わったのです。清平に建てた修練所は93坪です。修練所の講堂だけでも、およそ70坪なので、200人以上は寝ることができます。そのような建物の建築を一週間でやってのけたのです。きょうまでだとすれば、満10日間です。きょうは1971年7月11日ですが、本来は昨日までに終わらせようとしました。ですから、きょうを越えてはいけないのです。このように8日間ですベて終わらせ、その次はペンキを塗るのです。ペンキを塗って、三日、四日の間、きれいにするのです。でも、きれいにできるようにはなっていません。なぜなら、今は避難する群れに嫁に行くようなものだからです。化粧をしないで嫁に行ったとしても、新郎に会って幸せに暮らせばよいのです。 (45-326, 1971.7.11)

清平の地は、霊と肉を中心に天地と協力した立場で、個人が出生できる基地、家庭が出生できる心情的基地、あるいは国家が出生できる心情的基地、さらには世界と天地が出生できる心情的基地だけではなく、地上天国と天上天国を建設し得る心情の基地となることのできる土地です。統一教会が試練を克服できる立場に立ったら、飛躍的に発展できます。世界の若者たちが集まって教育を受け、祝福家庭が修練を受けて世界に前進していくことが、この清平の地で実現するという事実は、大韓民国のすべての地に代わっても誇ることができ、民族と国家が誇るだけでなく、アジアと世界の全人類が誇ることができることなのです。 (282-48, 1997.3.10)

きょうは清平聖地に神様の殿堂を起工する祝賀の日となりますので、この基地が天と地をつなぐことのできる板門店となることができますよう許諾してください。分裂した南北を統一し、天の統一的金門店になることができる標示として、霊界・肉界において善悪を分別することができ、正義の基準を立てることのできる一つの出発基地を建設する起工式となりますので、天地全体が祝賀の日として迎え、神様を中心として地上の真の父母と一つになり、心情的な礎を据えて、永遠なる歴史時代と後続時代を越えられるようにしてくださり、心情的統一圏をつなげることのできる歴史を代表した伝統の橋梁となることができますよう祝福してくださいませ。万民を兄弟愛で結び、万国を一つの兄弟国として結び、天地が一つの兄弟国家として、神様と真の父母が治める新しい地上・天上の王権時代に進入できる祝福の門を大きく開いてくださいますよう、お願い申し上げます。霊界に行ったすべての先祖たちが、地上につながっているその子孫たちと一体化して、平和の世界を目指す統一的理想が日進月歩するように許諾してくださり、あなたの願いである長子権復帰を過ぎ、父母権復帰を過ぎて、王権復帰時代において、全世界を一つの国として抱くことのできる神様の全体・全般・全能の時代に進入できるように祝福してください。ここに集まった各国の食口たちが精誠を尽くしてこの起工式を祝う場を、喜んで御覧くださり、万国と連結できる祝福の基盤となることを許諾してくださいますよう切にお願い申しあげます。 (282-11, 1997.3.10)

1999年11月7日、天城旺臨宮殿の奉献式を控え、天が注目する中で天上世界の祝福家庭と地上世界の祝福家庭が一体となり、神様をお迎えして勝利の主権の顕現を霊肉で誓うことのできる勝利の宮殿の名をもつ基盤を奉献するこの日を迎え、この聖別式を行うようになりましたことを誠に感謝申し上げます。天がこの日を記憶なさり、天の所有権として決定し、千年、万年、子孫万代において仰ぎ見る基地となり、愛の伝統的霊肉一体心情圏の出発基地としてください。ここが天下において思慕の宮殿となり、愛の宮殿となって、血統的因縁を尊重することのできる崇拝の宮殿となるよう許諾してください。それによって天地父母がいつも中心となられ、万世の愛の統治権によって愛で結ばれた世界化運動に聖別拡大のための記念的な一つの起源地となることを許諾してくださいますよう、切にお願い申し上げます。 (312-304, 1999.11.7)

清平に天の国の王宮をつくるのです。国連に加盟している国家全体が一つになって地上につくらなければならないでしょう。ロシアのような国も立派な王宮を建てました。フランスのルーブル美術館なども問題にならないほどの、その何倍以上も価値があるように、精誠を込めて永遠なる宮殿をつくらなければなりません。それが、神様から相続を受けた私たちの果たすべき義務なのです。 (474-338, 2004.11.4)

地上世界と天上世界を連結なさった真の父母様

神様は霊界で直接仕事をすることができません。天使や聖徒たち、善なる先祖たちにさせるのであって、神様が自ら仕事をすることはできないのです。直接働くことができたとすれば、堕落もありませんでした。直接仕事ができるように橋を架けるのが真の父母です。真の父母がこの地に来て、偽りの父母のすベての実相を根元から完全に解消するのです。そうして、個人から天宙まで浄化した基盤の上で、神様が地上世界に降りてきて、完成した基盤を中心として活動するのです。 (323-232, 2000.6.3)

(310-286, 1999.7.27)

アダムとエバは神様にとって万代の一人息子、一人娘です。世の中でも7代続いての一人息子、一人娘が死んだ場合には、国までも贈り物をして慰めるのです。ところが、今まで万代の息子、娘を失ったその神様を慰めた人はいたでしょうか。唯一お父様だけが、堕落の悲しみを抱いている神様に対して、「私について来てください。私が行く道をついて来てください」と言いながら慰めるのです。その道を開拓して地獄の門を打破し、天国の門を開くことができなければなりません。神様が自由自在に往来できるようにしなければなりません。地獄という恨のその門の敷居をすべて崩しておかなければなりません。神様を解放しなければならないのです。ですから、お父様が地上世界と天上世界の地獄まで塞がっていたものを崩したのです。これからは、高速道路を造らなければなりません。平準化しなければなりません。それは地上だけではありません。霊界がすべて平準化されなければなりません。家庭的平準化、氏族的平準化、民族的平準化、国家的平準化、世界的平準化、天宙的平準化がなされなければなりません。それは、男性と女性の家庭形成によってできるようになっています。 (302-227, 1999.6.14)

お父様一代で、個人から世界、霊界まで高速道路を開拓しました。それが、1985年2月1日のダンベリーでの「開天門の日」宣布です。地上世界から天上世界まで、高速道路をつなげて門を開けておかなければなりません。それは最も困難な立場、一番のどん底からなさなければなりません。ですから、歴史の新しい起源は、すべて獄中で起こります。この世でもそうです。革命家たちは監獄から新しい道を開いていきます。それと同様に、獄中の一番のどん底から高速道路を造ってこなければなりません。そうすることによって、地獄なら地獄でも、男性、女性が行くべき道ができるのです。地上世界もみな同じです。偽りの父母によって仕切りで塞がっていたものが、真の父母によって開かれるというのです。偽りの父母の愛による血統的因縁で塞がっていたものが、真の父母の愛によって新しい祝福の血統を受け継ぐことによって開かれるようになるのです。 (166-243, 1987.6.7)

歴史的な怨恨の壁を、真の父母が取り払わなければなりません。そのことは、国の王権をもって宝座で行うのではありません。人類が地上地獄で生きており、霊人たちが霊界の地獄で苦痛を受けているので、地上地獄と天上地獄の門をすべて開き、地上の個人から国家と世界をつなげ、その次に地上から天上世界まで通じるように道をつなげなければなりません。高速道路をつなげなければなりません。主流と通じ得るただ一つの道につなげなければならないのです。ですから、皆さんの心と体が一つになり、その一つとなった基準から、家庭を経て、氏族を経て、民族と国家を経て、世界を越えて、天上世界に行っても壁があってはなりません。すべて取り払ってしまわなければなりません。最後の問題は、塞がっている霊的な地獄の門と天国の門を開くことです。地上地獄の最後に行って地上地獄の門を開き、天上地獄の最初に立って天上地獄の門を開かなければ天国に入ることができません。地獄に勝利した人だけが天国に行くことができます。何をもって勝利しなければならないのでしょうか。祈祷で勝利できるのではありません。神様の愛をもって勝利しなければなりません。そうしなければ、天国に入れないので、私は神様の愛を中心として地上を経て、天上世界の地獄の門まで開き、地上から天上まで行く道を造りました。 (140-43, 1986.2.1)

真の父母だけが霊界と地上世界を清算することができ、理想的な地上天国、天上天国を完成することができます。それが可能なのです。そのような全体・全般・全権・全能を行使できる時代が来ました。世の中の組織、様々な国の全体組織が一般化されます。全体・全般的にすべての能力をもったサタン世界は、完全に天の権限の前に無能になり、神様の全権・全能時代に移るのです。それができる人が真の父母です。真の父母から始まるのです。 (293-326, 1998.6.7)

真の父母の活動範囲は、この地球星だけではありません。膨大な霊界、その世界の果てまでも関与して、サタンの影があれば清算しなければなりません。ただでは蕩減できません。真の父母は実体蕩減をすることになります。アダムとエバの失敗、イエス様の失敗、宇宙的失敗、サタンに汚されたものをすべて清算しなければなりません。サタンを屈服させて、それを清算することのできる命令を下し、整備された基準に従って、天の国の再建、地上天国、天上天国の完成の出発が可能となるのです。それは真の愛の論理でなければなりません。 (397-208, 2002.11.24)

神様王権即位式をしたということは、宗教世界の願いが果たされたということです。また、神様の救いの摂理のすべての目的が果たされたということになります。そして創造理想を立て、万物を創造し、人を創造して、愛の家庭、神様が祝福した家庭を築き、堕落がなかった地上天国、天上天国の理念がはじめて実現されるというのです。個人・家庭ではありません。世界人類が同じ解放的祝福中心家庭の位置に立つことによって、今まで空いていた天国に一度に合わせることができるのです。失敗した歴史のすべてを水平基準で、神様が理想とされたその基準をつなぎ合わせるなり、縫い合わせるなり、とにかくその空いたところに合わせることができるのです。それゆえ、今後地上と天上には理想天国が実現されるのです。神様が霊界全体を闊歩することができ、地上も思いのままに闊歩することができるのです。 (346-239, 2001.7.1)

祝福の恵沢圏が上から下まで、地にまで及んだので、霊界祝福時代につながるのです。それをつなげてこそ復帰することができるのです。今までは、地上で愛する妻と夫が暮らしても、霊界に行くと離れ離れになりました。霊界に行く時に、自分の度数に応じて行くのです。霊界に行ってビデオのボタンを押しさえすれば、自分が地上でどのように生きてきたのかが、すべて出てきます。すべて記録されているのです。天使が来て、そこに連れていきます。家庭に10人いても、心霊基準がそれぞれ異なるので、みな別れなければなりません。会うことができません。これからはそのようなことから解放されます。地上で愛した人が霊界に行っているなら、その人と祝福してあげることができます。ですから、霊界の人たちを祝福してあげたのです。その門が開かれました。ですから、地獄の解放が可能なのです。そうしてこそ、堕落していない本然の世界、天国に入る一方的な通行によって、天国の編成を完成したと言える基準を立てるようになるのです。また、地上で分かれたすべての個人と家庭をかき分けて、世界的に編成するのです。これを一度に合わせることによって、地上・天上天国の統一圏が形成され、神様が解放され得る時代が来たのです。 (283-146, 1997.4.8)




洪順愛大母様の聖和

大母様が統一教会を中心として歩み始められたその日から、残忍な恥辱の道も感謝しながら耐え忍んでこられることによって、統一教会の信仰的な礎を模範的に示してくださった歴史的事実に感謝します。お母様の行く道を築くために、内外において耐え難い心情的な痛みに耐えながら、勝利の一時を祈ってきたすべての日々が、今や祝福の一時として残るだけでなく、信仰の道で模範となって残したその伝統を私たちが受け継ぎ、万民の前にこれを伝えてあげることのできる基準とならしめてください。お残しになったすべての事情と歴史的な記録が、お父様のみ旨を助け、摂理のみ旨を保護し得る基盤となることを許諾してくださるよう、切にお願い申し上げます。 (223-209, 1991.11.10)

おばあさまがこの地上から霊界に行くことにより、天上世界と地上世界に一つの心情的な橋梁を渡し、興進君とイエス様につながるその橋をより一層強固なものになさり、キリスト教を中心としてユダヤ教と統一教会を結ぶことのできるおばあさんの責任を果たすことを許諾してください。

このおばあさまが、この地上で天が探してこられた摂理のみ旨を知るアジア地域において、サタン圏の日本を中心とした迫害時代に、韓国で再臨なさる主のために一切を準備した歴史的なエバ的3時代を経るにあたって、すべての精誠を込めて、今日この統一教会にお母様をお迎えする時まで、天の内的な摂理をつなぎ、連結することのできる至大なる貢献をしました。これを考える時に、統一家における一人の誇らしい女性を代表して天上世界に行くことにより、おばあさまを中心としてすべての女性たちが、過去と現在と未来を代表した追慕の対象となり、天に仕え、侍るにあたっての伝統を受け継ぐことのできる一つの表象的生活を残すようにしてくださったお父様の恩賜の前に感謝いたします。

70年以上の生涯にわたるすベての奉仕の生活の日常を通し、この地上に因縁を結んだすべての統一教会の食口たちと共に、このおばあさまが涙と血と汗を流して、隠れた中でお母様が行くことのできる道をならすために、お一人、心を痛め、気をもみながら垣根となり、今日の勝利がある時まで歩んでくる中で、道案内となってくださったことに感謝します。

(1989.11.6、新門路公館)

あなたが願った誇らしい一人の娘として、永遠に天上世界と地上世界においてみ旨の成就のための一つの橋梁の役割を果たすためにこの娘が逝くということを知っております。ゆえに、地上にいる真の父母は、この娘をあなたの前に送りながら、天を動員し、地上のすべての善なる子孫たちを動員して、あなたの懐に抱かれ得る愛の一つの表象として、母の愛の表象であり、娘の愛の表象として称賛いたしますので、お父様の懐にお抱きください。

この娘の功を褒め称えると同時に、誇ることのできる条件があるとするなら、それはこの娘が万民のために苦労したゆえであり、万民を救うためのあなたの愛の心情を抱いて、このすベての哀れな人類を救うために犠牲の道を、生涯を終える時まで果たして逝くゆえですので、これから行く彼女を見守ってください。

お父様、全霊界がこの娘が行くことによって、地上に許された勝利の足場をつなぎ、善なる先祖たちが地上の善なる子孫たちを中心として直接的に再臨復活できる役事を、あなたのみ旨の前でより一層強固に、拡張、連結してくださるよう、お願いいたします。

これからは統一教会を信じて逝ったすべての霊人たち、興進君を中心としたイエス様、また四大聖人を中心としたすべての千々万の聖徒たちよ、この日を喜んで迎え、この娘を歓迎して、あなた方が願う望みのところに導いてくださり、天に仕えるにあたって忠孝の心情を受け継ぐことができるように祝福をしてくださることを切にお願いいたします。 (195-128, 1989.11.7)

大母様は、父母様の聖婚以来、労働者の妻から皇族まで、ありとあらゆる女性たちがお母様を打つ局面を収拾するにあたって苦労しました。お母様一人ではこれに耐えきれないので、3代にわたって打たれなければなりません。ここに代を継ぐにあたって責任を果たしたおばあさんだということを知っているので、お父様は「大母」という名を授けました。女性たちが行くべき愛の道において、泰山峻嶺のように塞いでいる壁を崩してしまわなければお母様にふりかかるので、すべての荷は私に負わせてくださいと言って痛哭し、それをやってきました。父母様の家庭のすべての心配を解怨してくださいと言いながらです。ですから、これからは、恨めしい犠牲の道を通じて国家基準を越え、世界基準を越えて、統一天下に向かい、解放に向かって前進することのできる時代に至ったのです。この転換時期に自分の責任を果たして逝きましたし、忠心をもってみな侍るべき資格をもったので、「大母様」としたのです。皆さんは、この方の一片丹心の心情を受け継ぎ、自分の子孫たちの前に、神様に侍り得る伝統を正しく立てなければなりません。このおばあさんは神様に侍るために生きました。皆さんの家庭で神様に侍るにあたって、それ以上の一片丹心の忠情の道理を果たさなければなりません。「忠心奉身」と揮毫しましたが、忠義な一片丹心の心をもって生きた供え物になる道を歩みきったこのおばあさんのように行くならば、迫害なく神様から恵みを受けられることでしょう。 (195-152, 1989.11.7)

(208-346, 1990.11.21)

ゼロの立場に入らなければならないのです。過去に自分がどのように暮らしていたということを考える人は、天国に入ることができません。ゼロの立場に入らなければなりません。それゆえ、洪順愛おばあさんのように、あらゆる精誠を尽くさなければなりません。そこに、それ以外のことは何もありません。ひたすら真の父母と神様のことしか考えないのです。そこに他のものが入り込んでは直線に沿っていくことができないのです。愛の道を行くことができないのです。地上で祝福を受けたからといって、それで終わりではありません。 (208-343, 1990.11.21)

大母様は、お母様の歴史の中で欠くことのできない功績を立てられた方です。また、お母様が子女を生むと、その子女たちを中心として誰よりも精誠を尽くしながら、生きておられる間、父母様の家庭を一心一念で敬ってこられた代表的な母であるがゆえに、「大母」という名前を下賜し、また精誠を尽くしてきたので、「忠心奉天」と揮毫してあげたのです。大母様は、霊界に行っても、興進君と一つになって、多方面の霊界を代表して活動を展開していると見ています。ですから、皆さんも精誠を尽くせば、霊界の大母様と興進君とイエス様を中心としたキリスト教の聖徒、あるいはそれ以外の聖人たちと連結できるのです。大母様がこのような橋梁の役割をすると見るのです。 (265-11, 1994.11.7)




先祖解怨と祝福

清平の役事は、マリヤの歴史、生きたマリヤの歴史です。お母様の代わりに役事するのです。祝福を受けた家庭はみな経なければなりません。 (274-310, 1995.11.3)

清平の役事は、父母様が蕩減条件を立てて、今まで分かれていたものを清算し、祝福の恩恵圏内で興進君と大母様、忠母様を中心としてするのです。忠母様はアダムの家庭の母のようなものです。大母様はイエス時代の聖霊の実体のようなものです。その次にお母様です。3代を経るのです。忠母様、大母様、お母様の3代を経て、実体を中心として役事するのです。大母様も、忠母様も、お母様にかかっています。すべての女性たちは、お母様の分身です。お父様が真の父母として神様の血統を通じた生命の種をもってきたので、お母様を通じて全部分けてあげるのです。 (314-140, 2000.1.2)

霊界に行ったすべての女性は、お母様を中心として、先生を兄として侍らなければならず、夫のように侍らなければならず、父のように侍らなければなりません。ですから、みなお母様の妹にならなければならず、おばあさんが母の立場に立ってしなければなりません。ですから、大母様がお母様の代わりに霊界を収拾しています。大母様はお母様から学ぶのです。堕落した世界の母、3代の母の先祖を代表して連結することによって、天上世界と地上世界の統一が成されるようになります。 (314-141, 2000.1.2)

復帰時代には、地上世界のすべてのサタンが現象世界を中心として動くのです。人間が発展するには、万物から神様の愛の段階を求めていくように活動するのです。それゆえ、万物の中にみな主人がいるのです。霊たちがみな付いています。霊界に行っていないのです。のちには、万物でもだめなので、みな人に付くのです。復帰できる人に付くのです。すべての万物の愛を代表しているのが人間です。人間こそが愛を完成することのできる道であり、すべての愛の段階を閉鎖することのできる本体なので、そこに付いて自分も解放されようとするのです。 (293-250, 1998.6.1)

すべての人に霊がたくさん入っています。清平の役事は、真の父母様がこの霊たちを引き出すものです。そして、真の父母様が、その霊たちが霊界の地獄から上がっていくことができるように、サーチライトの光を放つのです。誰でもその光について行くことができます。善なる霊はみなそうなっています。上がっていける道を開いてあげるのです。壁や条件があったのを完全になくしてしまうのです。そのような解放の壁を開いてあげなければなりません。それゆえ、近いうちに天国に行くことができます。今、人々は悪霊たちに接して被害を受けているので、これを切ってしまわなければなりません。すべての悪霊を振り払ってあげるのです。アダムの家庭が堕落することによって悪なる家庭になったので、再創造の役事をしなければなりません。先祖たちを再創造するのです。ですから、天使長の立場の家庭をつくっておかなければなりません。ですから、大量祝福、霊界解放祝福時代に入るのです。 (298-212, 1999.1.8)

清平修錬所は、皆さんを悪霊から解放させてあげる本拠地です。霊界にも修錬所があります。その修錬所を通じて、地上で犯した罪に対する蕩減がなされていないものを解決しなければなりません。真の父母と一つになって罪に対する蕩減をするならば、霊界の修錬所に行かなくても、直接、天国に入るのです。皆さんは、天国に入ることのできる息子、娘を生む父母にならなければなりません。そうしてこそ、直接天国に行ける人が現れるのです。今や蕩減復帰時代をすべて清算しました。これから生まれる息子、娘は、天国に直行しなければならないのですが、そこに行けなくなったとすれば、皆さんは天国の門外で待たなければなりません。その罪が完全に蕩減されるまで待たなければなりません。それが問題です。霊界に、地獄の代わりに祝福家庭の監獄ができ、祝福家庭が天国に入るための門の敷居を越えられずに待つ楽園が生じるというのです。ですから、自分の子供たちが犯した罪が霊界で解放されるまで待たなければならないのです。祝福を受けたとしても、罪のある人は天国に入れません。きれいに罪を蕩減しなければなりません。霊界について話したことは確かなことです。「私たちはいかに生きるべきか」ということがはっきりしているので、言い訳ができません。 (424-104, 2003.11.4)

皆さんは、清平修錬所に行って、先祖解怨式と祝福式をしなければなりません。早く先祖を解怨し、祝福を受けさせてこそ、天使世界の祝福家庭として地上の祝福家庭を保護する仕事をするのです。ですから、家庭に患難がなく、サタンが侵犯できる圏を抜け出すのです。そうでなければ抜け出すことができません。サタン世界にそのままいるのです。 (320-118, 2000.3.31)

皆さん祝福家庭は氏族的メシヤです。霊界と肉界の自分の一族をすべて解放しなければなりません。そのような責任があります。先祖たちのために、皆さんが結婚した時のような蕩減条件を立てなければなりません。そうしなければ、霊界の天使を動員して先祖たちを呼び出すことができません。地獄にいる人たちを引っ張り出してくるのです。天使を遣わせて引っ張り出すのです。 (310-097, 1999.6.6)

皆さんは先祖を解怨して祝福してあげなければなりません。これを急がなければなりません。そうしてこそ、先祖が興進君と共に地上に再臨し、協助することができるのです。天使世界は、堕落前のアダムの16歳までの血統的基準があるので、先祖を祝福することによって復帰されると同時に、堕落した世界が完全に解放されるのです。ですから、天使長が兄の立場で失敗して家庭を破壊させたことを引っ繰り返し、蕩減の立場を経ていくのです。霊界から協助を受けなければなりません。ですから、兄と弟を引っ繰り返さなければなりません。兄が弟になるのです。 (424-102, 2003.11.4)

霊界にいる霊人たちはみなアダムの子孫ですが、堕落することによって天使長の血統になって霊界にいます。カイン型となっている霊界を放っておいてはいけません。すべて祝福してあげなければなりません。祝福をしてあげ、水平になるようにしなければならないのです。ですから、結婚できずに死んだ霊を集めて祝福してあげるのです。また、赤ん坊として生まれて死んだ霊が成長しています。16歳以上で結婚できずに霊界に行った人たちをみな祝福してあげるのです。父母様が幼い子供や結婚できずに死んでいったすベての男女16億組を結婚させてあげたのです。40億組、100億組、120億組、このように祝福しています。そして、地上のすべての未婚の男女を中心として祝福をするのです。悪霊が地上の人に入って付いたように、善なる霊が人に入ってコーチするのです。今まで入っていた霊をみな追い出し、祝福を受けた善なる霊が地上に来て囲んでいます。ですから、若い青年男女が祝福という言葉を聞いただけでも、祝福を受けたくて駆けつけるというのです。そのように心が感動して引かれてくる環境をつくらなければなりません。 (301-211, 1999.5.1)

清平の役事は、エデンの園で天使長とアダムとエバが分立していたのを統合することです。堕落したサタンの血統をすべて浄化する運動をするのです。

ですから、清平の役事を経た人たちは浄化されたので、祝福をしてあげるのです。霊的な祝福をしてあげるのです。今回、360万組の祝福が終わり、清平修錬所で大母様と興進君が全部祝福をしてあげました。それは、霊的な父母の立場でしてあげるものです。イエス様が失敗したので、霊的基準を実体的に、霊的な基準で堕落したアダムとエバのすべてを清算し、実体的な天使長圏において復帰するのです。実体的な天使長圏とは、アダムの体が16歳でサタンの体になったことを蕩減してあげるのです。真の父母の体を接ぎ木してあげるのです。愛を通して接ぎ木をしてあげるのです。歴史的に否定的な愛が広がりましたが、肯定的な愛の基準を立てるのです。興進君がその役事をするのです。イエス様は真の父母の愛の因縁をもつことができませんでした。ですから、真の父母の息子、娘は、(霊界に)行って、イエス様が結婚できずに分かれたものを連結することのできる内的な立場にあり、大母様は、イエス様を生んだマリヤのような立場で、母子協助を通してその役事をするのです。マリヤが責任を果たして、イエス様を生かしてあげなければなりません。 (290-178, 1998.2.22)

「天地父母天宙安息圏」を宣布したので、この地上に家を建てて暮らすことができるのです。個人の家、家庭の家、氏族の家、民族の家、国家の家、世界の家、天宙の家ができているので、来て住むようになっているのです。地上において世界版図を整えて生きることのできる解放圏をつくろうという決意と行動をするならば、すべてが降りてくるようになっています。安息圏を中心として、神様がこの地上に降臨するのです。その次に天使世界が降臨します。その次に善なる先祖を率いて来ます。善なる先祖は、天使の兄です。天使は体をもっていません。家庭がありません。堕落したサタンは家庭がないのです。

しかし、皆さんの現在の先祖は、天使長とは違います。アダムの体を継承できるので、家庭をもつことができる時代になったというのです。ですから、地上祝福とともに天上の先祖を祝福してあげているのです。 (305-11, 1998.3.29)



一休さんのような機知(トンチ)ではありません。

奇知=人とは異なる知恵
すなわち神様の知恵

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