Sep 18, 2008
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 南極大陸の内陸に行きますと雪面が平らになっているように思われがちですが、実際には、サッスルギと呼ばれる吹きだまりのような雪のひだがあります。

 南極では、風が北東風のみしか吹かないためいつも同じ方向に風がながれて雪面に模様の様な筋をつけるのです。これがサッスルギです。

 このサッスルギは、高さが高いもので約1mにも達します。そのため、雪上車でも簡単には乗り越えられず、時折、亀の子状態(雪上車の底面が雪面にのっかってしまって身動きがとれない状態)になってしまいます。

 こういったときは、雪上車が牽引している数台のそりを切り離して単車で抜け出してから再度そりを牽引して乗り切ります。

 こういった苦労を重ねながら内陸へと向かうわけです。最近では、毎年のように同じところを通っていますのでハイウエーの様になってずいぶん通りやすくなっているという噂を聞きます。私は、最初に内陸の拠点ドームFまでのルート工作を行ったのでこの話はそのときの苦労話でした…。

■PEN□ 


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最終更新日  Sep 18, 2008 12:57:43 PM
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