ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Jul 20, 2010
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「シミ抜き」

 今日の練習、後半はなんとあの「アメリカ」。

 いやー、やっぱ名曲。さすがはアメリカ、万人受けしそうなわかりやすい楽曲。黒人霊歌、出身国への郷愁、西部へと駈けるお馬さん、そしてもちろんお約束のハッピーエンディング。

 自分にとっては、この曲弾くの、何年ぶり(何十年ぶり?)という感覚。ほかの三人にとっては得意中の得意な曲らしく、第1バイオリンのジョアナ氏なんて暗譜なさってた。
 ってゆーか、あまりに有名すぎて飽きてしまって、もう弾きたくないとおっしゃる人も多く、僕は今までなかなか合わせる機会がなかった。もともと僕自身がドボルザークが苦手っていうのもあったし。

 確かに多少なりともカルテットやる人だったら当然弾けなきゃいけない曲であり、いろいろと学べて弾きがいがある。内声の絡みかたとか、じっくり研究してみたいところ。

 1楽章のペンタトニック(五音音階)は是非とも特筆すべきか。五音音階は、レとラを抜く「ドミファソシ」の沖縄のものとかも有名だけども、この曲では4番めと7番めの音を抜くいわゆるヨナ抜き音階。♭シとミの音(=ヘ長調でいう第4音、7音)が使われてない。






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最終更新日  Jul 23, 2010 06:46:24 PM
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