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客演としてお招きいただき、教会で演奏いたしました。 賛美歌を数曲。ほかにレナード・コーエンの「ハレルヤ」など。
Nov 9, 2025
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今日は現代音楽作曲家かつ宗教音楽家ソーレンソン氏の合唱曲(レクイエム)をオケで演奏しました。 ビオラ隊は三人。 レクイエムというと暗くて重い曲という印象がありますが、この曲はなかなか華美な響きも加えられていました。
Nov 2, 2025
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今日はフルマラソン42キロメートル走りました。天気は曇り、走り始めの気温は摂氏10度、終了時は15度ぐらいでした。走るには完璧な肌寒さ。 それなりに準備をして臨んだつもりでしたが、結果は4時間50分。あんまり満足のいかない数字となりました。去年よりもさらに悪い。 30キロメートルぐらいまでは何とか走れてたのに、その後は急に疲れてきて、ちょっと歩いてはちょっと走るという状態。全然ダメダメでした。 ま、沿道の皆さんの声援に支えられながら楽しく走れたので良しとします。 ↓今までの記録のまとめ<マラソン(42キロメートル)> 2025年10月 4時間50分15秒 1マイルあたり平均11分05秒 2024年11月 4時間45分47秒 1マイルあたり平均10分55秒 2023年11月 4時間29分49秒 1マイルあたり平均10分18秒 2015年09月 4時間20分44秒 2014月09月 4時間19分53秒<半マラソン(21キロメートル)> 2024年10月 2時間03分16秒 1マイルあたり平均9分24秒 2023年10月 1時間58分36秒 1マイルあたり平均9分03秒 2023年04月 2時間04分27秒 1マイルあたり平均9分30秒 2022年04月 1時間58分43秒 1マイルあたり平均9分03秒 2019年04月 1時間58分19秒 2018年10月 2時間05分20秒 2018年04月 2時間02分52秒 2018年04月 2時間02分55秒 2017年10月 1時間54分03秒 2017年04月 2時間02分06秒 2016年10月 1時間55分18秒 2016年04月 1時間53分15秒 2015年10月 1時間48分23秒 2015年05月 2時間04分07秒 2014年10月 1時間53分10秒 2014年04月 1時間57分44秒<10キロメートル> 2023年09月 53分32秒 1マイルあたり平均8分38秒 2023年02月 51分47秒 1マイルあたり平均8分20秒 2021年10月 51分08秒 1マイルあたり平均8分13秒 2021年08月 55分30秒 2019年10月 51分32秒<4マイル(6.4キロメートル)> 2022年04月 33分00秒 1マイルあたり平均8分15秒<5キロメートル> 2025年08月 26分23秒 1マイルあたり平均8分30秒 2025年07月 26分49秒 1マイルあたり平均8分38秒 2025年06月 27分07秒 1マイルあたり平均8分44秒 2025年05月 25分13秒 1マイルあたり平均8分07秒 2024年10月 24分38秒 1マイルあたり平均7分55秒 2024年09月 27分05秒 1マイルあたり平均8分43秒 2024年07月 26分36秒 1マイルあたり平均8分34秒 2023年10月 25分46秒 1マイルあたり平均8分18秒 2023年08月 26分16秒 1マイルあたり平均8分28秒 2023年07月 26分52秒 1マイルあたり平均8分39秒 2023年05月 26分10秒 1マイルあたり平均8分26秒 2022年10月 24分31秒 1マイルあたり平均7分52秒 2022年09月 25分19秒 1マイルあたり平均8分09秒 2022年08月 25分36秒 1マイルあたり平均8分15秒 2022年07月 26分01秒 1マイルあたり平均8分23秒 2022年06月 26分55秒 1マイルあたり平均8分40秒 2021年08月 26分13秒 2021年06月 25分08秒 2021年05月 26分16秒 2019年10月 24分59秒 2018年10月 24分23秒 2017年10月 24分10秒 2016年10月 23分29秒 2015年09月 24分56秒
Oct 19, 2025
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「最後から二番目の恋」 今日はカルテットの練習。ハイドンの作品64-4。ロウザリー(第一バイオリン)、ぼく(第二バイオリン)、ナンシー(ビオラ)、エレン(チェロ)。 ハイドンのカルテットはこれまで何十曲も弾いてきたし、「らしさ」は感覚的には理解してるつもりではいるのだけど、やはり彼の遊び心が随所に仕掛けられている。こればかりは実際に演奏してみないとわかりづらいことであり、特にセカンドやビオラの動きがほんとに面白い。ハイドンはほんとに飽きない。 で、今日も楽しく弾けたけれど、この曲の場合、メヌエット楽章が第三楽章ではなく第二楽章に来ているのが特徴。 そしてゆっくりした楽章は第三楽章(アダージオ)。つまり、一般的な第二、第三楽章が入れ替わってるわけで。 このように入れ替わってる曲って、ベートーベンの第九の例もあるし別に珍しくもないのかもしれないけど、割合としてはどのぐらいなのだろうと気になる。 てか、実際のこのカルテットの第三楽章アダージオは実に愛らしい佳曲。
Sep 23, 2025
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「Cafe, veloce」 今日はLさんとEさんとともにピアノ三重奏の練習/勉強会。 なんと、超難曲、Paul Schoenfieldさんの代表曲と言って過言ではない「Café Music」に取り組みました。こちら北米のトリオ好きにとってはよく知られている曲で、みんなが憧れる夢のような大曲。作曲家のポールさんご自身は2024年に亡くなったもよう。 ぼくがこの曲を最後に弾いたのは2008年5月。懐かしい。難しくもすごく楽しかった記憶があり、いつか再挑戦と思い続けていて、ついに再会。 ジャズを弾く人ならより楽しく弾けるのかもしれないけど、ぼくが感じたのは、この曲に取り組む前に、ピアソラの曲を弾いておいたほうがいいということ。←Tonos社から出版されてるやつで、Jose Bragatoさんがピアノ三重奏編曲したものがいくつもある。旋律を歌うときに嫌味にならない程度にクセをつけるとか、つまずき系のリズムを誇張して弾くとか。 終楽章(第三楽章)プレストは、指定されたテンポで弾くのは不可能だけれど、やっぱり速ければ速いほどかっこよい。昔のアニメ、例えばトムとジェリーが追いかけっこしてる場面とかで使われそうな音楽というか。
Sep 20, 2025
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「例えば君が傷ついてくじけそうになったときは」(評価 ★★★★★ 満点五つ星) 東京都世田谷区にある公立小学校に撮影隊が入り、児童や教師らの日常を一年にわたり密着取材。公式サイトは https://shogakko-film.com/ ぼくはこの監督さん(山崎エマさん)が以前に制作なさった「甲子園:フィールド・オブ・ドリームス」が素晴らしかったのをよく覚えてて、よって今回も期待しまくり。 初々しい一年生と、最高学年である六年生の二つの学年のみを対象に取材というのがまずお見事。彼らの学校生活、成長ぶりを交互に見せる。 ぼく自身の小学生時代は何十年も前だし今とは違う部分も多いだろうけど、それでも小学校という場所では、「お勉強」だけを学ぶのではなく、規律や礼儀などもきっちりと叩き込まれるというのはいつでも同じ。当事者としては特に感じなくても、それは比較的に日本特有と言える。 このドキュメンタリーでさりげなく描かれてるように、下駄箱の靴とか教室内の机とか、1ミリメートルでもずれていたらダメ、みたいな細かさに加え、取材当時の2021年度はちょうどパンデミックの真っ只中だし、異様に映るであろうことも多々ある。 集団行動や連帯責任といった、軍事教育的なものを児童らが素直に学んでいく一方で、教える側の教師たちの苦悩もちらりと紹介される。 國學院大學教授による講義の一部も紹介され、集団性、協調性を強調しすぎた教育は、一歩間違えると「諸刃の剣」であると教育業界に釘を刺してもいる。 教師が朝六時前に出勤とか、過労勤務も日常茶飯事。 ほかにも、あちこちでちらほらと問題提起をされてるようにも思うけれど、いちいち深掘りすることはなく、淡々と映像が流れていく。それを観てどう考えるかはぼくら視聴者次第。 この監督さんの次回作も期待したい。 日本の教育ってすごいでしょ、と上から目線で自慢げに編集されてるわけではないけれども、国際市場においては、本作は日本語の原題とは大幅にかけ離れ、「The Making of a Japanese」とドヤ顔系の題名になってるのはニヤリとさせられた。
Sep 4, 2025
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「転調ヤー」 今日は久しぶりにカルテットで遊びました。難曲「死と乙女」。ファースト:クリスさん、セカンド:ぼく、ビオラ:ナンシーさん、チェロ:エレンさん。 シューベルトの攻略法を一言でまとめようとしても難しい。てか、旋律、和声、リズムのそれぞれにおいてクセがある楽曲が多いので、翻弄され惑わされてるうちに崩壊してしまわないようにするのがまず第一のコツ。あたふた溺れてしまわないよう、冷静に。 具体的な感覚としては、スコアを観ながら独りでピアノを弾いてるという妄想ごっこのもと、全体像を把握し、調性を意識しながら弾くと楽しめる。 クセのある転調をする作曲家と言えば、ぼくは真っ先にドボルジャークを思い浮かべるのだけれど、意識してみるとシューベルトもかなり大胆に転調する傾向がある。 今回の練習にあたりぼくらが参考にしたのは↓この動画なのだけど、この講師さんはいかにもピアニスト的な解説をなさるので、弦楽器奏者による講義よりもぼくらにとっては逆にすごく新鮮だったわけで。 https://www.youtube.com/watch?v=u3bH6Ko78To
Aug 19, 2025
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「とんだカップル」(評価 ★★★★☆ 四つ星) 移住予定先の米国の空港でスペインから来た男女が入国審査で執拗に尋問される話。 ぼく自身、過去に米国や欧州への入国審査で軽く揉めたり「別室ご招待」の洗礼を受けたりしたことが何度かあるし、興味深く観られた。 日本の公式サイトは https://movies.shochiku.co.jp/uponentry/ 個人的なことまで根掘り葉掘り訊かれて焦る主人公のお二人の演技も良かったけれど、審査官たちも威圧的で名演。 スペインで舞踊教師として働いていると言った主人公に対し、「じゃ、ここで踊って証明してくれる?」とまで言ってのける。 米国への入国の厳しさを正当化しようとしてるのか、その理不尽さを批判しようとしてるのか、製作者側の意図を裏読みしたくなる。 この作品は米国映画ではなくスペイン映画。しかも監督/脚本はスペイン人というよりかは南米系というあたりに留意して観るとより楽しめる。 最後の場面が良かった。そしてそれにつづく終映時の楽曲にも唸った(てか笑った)。 この監督/脚本家の作品をまた観てみたいと思わせる佳作。
Aug 3, 2025
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客演としてお招きいただき、教会で演奏いたしました。 夏の礼拝は信者さんの出席率も激減してしまうようで、何かと地味になりがち。そうゆうときこそ音楽で盛り上げたいという教会側のご意向で、前向きになれる楽曲を演奏しました。 バイオリン二人(ブルースさんとぼく)とピアノ(トムさん)での三重奏。「What A Wonderful World この素晴らしき世界」、「Jesu, Joy of Man's Desiring 主よ人の望みの喜びよ」、「Alla Hornpipe 水上の音楽よりホーンパイプ」。 マリベス牧師さんや教会の皆さんがとても温かく迎え入れてくださり、心地よく弾けました。
Jul 27, 2025
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「どうする家主」(評価 ★★★★★ 満点五つ星) ネットフリックスで鑑賞。全四話(各60分)。素晴らしかったので文句なしに五つ星。 第一話:少年が殺人容疑で逮捕される。警察に連行されることになりパニクる父子。 第二話:警察が容疑者、被害者の通っていた中学校へ出向き、生徒や教師に聞き取り調査。 第三話:少年院/更生施設にて、容疑者と心理学者が面談。 第四話(最終回):誹謗中傷に苦しみながら日常生活を送る家族(=両親と姉)。 観始めてすぐにピンときて、もしやと思って調べてみたら、やっぱり2021年のイギリス映画「ボイリング・ポイント、沸点/沸騰」と同じ製作陣。主演の役者さんに見覚えがあったし、一台のカメラで途切れなく撮影するという手法も特徴的。 10代の子どもを持つ親になった気分で鑑賞すべきか。決して他人ごととは思えないわけで。 イマドキの中学生ってば、ヤバいことをしているらしい。やはり彼らからスマホを取り上げたほうがいいのか。 演技も脚本も良く出来てて、そして細かい設定も上手い。担当する警察官の息子が実は容疑者や被害者と同じ学校に通っていたり(第二話)、面談相手の心理学者に対し、容疑者の少年はオトナのオンナを意識していることがさりげなく明らかになったり(第三話)。 特に最終回はお見事。家族の絆とかいう綺麗ごとではなく、思わずカッとなってキレてしまうという衝動への対処とか、そもそも子育ての仕方に正解はあるのかとか、重要な問題提示がされる。
Jul 19, 2025
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ディーリウス:春初めてのカッコウの声を聴いて On Hearing the First Cuckoo in Springドビュッシー:ベルガマスク組曲(管弦楽版)シューベルト:交響曲第三番 ぼくは第二バイオリン首席で弾きました。隣はブランドンさん。 一曲めディーリウス。まったりした曲で、勘の鋭い人なら、曲を聴いて一発でこの作曲家が英国人であることがわかるはず。ぼくは譜面見ただけでわかりました。ボーン・ウィリアムズやエルガーと書法がすごく似てる。 二曲めはピアノ独奏曲「ベルガマスク」を管弦楽に編曲したもの(←編曲者名は忘れた)。てかぶっちゃけ、第三曲「月の光」を管弦楽でってのは強引すぎて無理があると感じました。しかし終曲の舞曲「パスピエ Passepied」は楽しく弾けました。これは名曲。 後半はシューベルト3番。そもそもぼくはシューベルトが苦手なので曲を渡されたときはなんだかなーと思ってしまったのは事実(ぼくのロマン派の推しメンはメンデルスゾーン)。でもこの曲は難曲ではないし、メンデルスゾーンの交響曲3番や4番に似てると言っちゃえばそれまでだけれど親しみやすい曲調。特に終楽章はいい感じで気に入りました。なお第二バイオリンはひたすら伴奏。これもやはりメンデルスゾーンだったらもっとファーストとセカンドを対話させるような書き方をしてただろうにとか思いながら弾きました。
Jun 1, 2025
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「クロ歴史」(評価 ★★★★☆ 四つ星) クリント・イーストウッド監督作品。 陪審員として殺人事件の裁判に関わることになった一市民が主人公。容疑者が有罪か無罪か裁判が進行していくが、やがて主人公はもしかしてこの事件の犯人は自分かもしれないと思い始める。 とても良かった。 誰にでも起こりうること。主人公の葛藤もよくわかる。彼が実はもとアル中で、アルコールから足を洗おうを必死になってるという設定も活きてる。妻が妊娠していて幸せな家庭を築こうとしているまさにその時の話というのにも唸る。 主人公のみならず、容疑者、検察官、弁護人、弁護士、それぞれの立場になってみても、もし自分だったらどうするだろうかといちいち自問自答しながら観た。 正義、良心の呵責、犠牲、保身、そして運/偶然。いろんなお題が次々思いつく。 主演のニコラス・ホルトも良かったし、脇を固めるおじさんおばさんたち(トーニー・コレット、JKシモンズ、クリス・メッシーナ、キーファー・サザーランド)も演技がお上手。 てか、内容も演技もいいのだけれど、やはりイーストウッド監督はさすが。物語の展開がすごくわかりやすい。てきぱき進行するし、情報は小出しにしつつも、的確な時と場所でさらっと描写する。ほんとに良く出来てる。
May 31, 2025
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「襟を合わせて日暮れの人波に紛れる貴方を見てた」(評価 ★★★☆☆ 三つ星) 出演は松坂桃李、寺尾聡、松坂慶子さんズ。 設定はすごくいいし(実話を基にしてる)、横須賀の街並みもいい感じだし、アルツハイマー病の歌好き老父を寺尾さんという配役も良かったけれど、なぜかいまいち。 脚本と演出がぼくの好みではなかったというか。かと言って、もし脚本を三谷幸喜さんとか宮藤官九郎さんが書いたらとか、もし山田洋一さんとか是枝裕和さんが演出したらとか妄想するのも野暮か。 ボケてしまっても過去に歌いまくった楽曲はずっと覚えている、ということを軸に、さてどのように話を展開させるか。そうゆう映画づくりのこととか考えながら鑑賞した。
May 23, 2025
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ピット楽団で演奏しました(第二バイオリン)。 六回の稽古のあと、全部で十一回の本番が無事に終了しました。 この「雨に唄えば」は1952年の映画版がまず有名だし、1983年のブロードウェイ版以降何度か再演、改訂されている演目。てか、ぼくらの使った譜面は手書きのものでした。記譜の間違いも多々あって疲れました。 それもあって、稽古が始まる前はなんか古くさいミュージカルだなと感じておりました。ぶっちゃけ物語的には起承転結が弱いし、全般にしょーもない内容のドタバタ喜劇という印象しかなく、入念に予習する気がおきないまま合わせに臨んだのですが、すぐに反省。音楽的に弾き甲斐があるし、演出や演技次第ではかなりゲラゲラ笑える作品であることに気づきました。 そして蓋を開けてみると公演の切符は完売、連日満員御礼。事務局のおじさんも驚いていらっしゃいました。切符の売れ具合は数年前に当団が上演した「サウンドオブミュージック」を凌ぐ好調ぶりだったそうです。やはり老若男女が安心して楽しめる作品は強いのであります。 ぼくらバイオリンに関しては、難所もあるものの基本的には楽しく弾ける曲ばかりで、緊張することもなくガン弾きできて実においしい。「Fit as a Fiddle」というバイオリンが激しく目立つ曲もあります。 ほかにも特筆すべき楽曲はいくつもあって、とにかく編曲が上手い。旧き良きハリウッド系のきらびやかで粋な音楽。タップダンスの場面も多く、よってノリノリ。 肝心の標題曲「雨に唄えば」は第一幕の終曲としてまず主人公が雨のなか独唱、そして第二幕の最後の最後で全員で大合唱。 降雨の場面は演出家/舞台美術家の腕の見せどころ。ぼくらのほうにも水滴が舞ってこないよう、オケピットは巨大な布で覆われました。 今日の千秋楽を終え、いまはもう達成感で胸がいっぱい。そして明日からこのピットで弾けなくなるのは寂しい。 こうゆう感覚を味わうのは久しぶりです。演目や劇団、楽団に恵まれたというのもあるし、やはり連日満員だったのいうのも大きい。 総合演出はアンさん、音楽監督はナンシーさん、ピット指揮はダグさんでした。
May 4, 2025
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今日は録音のお仕事でした。 10分ぐらいの曲でしたが、通して録音するのではなく、細かく分割し、それぞれ三、四回録音しました。音響確認も含め、全部で二時間ぐらいかけて収録は終了。 最終的に最もいいテイクを継ぎはぎして完成となるそうです。 カラオケ音源だったため、どんな旋律が乗るのかわからずじまいでした。来月に行なわれる催しで、歌手が生歌唱するときに使われるとのこと。事務:調整:コーリー、ステイシー録音技師:ジェイソン、アダム指揮:ネイト鍵盤:キム、アイリーンバイオリン:ぼく木管:スティーブ、リンダトランペット:アンディトロンボーン:デイブギター:トムベース:トムドラムス:ロン
Apr 29, 2025
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環境:曇り、風強め、摂氏9度結果:1時間57分02秒(1マイルあたり8分56秒)総合順位:948人ちゅう358位部門別順位:89人ちゅう34位(50代男子) 今日は半マラソンに参加しました。結果は上記のとおり。 自分としては悪くないと思ってます。まじランしてるマラヲタさんたちには決して自慢できる記録ではないけれど、なんだかんだ言ってこの十年、記録があんまし変わってないというのは、身体はどんどん老いていってることを考慮すると誇っちゃってよいかと。 以下は過去の成績。<半マラソン(21キロメートル)> 2025年04月 1時間57分02秒 1マイルあたり平均8分56秒 2024年10月 2時間03分16秒 1マイルあたり平均9分24秒 2023年10月 1時間58分36秒 1マイルあたり平均9分03秒 2023年04月 2時間04分27秒 1マイルあたり平均9分30秒 2022年04月 1時間58分43秒 1マイルあたり平均9分03秒 2019年04月 1時間58分19秒 2018年10月 2時間05分20秒 2018年04月 2時間02分52秒 2018年04月 2時間02分55秒 2017年10月 1時間54分03秒 2017年04月 2時間02分06秒 2016年10月 1時間55分18秒 2016年04月 1時間53分15秒 2015年10月 1時間48分23秒 2015年05月 2時間04分07秒 2014年10月 1時間53分10秒 2014年04月 1時間57分44秒<マラソン(42キロメートル)> 2024年11月 4時間45分47秒 1マイルあたり平均10分55秒 2023年11月 4時間29分49秒 1マイルあたり平均10分18秒 2015年09月 4時間20分44秒 2014月09月 4時間19分53秒<10キロメートル> 2023年09月 53分32秒 1マイルあたり平均8分38秒 2023年02月 51分47秒 1マイルあたり平均8分20秒 2021年10月 51分08秒 1マイルあたり平均8分13秒 2021年08月 55分30秒 2019年10月 51分32秒<4マイル(6.4キロメートル)> 2022年04月 33分00秒 1マイルあたり平均8分15秒<5キロメートル> 2024年10月 24分38秒 1マイルあたり平均7分55秒 2024年09月 27分05秒 1マイルあたり平均8分43秒 2024年07月 26分36秒 1マイルあたり平均8分34秒 2023年10月 25分46秒 1マイルあたり平均8分18秒 2023年08月 26分16秒 1マイルあたり平均8分28秒 2023年07月 26分52秒 1マイルあたり平均8分39秒 2023年05月 26分10秒 1マイルあたり平均8分26秒 2022年10月 24分31秒 1マイルあたり平均7分52秒 2022年09月 25分19秒 1マイルあたり平均8分09秒 2022年08月 25分36秒 1マイルあたり平均8分15秒 2022年07月 26分01秒 1マイルあたり平均8分23秒 2022年06月 26分55秒 1マイルあたり平均8分40秒 2021年08月 26分13秒 2021年06月 25分08秒 2021年05月 26分16秒 2019年10月 24分59秒 2018年10月 24分23秒 2017年10月 24分10秒 2016年10月 23分29秒 2015年09月 24分56秒
Apr 27, 2025
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今日はイースターの日曜日。教会で演奏いたしました。 ニックの指揮のもと、クリスとジェス(バイオリン)、ぼく(ビオラ)、アグ(チェロ)、ティム(コントラバス)、トム(オルガン)、そして聖歌隊の皆さん。 シューベルトのト長調ミサ(抜粋)、ヘンデルのハレルヤ(メサイア)、モーツァルトのアベベルムコルプスなど。 シューベルトのは久しぶりに弾きました。ぶっちゃけ、ぼくは一般に彼の曲がどうも好きになれないのですが(しつこいので)、このト長調ミサは各曲が割とこじんまりとまとめられており、さくさく進行していくので気に入ってます。 礼拝自体は一時間半ぐらいの長丁場でした。
Apr 20, 2025
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いよいよ復活祭(イースター)週間の到来。今日は復活祭前の日曜日「Palm Sunday」。パームとはヤシ(の枝)のこと。 「Worthy Is The Lamb」 by Don Wyrtzen with Phill and Lynne Brower というオラトリオ系声楽曲の伴奏隊としてビオラを弾きました。指揮/ピアノはギャリー、フルートはクリスティ、バイオリンはミーナとイローナ、ビオラはぼく、チェロはマーディ、打楽器はデブでした。 1970年代に書かれた作品で、当時の英国のスパイ映画にでも出てきそうなかっこよい曲。電気系楽器や金管楽器を伴わない編成ではありましたが。
Apr 13, 2025
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先月も同演目をバイオリンで弾く機会がありましたが、再び「ノートルダムの背むし男」をピットで弾きました。今回はビオラで。 関係者招待の事前慈善公演が二回、本公演四回、全て無事に終わりました。弦は、バイオリンがアロン、ビオラがぼく、チェロがクリスティ、コントラバスがブランドンでした。楽団指揮はケビンさん、演出はブッチさん。 何回もやってるとさすがにちょっと疲れてきますけど、ビオラ的に弾きごたえのある曲も多く、最終日まで気合い入れてガン弾きしました。
Apr 6, 2025
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今日は賛助でオケの本番でした。ウェーバーのオベロン序曲、ドボルジャークの新世界交響曲などを弾きました。席は第二バイオリン最後尾、プルトを組んだのはブルースさんでした。 近年、幸か不幸か、オケで弾くときはだいたい首席として弾く機会が多かったので、今日のように後ろのほうで弾くのは久しぶり。てか、重責なぞ感じずに、ただひたすら楽しく弾けました。 でも、やっぱり指揮者が見づらいし、ほかの弦のパートが聞こえづらい。そうゆう意味では一番前の席で弾くほうがラクとも言える。
Mar 30, 2025
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「Bottoms up」 今日はシューベルトの弦楽五重奏曲で遊びました。バイオリンはクリスとぼく、ビオラはナンシー、チェロはオードリとエレン。 この曲は過去に何回か弾いたことがあって、もちろん難曲という印象が強いけれど、今回は第二バイオリンだったからか楽しく弾けました。ハ長調だからってのもある。 美メロはだいたい二重奏というかたちで出現します。しかし常に三度でハモるのではなく、影のパートも独特の動きをすることもあって、なかなか粋で乙。 和声の動きもすごく面白く、オルガンで弾いても似合う曲。 ときどき突拍子もない合いの手も登場して驚きます。例えば第一楽章のここ。ぼくのお気に入りの箇所。 第二楽章は第二チェロが大活躍。ほかの四人がだいたい二つの組を形成して動くことが多いの対し、第二チェロは単独で全く違う動きをとる。しかも目立ちまくり。こりゃ大変。 第四楽章、最後の最後もなんか凄い。ハ長調でがんがん攻めるかと思いきや、なにげにフラットも出てきて、締めは半音でずれ落ちてド。しかもバイオリン以外は開放弦ドヤ顔ディミニュエンド。
Mar 18, 2025
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劇伴で「The Hunchback of Notre-Dame」を弾きました。全部で四公演、無事に終了しました。 このミュージカルは過去にビオラで二回弾いたことがあるのですが、今回はバイオリン、しかもファースト。なかなか目立つし、基本的にはすごく楽しめました。 最後の最後の場面(Finale Ultimo)では緊張してしまいました。主要登場人物はみんな死んで、会場も静まり返ってるなか、ピアノの伴奏で第一バイオリンにちょっとした独奏部分がありまして、当然ながら観客さまたちにはご号泣いただきたいところ。絶対に外せない箇所。 監督はレイシーさん、指揮はフィルさんでした。
Mar 2, 2025
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「もしかしてパート2」(評価 ★★★★★ 満点五つ星) 英国ウェールズの小さな町レクサムにあるサッカー団体に関するドキュメンタリーを鑑賞。今のところ三期分が配信中(2022、23,24年)。 2020年、北米のハリウッド俳優ライアン・レイノルズとロブ・マケルヘニーが、それまで大した資金もなく成績もパッとしていなかった弱小チーム「レクサム・フットボールクラブ」に出資し、経営の立て直しとチームのリーグ昇格に向けて参画することが発表される。 ライアンとロブ両氏は米国在住ながら、オンラインでの会議などで現地と連絡をとりつつ、頻繁にウェイルズも訪れる。 ドキュメンタリーとしてのつくりがお見事。特に第二期が素晴らしい。各回それぞれに焦点を絞り、うまく完結されてて観やすい。肝心なところで画面が切り替わって「このつづきは次回っ」みたいな貧乏くさい手法は時代遅れ。 五つ星を差し上げたい。 なお、ぼくはいつのまにか番組の主題歌「Don't Forget to Sing When You Win」が歌えるようになってしまった。 まず彼らサッカーチームとしての躍進が目を見張るものがある。そして静かな田舎町が活気づくさまも器用に取材、編集されている。 リーグ内で快進撃を続け、順位も浮上、もしかして上部リーグへ昇格できるかもと地元の人々も冷や冷やどきどきわくわく。それも毎年。 そんな選手らのご活躍ぶりに加え、この番組の成功は優れた製作陣あってこそ。一見ハリウッドセレブの知名度が成功の理由かと思ったけど、それは第一期だけの話であり、二期三期と継続して好調なのは番組づくりが上手いから。 てかハンフリー・カーさんという人物こそが立役者。実際に画面に頻繁に出てくるし、じっくり観てるとよくわかるけどかなり仕事ができる人だと思う。サッカーのこと、経営のこと、テレビ番組制作のことなどいろいろ熟知なさってる。こうゆう頭いい人と一緒に仕事してみたいと思わせる。 泥臭い現場で仕事してるのに、どことなく気品が漂ってるし、お育ちがよろしいらしい。そしたら「ウィリアム皇太子が町にやってくる」の巻では、ハンフリーさんはなんと王子とイートン校でご学友、ルームメイトだったことが明かされる。
Feb 16, 2025
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「波乗りジョニー」 今日はブラームスのクラリネット三重奏曲で遊びました。クラリネットの部分をバイオリン用に記譜し直してある版。(バイオリン:ぼく、チェロ:Eさん、ピアノ:Lさん) 難曲だけれど、Johannesさま晩年の作品だし難曲なのは想定の範囲内。 第一楽章を中心に取り組んでみました。 クラリネット用に書かれているから当然なのだけど、バイオリンで弾くと音域が低めで、そうゆう意味では盛り上がったり燃え上がったりしにくい。こうゆう曲こそじっくり音色で勝負する必要がある。 あと、アルペジオや音階系の動きが多く、大波小波に乗ってサーフィンしてるような感覚が楽しめる(←サーフィンしたことないけど)。これもやはりクラリネットの特性を活かして書かれてるのかもしれない。クラリネットって、「うねうね」とか「ひょろひょろ」という動きがお得意/お似合いという印象がある。
Feb 8, 2025
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<演目>ベートーベン:「コリオラン」序曲シベリウス:即興曲作品5(弦楽合奏版)ビバルディ:「四季」より「冬」(独奏:キャロリンさん)ドボルジャーク:チェコ組曲 今日は室内合奏団の本番でした。ぼくは第二バイオリンの首席で弾きました。隣はブランドンさん。 個人的には、ドボルザークのチェコ組曲(ボヘミア組曲)を楽しく弾けました。終曲(第五曲)のリズムには苦戦したけど、そのぶん達成感も味わえました。
Feb 7, 2025
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「フード in the 風土」(評価 ★★★★☆ 四つ星) 食に関するドキュメンタリーを鑑賞。約15年前に作られた「フード・インク」の続編らしい。 現在日本で公開ちゅう。https://unpfilm.com/foodinc2/ 肉食やめて菜食にしましょとか声高に謳うのかと思いきや、むしろ持続可能な食品提供の方法に関して追求しているという印象。ほかにもいろいろ切り口はあったはずだけど、無理に視野を広げすぎて話がとっちらかっることはなく、整然とまとまってて観やすかった。 主な取材対象は、農業、畜産業、漁業関係者。そして、疑似肉など最先端の食品研究施設にも潜入する。農場で汗流して働く移民たちや町のファストフード店の従業員たちが、不当に安すぎる賃金しかもらってない現状も紹介される。 市場を独占し、やりたい放題の巨大企業/加工食品製造業者に面と向かって取材し非難するというドキュメンタリーではない。問題提起はしてるものの、どのように受け取るかは視聴者次第。 海藻のケルプの素晴らしさを漁師が語る場面もあって(←昆布みたいなもの?)、日本人的には「そんなのとっくに知ってるよ」と突っ込みたくもなる。 基本的にはアメリカ国内の食品生産業界の話ではあるけれど、メキシコやブラジルの事例も紹介されており、しかも加工食品とか市場独占とかはどこの国でも似たようなもんかと思う、
Feb 2, 2025
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「光らない君へ」(評価 ★★★★★ 満点五つ星) ユダヤ系アメリカ人アラフォー男子二人(いとこ)が亡き祖母の故郷ポーランドを旅する話。 まもなく日本公開。www.searchlightpictures.jp/movies/realpain 脚本(特に前半)と二人の演技が素晴らしかったので五つ星を差し上げたい。 基本的には「自分探し系」旅物語に分類できると思うのだけれど、あれこれ楽しく深読みできる作りとなっている。例えば、ジェシー・アイゼンバーグ演じる神経質なデイビッド(妻子あり、有職)と、キアラン・カルキン演じる困ったちゃんベンジー(独身、無職)のどちらの目線で物語を追うか。 相棒としての陽キャと陰キャというわかりやすい設定かと思いきや、どっちもどっちで、意外に複雑。 どうやら映画業界では、アイゼンバーグを主演、カルキンを助演として扱っているようだけど、ぼくとしては両方とも主演、あるいはむしろカルキンのほうが主演という印象を持った。てか氏の演技がほんとに素晴らしい。こんな名優さんだったとわ。マコーリー・カルキンの弟とかいう肩書きはもういらないから、一俳優として認識させていただく。 決して大作ということではなく、全体的に静かで温かい感じ。ベンジーの大人げない暴言、暴走ぶりにはハラハラするけれど、それが原因で周囲の人がキレて乱闘になったりとかの場面がなかったのも良かった。みんなして優しい。 舞台がポーランドだけあって背後に流れる音楽がショパンばっかりってのも萌える。
Jan 25, 2025
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「智に働けば角が立つ情に棹させば流される」 今日はピアノ三重奏で遊びました。ドビュッシーのに初挑戦。ピアノはLさん、バイオリンはぼく、チェロはEさん。 第一楽章と第三楽章を中心に取り組んでみました。 ドビュッシーって、印象派という印象があるけれど、彼がまだ18歳というお子ちゃまだった頃に書かれた曲だからかこのトリオはそんなに彼らしくなく、(技術的には)弾きやすい。でも旋律とか伴奏とか頭で考えすぎると弾きにくい。 例えば第一楽章。三拍子だからといって拍を意識しすぎて、せっせと「ずんちゃっちゃ(強、弱、弱)」するのはどうも違う。かといってフォーレを弾くときのように「寄せては返す波」奏法でもないよーな。ゆるふわ系にしすぎず、しかし堅苦しくなく弾きこなしてみたいわけで。 第三楽章アンダンテについては、やはり名曲っぽく錯覚してしまうものの、美メロと呼ぶにはややいびつな旋律線。
Jan 18, 2025
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「ツイてるね Notturno」 今日は久しぶりにボロディン2番を合わせてみました。ぼくは第二バイオリンをば。(ファーストはクリスさん、ビオラはナンシーさん、チェロはエレンさん) セカンドを弾いて気づくのは、この曲は美メロに彩られてはいるものの、裏拍から始まるものが多く、伴奏としての一拍めはセカンドが弾くことになるわけで、なにげに責任重大。しかも今日は第一楽章と第三楽章を中心に練習したのでなおさらそう感じました。 ファーストとチェロはともにかなり高い音で旋律を弾かなければならず大変そうだけれど、セカンドやビオラは弾きやすい音程でなかなかおいしい。特に「ノットゥルノ(夜想曲)」と題されてる第三楽章。
Jan 14, 2025
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<本番> 今年2024年は以下49本の本番に出演しました。 昨年に比べて大幅に減った気がします。自分で本番を選り好みしすぎたというのもあるし、お声をかけていただけるものと期待していた団体からお誘いいただけなかったりして、なかなか難しいところ。 管弦楽(合唱伴含む):5 ミュージカル:3演目(のべ18) 大衆歌謡:1 宗教関連:10 結婚式:13 飲食店/催事:2 <室内楽の合わせ> 仲間うちで集まって室内楽で遊んだり勉強したりしたのはわずか5回。来年はもっと合奏して研鑽を積んでいきたいと存じます。
Dec 31, 2024
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「不適切にもほどがない」(評価 ★★★★☆ 四つ星) トランプさんのお若い頃のお話。 ロイ・コーンという弁護士と出会い、狡猾な手段で世渡りする術を学び不動産業で台頭していくさまを描く。 日本でもまもなく(2025年1月)公開予定。www.trump-movie.jp 楽しく観られた。どこまで実話か知らんけど、娯楽映画と割り切って観るぶんには楽しめる。(今の)トランプさんのことを支持してる人も毛嫌いしてる人も、この作品の映画としての出来は優れていると認めるのではないかと。 深読みすると、監督はイラン人だし、主にカナダで撮影したみたいだし、変にアメリカさまや当事者さまたちに忖度することなくのびのび制作できたんだと思う。 1970年代80代というトランプ氏の人格/思想形成において重要な時期に絞ってる点が良かった。彼のその後の数十年(つまり商売の浮き沈み、美女たちとの結婚離婚、テレビ出演、政界進出など)をもだらだら描いてたとしたならば、ここまで歯切れのいい映画はできてなかった。 父や兄との軋轢、イバナ夫人との馴れ初め、別れも描かれる。 あと、彼は特に髪形にはこだわりのあるオシャレさんでもある。でも年をとるにつれ髪が薄くなってきて、腹も出てきてお悩みになってたみたいで、彼のそんな庶民的な一面も垣間見られる。そしてそうゆう老化対策すらも金で解決できないかと試みる。 良くできた映画だと思うし、とにかく役者さんたちの演技が秀逸。主演のセバスチャン・スタンさん、演技そのものも上手いけどほんとに似てる。細かすぎても伝わるモノマネ。話し方や何気ない手や腕の動作、仕草。 ロイ・コーン役のジェレミー・ストロングさんも怪演。助演男優賞を差し上げたい。 イバナ役のマリア・バカローバさんも美魔女ぶりを熱演。←「続ボラット」でカザフスタン美女を演じた役者さん あと、背景に流れる音楽が意外にも気に入った。80年代っぽいイケイケな電気系音楽がここぞという絶妙な瞬間に流れる。ニューヨークの街の映像にも合ってた。<おまけ:この映画に関わる英単語五選>apprentice 弟子、見習い、徒弟、実習生indict 起訴する ←インダイトと発音。cはなぜか発音されないtax abatement (不動産物件などの)税金の引き下げ、減税prenup 婚前契約書(= prenuptial agreement)disbar 弁護士の資格を剥奪する
Dec 23, 2024
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挙式およびカクテルアワーで演奏しました。マギー(ファースト)、ぼく(セカンド)、スーズィ(ビオラ)、アンドレア(チェロ)で弦楽四重奏。 クリスマス直前の土曜日の結婚式とは珍しい気もしましたが、どうやらクリスマス婚は花嫁さんの子どものころからの夢だったそうで。 よってクリスマス系の音楽もガンガン弾きました。
Dec 21, 2024
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今日はメサイアの楽団で弾きました。主催はジニーさん、事務はベッツィさん。指揮はニックさん。 ぼくは第一バイオリン(てかコンマス)。 あー楽しい楽しいと思いながら弾けました。メサイアはとにかくいろんな版があって事前の根回しが大変。よって指揮者も独唱者も楽譜係も直前までアタフタなさってたようですが、それを除けばぼくは年末系では一番楽しめる演目。 しかも第一バイオリンは非常においしい。 胡桃割りほど難しくないし、第九ほどテンパってないし、練習曲感覚で一曲一曲丁寧にさらうその過程もまた醍醐味のひとつ。
Dec 20, 2024
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「カラスなぜ泣くの」(評価 ★★☆☆☆ 二つ星) ソプラノ歌手マリア・カラスさん(の晩年)を描いた映画を観たのでその感想を。主演はアンジェリーナ・ジョリーさん。 日本ではどうやら未公開。 ぼく自身、カラスさんはその美声を録音で存じてはいたものの、人物像についてよく知らなかったし、数々のオペラの名アリアがちょっとずつ聴けるに違いないと思って、期待しまくって鑑賞。 結論から言うとイマイチ。ぼく好みの映画ではなかった。厳しめに二つ星。 ジョリーさんの演技は普通にお上手。あたくし主演女優賞狙ってますの的な名演技をご披露なさってはいるのだけれど、ぶっちゃけ、もっと華奢で不健康に見える役者さんが演じたほうがよかった。←それ言っちゃおしまい? 晩秋のパリの街並み、彼女のアパルトマンの内装など、映像としては美しい。 脚本とか演出がだるい。 既に歌手としての第一線を退き、体調もすぐれない、そのくせ酒と煙草が大好き。しかし意識高い系で、全然謙虚じゃない。そんなおばさんの日常がだらだら描かれる。 とにかくめんどくさそうな女なわけで、当時のアメリカの大統領JFケネディさんに対してすら上から目線で会話なさっちゃう強者。 富豪アリストテレス・オナシスさんとの恋慕も描かれてるのだけど、やはり中途半端。 せっかく周りのみんなが優しく手を差し伸べてくださってるのに、彼女は常にご機嫌ななめ。そんな言い方ないんじゃね、というような嫌味で乱暴な台詞が次々と出てくる。 実際そうゆうお方だったのか脚色や演出の問題なのか。正直言ってぼくはカラスさんのことが嫌いになった。 もっと現役時代の華々しいご活躍ぶり、舞台で美しく輝く歌姫マリア様を見せつけてくれてもよかった。 この監督のことを調べてみたら、パブロ・ララインさんという「スペンサー、ダイアナの決意」を監督した人。 あの作品もつかみどころのない映画だったよーな。
Dec 18, 2024
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今日は教会での朗読会/音楽会にて演奏しました。 マイケルの指揮のもと、弦楽四重奏団(ぼく、スーザン、スティーブ、アンドレア)、鍵盤(ルーク)、そして聖歌隊の皆さま。 ぼくらは約10曲演奏しました。クリスマス関係の賛美歌や、メンデルスゾーンの未完のオラトリオ「クリストゥス/キリスト Christus)」作品97の第2曲ほか。 で、最後はお約束の「きよしこの夜 Silent Night」。業界ではかなり有名な作曲家/編曲家ダン・フォレストさんの版で演奏しました。なかなかオトナな編曲、しかもバイオリン目立つし、ちょっと緊張してしまいました。
Dec 15, 2024
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「さまよえるオランダ人(たち)」(評価 ★★★★☆ 四つ星) 子どもが欲しい女性を探しては精子を提供する男ジョナサンさんに関する番組をネットフリックスで鑑賞。全三話、各40分。 彼は、白人オランダ人、金髪ロン毛、碧い瞳、多言語を操り世界を飛び回る金融系イケメン好青年キャラとして自分(の精子)を売り込み、さらにはご希望の貴女には生で行為もしてさしあげまっせ、とか言っちゃうオラオラ男子。 彼(の外見)に惹かれた女性/夫婦/婦婦たちは喜んで精子をもらい/買い、妊娠そして出産。可愛い赤ちゃんを育てるのに忙しい日々を過ごすが、実はジョナサンさんが関わって生まれた子どもはほかに何百人もいることが判明。 それって心理的、倫理的にも抵抗がある。そして表向きの最大の心配ごとは、子どもたち同士(つまり異母兄弟/姉妹)が将来出会い、恋に落ち、子どもが生まれたら、近親関係となってしまうからマズい。 あと、子どもが実の父親の存在について知ろうとする権利に関する問題もある。父がそうゆう人で、自分には何百人もの兄弟がいると知ったとしたら。 調査を続けるにつれ、どうやら彼はオランダ(や欧州)のみならず、アフリカや太平洋地域など世界を股に精子を提供し続けているようで、世界ぢゅうでどんどん子どもが産まれていく。 パニクった「被害者」たち(?)は結集し、国際的な巨大ママ友組織を形成、アメリカの敏腕弁護士らを味方につけ、法的に彼に精子提供をやめさせようとする。 シリアルキラーならぬシリアルドーナー serial sperm donor(連続精子提供者)として彼のことが報道され世間の注目を浴びたこともあり、裁判に持ち込むことに成功。 このドキュメンタリー、てきぱき進行してて観やすかった。四つ星。 取材を受けるママさんたち、みんな理路整然と語っていてお見事。ただ彼女たちも微妙な立場にいる。つまりジョナサンの外見のおかげで可愛い子どもが産まれたことには感謝しており、当初は彼を父親とする子が国内にあと数人いるのかもしれないな程度の認識でいらっしゃったはず。 彼の精子で妊娠した女性たちが力を合わせて裁判の準備などをしていくにつれ、みんな家族のように仲良くなっていくくだりは微笑ましくもあり、何とも微妙。 残念なことにこの番組ではジョナサンさんご本人からは取材を断られたとのこと。 よって肝心の彼の心情、動機は不明のまま。彼自身そもそも意識高い系ユーチューバーであるから、露出大好き、かまってちゃん。取材の依頼受けたらカメラの前でべらべらしゃべり倒してくれそうなもんだけど。 初めのうちは軽い気持ちで精子を提供していたのかもしれない。 実はぼく自身そうなのだけれど「献血ヲタク」の心理に似てなくもない。自身が健康であり、献血できるほど血がきれいなことを誇りに思いつつ、人助けもしているという自己満足、肯定感。回数に応じて特典がもらえることもあり、時間のあるときに何となく献血所に通ってたらいつのまにかそれが定期的な行事となっていき、常習性も帯びてくる。 彼の場合、女性がつぎつぎと順調に妊娠していくにつれ、世に自分の子孫を広め、世界征服したいという野望が膨らんでいったらしい。そして彼には同業者、相棒がおり、その男と数を競いながらお遊び感覚で精子をばらまいていたという情報もある。 そのあたりの彼の迷走ぶりを含め、本人の言い分、真相を聞いてみたかった。 金銭目的だったのかどうかは最後までよくわからなかった。精子のお値段の相場、彼が受け取る具体的な「報酬」金額については調査しきれなかったみたいで。<おまけ:この番組に出てくる英単語五選>fertilization 受精conceive 妊娠するincest 近親者間における行為procreate 子孫を残すhalf-brothers, half-sisters 異母(異父)兄弟/姉妹(親の再婚により兄弟になった場合は step brothers。生き別れになった実の兄弟は blood brothers)
Dec 13, 2024
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「吾輩は婿である」(評価 ★★★★☆ 四つ星) 久しぶりにインド映画を鑑賞。日本語の公式サイトは https://movies.shochiku.co.jp/lostladies/ たまたま二組の新婚夫婦が満員電車の同じ車両に乗り合わせ、一方の花婿は停車駅で間違って別の花嫁と下車してしまう。 普通に楽しめた。歌ったり踊ったり系ではない映画なので落ち着いて観られる。 テレビの二時間ドラマとかにあるような構成で好感が持てた。起承転結が緩くて、悪人もちゃんとご登場。水戸黄門とか寅さんを観てるような安心感というか。 それに舞台がインドの田舎だから映像もいい感じだし、彼らの服装や風習とかも興味深い。お見合い文化、宝飾品の意味するもの、その他あらゆることが新鮮。 そして、ザ・こてこての男性優位のインド社会における女性の自立についての考察、非常に難しい問題だけれど、前向きに描写している。 脇役の人数も多くて常に画面内に人がわちゃわちゃしてるものの、キャラ設定がわかりやすく、意外に抵抗なく観られた。老若男女に普通に薦められる作品。
Dec 10, 2024
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「ヒー、Who、Me、Yo」(評価 ★★★☆☆ 三つ星」 ネットフリックスで鑑賞。喜劇俳優のウィル・フェレルは、30年近く親交のある親友(アラ還男性)から「今後は女性(トランス女性)として生きることにした」と告白されたことで、彼女とともに二週間のアメリカ横断の旅に出て、旧交を温めながら今のアメリカにおけるトランスジェンダーの現状と向き合うことにする。彼女は既に名前をハーパーと変えており、胸も手術ずみ(豊胸)。 とても興味深く観られた。 そもそもウィルさんは面白い人だし、ハーパーさんも放送作家で頭のいい人だから、ふたりの旅は知的で心温まる道中になるかと思いきや甘かった。やはりトランスジェンダーさんたちに対する世間の対応は冷たい。有名人ウィルさんが同行しているからか面と向かっては言われなくても、影では(ネット上では)さんざん誹謗中傷されてしまう。ハリウッドの業界人ですらそうなのだから一般人ならなおさら生きにくい世の中だと思う。 どんなに内面が女性であって外面も化粧や衣装で女装しても、完全に女性になることはできない。例えば性転換手術しても男性としての低い声は変わらず、その声のせいですぐにトランスだとばれてしまうことは彼女たちにとってはあるある。 かといってこのドキュメンタリーは啓蒙番組というわけではないみたいで、演出も思ったよりは地味。トランスを嫌う人を声高に非難したり教育しようともしないし、公共トイレは男女どちらのを使うべきかとかの現実的な問題提起、提案をしてるわけではなかったのは意外。二人はそのまま西へ西へと旅を続ける。 ぼくの周りにもトランスの方々は何人かいらっしゃるけど、どんなに慎重に(あるいは普通に)接していても一番気を遣うのが pronoun(人称代名詞)。he/him なのか she/her なのか。Mr とか Ms などの呼称もそう。こうゆう単語は無意識に発せられることが多いからなおさら難しい。親しい人ならまだしも、それ以外の場合、ご本人からのご指示があるまで待つべきか、それとも積極的に「何とお呼びしましょう」とがんがん尋ねるべきか。 この番組でも、道中「なんとかなんとか、sir.」と他人に言われ、madam と言い直させる場面もあった。 そういう意味では日本語は便利。性別に明確にせずにとも(he や she を使わずに)会話を自然に続けられる。
Dec 7, 2024
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「穴があったら入りたい」(評価 ★★★☆☆ 三つ星) サッカーに熱狂するあまり、常軌を逸したとんでもない行動をとったイングランドの困ったちゃんたちに関するドキュメンタリー。ネットフリックスで鑑賞。 2021年7月、ユーロの決勝でイングランドがイタリアと対戦。しかも自国開催で会場は聖地ウェンブリー競技場ということで、イングランドぢゅうが大騒ぎ。入場券を持ってないのに現地に駆けつけた人々が、なんと警備の隙をついてスタジアムに押し入ってしまう。 こんな惨状だっとは。死者こそ出なかったものの、関係者はこの混乱を、はっきりきっぱり carnage(カーネジ)という強い言葉で表現していた。血が飛び散るほどの地獄のようなさま。警備の人たちも命がけ。 警備の人だけでなく、この乱入者たちを許せないのは正規に高い金払って入場券買って会場入りした人たちにとっても同様。みんなで乱入者をボコボコにしようとする場面も出てくる。てか、もう誰と誰が殴り合いしてるのかすら不明。 さらには根深い人種問題の件もある。イングランドもしょせん白人男性さまたちが一番偉いということになってる社会であり、随所にその傾向が見受けられる。 パキスタンご出身の警備員が苦悩を語る場面も興味深かった。 実際の試合はイタリアが優勝。最後の最後ペナルティに持ち込まれ、イングランドはゴールを外しまくってしまうのだけど、PKを外した選手がたまたま非白人ばかりだったことから、試合後、白人イングランド人は、「負けたのはお前ら非白人のせいだ」などと言い出す始末。 正直言って、ぼくはこのドキュメンタリーを観てイングランド人が嫌いになった。もちろん一部の人だけなんだろうけど、こんなお馬鹿な国民だったとは。 てか、入場券持ってないくせにどさくさに紛れて競技場に乱入した当人も取材を受けており、カメラの前で当時の状況をドヤ顔で説明してる。これには唖然。謝罪とか後悔の言葉もなく、逆に正当化しようとしてる。母国愛だの家族愛だのサッカー愛だの。コービッドによる規制で外出もままならない状態だったし、政府が悪いんだもんとかほざいてるし。 観てて気分の悪くなるドキュメンタリーだったけれど、そんななか、長いことイングランドに住んでいるイタリア出身のおじさんの話には救われた。彼は長いことイングランドに住んでいるがイタリア出身なのでイタリアチームを応援しようと(ちゃんと入場券を買って)愛娘とともに会場に向かうが、イタリアを敵視するイングランド人らからの誹謗中傷、嫌がらせにあってパニクる。 そんな理不尽に慌てながらも、彼は世紀の試合の生観戦を楽しもうと努力する。
Dec 5, 2024
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「用意 shoot」(評価 ★★★☆☆ 三つ星) ネットフリックスで鑑賞。全九話。各35分から65分。 実際にあった衝撃的な殺人事件をもとにしてる作品。金持ち一家の話。息子二人(21歳と19歳)が自宅で両親を銃殺。逮捕され投獄された兄弟は、弁護士とともに裁判に臨む。 本作は基本的にはハリウッド系娯楽作品という認識で割り切って観たほうがいい。てか、当時の実際のお宝映像とか関係者の登場するドキュメンタリーも別に存在するので、本来ならそっちのほうを観るべきだったか。 なんとか最終回まで観られたものの、ややイマイチ。脚本や演技や演出にムラがある。 第一話でいきなり両親が殺され、以降そこにいたるまでの経緯が兄弟の証言によって描かれるのだけれど、辻褄が合ってなくてわかりにくいなーと思いながら、ついついだらだら最後まで観ざるを得なかったというか。 個人的に興味深く観られたのは第五話。一番地味な回ではあるものの、この回まるごと一台の固定カメラで切り替えなしで一発撮りされている。刑務所にいるエリック(弟)が、面会に来た弁護人相手に穏やかに自分の半生を語りまくる。 この事件は一家四人の話であり、真相は当事者しか知り得ないわけで、しかも死人に口なし。息子二人の証言だけが頼り。 周囲はこの若者たちの言葉をどこまで信じられるか。犯行は金銭目的かそれとも虐待からの自己防衛か。どこまで強い悪意のもと用意周到に計画された(premeditated)ものだったのか。てか、銃殺するにせよ、あんなに何十発もバンバンぶっ放す必要はあったのか。 陪審団や世間へ印象を良くするために、弁護側は兄弟が裁判で着る衣装(爽やかパステル系)とか眼鏡(知的系)とかまで細かく指示し、涙の証言などもちゃっかり演出、本番に向けてせっせと練習。 それもあってか、金持ちイケメンに弱い巷の女子たちは彼らを支援し、健気に推し活しちゃう始末。 そうこうしているうちに世間の関心はむしろOJシンプソン事件のほうに移っていくわけで。
Dec 1, 2024
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「夢見る少女/少男じゃいられない」(評価 ★★★★☆ 四つ星) ジョージア(グルジア)の村の初老女性が、ずいぶん前に家出して連絡のつかないままでいる姪を探しに隣国トルコに向かい、イスタンブールの下町を歩き回る話。一人旅ではなく、トルコ語と英語が少しできる同郷の若者(ややチャラ男)が同伴する。 日本(語)ではおそらく未公開の映画。英語版ウィキは https://en.wikipedia.org/wiki/Crossing_(2024_film) ちなみに監督のレヴァン・アキンさんは、ジョージア人でもトルコ人でもなく、スウェーデン人とのこと。 映画冒頭、字幕で「ジョージア語もトルコ語も文法による性別の区別はありません」だかいう断り書きが表示されていて、ふーんそうなんだー、と思ったのだけれど、なかなか意味深。というのも主人公が探している人物はトランスジェンダーであり、男として生まれている。作中では甥(he/him)ではなく姪(she/her)と表記されている。 そして題名の Crossing というのも、国境を超えることのみならず、性別越えのことも表しているんだと思う。 ジョージアの小さな村でトランスとして生きていくのは大変であることは容易に想像がつくけれども、かといって大都市イスタンブールの事情はどうなのか、そのあたりの描写も興味深かった。 同じ境遇の人たちで助け合って生きているという意味で、都会の喧騒に疲れ途方に暮れた主人公が同じジョージア出身の紳士と知り合い意気投合、ご馳走になるくだりも良かった。 イスタンブールの混沌とした街並みや複雑な文化背景や人間模様のせいで、当然ながら人探しは難航。劇中の台詞にもあるように、人がこの街にやってくるのは「隠れて生きるのに適している」から。 声高に問題提起をしてるわけでもないし、起承転結じゃないし、てか救いようのない話だし、静かで暗くてつまんない映画とも呼べるけど、こうゆう映画はもっと国際的に評価されてほしいと思う。気に入ったので四つ星を差し上げたい。
Nov 28, 2024
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今日は礼拝でビオラを弾きました。楽隊の面子は、フランク(ギター)、カイル(フルート)、モニカ(バイオリン)、ぼく(ビオラ)、トム(ベース)、ケビン(ドラムス)、そして聖歌隊の皆さま。 ビオラ奏者としての本番は何か月かぶりだったし、焦りました。てか、こうゆう礼拝って、きちんとビオラ用にハ音記号で書かれてる譜面が用意されてることは少なくてト音記号やヘ音記号の譜面を観ながら弾かなきゃいけない。賛美歌のテノール部とか。
Nov 17, 2024
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今日はオケの本番でした。 ぼくは第二バイオリンの首席として演奏しました。プルトを組んだのはセイジさん。 最初にメンデルスゾーンの「フィンガルの洞窟」序曲。この曲は英語圏のクラシック音楽界では、ぼくの知る限り「Fingal's Cave」とは呼ばれてなくて、むしろ「The Hebrides」(ヘブリディーズ諸島)。 続いて、ピアノ独奏者ショーンさんとともにショスタコービチの協奏曲2番。とっても楽しく弾けました。愛称「ハノン」コンチェルト。ハノン教本1番のような、ドミファソラソファミ、レファソラシラソファ、という動きが多用されてるから。 後半はベートーベン交響曲7番。なお、ぼくはセカンド首席ということもあったし、指揮者(テッドさん)と奏法について熱く語る機会も多かったのだけれど、この曲のセカンドを弾くうえでおそらく最も気を遣うべきは、ミの音を開放弦で弾くべきかどうか。コンマスのご意向も伺う必要があるし、なかなか奥深い。
Nov 10, 2024
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今日はマラソン大会に出場し、42キロメートル走りました。天気は曇り。気温は走り始めは摂氏4度。寒かったけれども、走り終えるころには11度ぐらいまで上がるだろうとのことで、結局は半袖短パンで。 体調も完璧だったし、このうえない好条件で参戦したわけなのだけど、結果は全然ダメダメで自己最悪の4時間46分。あらかじめ周りには豪語してたこともあり、この結果は恥ずかしすぎてマラヲタ仲間には決して言えない記録。 もともとの戦略としては、去年と同様、20マイル(約32キロメートル)地点まではなんとかいい感じで走り続け、そこからは多少は歩いてでもいいと思っておりました。実際その通りだったのですが、歩いた時間が長すぎた。また走りだそうと思っても脚が棒のようになってて苦戦。 参加者296人ちゅう222位、おじさんおじいさん部門(40歳以上男子)では93人ちゅう73位でした。ビミョーな成績。悔しい。 でも懲りずにまた来年も走ってみようと思ってます。 以下は過去の成績。<マラソン(42キロメートル)> 2024年11月 4時間45分47秒 1マイルあたり平均10分55秒 2023年11月 4時間29分49秒 1マイルあたり平均10分18秒 2015年09月 4時間20分44秒 2014月09月 4時間19分53秒<半マラソン(21キロメートル)> 2024年10月 2時間03分16秒 1マイルあたり平均9分24秒 2023年10月 1時間58分36秒 1マイルあたり平均9分03秒 2023年04月 2時間04分27秒 1マイルあたり平均9分30秒 2022年04月 1時間58分43秒 1マイルあたり平均9分03秒 2019年04月 1時間58分19秒 2018年10月 2時間05分20秒 2018年04月 2時間02分52秒 2018年04月 2時間02分55秒 2017年10月 1時間54分03秒 2017年04月 2時間02分06秒 2016年10月 1時間55分18秒 2016年04月 1時間53分15秒 2015年10月 1時間48分23秒 2015年05月 2時間04分07秒 2014年10月 1時間53分10秒 2014年04月 1時間57分44秒<10キロメートル> 2023年09月 53分32秒 1マイルあたり平均8分38秒 2023年02月 51分47秒 1マイルあたり平均8分20秒 2021年10月 51分08秒 1マイルあたり平均8分13秒 2021年08月 55分30秒 2019年10月 51分32秒<4マイル(6.4キロメートル)> 2022年04月 33分00秒 1マイルあたり平均8分15秒<5キロメートル> 2024年10月 24分38秒 1マイルあたり平均7分55秒 2024年09月 27分05秒 1マイルあたり平均8分43秒 2024年07月 26分36秒 1マイルあたり平均8分34秒 2023年10月 25分46秒 1マイルあたり平均8分18秒 2023年08月 26分16秒 1マイルあたり平均8分28秒 2023年07月 26分52秒 1マイルあたり平均8分39秒 2023年05月 26分10秒 1マイルあたり平均8分26秒 2022年10月 24分31秒 1マイルあたり平均7分52秒 2022年09月 25分19秒 1マイルあたり平均8分09秒 2022年08月 25分36秒 1マイルあたり平均8分15秒 2022年07月 26分01秒 1マイルあたり平均8分23秒 2022年06月 26分55秒 1マイルあたり平均8分40秒 2021年08月 26分13秒 2021年06月 25分08秒 2021年05月 26分16秒 2019年10月 24分59秒 2018年10月 24分23秒 2017年10月 24分10秒 2016年10月 23分29秒 2015年09月 24分56秒
Nov 10, 2024
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「闘う君の唄を闘わない奴らが笑うだろう」(評価 ★★★★☆ 四つ星) 米アマゾン・プライムでアラ・マリキアンさんに関するドキュメンタリーを鑑賞。日本(語)ではおそらく未公開。 彼はアルメニア系レバノン人バイオリン弾き。ウィキ(英語)は https://en.wikipedia.org/wiki/Ara_Malikian 音楽鑑賞気分でお気軽な態度で観たら甘かった。あまりに重い作品なので心の準備が必要。 彼は父の影響で幼少の頃よりバイオリンの才能を開花、しかし紛争に翻弄され壮絶な青春時代を過ごす。 定住先スペインのクラシック音楽界では当初は異端児扱いされ嘲笑されたようだけれども、今となっては誰もが認める意識高い系無国籍系多国籍系バイオリニスト。 本作でもあれこれ彼の演奏を聴ける。ビバルディ「夏」とかを飛んだり跳ねたり寝転んだりしながら弾く場面とか、視覚的にも楽しめる。見かけはロン毛のヘビメタだし、一歩間違えるとただのイタいおじさんにも見えかねないのだけど、音楽に関する氏の強い意思を感じられる。多様な音楽を演奏しまくってるわりに、結局はクラシック音楽が一番なんやと言ってのける。 最後の最後でバッハ「G線上のアリア」をしっとりねっとり。
Nov 2, 2024
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結婚式で演奏しました。女性二人の同性婚。もう11月だというのにまだまだ暖かく、挙式もカクテルアウアも屋外で無事に執り行なわれました。 バイオリン(ぼく)、ビオラ(ジュリエット)、チェロ(アグ)の三重奏。 異性婚の場合は、一般的に新郎らが先に入場して、新婦が最後に華々しく入場となるわけですけど、今回は以下のように 四曲弾きました。花嫁Aさんの介添え人ご入場:ドビュッシー「月の光」花嫁Aさん(とお母さま)ご入場:アデル「Make You Feel My Love」花嫁Tさんの介添え人ご入場:U2「Beautiful Day」花嫁Tさん(とお父さま)ご入場:ブランディ・カーライル「The Story」
Nov 1, 2024
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<環境>温度:走り始め時は摂氏3度、走り終わりは11度湿度:走り始め時は90パーセント、走り終わりは60パーセント天気:晴れ 駆けっこ大会で半マラ部門に参加いたしました。結果は、2時間3分16秒。ぼくとしては激しく不満、悔しい。2時間以内で完走する気満々だったし。 順位は765人ちゅう346位、部門別では56人ちゅう28位(50代男子の部)でした。 やはり最初にガンガン飛ばしすぎたのがまずかった。序盤はちょっと無理して1時間50分狙いのペイサーさんにくっついて走っていたもののすぐに脱落、そしてまもなく1時間55分のペイサーさんにも抜かれ、まだ半分の距離も走ってない時点で2時間切りは無理だなと判明、心の中で泣きながら走りました。てか、ときどき歩いたりもしました。ここまで歩くとは自分でも恥ずかしい。 2時間03分16秒というのは自己最悪に限りなく近い記録。今日の体調は完璧だったし、肌寒いぐらいの天気ってのも完璧。敗因が何なのか自分でも不明。年齢は着実に老いていくのは当然としても、次回は2時間以内で完走したいものです。 過去の記録は以下。<半マラソン(21キロメートル)> 2024年10月 2時間03分16秒 1マイルあたり平均9分24秒 2023年10月 1時間58分36秒 1マイルあたり平均9分03秒 2023年04月 2時間04分27秒 1マイルあたり平均9分30秒 2022年04月 1時間58分43秒 1マイルあたり平均9分03秒 2019年04月 1時間58分19秒 2018年10月 2時間05分20秒 2018年04月 2時間02分52秒 2018年04月 2時間02分55秒 2017年10月 1時間54分03秒 2017年04月 2時間02分06秒 2016年10月 1時間55分18秒 2016年04月 1時間53分15秒 2015年10月 1時間48分23秒 2015年05月 2時間04分07秒 2014年10月 1時間53分10秒 2014年04月 1時間57分44秒<マラソン(42キロメートル)> 2023年11月 4時間29分49秒 1マイルあたり平均10分18秒 2015年09月 4時間20分44秒 2014月09月 4時間19分53秒<10キロメートル> 2023年09月 53分32秒 1マイルあたり平均8分38秒 2023年02月 51分47秒 1マイルあたり平均8分20秒 2021年10月 51分08秒 1マイルあたり平均8分13秒 2021年08月 55分30秒 2019年10月 51分32秒<4マイル(6.4キロメートル)> 2022年04月 33分00秒 1マイルあたり平均8分15秒<5キロメートル> 2024年10月 24分38秒 1マイルあたり平均7分55秒 2024年09月 27分05秒 1マイルあたり平均8分43秒 2024年07月 26分36秒 1マイルあたり平均8分34秒 2023年10月 25分46秒 1マイルあたり平均8分18秒 2023年08月 26分16秒 1マイルあたり平均8分28秒 2023年07月 26分52秒 1マイルあたり平均8分39秒 2023年05月 26分10秒 1マイルあたり平均8分26秒 2022年10月 24分31秒 1マイルあたり平均7分52秒 2022年09月 25分19秒 1マイルあたり平均8分09秒 2022年08月 25分36秒 1マイルあたり平均8分15秒 2022年07月 26分01秒 1マイルあたり平均8分23秒 2022年06月 26分55秒 1マイルあたり平均8分40秒 2021年08月 26分13秒 2021年06月 25分08秒 2021年05月 26分16秒 2019年10月 24分59秒 2018年10月 24分23秒 2017年10月 24分10秒 2016年10月 23分29秒 2015年09月 24分56秒
Oct 20, 2024
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挙式と祝宴の間のすきま時間のカクテルアワーで弦楽三重奏としてバイオリンを演奏しました。共演はビオラのNさんとチェロのEさん。エルビスからテイラースウィフトまで、そしてハロウィーンの音楽も弾きました。
Oct 19, 2024
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今日は教会での挙式で演奏しました。バイオリンはぼくとアロン、ビオラはニーア、チェロはオードリ。 参列者も多かったのですが、式の様子はオンラインで生中継され、百人以上もの方々が観てたらしい。 カトリックの婚礼ミサだったため一時間を軽く超える長丁場。カントール/歌手のアドリアーナさんとともにシューベルトのアベマリアも共演しました。 とは言え、入退場の音楽は普通に大衆音楽を依頼されました。個人的にてこずったのは以下の楽曲: Turning Page (Sleeping at Last) Your Guardian Angel (Red Jumpsuit Apparatus) Loving You Easy (Zac Brown)
Oct 18, 2024
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「わたし負けましたわあなた勝ちましたわ」(評価 ★★★★☆ 四つ星) 2021年のショパンコンクールに関する映画を鑑賞。 87名が参加したこの大会において、数名に密着取材、彼らの心情やコンクールの進み具合が紹介される。 日本(語)で観られるのかは不明。IMDB(英語)のサイトは以下: www.imdb.com/title/tt24082644/?ref_=nv_sr_srsg_0_tt_8_nm_0_in_0_q_pianoforte それにしても、出場者の皆さんただでさえテンパっていらっしゃるに違いないのに、演奏の準備したり本番を迎える直前とかにまで執拗に撮影されまくりながらのって、取材されるほうはたまったもんじゃないと思う。よくもまあ取材をお引き受けになったもんだと思う。 なお取材対象となってる出場者の中に日本人はいらっしゃらない。 てか、どうゆう基準でこの人たちが選ばれたのかわからないけど、おそらく、優勝候補と言われてる人、キャラ的に映画向きな人、地元ワルシャワの人、最年少と思われるお子ちゃまなど、確かに多様な人間模様も垣間見られる。 全然緊張してなさそうなオレ様系の若者が、演奏直前になって突如「弾けません棄権します」と舞台裏で言い放つ場面もある。やっぱりコンクールの重圧とかは凡人/庶民には決して想像しえないものなんだと思う。 いざ本選が終わってからの待ち時間の様子もまたすごかった。何時間たっても入賞者が決まらず、やっと審査発表が行なわれたのは日付が変わって午前二時過ぎ。審査員たちも疲れ切ってる。 そして入賞できなかった奏者たちが舞台袖で悔し涙を流す様子も容赦なく撮影される。 中国の高校生ハオさん、ロシアの17歳エバさんら、お若いのにお見事。そして彼らは師匠同伴でコンクール期間を過ごすのだけれど、この師匠もまた対照的で見応えがあった。 日本から出場なさった反田恭平さんや小林愛実さんもちらっと映っている。
Oct 12, 2024
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