ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Oct 1, 2015
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「おロシア国酔夢譚」

 今日はカルテット合わせの日。Vn1 ぼく、Vn2 Yさん、Va Nさん、Vc Eさんで、ラズモフスキー2番。

 アンサンブルの難しさでいえば、たぶん作品59のなかで一番手ごわい曲かと。特に1楽章っ。

 あと今回ちょっと気になったのは3楽章。単にアレグレットと書かれてるけれども、スケルツォということでよろしいか。しかもトリオ部分は「マジョーレ」と呼ばれている。
 で、「ロシアの旋律」とわざわざ明記されてる節があるのだけれども、どのように弾くとロシアっぽくなるのか悩むところ。そもそも本家本元のロシア人(チャイコとか)の書くような「こってり系」の濃いメロでもない。爽やかにサラッと弾いてしまいがち。
 てゆーか、ロシアっぽい旋律としてぼくが真っ先に思い浮かべるのは、むしろ「ドナドナ」とか「屋根の上のバイオリン弾き」とかのユダヤ系音楽だったりする。そして、絶対に短調ぢゃなきゃ、って思う。だから、この曲の旋律はどうもしっくりこない。





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最終更新日  Oct 3, 2015 09:57:40 AM
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