ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Feb 14, 2016
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カテゴリ: 映画、テレビ
「いとしのエリーさん」(評価 ★★★★★ 満点五つ星)

「別離」 という素晴らしい作品をおつくりになった監督の2009年の作品。
 舞台はイラン北部カスピ海。独身美女エリーさんをお迎えし、楽しく休暇を過ごしていた仲間たち。しかし、いつのまにか彼女がいなくなってることに気づき、みんなパニクる。

<感想>
 かなり上級者向けの映画かと。集中し、気合い入れて観なきゃいけない。登場人物が多く、最初のほうは観ててかなり混乱する。
 いっぽう、「事件」が起きてからはいい感じ。事件の鍵を握る人物が仲間うちに約一名いて、この人がなんとも頼りないうえ、真相を小出しにしていくもんだからなおさらじれったいし、イラッとする。そんな手法も含めてお見事。
 ところで、この映画に出てくる名言。妻と別れてドイツからイランに帰郷した男が、離婚の理由をエリーに問われ、返答する。Besser ein Ende mit Schrecken als ein Schrecken ohne Ende。辛い状況には思い切って終止符を打つほうがまし、ということなんだろうけど、これをエリーがどう解釈したか。
 あと、気になったのは最後に流れる音楽 https://www.youtube.com/watch?v=6vK6cKnCKxU





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最終更新日  Feb 15, 2016 04:41:42 AM
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