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映画視聴記録2015〜2016

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「おいしいハンバーガーのこわい話」
著者：エリック・シュローサー／チャールズ・ウィルソン
( Chew on This Everything You Don't Want To Know About Fast Food )
出版社：草思社
サイズ：単行本
ページ数： 251p
発行年月： 2007年04月

正確に言うと、今読んでいる本なのですが、
スーパーサイズミー (2004)」とかぶる話が書かれています。
セリフ本

DVD

老いたチキンをすり身にして凝固剤で固めて作るチキンナゲットの話や、
アメリカでは学校のカフェテリアがファストフード化してしまっている話、
ファストフード会社や清涼飲料の会社が、アラスカの先住民の職と食を奪った話…これはモーガンスパーロックじゃなかったっけ？

強烈です。。。

マ○ドの従業員が、使い捨て、労組も作らせない、つまらなくて賃金が低くて手に職のつかない仕事のこととして「マックジョブ」という言葉がいくつもの辞書に載っているほどだという。

ファストフード業界の発展の結果、
大量の精肉をまかなうのは大規模な精肉工場、
そこで働くのは社会の底辺の人々、不法移民なども含むラテン系の人たちが、
られている。

大量生産の工場でまるでモノのように飼育されている。

ファストフード業界の大量な需要のため生産ラインが恐ろしいスピードになっているらしい。
そのため処理場で肉が汚染されやすい状況にある。
アメリカ国内では毎年人口の4分の1の人々が食中毒に苦しむ
政治家に莫大な献金を行っている精肉業界はおそらく国会議員と強く結びついているため、
精肉会社に安全基準の課される法律ができることはない。
いろいろと恐ろしい実態が書かれているが、
数行だけここで紹介したい。
『肥育場でなぜ病原菌が広がるのか、食肉処理場でなぜ病原菌が広がるのか、ハンバーガー工場でなぜ病原菌が広がるのかについて、科学的な観点からさまざまな説明がされている。だが“ハンバーガーを食べたときひどい病気にかかる恐れがあるのはなぜか”についての根本的な理由は、ただひとつ。肉に糞が混じっているからだ。』

メキシコ人などの底辺労働者のくだりでは、
「ボビー」のダブルシフトのボーイ君を思い出しました。
彼はまだ恵まれているが。
けがを(事故で死んでしまうケースも多い)しても政府に報告することのないように会社から圧力がかかって、約束を守れば楽な仕事で治す時間をくれたりするとか。

読み進むほどに怒りが募っています。。。

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