闘病日記

まろんの闘病日記

2003年6月3日
いつもより少し食欲もなく、なんだかだるそうな感じなので
病院へ。熱を測ってもらったら41度!
うさぎさんの平熱は38~39度位らしいけど、それでも少し熱が
あるので、抗生物質を注射してもらって帰宅
家に帰って2時間ほどしたら、熱が下がって楽になったのか
飛び跳ねてうれしそう!食欲も戻った!
よかった! 治った!とほっとしました

6月7日
少ーし目が腫れてる・・左眼だけ。
熱出して、体力が落ちてる時になにか菌が入っちゃったかな?
人間の結膜炎のような感じ 瞼のふちあたりがちょっと赤い感じ。
本当に少ーし腫れてるだけ。病院に行って注射を打って貰った。
目薬を出して貰って、「家で1日に4~5回差して様子を見て下さい」と。


6月8日
朝起きてまろんを見ると、昨日の目が
今日は凄い飛び出していて、びっくりしました
いつもの病院は今日はお休みだし・・・
とりあえず友達が電話帳で調べてくれた動物病院を
かたっぱしから電話。
うさぎを見てくれるかどうか。状態を話して、対応の感じで
近くてうさぎにも詳しそうだと感じたオーク動物病院へ
本当にいつもの3倍以上目が飛び出てる感じ
今にも落ちてしまいそう・・・白目まで出ています
一刻も早くなんとかしたい!!友達が車を出してくれて
すぐに見つけた病院に連れて行く。
待たされる事30分。(他にも犬や猫ちゃんの先約がたくさんいました)
早く・・早く見てー!!と心の中で叫んでいました。
他のワンちゃんはまだ元気そうなんですもの
先に見てよ!!なんて思っちゃいました 勝手ですね。
先生はまろんを見るなり「これはひどいですね・・・」
ただ、いつもの行きつけの病院じゃなかった事と、
これからも通うのは難しかった事などがあって
その先生もほとんど何も処置はしてくれませんでした
目の乾燥を防ぐ為に軟膏を塗って、
明日 行きつけの病院へ連れて行って下さい
と言われました。
手の付けようがなかったのかも知れません。
先生に「もう視力はないし、回復しないでしょう」と言われたときは
凄いショックでした。
見えてないの?昨日は普通におさんぽもしてご飯も食べたのに。
なんで急にこんな事に・・・
まだ1歳にもならないのに。たった1日でこんなになるなんて・・・。


6月9日

会社を休んで朝1番で病院へ
レントゲンを撮っても膿瘍は写ってなかったし
歯の伸びすぎで、膿瘍が出来てる訳でもないらしい
だけど、目の奥の方に膿瘍が出来ていて眼球を押し出しているんです
視力がなくなっているのなら、目の摘出をしてしまって膿瘍を全部
出して下さい・・・とお話してましたが、
先生もうさぎの目の摘出手術はした事がないそうで
うさぎは犬や猫と違って目の周りは血管がたくさん集まってて出血多量で
死亡する場合もあるからあつかわない方がいいと言われました。
でも、このままほうっておくのも辛い。
なんとか、治す方法はないのかな・・・
先生も東京の大学の先生に相談してくれて返事待ちです。
まろんはこの日から入院です。
まだチンゲンサイなどは食べているのでいいのだけど・・・
がんばれ!まろん!     

6月10日

会社が終わってすぐにまろんの病院へ。
食欲があまりないので大好きなみかんを持って行ってあげました。
左眼が見えてないので餌がどこにあるか見にくそう・・
右目の見える範囲に持って行ってあげて、匂いをかがせて・・・
なんとか食べてくれました。
まだ、東京の先生からの連絡はないそうです
抗生物質の注射は打ってもらっていますが、目の飛び出しはおさまらず。
今日もこのまま 入院2日が過ぎました

6月11日

今日は友達がまろんのお見舞いに病院まで来てくれました
まろんの好きな大根の葉っぱを持って。
うれしそうに食べてくれてちょっと安心。
私の持っていったりんごも食べてくれました。
でも、いつも食べてた量に比べたら、少ないんです。
沢山食べて、病気に負けない体力をつけて欲しい。

昼間、いろんな病院に電話をしまくりました。
まろんの症状を言って、手術した経験があるかどうか・・・
見てもらえるかどうか・・・。
ほとんどが電話で断られます。
県内から県外の病院 大学病院の獣医学室まで。
東京にあるうさぎ専門の病院まで行こうかとも考えました
でも、移動時間がかなり掛かります。
飛行機でも2時間。まろんに負担がかかるのも心配です
どうするのが最善の方法なのか、どうしたら助けてあげられるのか・・・。
毎日毎日、寝ると悪夢ばかりで目が覚めます
なんとかして治してあげたい!!こんなことなら獣医になってたら良かった
なんて思いました。

6月12日

毎日会社が終わってすぐまろんの病院へ。
食欲がなくなってるまろんに、今日はバナナを持っていきました
くっちゃくっちゃ言わせて食べてくれました。
ただ、ペレットをほとんど食べなくなって・・・。
少し痩せました。がんばって まろん!!

先生の話だと過去 足やホッペに出来た膿瘍の手術はされた事があるそうです
この先生はうさぎにも詳しく、遠くからうさぎを連れてこられる
患者さん?(飼い主さん)もいるくらい結構有名なんです
電話で話した病院の先生の中にはうさぎは麻酔を打つと死ぬ・・
なんて言われる方もいて。
もっともっとうさぎに詳しい獣医さんが増えてくれる事を願います。

6月13日

夕方、まろんに会いに行ったら先生が「今日の夜手術します」と言う事でした
東京の先生の目の摘出をした詳しい資料が手に入ったそうです
うれしい反面、出血多量でダメかも知れない・・・
もう元気なまろんには逢えないかも知れないと思っていました
だけど、このままほうって置いても膿瘍は大きくなるばかりだし、
助かる道があるかもしれない。きっと助かる!!と信じたかったんです。
手術は夜9時~始めると言う事なので家で連絡を待ちます。

9時から・・・ずっと祈っていました10時・・11時になっても
連絡はありません 大丈夫かな 無事かな どうか無事に成功しますように

12時ようやく電話が入り「成功しました 思ったほどの出血もなく無事です」
本当に良かった!助かった!うれしかったです
片目がなくなったって、まろんが無事で元気でいてくれたら
それだけでいい。がんばったね えらかったね まろん

ウサネクスト1



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