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人生朝露
ジョン・ケージと荘子。
荘子です。
前回の続き。
参照:ユングと鈴木大拙。
http://plaza.rakuten.co.jp/poetarin/5095/
今日は鈴木大拙と荘子について。
というわけで、ジョン・ケージ(John Cage 1912~1992)です。「偶然性の音楽」や「不確定性の音楽」を提唱した前衛芸術家。この人は、明確に鈴木大拙の教え子です。
参照:Wikipedeia ジョン・ケージ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B8
ジョン・ケージとダニエル・シャルルとの共著『ジョン・ケージ 小鳥たちのために』から引用いたします。
≪シャルル:このあいだ、フーアン神父の講義を聞いたんですが、彼は思考には三つの型があると言っていました。絶えず二元性を想定するが、決して二元性を解消しない西洋思想。叡智の思想であり、二元性の各々事項は互いにもう一方の事項の補完物であることを示す中国思想。そして二元性の二つの事項はただ一つの同じものであると想定するインド思想。あなたのことを私はインド的というよりむしろ中国的だと思うのですが・・・。
ケージ:そうです、というか、そうなりました・・・。
シャルル:どのようにしてそうなったのでしょう。
ケージ:私が東洋に真剣に関心を抱き始めたのは、1945年以降、1946年と47年の間の頃だったと思います。東洋思想を全般に勉強したあと、1951年まで三年間鈴木大拙の講義を聞きました。彼はコロンビア大学で教えていて、私は彼の講義をとても気に入っていたんです。鈴木大拙は、『荘子』を読むよう、たびたび勧めました。それでその頃、私はくりかえし『荘子』を読みましたよ。私は心からこの書物に、この思想に感服しました。『荘子』はユーモアに溢れているし・・・。さまざまな様相のなかでも混沌が不安より好ましいものとされています。鈴木大拙は『易経』をそれほど評価していませんでした。重要な書物とみなしてはいたんでしょうが、まるごと認めるべきではないと思っていたようです。彼が引用して聞かせてくれた書物のうち、彼自身は『荘子』を一番好きだったに違いない。私は『荘子』をずいぶん勉強したものです。≫(『ジョン・ケージ 小鳥たちのために』(第二の対話 鈴木大拙と『荘子』より)
鈴木大拙は、教え子たちに『老子』や『荘子』を読むことを勧めます。ジョン・ケージは特に荘子の影響が濃厚です。彼も、ユングと同じような理解で老荘や易経にあたっています。映画『マトリックス』のネタ元、「タオ自然学(The Tao of Physics)」の著者、カプラも鈴木大拙、老荘、易経ですね。ジョン・ケージも、道教と近代科学についていろいろと発言していますので、『ジョン・ケージ 小鳥たちのために』と『タオ自然学』を対比すると面白いです。
参照:量子力学と荘子。
http://plaza.rakuten.co.jp/poetarin/5057
この『ジョン・ケージ 小鳥たちのために(John Cage, Pour les oiseaux)』の序文に、
≪ジョン・ケージは、この対談集の題名を決めた。この題名は、ただ自分の名前で言葉遊びをしてみるという楽しみから選ばれたと彼は私に語った。1976年末現在、『ジョン・ケージ 小鳥たちのために』は印刷中である。五年前と同様に私はこれらのテキストが『荘子』に関する多様で比べるものの無い解説を形づくっていると信じている。私の質問は、いずれにしろ、一言でいえばジョン・ケージの道家思想とでも呼べるものを明らかにすることだけを目標としていた。≫(『ジョン・ケージ 小鳥たちのために』「序にかえて」より)
と、あるように、この本はジョン・ケージと、老荘思想との関係に迫っています。タイトルそのものが、『荘子』と、ジョン・ケージの姓、ケージ(Cage:籠)を使った言葉遊びです。『荘子』の「籠」というと、
『且夫失性有五。一曰五色亂目、使目不明。二曰五聲亂耳、使耳不聰。三曰五臭薫鼻、困?中?。四曰五味濁口、使口寓爽。五曰趣舍滑心、使性飛揚。此五者、皆生之害也。而楊、墨乃始離跂自以為得、非吾所謂得也。夫得者困、可以為得乎。則鳩?之在於籠也、亦可以為得矣。且夫趣舍聲色以柴其?、皮弁、鷸冠、?笏、紳修以約其外、?支盈於柴柵、外重??、完完然在??之中而自以為得、則是罪人交臂、?指、而虎豹在於?檻、亦可以為得矣。』(『荘子』天地 第十二)
→人の本性を失わせるには五つのものがある。一つは五色が目を乱し、目を用いながら明といえなくする。二つは五聲が耳を乱し、耳を用いながら聡いといえなくする。三つは五臭が鼻を詰まらせ、額を痛めてしまうこと。四つは五味が口を濁らせ、口を使いながらそれを気づかなくさせること。五つに取捨選択の多さが、心を乱し、人の本性に落ち着きを持たせないこと。この五者は、皆生きることへの害である。楊子や墨子は、自らの本性を得たと、つま先だてて走り回っているが、これは私の言う人間の本性ではない。もし、何かに駆りたてられて走り回る彼らが人間の本来のあり方ならば、籠の中の鳩やフクロウもまた、本性のままに従っていることになる。是非の判断や、五色、五声で内なる心を垣根で囲い、皮の帽子や、カワセミの冠を被り、笏を腰にさして束帯をし、その外面を取り繕い、外から衣装で締め上げ、あくせくとしている彼らが、人間本来のあり方だとするならば、罪人が、縛られ、指かせをはめられているのも、人間本来のありかただということになる。
・・・おそらくは、これでしょう。天地篇は特に音楽についての記述が多いので。
『澤雉十歩一啄、百歩一飲、不?畜乎樊中。神雖王、不善也。』(『荘子』養生主 第三)
→沢のキジは十歩に一度エサをついばみ、百歩に一度水を飲む。そんなキジでも籠の中に閉じ込められる事を望まない。人間で言えば王様のようにエサや水にありつけても、心がそれを善しとしないからだ。
参照:当ブログ 曳尾塗中と籠の中の鳥。
http://plaza.rakuten.co.jp/poetarin/5085
『荘子』逆読みのススメ。
http://plaza.rakuten.co.jp/poetarin/5070
『此謂王徳之人。視乎冥冥、聽乎無聲。冥冥之中、獨見曉焉。無聲之中、獨聞和焉。故深之又深、而能物焉。神之又神、而能精焉。』(『荘子』天地 第十二)
→王徳の人は、闇の中の闇を見、静寂の中の聲を聞く。闇の中の闇で一人、暁を見て、静寂の中で一人、調和のある声を聞く。故に、深層の中の深層で物を把握し、霊妙の先の霊妙で、その精を成しうる。
天地篇には「無聲の聲(Sound of silence)」もあります。
『「古之人、其知有所至矣。惡乎至?有以為未始有物者、至矣盡矣、不可以加矣。其次以為有物矣、而未始有封也。其次以為有封焉、而未始有是非也。是非之彰也、道之所以虧也。道之所以虧、愛之所以成。果且有成與虧乎哉?果且無成與虧乎哉?有成與虧、故昭氏之鼓琴也。無成與虧、故昭氏之不鼓琴也。』(『荘子』斉物論 第二)
→昔の人の知恵は行き着くところまで行ったものがある。どこにまで至ったのか?最初から存在などない「無」であり、至れり尽くせり、なにものを加えることもできない境地に達していた。それに次ぐ知恵は、物が存在するとしながらも、それを人間の知のはたらきの枠にはめることはできないとした。さらに、それに次ぐ知恵は、物は人間の知のはたらきの枠にはめることができるとしながらも、そこに是非の判断を加えない境地にあった。是非の判断が入ると、道(tao)は破壊されていき、道が破壊されていくところから愛憎の情念が湧き上がる。果たして道に完成や破壊があるのか?完成も破壊も無いのか?これは、伝説の琴の名人、昭氏の琴に喩えられるだろう。完成や破壊の区別が生じるのは、昭氏が琴を「弾いたとき」である(これにより、是非の判断が生じ、人為に差し挟まれる)。完成も破壊も無いのは、昭氏が琴を「弾かない」ときである。
参照:John Cage "4'33"
http://www.youtube.com/watch?v=3fYvfEMUJl8
The Sounds of Silence John Cage and 4'33"
http://solomonsmusic.net/4min33se.htm
・・・ステージで演者が何もしないとどうなるか?聴く側は芸術だと認識するんです。
日本でいうと古墳時代に、陶淵明が「無弦の琴」(今で言うと「エアー琴」(笑)を持ち歩いたという逸話があります。第二次大戦後のアメリカで同じことをやって、音楽に革命をもたらしたという、不思議なものです。もちろん、この境地は「知的財産権」なんていうチンケなものからも無縁です。
参照:Wikipedia 陶淵明
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B6%E6%B7%B5%E6%98%8E
荘子から陶淵明の草枕。
http://plaza.rakuten.co.jp/poetarin/5086
『大人之教、若形之於影、聲之於響。有問而應之、盡其所懷、為天下配。處乎無響、行乎無方。挈汝適復之撓撓,以遊無端、出入無旁、與日無始、頌論形?、合乎大同、大同而無己。無、惡乎得有有。睹有者、昔之君子、睹無者、天地之友。』(『荘子』 在宥 第十一)
→大人の教えというものは、影が実体によりそうような、声の響きが共鳴するようなものだ。自分から問いかけずに、相手から問われると答え、相手の意見が出尽くしたところまで配慮する。じっとしている時は音もなく、行動する時は予測がつかない。俗物たちを導きながら、物事の根本に立ち戻り、日月の巡りをも超え、形にとらわれず大同の世界にいる。大同であるが故に無であり、無私であるが故に執着がない。有を見てそれに拘泥する者は昔の君子であり、(物にとらわれない)無を見る者は天地の友なのだ。
参照:John Cage about silence
http://www.youtube.com/watch?v=pcHnL7aS64Y
釣鐘に とまりて眠る 胡蝶かな 蕪村
今日はこの辺で。
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